にじ 感触遊び

 にじグループは、保有する感覚の総合的な活用をねらいとし、様々な感触に触れて楽しむことを目的として週に1回感触遊びをしています。スライムあそびは、最初に透明なスライムを渡して、ボウルの中で触ったり伸ばしたりして楽しみました。その後、キラキラの絵の具を混ぜてカラフルなスライムにしました。1人1人違う色のスライムができました。

 ぷよぷよボールあそびでは、触ったりカップの中に入れたりして楽しみました。握ってもなかなか潰れないぷよぷよボールを不思議そうに触り、「なんでつぶれないの?」と質問をする児童もいました。みんなとても集中していて、最後にはペットボトルに色分けをし、綺麗に入れることができました。

 小麦粉あそびでは、トレーの中に小麦粉を入れて触った後に、食紅で色を付けた水を混ぜ合わせました。スライムのような、粘土のような不思議な感触に触れて大喜びでした。ベトベトした感触が苦手な子は、手袋をして触ることで楽しめました。

にじ 粘土あそび

早いものでもうすぐ3月。春に小学校入学を控えている子どもたちは,卒園まで残り1か月を切ろうとしています。

 

今回は,粘土あそびを通して友達との協力や,やりとりを促すことを目的に活動を行いました。年長さんと,年中以下の子どもたちで2人組になって椅子に座ると,配られたのは粘土板が1枚だけ。「2人で1つの山を作ってください。」と職員が声をかけて活動が始まりました。

「どうやって作る?」「どんな山にしたい?」と年長の子どもたちが率先して年下の子どもたちに声をかけていました。年下の子どもたちもお兄さんたちの言葉を聞いて積極的に答えて参加しています。

その後,「2人で話して何か1つ作ってください。」「時計を見て,終わりの時間が近づいたら片付けを始めてください。」とだけ伝え,その後は子どもたちの自主性に任せて様子を見てみました。少し早めに片付けを始めるペア,「あと〇分だから急ごう!」と話をして進めるペアなど方法は様々でしたが,時間前には片付けることができました。

にじグループは今年度,人の気持ちを考えることや,相手の意見を聞くことに積極的に取り組んできました。昨年の4月には「僕は○○がいい!」「○○したい!」と言うことが多かった子どもたちも,今では「○○する?」「○○くんはどうしたい?」など,自分の意見を持ちながらも相手の意見に耳を傾ける発言が増えました。今回の活動では,開始と同時にそのような声がすぐに聞こえるようになっていることに成長を感じました。

そんな年長さんの姿を見て,今では年中以下の子どもたちも真似をしながら「○○してもいい?」と相手の意見に耳を傾けることが次第に習慣化しつつあります。

今回,活動をしている子どもたちの後ろ姿を見ていて,互いにゆずりあいながら話をしている様子に成長を感じながらも,残り少ないめばえでの生活に寂しさも同時に感じました。今年度もあと少しですが,これからも子どもたちが主体的に参加できる活動を考えていきます。(迫)

ほし 園庭遊び

 ほしグループでは2月は週に46回、園庭遊びや戸外活動を取り入れています。園庭遊びでは、身体をいっぱい使って遊ぶことをねらいとし、子どもたちが運動する経験を重ね、感覚の偏りを軽減することや運動機能の発達を促すことを目的としています。子どもたちは木と支柱の間をくぐったり、木登りをしたり、段差のあるところを渡ったり、シャボン玉を吹いたり、先生たちと追いかけっこをしたりと身体をいっぱい使って遊んでいました。

  

 また、砂遊びや葉っぱ遊びは触覚へのアプローチにも繋がります。はじめは泥団子に興味があっても触れなかった子も、だんだんと触って遊ぶことができるようになってきました!葉っぱをちぎってみたり、砂でアイスクリームを作って見立て遊びをする子や、砂場道具で水を汲んで泥遊びをする子など、とても集中して遊んでいた子どもたちでした。

よつば 風船あそび

よつばグループで風船あそびを行いました。支援者とポンポンとラリーを楽しんだり,風船に顔を押し当て透けて見える景色を楽しんだりと色々な遊びを楽しみました!普通の風船以外にも水が入った風船やスーパーボールが入った風船を準備すると,風船を揺らして中の水の動きを観察したり,上からスーパーボールが入った風船を落として跳ね方の違いを楽しんだりしていました☆

  

  

お家でも楽しめますので是非一緒に遊んでみてください!

これからも遊び方の手本を示したり,一緒に遊びを発見したりしながら色々な経験に繋げ,遊びの中での子どもたちの気付きを大切にしていきたいです★(森田)