11月30日に,生活介護の皆さんで芋堀りを行いました!
かねてからこの日を楽しみにされ,「もうお芋はできたかな」と,園庭散歩の度に畑を覗き込む方もいらっしゃるほどでした。
手袋をはめて,準備万端!皆さん総出で,土に隠れている芋を探します。指先の感触を頼りに,「あった!」と力を込めて引き抜くと,大きな芋から小さな芋まで様々な大きさの芋が出てきました。
寒空の元での芋掘りでしたが,寒さも吹き飛ばすような皆さんの笑顔が輝いていました。
12月3日、いこいの丘にアジアから研修生が来られました。
マレーシアからの女性研修生で、お名前は「チャン・プイプイ」さん。笑うとえくぼが出て、
お名前の通りとっても可愛い方で、年齢はシークレットだそうです。
最初は少し緊張された様子でしたが、利用者さん達に紹介され、皆さんがご自分のおばあさまと
同じような年齢である事と、笑顔で迎えられたことに安心されたようでした。
早速利用者さん達とクリスマス飾りの作成をされたり、テーブルゲームのジェンガにみんなで
ハラハラドキドキ、利用者さんの屈託の無い接し方に一体感が生まれたようです。

昼食時に、お国のクリスマスの様子を話して下さり、家の中はツリーは飾るけどいこいの丘の
ような壁のデコレーションや吊るし飾りは無く、とても綺麗と褒めて下さいました。又、マレーシアは
平均気温が25℃くらいあるので、鹿児島とはいえ寒くてチョット辛いと言われていました。
昼休みに「今日の実習の記録をつけたい」と言われ、その内容を少し見せていただきましたが、
辞書も使わずに正しい漢字を書かれ、「てにをは」も間違える事無く使われていることに職員達は
感心するばかり!
チャンさん達はこの研修の為に1年程日本に滞在されており、もちろん日本語も勉強されてきていますが、
綺麗な言葉と語彙力、そして話すだけでなく筆記にも長けており、「自分が海外に1年滞在したからといって、
これ程語学を習得できるだろうか?」と考えるとその能力の高さと努力に頭が下がります。



そして午後からは利用者さん達とおやつ作りを手伝って下さり、メニューは鹿児島弁で「ねったぼ」、
芋餅です。さつま芋の皮剥きをお願いしましたが、包丁はチョット苦手という事でピーラーで挑みます。
手つきが良く、アッという間に半分位を剥き終え、白玉粉を丸める作業も手慣れたものでした。
午後のレク、テーブルホッケーでは皆さんと勝負に歓声を上げ、利用者さんを気遣い少し手を抜いて
下さる余裕も見えました。


おやつの時間、一緒に作ったお餅を「美味しい!、東京に帰ったらみんなに作ってあげたい」と喜ばれ、
利用者さん達からは「もう帰るの?寂しいな」と声を掛けられ、いこいの丘の実習が終わりました。
チャンさん、あと数か月、身体に気を付けて頑張って下さい。
11月の一週目は自然散策週間として、お散歩先で沢山の自然に触れて楽しみました!
乳児クラスはおやつを持ってお散歩に行ってきました。元気に体を動かして探索を行い、「どんぐり あった!」と発見を喜んだり、「ほら みて!」と共有することを楽しんだりする姿が見られました。自分で見つけたドングリなどを宝物のようにギュっと握りしめる姿がとっても可愛らしかったです‼
幼児クラスは、普段遊んでいる公園で秋の自然を探しながら遊んだり集めた葉っぱやドングリなどを使って制作を行ったりしました。ドングリなどいつもと少し違う素材を使った制作に普段以上に熱中していた様子の子どもたちでした。又、ちゅうりっぷ組は延期になっていた遠足を行い、お弁当を持ってアスレチック公園とじゃぶじゃぶ公園に行ってきました。「お弁当はいつ食べるの?」と何度も聞いて、お弁当が待ちきれずとっても楽しみな様子の子どもたち。お弁当の時間になるととっても嬉しそうにお弁当の中身を見せてくれ、一つ一つを「おいしー!」と言いながら味わって食べる姿がとても微笑ましかったです!