ほし クッキング

本日は,毎回子どもたちが楽しみにしているクッキングに取り組みました。今回はお好み焼きに挑戦です。最初に「これは何かな?」と材料の確認をすると「お水だ!」や「レタスかな?」と元気に答える子どもたちでした。レタスとキャベツは似ていますが,皆でよく見てキャベツだということを確認しました。続いて溶き卵を見ると,普段見ている卵のイメージと違うことに気付き不思議そうな表情でしたが「白くて丸いのをパカッと割ると?」とヒントを出すと「卵!」と自慢げに答えることができました。

材料の確認を終えると,いよいよ調理に取り掛かります。今回は「混ぜる」工程に挑戦しました。10回ずつ混ぜたら次のお友達に交替するという約束を確認して,1人ずつ順番に取り組みます。早く混ぜたい気持ちを我慢しながら,お友達が頑張る様子をじっと見ている姿に成長を感じました。自分の番が来ると,大きなスプーンを持ち片手でボウルを押さえながら混ぜることに苦戦しながらも,こぼさず上手に混ぜることができました。最後に豚肉を混ぜて出来上がりです。「美味しくなってねー!」とお好み焼きの生地に手を振り,おやつの時間を心待ちにしている子どもたちでした。

 

そして待ちに待ったおやつの時間に,焼き上がったお好み焼きを食べました。自分で作ったという経験が食べる意欲に繋がり,より一層美味しそうに食べる子どもたちでした。

 

実際に食材に触れたり簡単な調理に挑戦したりすることで,自分が食べる物をイメージしやすく食材をより身近に感じられるのではないかと思います。何より「自分が作った」ことの喜びを共有できることは,子どもたちにとって嬉しい経験です。また,食べ物に関する絵本も大好きで,絵本の場面をイメージしながら給食を食べる姿もあります。今後もクッキングや食育,絵本の読み聞かせ等を通して食への意欲や喜びに繋がるような活動に取り組んでいきます。(坂元)

ほし 親子療育

新年が始まり,今年も元気いっぱいな子ども達の姿が見ることができて嬉しく思います。1月22日は,今年初めての親子療育を行いました。お正月の遊びといえば,凧揚げやコマ回し等の沢山の遊びをイメージできるかと思います。そこで今回は,指先の使い方を理解して取り組むことと,親子で協力し合い1つの作品を完成することをねらいとして,作る達成感や親子で一緒に凧を揚げることを経験できるように,普段作る機会のない大きな凧を作ることに挑戦しました。後で園庭に出てみんなで凧揚げをしました。

始めに見通しや期待感が持てるように,支援者が完成した凧を見せると「ねずみさん。」「大きいね。」とわくわくした表情を見せる子ども達でした。

親子で取り組む際のポイントを伝え,凧作りのスタートです。「ストローはどこに貼るのかな?」と保護者と一緒に位置を確認したり「ここを引っ張ってね。」と指先を使うことを意識してテープを摘まんだりして協力する姿がありました。

指差しで貼る位置が上手く伝わらないときは,保護者がペンで貼ってほしい場所に印を付け,視覚的に分かり易くするとスムーズに貼ることができました。また,子ども達の状況に合わせて両面テープは保護者が少しだけはがすことで,子どもがはがし易いように工夫しながら取り組みました。

凧が完成すると,さっそく園庭に出て凧を飛ばしました。風にヒラヒラとなびかせたり,飛ばなくても一生懸命走ったりして飛ばそうとする姿がありました。また,親子で手を繋いで走ったり子どもを抱きかかえながら走ったり,中には「見て!しっぽ!」と言ってお尻に凧紐を付けて走り,自分で遊びの展開を拡げている子どもさんもいて,それぞれの親子で凧揚げを満喫している様子でした。

今回の親子療育にご参加してくださいましたお父様とお母様,本当にありがとうございました。次回の親子療育では,2月の行事を取り入れた感触あそびを行う予定です。ぜひ,次回のご参加もお待ちしています。

これからも寒い日が続きますが,子どもも大人も寒さに負けずたくさん身体を動かして健康な体をつくっていきましょう。(二見)

にじ カルタ

今日は,聞く意識を高めることをねらいとして,カルタを行いました。

まず,たくさんある絵カードを1枚ずつめくり,動物や食べ物,乗り物等の名前を確認しました。スラッシュカードのように,次々とめくられていく絵カードを見て,素早く「いぬ!」,「りんご!」と答えていく子どもたち。イラストの名前の確認が終わると,いよいよカルタに挑戦です。中央の青色のマットにカードを並べると「したことある!」,「たくさん取るよ。」と意気込みを伝えていました。

 

青色のマットの両端に2人ずつ立ち,いよいよ勝負が始まります。職員が「1回だけ言うからよく聞いていてね。」と声掛けを行うと,職員の言葉を聞き逃さないように静かに集中する様子がみられました。職員から「動物」,「お外で使うもの」等のヒントを伝えられると,青色のマットの周りを歩いたり中に入ったりしながら,並べられたカードをよく見て正解を探すことができていました。

職員から伝えられたヒントを聞いて,カードを見つけると「あった!」と大きな声を出しながらカードに手を置く姿がありました。また,一緒に勝負をするお友達よりも先にカードを取ることができた嬉しさを「やったー!」と言葉や笑顔で表現していました。

勝負のなかで,カードを取るタイミングが同じになる場面が何度かありました。その際,職員が「どっちが早かったかな?」と声掛けを行うと「僕が早かった。」,「○○くんの方が早かったと思う。」,「同じだったね。」等,自分達が思ったことを言葉で伝えることができていました。

様々な遊びのなかで,お互いの気持ちを確認したり譲り合ったりすることはとても大切な経験です。それに加えて,今回の活動のなかでみられた「僕が早かった。」という発言のように,自分の気持ちを伝えられることも,とても大事な力の一つです。

これからも,自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちに共感したりできるような体験ができるよう,遊びの内容を工夫していきます。(網谷)

そら フィールドクライミング

身体の動かし方や,手足の協調運動などを目的にフィールドクライミングの活動を行いました。

普段は,サーキットなどの運動あそびで,主に「足」を使って平均台や飛び石などの取り組む子ども達ですが,今回は「両方の手足を地面につける。」ことをルールの1つとして活動を行いました。

まずはトンネルに挑戦しました。トンネルを通るには四つん這いの姿勢でなければトンネルをくぐることはできません。子どもたちは楽しみながらトンネルを通ることで,自然に四つん這いの姿勢をとることができました。

 次に地面に「手」「足」の絵カードが貼ってあるゾーンに入りました。「ここは手。」,「ここは足。」と位置を確認しながら取り組むことができました。片手片足だけ動かしても,なかなか前に進むことができません。手足を一緒に動かす(協調させる)ことで前に進むことができます。普段よりも難しい内容ですが,子どもたちなりに「1・2・1・2・・・。」,「手・足・手・足・・・・。」と声を出しながら取り組む姿勢がとても印象的でした。

最後は巧技台のはしご登りに挑戦です。これは普段の巧技台での活動で慣れている内容だったので,子どもたちはスムーズに梯子を登っていました。

今回は,普段とは少し違った取り組み方での活動でしたが,子どもたちからは「楽しかったね!」と感想が伝わってきました。また次回,少し場の設定やルールを変えながら取り組みたいと思います。(迫)

 

放課後デイ 球技

本日は,子ども同士で20回キャッチボールを行うことを目標に球技の活動を行いました。

最初は「できるかな。」と不安な様子がみられましたが,支援者がルールを説明した後,「頑張ってみる。」と意欲的に活動に取り組もうとする子どもたちでした。

活動が始まると「こっちにちょうだい。」,「投げるよ。」など子ども同士必死に声を掛け合って頑張っていました。また,自らしっかりボールをみて,力加減を調節しながら目標の20回を達成することができました。

最後にみんなでハイタッチをして活動を終えると,とても笑顔で誇らしげな表情の子どもたちでした。これからも協力して活動に取り組み,できた喜びを感じることができるように活動を考えていきます。(草野)

にじ ボウリング

新しい年を迎え,「明けましておめでとうございます!」と元気に挨拶をする子どもたち。久しぶりに会った職員や友達に,年末年始の出来事を嬉しそうに話していました。今年も1年,子どもたちがより成長できるようにサポートしていきます。ご理解とご協力をお願いします。

今回は,3グループに分かれてグループ対抗でボウリングを行いました。教室の様々な場所に置いてあるピンを倒せるように,ねらいを定めてボールを投げました。投げる前にピンの位置をよく確認して勢いよくボールを投げる姿や遠くのピンを倒すことに挑戦する姿を見ることができました。また,同じグループの他児がボールを投げるときには,「〇〇くん頑張れ!」などと大きな声援を送り,グループの仲間と喜びを分かち合う子どもたちでした。

今年度も残り3か月となりましたが,これからもにじグループ全員で楽しい思い出を共有していけたらと思います♪(工藤)

にじ 年賀状作り

今日は,今年最後の通所日です。今年を締めくくる活動では,新年の挨拶として送る“年賀状”を作りました。

活動が始まり「年賀状って知ってる?」と問い掛けてみると,「知ってるよ。」,「知らない。」と様々な返事をする子どもたち。見本の年賀状を見せながら「あけましておめでとうの挨拶に使うお手紙を作ります。」と伝えると,「作ってみたい。」,「見たことある。早くしたい!」とやる気満々な様子でした。

さっそく,年賀状作りに取り組んでいきます。まずは,ねずみの形に型抜きされた台紙を使用してスタンプを押していきます。水色,ピンク色,金色の中から好きな色を選び,ポンポンポンと押して,ねずみの形を作ることができました。スタンプを押す最中には「僕も水色が良いから,お友達が終わるまで待ってる。」と話す姿や,スタンプの色付きが薄いと自ら押す力を強くする様子もみられ,子どもたちの成長を感じることができました。

次に“あけましておめでとう”と書かれた丸シールを貼ったり顔写真を貼ったりしました。見本の年賀状を見ながら「ここであってる?」,「“あ”のシールの次は“け”だね。」等,自分で確認して貼り付けることができました。

最後に,お正月をモチーフにしたイラストの中から好きな物を3つ選び飾り付けました。貼り付ける際は,紙を押さえながら糊付けをすることができていました。また,今回使用したスティック糊は,糊を付けるために指先に力を入れて側面を押しながら動かす必要があります。イラスト紙の小さい範囲からはみ出さないように,しっかりと手元を見ながら糊付けに取り組んでいました。

全ての飾り付けが終わると「できたー!」,「見て!」と嬉しそうな表情で完成したことを教えていました。子どもたちが好きな色やイラストを選び,一生懸命取り組み完成した年賀状は,どれも素敵なものばかりでした。

 

来年も子どもたちのたくさんの成長が見られるように,楽しい活動を計画していきたいと思います。(網谷)

臨床心理士と語ろう会

 

 11月26日(木)に臨床心理士との語ろう会が行われました。案内をお配りしたところ,6名の保護者にご参加いただきました。子どもへの関わり方で困っていること,心配なこと等について,保護者の皆様から様々な質問があり,貴重な意見交換の場となりました。また,「子どもができることを親が手伝っていないか。」,「子どもの強みと弱みは何か。」等,ご家庭での子どもさんの様子を振り返る良い機会にもなりました。

 子どもの成長に合わせた生活目標を考え,一つずつその過程を見守り,達成していくことが大切です。子どもへの向き合い方で不安に感じたり,悩んだりした時に,保護者の皆様と一緒に考えられる場所となれるよう努めてきたいと思います。(平敷)

ほし そら クリスマス会

子どもたちにとっての大イベントであるクリスマスの季節がやってきました。子どもたちの「もうお手紙書いたよ。」や「サンタさんは寝る時に来るんだよ。」等のワクワクした声を聞くことが私たちも楽しみです。

今回は,そらグループとほしグループ合同でクリスマス会をしました。最初は紙芝居を見ました。紙芝居の中で,サンタさんとトナカイくんが喧嘩をして居なくなり,プレゼントを届けられなくなってしまいます。そこで,子どもたちがサンタさんとトナカイくんを探しに行くことになりました。

ここからは2部屋に分かれ,サンタチームとトナカイチームでそれぞれ探しに行きます。今回は,色や形の確認と照合をねらいとして絵カード探しをしました。「これは何?」と尋ねると「ハート!」と答えたり,手で形を作ったりして伝える子どもたちです。活動室の壁に貼られた絵カードを手に取り,同じ形を探すことができました。探した絵カードを少しずつ裏返していくと…サンタさんとトナカイくんの絵が出来上がりました。子どもたちは「サンタだ!」と指差しながら嬉しそうな表情です。

再度全員で集まり,各部屋で探した絵の見せ合いっこです。子どもたちのおかげで,サンタさんとトナカイくんは無事に仲直りすることができました。

最後はみんなでジングルベルを歌いました。楽器の音に合わせて身体を揺らしたり大きな声で歌ったりすることができました。

普段から季節ごとの行事や歌にとても興味がある子どもたちです。今後も様々な経験ができるよう季節ならではの活動に取り組んでいきます。(坂元)

 

放課後デイ クッキング(クリスマスケーキ)

子どもたちが待ちに待ったクリスマスがやってきました。この日は皆さん「メリークリスマス。」と朝から嬉しそうな様子。めばえでもケーキ作りを予定しており「ケーキ楽しみだね。」と,友達同士で話をする姿がありました。

支援者と一緒にケーキの作り方を確認し,早速ケーキ作りにチャレンジ。ホイップクリームやチョコレートをつけて,徐々に豪華になっていきます。

「お菓子の家みたいにしようよ!」と提案した子どもさんがいて,皆でお菓子の家を作ることに。ビスケットをレンガに見立てて,可愛らしいケーキになりました。

給食後にケーキを食べ,とても嬉しそうな子どもたち。自分たちで作ったケーキは美味しかったようで「みんなで作ると美味しいね。」,「まだ食べたいね。」と言った声も聞かれ,楽しい食事となりました。

今後も作って食べる楽しさを味わうことができるよう,楽しいクッキングを企画していきます。(渡邉)