8月29日に北部・中部・南部合同で、サポート明星において、第3回法人研修が行われました。
鹿児島県保健福祉部障害福祉課、下村課長にお越し頂いて、「障害のある人もない人も共に生きる鹿児島づくり条例」についての説明を受けました。
障害者の現状や障害を理由とする差別事例などの条例制定の背景について、「障害を理由とする不利益な取り扱い」と「合理的配慮の不提供」の2種類の差別、差別解消の取組、条例の目的や特徴、障害者虐待防止法、通報義務や罰則規定、虐待通報・届出の状況等について学びました。
この県条例は今年10月から施行予定です。条例の趣旨を踏まえ、障害のある人も暮らしやすい環境づくりを目指します。福祉職員として、常盤会としてのプライドを持ち、専門的な支援ができるよう日々研鑽に励みます。
投稿者: try
「奏の丘」「めばえ」落成式
7月26日に、8月から新しくオープンする生活介護事業所「奏の丘」児童発達支援センター「めばえ」の落成式を行いました。
天気にも恵まれ、行政や協会、市内知的障害施設長、建築会社、設計事務所など、関係者44名にお越し頂きました。施設案内を行った後、開式し、理事長祝辞、工事経過報告、感謝状贈呈、県・市・県知的障害者福祉協会からの来賓祝辞と来賓紹介、祝の歌、建昌福祉会理事長伊東安男様の乾杯と進行していきました。
最後は、南恵会理事長、吉留康貴様の手締めをもって閉式となりました。
長かった工事も終わり、いよいよ8月1日から「奏の丘」「めばえ」のサービスを開始致します。皆様のおかげで盛大な式を挙げることができ、良いスタートが切れると思います。職員一同、誠心誠意のサービスを行いますので、どうぞよろしくお願い致します。
第1回法人内研修
5月12日にサポート明星で、13日にしろやまの風で北部・南部法人内研修(交通安全講習会)が行われました。平成26年度最初の法人内研修でした。
12日は西警察署、13日は南警察署よりお越し頂きました。
12日の研修では、食品会社社員が不注意で交通事故を起こしてしまった事例についてのDVDを見ました。その後、警部補の方からお話があり、交通事故には「社会的責任・道義的責任」と「法的責任」の2種類の責任があること、企業の損失には金銭的だけではなくイメージ的な損失もあること、昨年度、今年度の鹿児島県の人身事故・物損事故の件数や経緯について、事故防止のポイントとして交通ルールを守り、予測予見運転をすること、同乗罪・提供罪が適用され無免許運転が厳罰化されること等を教わりました。
毎日の送迎や訪問系サービスの提供、通勤等、職員が乗用車を運転する機会は数多くあります。法令順守を徹底し、安全運転を心がけるようにします。
フェーズⅡ第6回・若手職員研修(最終回)
3月20日にA班、21日にB班、25日にC班、26日にD班でフェーズⅡ・第6回の若手職員研修が行われました。
まず、セルフエスティームなどを教わった前回の研修の振り返りをグループ内で1人ずつ発表しました。
次に、「ジョハリの窓」について学びました。『私・他者』が『知っている・知らない』を組み合わせたマトリックスのことで、私とあなたの1対1を4つの窓で捉えたものです。発信、受信のサイクルを繰り返して、自己理解のために私と他者が認知している部分を広げようという、話がありました。
その次に、「親切」について学びました。親切には2種類あり、一般的に相手が喜ぶ「暖かい親切」と傷つく、嫌われる恐れがあるが後で意味が解る「冷たい親切」がある、上司になった際、両方をすれば部下の成長に繋がる、と教わりました。
午前最後は、施設長、管理職を招いての3分間スピーチのために文章を考えました。
午後からは、実際に時間を計ってペアでリハーサルを行い、良い点、悪い点を指摘しました。
そして、いよいよ発表です。フェーズⅡで気付いたこと、1年前と比べて成長したこと、決意表明の中からテーマを絞って、前に出て1人3分間のスピーチを行いました。緊張する面もありましたが、皆堂々とした発表ができました。
今回で1年に渡って学んできた「若手職員研修」が最終回となりました。社会人としての基礎や土台を学ぶことができ、また普段にはない他部署職員との交流も図ることができました。多くの時間や費用、現場の支えあいの元で、この研修が成り立ちました。講師、理事長、管理職、同僚に感謝するとともに、研修で学んだことを実践していきます!
平成26年度新任職員研修
3月8日、9日の両日、平成26年度新規採用者及び平成25年度中途入職者を対象に、新任職員研修を行いました。
1日目は、障害者の基本的理解や個人情報とプライバシーの取り扱いについて、社会福祉法人常盤会について、苦情相談要望への対応について学んだり、草牟田にある光明禅寺の松本ご住職をお招きして「心のよりどころ」という題目で講話をして頂きました。
2日目午前は、外部講師として森山先生に社会福祉の動向と福祉職員のあり方について、午後は春田先生に行動や態度、身だしなみ、挨拶、敬語などのビジネスマナーについてご講義して頂きました。
2日間を通して、社会人としての自覚や心構え、福祉職員としての知識や技能、組織としての連携技術などを学び、4月1日からのスタートダッシュが上手く切れる充実した研修内容となりました。常盤会の期待の星として活躍することを楽しみにしています。
武岡台高校生の絵画展示
武岡台高校と常盤会の交流の一環として、武岡台高校1年生が描かれた絵画を展示しています。
今回お借りした絵は有名画家の模写で、明星学園、サポート明星に5枚ずつ、計10枚廊下に展示してあります。
作品を見ることで、利用者さんの感性が刺激されたり、今後の絵画活動にもヒントを得られるのではないかと思います。
今後も定期的にお借りして、来所された方にもご覧になっていただき、常盤会の交流の輪を広げていきたいと思います。
第11回若手職員早期育成研修
2月25日(火)~28日(金)の日程で、第11回若手職員早期育成研修が行われました。今回は午前中にセルフエスティーム(自尊心、自負心)についての講義が行われ、午後からはその体験学習として各グループでミニドラマを作成し、発表しました。
セルフエスティームとは、自分自身に対する気持ちがポジティブで好意的であること、つまりポジティブな自己概念のことを指します。これが高いと、自信を持って仕事に積極的に取り組めたり、周囲への気配りが自然とできたり、活き活きと心からの笑顔でいられるなどの効果があります。逆に低いと自信のなさから仕事を任されると負担に感じたり、気分の悪さを周囲や環境のせいにしたり、活気がなく暗い印象を与えるなど、周囲にもマイナスの影響を及ぼします。今回の研修で自分自身は勿論、利用者やご家族に喜んで頂くためにも、セルフエスティームを高く持つことが必要だと感じました。
また、セルフエスティームの高さや低さは周囲の人にも影響を与えます。法人全体としてセルフエスティームの高い状態が保たれるよう、一人ひとりが向上していけたら、と思いました。
若手職員研修 フェーズⅡ第4回
1月22日にA班、23日にB班、29日にC班、30日にD班の若手職員研修が行われました。
フェーズⅡ第4回のテーマは、「課題解決力と発信力」でした。
まず、研修に入る前に、ウォーミングアップとして昨日・今朝の出来事をグループで発表し合いました。
最初に、会議やプレゼンで説得力を持たせる論理展開の方法として、「演繹法」と「帰納法」について学びました。ポイントとして「演繹法」では一般原則の確実性、「帰納法」では同種類のある事実の偏りが大切である、と教わりました。
次に、職場を活性化して楽しく仕事をするための「職場開発」についての実習を3つ行いました。
1つ目が現在、職場で上手くいっていること、いないこと、やってみたいこと、障害点の4項目をグループで模造紙に書き出し、全体で発表しました。
2つ目は、1つ目の実習で挙がった問題点に個人の考えた優先順位をつけ、そして「重要性」「緊急性」「効果性」「実現可能性」「欲求」の5つの判断基準からグループで話し合いました。
最後の3つ目は、ゴムボールを順番通りに全員で回すにはどんな方法が速いのか、逐一タイムを計って、少しでも良い記録が出るように試行錯誤しました。
問題解決のためには何度もめげずに挑戦することが大切である、と感じました。ネガティブな問題だけでなく、基準線以上のポジティブな問題解決に向けても挑んで行きたいと思います。
年始式
明けましておめでとうございます。
本日、常盤会全職員が参加しての年始式が行われました。新年の挨拶をした後、理事長より年頭の訓辞をいただきました。近年、社会福祉法人を取り巻く法・制度、環境はめまぐるしく変わっています。これらの変化を恐れず、考え方を変えないと取り残される、という強い意識を持って行動を起こして欲しい、そして夢や目標を持って欲しい、とのお話がありました。
続いて、その言葉に答えるかのように各事業所代表者が「新しい年に向けて」と題した熱い思いを発表しました。熱意のこもった発表に、聞いている側も益々やる気が湧いてくるように感じました。
その後は永年勤続者や資格取得者への表彰と記念品の贈呈も行われました。
一人ひとりが昨年の反省と新年の目標を胸に臨んだ年始式、気持ちも新たに新年をスタートさせました。今年も地域の方々の社会福祉支援を目指して、職員一丸となって、誠心誠意のサービスを行って参ります。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
12月度若手職員早期育成研修
12月12~17日にかけて若手職員早期育成研修がありました。
今回は文章作成のルールと、論理的思考について学びました。私たち常盤会職員は、内部文書による職員間の情報共有は勿論、連絡帳やお手紙によってご家族や関係者の方々と「文字での交流」を行っています。今回学んだ7つのルールに従って、思いの伝わる、わかりやすい文章の作り方をマスターしたいと思います。
続く論理的思考の学習は、情報を分類することから始まりました。分け方の一つ一つに意味があり、その時々に応じ必要な分け方を選択することで、情報の理解を深められることを知りました。普段何気なく行っている分類も、意図を持って行うと新たな気づきが得られるかも知れません。
全12回の研修も、残すところ3回となりました。今後の研修も気づきと学びを大切にし、実りあるものにしていきたいと思います。