施設外活動(コスモス観賞)

さわやかな秋晴れの下、コスモス観賞とバラ園での施設外活動を行いました。
コロナ禍でなかなか外出機会のない中、少人数の3班に分かれ感染対策(3密回避・消毒・マスク)を確実に行いながら、第1・2陣は雲1つない青空の下、ウィズで作っていただいたお弁当とメロンパンを持って出かけました!

まずは、慈眼寺公園でのコスモス観賞です。一面に咲き誇るコスモスをみて「きれいだね~。」「来てよかった。気分が晴れるね。」の感嘆の声。

次は、錦江湾公園でのお弁当・おやつ(メロンパン)・バラ園散策です。
そして、何といっても外で出の活動の楽しみは〝お弁当″。みなさん到着したらすぐに「どこで食べますか。」と職員と協力して準備を始めました。
今回は「コロッケ弁当」です。
「美味しそう!」「秋晴れの下で食べると美味しいね。」「コロッケサクサクだよ。」とみなさんとてもうれしそうにあっという間に完食でした。
バラ園では色とりどりの花を見たり、香りを楽しまれたりと満喫していました。雄大な桜島も皆さんを歓迎してくれました。

帰りの車では、歩き疲れた様子でしたが、「次は、桜かな。」「この道は桜が両方あるから春はきれいかも。」と思いを春に向けていました。また、機会を作って施設外活動を行いたいと思います。皆さん、大満足の1日でした。

敬老会

まだまだコロナウイルス感染症の終息の見えない中ですが、若い入所者さんを中心に、マジックとハンドベルの演奏で先輩方のこれまでの労をねぎらい、感謝の気持ちを表し、併せて入所者全員の心の健康を維持する為に企画しました。
マジックは職員と一緒にネタを考え練習を重ねて、皆さんに楽しんで貰えるように当日本番前まで練習を重ねての披露です。
脱出マジックでは横から少しネタが見えた所もありましたが、そこは愛嬌、皆さんは笑顔でスルーし、「ほうー」という歓声まで頂きました。年配の方々の優しい気遣いです。

おかげで若い人達はほっと胸をなでおろしていました。


ハンドベルの演奏は秋をイメージした曲で「子狐こんこん」です。ハンドベルは初めてという方もいましたが、毎日の練習の成果で立派な演奏を披露し、年配の皆さんにも大変喜ばれました。


ささやかではありましたが、記念品も準備し、満面の笑みで受け取られました。年配の方々には、特別な職員手づくりの記念品も準備しました。

「人生生きてきてよかった」これを見て又頑張れる」との言葉を頂き、職員も嬉しく思いました。


最後は全員の記念撮影で締めくくりました。


敬老の日のお楽しみイベントばかりではありません。

今日の昼食は、皆さんからのリクエストがもっとも多かった大きなエビ入りの天丼でした。ここでも大盛り上がりでした。

 

夏祭り&かき氷フェス

コロナ感染が爆発的に増えて、施設外に出ることが今まで以上に困難になってしまいました。
入所者の表情も日を追うごとに暗く沈んで見えます。
そこで、去年好評だった「かき氷フェス」を今年も開催し、笑顔を取り戻してもらうことにしました。

 

「去年と一緒では面白くない。夏祭りを一緒にしては」と考えて、夏祭りにありそうなものを考えました。

「うちわ」「射的」「ヨーヨー釣り」・・・「ストラックアウト」?

 

利用者と一緒に準備に取り掛かり、気持ちを盛り上げていきます。うちわ作りに看板作り、ヨーヨーの風船を膨らませる作業。
「夏祭りが待ち遠しい」との声もあり、笑顔が日に日に戻ってきました。

 

職員も知恵を絞りアイデアが膨らみます。開会式に華を添えようと音楽クラブのハンドベル演奏をすることにしました。練習に入ります。

 

順調に準備も進み当日を迎えました。「夏祭り&かき氷フェス」の開幕です。

音楽クラブのメンバーは「うみ」「きらきら星」をハンドベルの涼やかな音色で披露しました。
始まる前は緊張した様子でしたが、練習の成果が出て間違うことなく奏でることができました。大きな拍手があり、終わったあとは安堵の表情へと変わっていました。

本当に素晴らしい演奏でした。

 

「自分達で作ったうちわ」と「催しものに参加したことが分かるスタンプラリーカード」を配ります。催しに参加したときカードにシールを貼るようにしました。

「射的」「ストラックアウト」では、景品を用意していたので、白熱して楽しんでおられました。

「ヨーヨー釣り」では、ゴムの輪っかに針金を引っ掛けるのが難しかったのか、何度も挑戦する入所者がおられました。

皆さんとても集中していて、あっという間に時間が来てしまいました。

 

次は「かき氷フェス」です。

今年も大好評で、2回目をお替りする方が多数いました。中盤に差し掛かり「くじ引き抽選会」です。スタンプラリーカードの裏に記載した数字が抽選番号です。
カードの数字を見比べて、自分の番号が呼ばれると勢いよく手を上げて満面の笑みでした。

今回の夏祭りの中で「くじ引き」が一番盛り上がりました。最後が笑顔いっぱいだったので、「夏祭り&かき氷フェス」は大成功であったのではないかと思います。

翌日には「昨日はありがとうございました。」「楽しかったです」と言ってくれました。

 

去年からずっと続く新型コロナの影響で、やりたいことが制限されストレスを感じている方も多くいらっしゃると思います。ときわの丘では、少しでも気持ちが落ち着くように、これからも楽しい企画を考えていきます。今回の「夏祭り&かき氷フェス」の様子を見て、ストレスを感じている方々の癒しになれば幸いです。

 

 

 

 

コロナ禍における施設外活動

コロナ禍における自粛生活が長期化する中,ときわの丘では,コロナウイルス感染予防対策を厳密に実施し,熱中症予防にも十分留意しながら,近距離での移動,屋外での活動及び短時間での実施を考慮しながら施設外活動を計画し提供することとしました。

まず,昼食を外で食べることはできないか。・・・「ウィズで食事」
次にどこか公園?広々とした場所はないだろうか。・・・船はいませんが?「マリンポート散策」。
もう1か所どこかないのだろうか。・・・「谷山神社で参拝」  そして,施設へ。何とかコースを描くことが出来ました。

全利用者さんを三班に分けて実施しました。みなさん,コロナの影響で施設の外に出ることは病院受診以外では1年半ぶりであり,前日から落ち着かない様子が感じられました。出発当日もみなさんの衣装・帽子等を見ると,どこかよそ行き?の様でした。
いざ出発。谷山の街を2台の車でゆっくりと昼食のレストランまでドライブ。車内では,久しぶりの街並みにキョロキョロする様子。
レストランでは温かい生姜焼き弁当が準備されていましたが,みなさん黙食に慣れているのか静かな感じのランチに。時間が経つにつれ,徐々に緊張もとれ,次第に笑顔も見られるようになりました。皆さん食べる時間は何時もと一緒で早い。もう少し味わって。

次に向かったのは,マリンポート。豪華客船はいませんが,桜島,錦江湾そして大隅半島と雄大な景色を目の辺りに。座ってじっくり見ているだけでも・・・。ところが,周囲のランニングコースを3周も歩く利用者さんがおられました。職員は・・・。ところで,咽喉が乾いたので利用者さん個々で自販機でジュースを購入して頂きました。皆さんどれにしようか迷っておられる人,既に決めていた方と色々でした。

桜島を見ながらジュースを飲み干すと次は谷山神社へ。
谷山神社へ到着。利用者さんと鳥居を潜り,私が神社の境内の真ん中を歩いていると「真ん中は神様の通り道。歩かないように。」と叱られました。利用者さん各々願い事をされておられました。職員の中には,利用者さんに自身の婚活成就を願ってと歎願される方も。そして,利用者さんは何を願ったのでしょうか。記念撮影後,神社を後にしました。

施設外活動を終えて,良かった点,反省点,改善点多々ありましたが,それぞれを今後の活動に活かしていかなければなりません。そして利用者さんのコロナ感染予防に更に努め,より一層楽しんでいただける活動を提供していきたいと考えています。

夏野菜の収穫

園芸クラブの活動で野菜づくりに挑戦しました。
今年は梅雨入りも早く、先月植えた野菜の生育状況の心配もありましたが、晴れの日の太陽を十分に浴びてすくすく育ってきました。
まずはキュウリ。職員の身長も軽く超えて上へ上へと伸びています。黄色い花をいくつもつけ、立派な実もつけました。給食で提供したところ、美味しいと評判でした★
次は、トマト。小さな緑色の実が徐々にふくらみ日に日に色付いてきました!かわいい黄色のトマトです。ピーマン・ナスは背丈がまだ低く、心配しましたが、きれいな紫色の花と白色の花をつけたかと思ったら可愛い実をつけて収穫が出来ました。みんなで美味しくいただきました。夏本番はこれからなのでまだまだ成長が楽しみです。

 

更に、夏の花「朝顔」も植えました。こちらは、1人1鉢運動です。自分たちでお世話をしてもらっています。今は葉っぱとツルがどんどん成長してます。どんな色の朝顔が咲くか楽しみですね。
植物からたくさんの元気をもらって、暑い夏を元気に過ごしていきます。

園芸クラブ ~あさがおの種まき~

ときわの丘では、充実した生活を送るための取り組みとして音楽・園芸・ゲーム・手芸木工の4つのクラブ活動を

行っています。園芸クラブでは、どの植物を栽培するかクラブの利用者さんと話し合いを行いました。話し合いの

結果、あさがおの栽培をすることになりました。移植小手を使って、ポットに土を入れている様子です。

 

あさがおは芽が出てからプランターに移し替える作業を予定しています。種を植えてからは、朝と夕2回の水やりを

園芸クラブのメンバー交代で実施しています。早く芽が出てこないか気になり、何回も様子観察をされる姿も見受け

られます。これからの成長が楽しみです!

また、トマトやキュウリ等の栽培にもチャレンジしてみようと小さな畑を建設中です。利用者さんも完成するのを楽しみに

されています。梅雨に入り蒸し暑い日も続き日々気温が高くなりますが、熱中症対策をしながら活動に取り組んでいきたいと

思います。

新体制となって初めての自治会

新年度の新しい自治会の役員が決まりました。
入所者の皆さんから選ばれた役員の任命式の様子です。

 

初めて選ばれた役員でも進行がスムーズに出来るように、役員会を開いてから自治会を開催します。

 

今回は掃除について入所者から意見が出たことを話し合います。
コロナ禍で朝、昼、夕方に掃除をしていますが、昼と夕方は職員がしています。手伝ってくださる入所者もいらして助かっています。

「体を動かすために、昼と夕方の掃除の手伝いを手分けしてしたらいいのでは?」との意見を出されました。

自治会の様子です。

 

身体の不自由な入所者は無理をせず、モップ掛けと手すりや椅子の消毒を職員と協力して行うことし、
その後、班ごとに分かれて細かい取り決めを行いました。

 

会長さんは、初めての司会進行で緊張していた様子でしたが、滞りなく終えることができていました。
役員の一人が職員に「上手く出来たよね。今日は良く眠れる」との言葉がありました。

救護施設では、地域生活移行の支援もしています。ときわの丘を出たときに自分の意見をしっかり伝えることができる。また、交流が上手く行えるように自治会は大切な支援の一つと考えています。

ときわの丘が始動して2年目に入りました。より良い環境を入所者と共に作り上げていきたいと思います。

 

救護施設の様子 ~音楽クラブ~

今回は音楽クラブを紹介します。

音楽クラブは皆さんの仲間づくりや生きがいづくり又地域の方とのコミュニケーションを図ることを目的に結成されました。

今回のメインはハンドベルです。ハンドベルは殆どの方が触るのは初めてです。

ベルの鳴らし方や響きかた等自分の耳で聴き、全身で感じながら練習しています。


まだ月一回の練習しかできていませんが、きらきら星を練習しています。

音を出すところが分からない方も多く職員が誰の所か、利用者に指をさしながらゆっくり鳴らしてもらっています。
何とか音楽♪になり 皆さんも演奏が出来た事に満足そうでした。又伴奏のピアニカの得意な方もおられ皆さん楽しく取り組まれていました。


何曲か演奏できるようになったら、施設の中での発表の機会を作ったり、地域の方々との交流もかねて演奏の機会を作りたいと思います。

 

救護施設の様子 ~散歩・散髪編~

今回紹介する活動は、散歩と散髪です。

 

散歩は、1週間に一回実施しており、天気が良くない日は、室内での体操に変更です。

まずは、ラジオ体操から開始。身体をほぐしてから歩いています。

 

周りのペースに合わせて歩くこと、地域の方々へのあいさつ、季節ごとの花々や草木の鑑賞など目的を持って歩くことを心掛け

 

「気持ちいい」「楽しい」

花を観れば「綺麗」「かわいい」と笑顔いっぱいです。

 

次に、散髪の紹介です。

ときわの丘では、二ヶ月に一度。理容業者の方に来て頂いています。コロナ禍の現在は、密にならないように男性・女性で日を分けています。

散髪して下さる方々と顔なじみとなり、リラックスした時間となっています。

春に向けて、髪も気持ちもさっぱり出来ました。

 

 

三寒四温を繰り返しながら、季節は春へ近づいていきます。新型コロナウィルスも落ち着き、穏やかな日常に戻ることを切に願っています。

 

感染予防対策

ときわの丘は、入所者さんの生活の場なので、感染症を広げないことが重要だと考えています。万が一の場合に対応するため、1室を専用の部屋として用意しました。
部屋には、トイレや洗面台・ベットもあり、透明カーテンを設置しました。廊下にも透明カーテンの準備とレッドゾーンとの区分けの線も引いています。
不織布の防護服は手袋などとセットにしています。
感染予防対策は準備を進めれば進めるほど見えてくる部分が多々あり、準備し過ぎることはありません。まだ不足もありますが職員・利用者一丸となり「持ち込まない・広げない」に努めていきます。


その他、食事前の手洗い・消毒はもちろんですが、感染予防対策の一環として食堂にポリカーボネートの衝立を設置しました。
どのような形にするか・どうしたら安定するかなど職員・利用者で考えて一緒に制作しました。


販売もしておりますのでご検討中・購入ご希望の場合はご連絡ください。