ほし しゃぼん玉

本日は,室内でしゃぼん玉をしました。まず,事前練習として口をすぼめることができるように,スズランテープやティッシュを細長く裂いたものに息を吹きかけて,ヒラヒラとなびかせる簡単な遊びをしました。支援者が「ふーふーだよ。」と伝えてお手本を提示すると,口をとがらせて息を吹き,ティッシュがなびくと嬉しそうに何度も息を吹き掛けることができました。

次に,支援者がしゃぼん玉を吹くお手本を示すと,丸くてふわふわと浮いているしゃぼん玉を見て,不思議そうに手を差し出したり割れると驚いたりする子どもたちでした。

そして,支援者と一緒にしゃぼん玉を飛ばすことに挑戦しました。支援者の動きを見よう見まねで,ストローをくわえてみたり口元をすぼめて力強く吹いたりと,自分なりに工夫して吹こうとする姿を見ることができました。ストローからしゃぼん玉が出てくると,目を丸くしてびっくりする子どもや手を叩いてしゃぼん玉がでてきたことを喜ぶ子どもの姿がありました。

 

その後は,支援者が飛ばしたしゃぼん玉を追いかけて身体をたくさん動かしました。その時に「もう一回。」,「大きいの。」などと言葉やジェスチャーで自分の気持ちを伝える姿があり,子どもたちの成長を感じることができました。これからも,色々な遊びに挑戦し,気持ちを伝える経験をたくさん設けて言葉の幅を拡げていきます。(二見)

にじ 折り紙

 本日は,折り紙の活動を行いました。まずは,練習で折り紙やはさみを使った作品作りに取り組みました。四角い折り紙を三角に折って,また三角に折って・・・を繰り返します。折り紙の表と裏を意識しながら端をそろえるため,真剣に指先に意識を向ける姿がありました。

 3回ほど三角に折った後,ハサミで角を切ったり切込みを入れたりして,最後に折り紙を開くと,お花のような形になりました。

作品作りで指先を使う練習をしたり,端と端を揃えたりすることを確認した子どもたち。次は,紙飛行機作りに挑戦しました。職員の見本を見ながら,全員で一緒に取り組みました。

 なかなか端が合わず,少し苦戦している子どももいましたが,少し早く終わった子や,幼稚園や保育園で何度か作った経験のある子どもが優しく教えてあげる姿があり,子ども同士で協力して紙飛行機を作ることができました。

 完成した紙飛行機を手に,とてもうれしそうな子どもたち。外はあいにくの天気でしたが「せーの!」の声で一斉に飛ばしていました。

 活動が終わると,前半の作品と一緒にそっと自分の鞄に入れていました。まもなく梅雨の季節がやってきますが,お家でもたくさん飛ばして遊んでほしいです。(迫)

 

放課後等デイサービス 4月クッキング

4月のクッキングの活動では、ピザトースト作りを行いました。今回の活動は、作る手順の確認と、作って食べる達成感を味わうことがねらいです。

まず、支援者が材料や道具を提示し、作る物や手順の説明を行いました。ピザトーストを作ると聞いて、笑顔で「ピザ食べたい!」と話す子どももいました。

次に、パンの上にケチャップを塗って具を乗せる工程では、支援者と一緒にスプーンを持ってケチャップをパン全体に塗り広げました。その上からピーマンやチーズを乗せてカラフルなピザトーストを完成させることができました。

作ったピザトーストを食べる際は、チーズが伸びていく様子を支援者に見せたり、普段は少し苦手なピーマンも笑顔で食べたりと充実した活動になりました。今後も、子どもたちが達成感を味わいながら活動を楽しめるように計画していきます。(脇田)

そら クッキング(ピザトースト)

本日は,クッキングとしてピザトーストを作りました。登園してから「今日はクッキングだよね。エプロン持ってきたよ。」と活動を楽しみにしている子どもたち。さっそくエプロンと三角巾,マスクを着用し,支援者が1つずつ食材を提示すると「ピーマン。」「ソーセージ。」と食材の名前を伝えていました。いよいよ,クッキングの始まりです。パンにケチャップを塗り,ピーマン,玉ねぎ,ソーセージと食材を次々にのせることができました。パンにのせる量をしっかり調整しながら丁寧にトッピングすることができ,お友達がしている様子を見ながら自分の順番もしっかり守ることができました。最後にチーズをのせて完成です。

完成したピザトーストを給食室へ運び,美味しく焼いてくださいという気持ちを込めてみんなで「お願いします。」と元気にお願いすることができました。出来上がりが楽しみな様子で,「おやつの時間に食べるんだよね。」と何度も支援者に伝える子どもたちでした。

待ちに待ったおやつの時間です。出来上がったピザトーストを見て「いい匂い。」と思わず笑みがこぼれました。自分で作ったピザは,一段と美味しいようで大きな口を開けて頬張る子どもたちでした。

ご家庭でも,ぜひ子どもと一緒に簡単なおやつを作ってみてください。(地久里)

そら 風船

 

新年度が始まり,3週間が過ぎようとしています。

子ども達も少しずつそらグループの生活に慣れてきた様子で,

毎日,お友だちや支援者と元気に遊んでいます。

 

本日は風船あそびです。今回の風船あそびでは,提示された色と風船の色を照合することと風船をトレーにのせ,バランスを取りながら風船を運ぶことの2つをねらいとして取り組みました。通所して,一日の流れボードの絵カードで風船の活動を確認した子ども達は,風船のイラストを見ると嬉しそうに「風船でどうやって遊ぶの?」,「早く風船で遊びたい。」と活動を楽しみにしている様子でした。

 

子ども達に風船をみせると,一人ひとりタッチをしたり,風船を目で追ったりする姿がありました。まず始めに,支援者が提示した色カードと同じ色の風船を探す活動に取り組みました。支援者が提示した色カードを見て「青色の風船はどこにあるかな?」と声に出しながら探し,色カードと風船の色を見比べて見つけることができました。

 

次に,風船運びをしました。子ども達は,トレーから落ちないように慎重に風船を運ぶことができました。でこぼこ道やジャンピングマットを山に見立て,全身でバランスを取りながら上手に渡ることができました。

 

 

最後は,風船を使った自由あそびです。子ども達はこの時間を待っていたようで,足で風船を蹴ったり,支援者とキャッチボールをしたりと好きな遊びを見つけることができました。今後は,今回の自由あそびで発見した子どもの遊びをヒントに活動を展開していく予定です。

 

 

新型コロナウイルスの流行により,自宅で過ごす時間が多いと思いますが,風船を使ってご自宅での時間を親子で一緒に楽しんでみてください。

(米山)

行事食 こどもの日

☆献立☆

・ゆかりごはん

・こいのぼりオムレツ

・スパゲティサラダ

・野菜スープ

5月5日は子どもの日です。本日のメインディッシュは,「こいのぼりオムレツ」でした。

 

給食が出てくると「かわいい!」「こいのぼりの目から食べようかな。」と大はしゃぎの子どもたち。

 

苦手な野菜も「食べられるよ!」と意欲的に食べる姿が見られました。

     

 

見た目で判断してしまい,食わず嫌いの子どもさんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかし,提供の仕方を工夫することで,食べるきっかけに繋がることがあります。今後も,給食を通じて,色々な食材に挑戦する機会を設けていきます。(内村)

ほし ハンドペインティング

本日は,絵の具の感触を味わったり好きな色を職員に伝えたりすることをねらいとして,ハンドペインティングを行いました。はじめに,支援者が両手に絵の具を付けて模造紙に色を付ける手本を提示すると,拍手をしたりジェスチャーや言葉で“ちょうだい”や「したい。」と伝えたりする子どもたち。支援者が青や黄色,ピンクなどの絵の具を提示しながら1人ずつ順番に好きな色を尋ねると,言葉やジェスチャー,指差しで気持ちを伝えることができました。

その後,不思議そうな表情で筆の柔らかさや絵の具の感触を味わったり,満面の笑みで真っ白の模造紙に色を付けたりしました。はじめは両手でペタペタと模造紙に色を付けていた子も絵の具の感触に慣れてきたら,指先だけでトントンと色を付けたり,手を左右に動かして絵の具を伸ばしたりなど,それぞれ工夫しながら楽しむことができました。

活動後,季節の行事を味わうことができるように,色を付けた模造紙をこいのぼりの形に切り取り,活動室に掲示しました。飾られているこいのぼりを見て,「わー!」と指を差しながら支援者に伝えたり,こいのぼりの前に立ってじっと見つめたりする子どもたちでした。めばえに来所の際は,是非,子どもたちが作った素敵なこいのぼりをご覧ください♪(マルデリ)

そら ボタン掛け

今回はボタン掛けに挑戦しました。まず,ボタンを掛ける指先の感覚を知ることができるように,個別で取り組み1つ1つの動作を確認しました。また,ボタン掛けでは小さいボタンをつまんだりボタンと布を持ち替えたりする必要があるため,順番を待つ時間は紐通しを行い,左右の指の協応動作を練習しました。

 

最初に,直径約2cmのボタンを使用しました。布を持ってボタンホールに入れようとする子どもたち。「ボタンをつまむよ。」,「穴にボタンを入れてね。」,「ボタンを引っ張ろうね。」など声を掛けて一つずつ手順を確認しました。必要に応じて職員が手を添えながら一緒に取り組むと,ボタンをつまむ指と布をつまむ指を確認しながら,ボタンを掛けることができました。

次に,直径約1cmのボタンに挑戦しました。ボタンとボタンホールをじっと見つめながら,慎重に取り組んだり職員が少しボタンホールに入れたボタンを引っ張ったりと取り組み方は様々です。小さいボタンを掛け終わると達成感のある笑顔を見せる子どもたちでした。

最後に,洋服のように自分の胸の上でボタンを掛けたり外したりしました。使ったボタンは最初に取り組んだものと同じですが,机の上と胸の上では視点や手の動かし方が少し異なってきます。再度,職員と一緒に手順を確認し,ボタンを掛けると「できた!」と胸を張って見せる子どもたちでした。

ボタン掛けは,布を引っ張ったりボタンをボタンホールに入れたりなど指先を細かく使います。今回,子どもたちはとても集中して手元を見ながら取り組んでいました。ボタン掛けの練習に取り組むことで,洋服の着脱だけでなく少しずつ自分でできることが増えていくと嬉しいですね!(綾織)

にじ 食育

今日は,食事への興味・関心を高めることや,普段食べているご飯や給食はどのようにして作られているのかを知ることをねらいとして,食育を行いました。
「ご飯は何からできているか知ってる?」,「みんなが普段食べているお肉は,どんなお肉があるかな?」など,栄養士からの質問に元気良く手を挙げて答える子どもたち。「ご飯はお米でできているよ。水を入れるとフカフカになってできるんだよ。」,「とり肉とぶた肉があるよ。」と自信満々に答えていました。

食材や動物,農家や漁師などの働く人のイラストカードを見ながら,米や動物を育ててくれる人がいること,スーパーに買い物に行ってくれる人がいること,ご飯や給食を作ってくれる人がいることなど,私たちが食べているご飯や給食には,たくさんの人が関わっていることを確認できました。また,動物たちの大切な命をいただいていることも伝えられました。さらに,食事前に“いただきます”の挨拶には「いのちにありがとう」,「ひとにありがとう」の意味が込められていると知ることができました。

最後に,全員で調理室の様子と給食掲示板を見る時間がありました。「今日の給食は何かな?」,「たくさん切っているね。」など,中の様子に興味津々の子どもたち。給食を一生懸命に作ってくれている姿を見た子どもたちからは「いっぱい食べるね。」と,感謝の気持ちが伝わってきました。また,今日の給食メニューを見ると「はやく食べたい。」,「お腹すいたよ。」など,給食を待ち遠しそうにする様子もみられました。

 

2か月ごとに行われる食育は,旬の食材に触れたり食具の使い方を学んだりと,食に関して幅広く学ぶことができる機会です。これからも,食育を通して,食事への興味・関心を高めながら,食事時間がより楽しく充実した時間となるように努めていきます。(網谷)

ほし トランポリン

本日は,バランスを保ったり身体を動かして発散したりすることをねらいとし,トランポリンの活動を行いました。支援者がトランポリンを用意すると,一目散に駆け寄る子どもたち。始めは,手でトランポリンの感触を味わったりトランポリンの上で足踏みをしたりして,慣れてきたら跳ぶ練習をしました。支援者の「せーの。」の掛け声に合わせて高く跳ぶと,満面の笑みで人差し指を立てながら「もう1回。」と伝える可愛らしい姿がありました。跳ぶタイミングを掴むことが難しい子どもや1人で跳ぶことに抵抗がある子どもには,支援者が掛け声を伝えながら,身体を上げたり手を繋いで一緒に跳んだりして安心感や成功体験に繋げました。

トランポリン以外にも,バランスを保つあそびとして,平均台とマットを用意しました。真剣な表情で足元を見ながら平均台の上を慎重に歩いたり,積み重ねたマットの上で跳ぶ様子を他の職員や友達に「見て。」とジェスチャーで伝えたりして,身体をたくさん動かすことができました。

これからも,様々な運動あそびを行い,運動することへの意欲や能力に繋げていきます。(マルデリ)