つくし 感覚あそび

今回,つくしグループの感覚あそびで行ったスライム作りをご紹介します。
スライムを作るにあたって,子ども達と一緒に感触や形の変化を五感で楽しめるように行いました。

朝の会で「今日は感覚あそびします!」と伝えると「やったー!」と言って喜ぶ子ども達。
早速,スモックを着て,準備万端!
まず最初に一人ずつ糊を配り,触ってもらうと…「うわー,ベトベト…」と浮かない表情。
「これスライム?」と疑問を持ち,聞いてくる様子もありました。

 

 

 

 

 

そして,糊の感触を体験した後に登場したのが…魔法の水!

実際は,水にホウ砂水を溶かした物ですが,これを糊の中に入れると…あら不思議!
徐々に固まり,スライムになっていく様子に子ども達も「すごーい!」「のびるー!」「せんせい!みてー!」と手のひらで転がしたり,伸ばしたりと色々な遊び方や表情を見せてくれました。

そして終わりを告げるタイマーが鳴ると「あー楽しかった」と言って,満足気な表情を見せながら一緒に片付けを行いました。
今後も様々な感覚刺激を通して,活動を楽しみながら子ども達の成長へと繋げていきたいと思います。(徳丸)

そら ボウリング

今回は対象物を良くみてボールを転がすこと,ボールを転がす時の手や手首の動かし方を確認することをねらいとしてボウリングをしました。

「今日の活動はなに?」「ボウリングするの?」と朝から楽しみな様子の子どもたち。ペットボトルの的についた鬼を見せながら「今日は鬼さんを倒すよ。」と伝えると,節分を思い出したのか,少し緊張した様子もありました。

はじめに対象物を見ながら転がす動きを確認しやすいように,長い棒の上にボールを置いて転がしました。ボールを押すと棒に沿って転がっていきますが,バランスボールを使用したことで身体全体を使って転がすことができました。

次に,小さな青いボールを使用しました。「ボールを床につけて転がすよ。」とお手本を示すと注意深く見ている姿がありました。バランスボールとは異なり,ボールを床につけるためには姿勢を低くする必要があります。自然と前傾になったり座ったりとボールを転がしやすい体勢を取る子どもたち。1~3回程の挑戦で的を倒すことができました。

最後は,的を4つに増やして挑戦です。今度は横に逸れないようにするための棒がなくボールもさらに小さくなったため,なかなか当てることが難しかったり最後の1つで集中が切れたりする様子もありましたが,待っている子どもたちから「○○くん,がんばれ!」と次々に声が掛かりました。職員が「この鬼さんを見てね。」「鬼さんの前から転がすといいね。」と声を掛けたり寄り添って真っ直ぐ転がす手本を見せたりすると,お友達からの応援もあり4つの的を倒すことができました。

ボールを使ったあそびでは,投げたり転がしたりするためにバランスの取り方や手首の使い方を知ることができます。自由あそびでもボールがあると積極的に身体を動かす子どもたち。これからも,たくさん遊びながら身体の使い方を知ることができるように支援していきます。

今年度も残り少なくなりました。1日1日を大切に,お友達とたくさん関わっていってほしいです。(綾織)

そら 生活体験(掃除)

 3月に入り,今年度も間もなく終わりを迎えようとしています。今年度1年間の教室の汚れを落として新しい年度を迎えるために,生活体験で掃除に取り組みました。

まずは,窓や壁の掃除に取り組みました。足を大きく広げ,ふきんが落ちないように一生懸命拭いて「ここが汚れているね!」,「綺麗になったよ。」と嬉しそうな表情で掃除に取り組んでいました。

次に,全員で床の雑巾がけをしました。四つん這いの姿勢のままバランスを保って前に進むのは,子ども達にとって意外と難しい動きですが,とても上手に進んでいく子どもたちの姿に,家庭での手伝いの積み重ねを感じました。

子どもたちのおかげで,教室がとても綺麗になりました。これからも,家庭での掃除のお手伝いも頑張ってほしいです。

今年度も残り1ヶ月を切りました。4月からは新しい環境での生活が始まる子どもたちもいますが,これからもめばえでの想い出や経験したことを胸に,色々なことに挑戦していってほしいです。(迫)

 

バイキング給食 ぶどう組

3月5日、ぶどう組のバイキング給食がありました。

はじめに、栄養士からバイキング給食についてのお話がありました。

初めてのバイキング給食に、子どもたちは用意されたメニュー表を嬉しそうに見ていました。

バイキングがスタートすると、おぼんを持って並び、自分たちの好きな物を言って皿にとってもらいました。本来なら子ども一人一人自分でとってもらいたかったのですが、新型コロナウイルス感染症予防のため、職員が盛り付けました。

子どもたちからのリクエストがあったチーズバーガーは、自分たちで具材を挟んで作りました。普段あまりできない体験に終始笑顔で楽しそうな様子でした。

普段と違った給食に、子どもたちは会話も弾みながら、美味しそうに食べていました。

一人の男の子が皿に盛られたレモンを食べてみたいと、がぶっと噛んでみると、あまりの酸っぱさに驚いた様子。すると、その様子を見ていた周りの子たちも「食べてみたい!」とレモンを舐めて、「酸っぱい」と顔をしかめながらも笑いながら楽しんでいました。

おかわりもたくさんして、お皿はあっという間に空っぽになりました。思い出に残るバイキング給食でした。

 

 

施設内散歩

気温の寒暖差はありますが,3月になり少しづつ過ごしやすい天候になりました。生活介護の利用者さんは,午前中晴れの日に施設内散歩を行っています。暖かい日差しの中,上着を脱いで長袖シャツ姿で散歩されている利用者さんもいらっしゃいました。

 

職員が一緒に付き添い散歩されている方・施設内に植えてある花や野菜を眺めている方など,それぞれの方が散歩を楽しまれていました。隣のときわの丘建設中は,建設車両や現場を眺めるのが男性利用者さんの人気スポットになっていました。
外に出る楽しみが増えてくる季節となってきました。