放デイ みかん狩り

今回の施設外活動では,この時期が旬のみかん狩りに行きました。

みかん狩りに向かうバスの中でも「たくさん取るぞ!」とやる気十分の子どもたちでした。

いざ,みかん狩りが始まると坂道が多いのも気にせず,オレンジ色に染まったみかんを見つけハサミを上手に使って取っていました。その場で,取れたてのみかんを頬張り「甘くておいしい!」と新鮮な果物の味を楽しんでいました。家族へのお土産として,大小さまざまなみかんを取り,嬉しそうに持ち帰っていました。

みかん狩りの中で自然と触れ合う貴重な体験をすることができました。鬼塚望岳園の皆さん,ありがとうございました。

 

放デイ:ハロウィン

10月31日に10月の季節のイベントであるハロウィンの活動を行いました。

10月の始めからハロウィンに向けて,マント作り,お菓子入れ作り,飾り作りを行い,準備を少しずつ進めてきました。

迎えたハロウィン当日は,「今日はハロウィン!お菓子も貰えるのかな?」「家から衣装を持ってきたよ。」とみなさんワクワクしている様子でした。

まずはイラスト等を使って,ハロウィンの意味や由来について確認したり,お菓子を貰う時のやりとりの仕方を確認したりしました。お菓子を貰いに行く前に仮装の準備をすると,子ども同士で「似合うね。」「可愛い。」と褒め合う様子が見られました。

お菓子を貰いに行く場面では,事前に確認した通りに「トリックオアトリート!」と言葉で伝えたり,カードやジェスチャーで伝えたりとそれぞれの手段で伝えることができました。貰った後もしっかりと「ありがとう。」とお礼を伝えてくれました。

また,お菓子を渡す役割を担ってくれた子も恥ずかしそうにしながらも相手を見ながら「どうぞ。」と優しく渡してくれました。

今回のハロウィンの活動は,季節の行事を知り,職員や友達との関わりを楽しむことや言葉やジェスチャー等で相手とやりとりをすることをねらいとして行いましたが,みなさん,友達同士でコミュニケーションを取りながら,やりとりを楽しむことができました。

 

今後も活動を通して様々な経験ができるよう取り組んでいきたいと思います。

社会体験(レストラン)

☆本日のメニュー

・ごはん

・唐揚げ

・ハンバーグ

・スパゲティサラダ(キャベツ,きゅうり,トマト付き)

・味噌汁

・ゼリー

社会体験として同,法人の「レストランホクレア」で保護者の方も一緒に食事を摂りました。前日からとても楽しみにしている声が聞かれ,当日は,笑顔でお友だちとバスに乗って移動したり,少し恥ずかしそうにしながら保護者の方と一緒にレストランホクレアに来られたりしました。

 

ホクレアに着いてからは,小さな声でお話することや室内では歩いて移動すること等のお約束を守り,食べる時の挨拶や食具の使い方を確認しながら食べました。いつもと異なる楽しい雰囲気と保護者の方も一緒に食事を食べることで,子どもたちもニコニコ笑顔で「美味しいね。」等お話しながら意欲的にたくさん食べることができていました!また,苦手な野菜にも挑戦し,食べれたことを嬉しそうに報告してくれ,改めて食事を食べる環境や雰囲気が大切であると感じました。

      

今後も,子どもが積極的に食べたいと思えるようなメニューや環境作りなど様々な工夫を行い,少しでも多くの物を食べられるようにしていきたいと思います。  (中間)

 

にじ 楽器あそび

今回は, 様々な楽器に触れて音楽表現を豊かにしたり周囲に合わせて取り組んだりすることや聞き取る力を高めることをねらいとして,楽器あそびに取り組みました。

まず初めに,楽器の音の違いを知ることができるよう,楽器当てクイズに取り組みました。子どもたちは目を閉じ,静かに聞いています。そして音が聞こえると素早く「タンバリンみたいな音がする!」や「鈴かな?」等音から楽器を想像して答えてくれました!

次に,聞き取る力を高めることができるよう,支援者がハンドドラムをたたいた数を聞き取り,聞こえた数だけ楽器を鳴らすよう促しました。集中して音を聞く子どもたち。音を聞き終わると「3回叩いていたから3回鳴らす!」と発言したりしながら同じ数だけ音を鳴らすことができました!

 

更に楽譜に合わせて楽器の演奏に取り組みました。お友達と演奏することは周囲に合わせて取り組む経験に繋がります。

初めは,リズムよくたたくことが難しい様子がありましたが,回数を重ねる度に上達し,最後にはみんなで音を合わせることができましたよ。

 

最後に,自信や達成感に繋げることができるよう,使用した楽器や頑張ったことを振り返りました。

1つの活動の中に,様々な刺激があり,子どもたちはそれを感じ取っています。今後も子どもたちの成長に繋がるよう,多方面から働き掛けていきたいと思います。

                              (中野)

ほし 協力サーキット

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、実りの秋…楽しみの多い季節がやってきましたね。

今回は,他児と協力したりペースを合わせたりすることをねらいに協力サーキットに取り組みました。まず,支援者が手本を提示しながら活動の流れを確認しました。その際,取り組む順番やペアを確認することで見通しに繋げ,着席して順番を待てるように働き掛けました。

今回は,①2人組でペースを合わせて六角マットをジャンプで進む。②手を繋いで平均台を渡る。③階段状になっているマットを上り下りする。④ウレタンブロックを踏まないように気を付けながら一緒に歩く流れで取り組みました。③と④では,他児と協力する経験や色の認知に繋がるよう,ボールを落とさないようにボールが入ったトレイを一緒に運ぶようにし,ボールを籠に色分けしてゴールとしました。

膝を曲げてジャンプをしたりバランスをとりながら平均台を渡ったりなど,1人では難しいことも友達と一緒にすることで楽しく取り組むことができました。時折,自分のペースで先に進んでしまうこともありましたが「一緒に進むよ。」,「“せーの”だね!」等と声を掛けると,相手の様子を確認しペースを合わせて進むことができました。また「“まって”だね。」等と声を掛け,相手に待ってほしいときの伝え方も確認しました。

日に日にお友達同士の関わりが増えてきているほしぐみさん。「○○くん一緒に遊ぼう。」,「○○さんと座りたい。」等,たくさんの声が聞こえてきます。今後も“お友達と遊ぶと楽しい”と思ってもらえるよう,様々な経験やあそびを通して関わりを促していきたいです。

これから寒くなってきますが,是非親子でもスキンシップをとりながら一緒に身体を動かしてみてはいかがでしょうか。

(藤谷)

放デイ:活動(園庭)

19日の活動では,全員で園庭に出て健康保持に欠かせない運動に取り組みました。

まだまだ夏の暑さが残る日も多く,この日も気温が高かったため,活動の前後でしっかり水分補給も忘れずに行いました。外に出ると,バドミントンや虫とり,散歩とそれぞれ取り組みたい内容を選択し,それぞれ職員やお友達と一緒に参加しました。最後は職員の声掛けに合わせてみんなでかけっこを行い,園庭の端から端まで全員で競走することで十分に身体を動かすことができました。(脇田)

ほし お絵描き・点つなぎ

まだまだ暑さの残る日々ですが,めばえの子どもたちの笑顔や元気に職員もエネルギーをもらっています。

本日は,ほしグループにて机上あそびを行いました。「お絵描き」というと,はじめはなぐり書きや丸,だんだんと顔を描いたり手足を描いたり…というイメージがあるのではないかと思います。ほしグループのお子さんは,集団での経験や様々な線を描くこと,色を知りながら使うことを目標に取り組んだりクレヨンやマーカーなど使う道具も発達段階によって提供したりしています。

教材や道具を提供する前に姿勢を正します。腰が折れる仙骨座りになったり机と椅子が離れていたりすると姿勢を保ちづらいため調整し,非利き手は用紙をおせて描くよう伝えることで姿勢や動作も安定します。机上の作業は,両手がそれぞれの役割を行う必要があるため学習のための基盤つくりにもなります。

最近は,虫や恐竜がブームのほしぐみさん。図鑑を見て支援者に教えてくれたり「見てみて!こんな恐竜がいるよ!」と見せてくれたりするお子さんがたくさんいます。好きな色を選んだり描くものをイメージしたりすることも1つの力であるため,イラストを提示して形や様子をイメージしやすいようにすると「これを描く!」と張り切った様子の子どもたち。用紙に大きく描いたり支援者に手伝ってほしいことを一生懸命伝えながら楽しんで描いていました!

描くことの発達段階だけでなく,筆記具の持ち方,筆圧,支援者とやり取りする様子など様々な様子から,食具はどれが適しているか,理解はどれくらいか等も観察できます。「お箸にチャレンジしたい」「園で練習が始まりそう」など,それぞれの環境や手指,運動の段階に応じて適した道具を一緒に相談させていただけたらと思いますので,ぜひご相談くださいね。

(春田)

にじ クッキング

今回のクッキングでは,ホットケーキを作りました。にじグループでは支援者の説明を最後まで聞くことや手順に沿って作ることをねらいとし取り組みました。作り方の説明の際には椅子にしっかりと座り,支援者の話を聞くことができていました。材料の確認を行うと「これは小麦粉!こっちは牛乳!」「ベーキングパウダーって何?」等,ワクワク感が伝わる言葉が飛び交っていました。

作る工程では,卵や牛乳を入れ,混ぜる作業を分担しながら,材料の混ざる様子を観察したり,混ぜる回数を一緒に確認しながら行いました。
生地を焼く工程では支援者の手添えでひっくり返すことに挑戦しました。事前の約束事でホットプレートは触らないことを確認していたことで「熱いから火傷するよね。触ったらだめだね。」と自分たちで考えながら行動することができていました。

その後は,ホイップクリームやカラースプレー,フルーツをたっぷり盛り付け,お友達同士で「見て見て!おいしそうでしょ?」と会話を楽しんでいました。

給食もいつも以上にモリモリと食べ,その後は自分たちで作ったホットケーキも完食し,子どもたちの食欲にも驚かされました!

今後もクッキングを楽しみながら指示理解や複数動作の獲得にも繋げていきたいと思います。(榎本)

 

放デイ:買い物練習(夏祭り)

8月23日(金)に買い物練習として夏祭りを行いました。夏休みが始まってから,夏祭りに向けて,看板,券,売り物等の準備をみんなで協力して取り組んできました。「夏祭り楽しみ!」「たくさん売りたい!」とワクワクしながら,活動や余暇時間を使って制作してきました。

また,児童発達支援の子どもたちに夏祭りの招待状を書きました。各クラスを回り,「23日に夏祭りをするので,来てください。」とお知らせすることができました。

そして,迎えた夏祭り当日。

送迎車の中から「今日は楽しみ!」「いっぱい売れるかな?」とワクワクしている様子でした。

児童発達支援の子どもたちが夏祭り会場に入ってくると・・・

「いらっしゃいませー!!!」と大きな声で呼び込むことがきました。

お客さんが自分のブースに来ると緊張していた子どもたちでしたが,職員と一緒に確認しながら,券を受け取って,商品を相手に渡すことができました。緊張が解れてくると,児童発達支援の子どもたちに合わせて屈みながら商品を渡す等,優しく接する姿が見られました。

児童発達支援の子どもたちが帰った後は,自分たちがお客さんになり,欲しい商品を真剣に選んで,やりとりの仕方を確認しながら買うことができました。

夏休みの間,夏祭りに向けて一生懸命準備してきた子どもたち!

夏祭りが終わって「楽しかった!!」「たくさん売れてよかった。」「小さい子たち可愛かった。」と達成感に満ち溢れていました。

 

夏休みもあともう少しで終わりますが,引き続き熱中症等に気を付けながら,様々な経験ができるよう取り組んでいきたいと思います!

 

そら 水あそび(泡)

今回,泡の感触を味わうことをねらいに,水あそび(泡)を行いました。

大きなたらいにもこもこの泡ができ始めると子どもたちは目を輝かせ,泡が膨らむ様子に見入っていました。

色のついた泡ができると,思い思いに遊び始め感触を確かめる様子がうかがえました。

職員がペットボトルを吹いてもこもこの泡を作ると嬉しそうに手を伸ばしてくる子どもや,不思議そうに少し不安そうに触れる子どもなど反応は様々でしたが,実際に触れて泡の感触を確かめると,すぐに笑顔が見られ安心して遊び始めていました。

         

また泡に直接触れて感触を確かめることはもちろんですが,スコップやお玉などを提供し手首を動かしながらすくう動作を促すことで,食事動作に繋げられるよう働き掛けました。

         

   

ソフトクリームに見立てて泡をカップにのせ「はい,どうぞ!」と提供すると嬉しそうな笑顔を見せ「パクパクパク!」と食べる真似をしてみたりと,泡あそびを通して自然とやりとりあそびも生まれ,子供たちも夢中で遊んでいました。最後は泡風呂のようにたらいに浸かり,全身で泡の感触を確かめる子どももいて活動後は,子どもたちも職員もお風呂に入った後のような香りに包まれ,汗もひき,気持ちの良い時間を過ごすことができました。今後も全身で感触を味わいながら,子どもたちが主体的に参加できるような活動を提供してまいります。(平川)