避難訓練(児発):落ち着いて行動する。

消防署の方同行のもと,火災時を想定した避難訓練を行いました。事前に絵カードをみながら「おさない・かけない・しゃべらない・もどらない」の約束事を確認しました。
職員間で声を掛け合いながら,子ども達を誘導します。子ども達は毎月訓練をしていることもあり,押したり走ったりすることはなく,静かに職員と手を繋いで避難場所まで歩くことができました。
雨天だったこともあり,屋外の避難場所にブルーシートを敷いて対応しました。避難後は,子ども達の名前を呼んで全員揃っているか確認します。

 

   

消防署の方から災害時の避難について話をしていただいた後,消防車に乗せてもらいました!
「大きいね!」「消防車,格好良いね!」と,間近で消防車を見て興奮気味の子ども達。嬉しかったようで,なかなか降りたがらない子も多かったです。

 

   

   

 

これからもさまざまな災害時を想定した避難訓練を行っていきます。消防署の方々,ご指導ありがとうございました。

 

 

ひな祭り・桜

桃の花が咲き誇る季節になりました。

そこで、桃の節句を祝うため、折り紙でお雛様作りをいたしました。

いこいの丘の利用者様は女性利用者様が多く、皆さん十二単に見立てる為の折り紙を、

「私はこれが好い」、「それなら私はこれ」と艶やかな柄や落ち着いた柄と、それぞれの

個性を感じさせる色紙を選ばれました。

出来上がった着物は皆さんの顔写真を貼り合わせると、なるほどとても似合っていました。

華やかな三段雛飾りの完成!皆さんとても満足そうです。日本のお節句っていいですね!

そして三寒四温のこの頃、まださくらの開花便りは聞かれませんが、一足早くお花見が

出来るよう皆で桜の花作りも致しました。

一輪一輪色紙を折っては切り、切っては貼りを繰り返し、アッという間に枯れ木に

花が咲きました。

いこいの丘の廊下はもう桜が満開です!利用者様のお一人が、「この木の前で今度は

弁当を食べようか」等口にされるほどです。

明るくなった廊下に春風が吹いているようでした。

そら クッキング

3月に入り今年度も残すところ1ヶ月となりましたね。毎日元気いっぱいなそらグループの子どもたちも,残り1ヶ月を元気に過ごしてほしいと思います!今日の活動はクッキングということもあり,めばえに到着してから「エプロン持って来たよ。」「今日は何を作るの?」と楽しみにしている様子でした。

活動の時間となり「今日はお弁当を作って,完成したお弁当をみんなで食べます。」と伝えると「やったー!」と嬉しそうな声がたくさん聞こえてきました。まずは,おにぎり作りに挑戦です。塩味・のりたま・ゆかりの3種類のご飯を提示すると,おにぎりにしたいご飯を自分たちで決めて職員に教えてくれました。自分で選択することや決めたことを人に伝えることは何気なくできているように感じられますが,自己肯定感(自分を認める気持ち)や意思表示(相手に思いを伝えること)の向上に繋がるとても大切なことです。選んだ後にご飯をラップに包んで手渡すと,自然に“ギュッギュッ”と丸める子どもたち。日々の生活の中で“おにぎり”というイメージをしっかりと掴み,自然と“握る”動作に取り組む姿に成長と驚きを感じました。

次はおかずをお弁当箱に詰めていきます。盛りだくさんなおかずを目の前に「僕からしたい。」「からあげがある!」とますますやる気が上がっているようでした。トングをしっかりと持ち使い方の確認を行った後,実際に食材を掴んでいきます。プチトマトやウインナー等トングで掴みにくい食材も慎重にお弁当箱まで運んで詰めることができていました!

子どもたち一人一人が一生懸命にお弁当作りに取り組み,おいしそうなお弁当が完成しました!!完成したお弁当を見て「できたー!」「はやく食べたい!」と達成感が溢れる子どもたちで,給食の歌や挨拶もいつも以上に元気に取り組んでくれました!自分たちで頑張って作ったお弁当が目の前に運ばれると,パッと嬉しそうな表情をする様子が微笑ましいものでした。自分で作ったということもありいつも以上に美味しい楽しい給食の時間になったのではないでしょうか。食べ終わった後も「お腹いっぱいになったよ。」と笑顔で教えてくれる姿にお腹も心も満たされたようで嬉しく思いました!

“自分で作って食べる”ということは,食育の一環としても考えられます。自分で作ることで食材への興味や食べることへの意欲にも繋がります。これからもめばえでのクッキングやご家庭でのお手伝いを通して,何でもモリモリ食べられて丈夫な身体の持ち主になってほしいと思います!(網谷)

放課後デイ バランス遊び

放課後デイの利用者さんたちは身体を動かす活動が好きで,普段から平均台や巧技台等に意欲的に取り組んでいます。今回は『バランス』を課題に普段と違った平均台の渡り方に挑戦しました。まずは普段通りに渡りバランスを取る際の身体の使い方を確認し,両手を広げるとバランスが取りやすいことを再確認しました。

次に頭の上に紙コップを置いて渡りました。普段は下や横を見ながら渡っていましたが頭上のコップを意識することで,しっかりと前を向いて進むことができました。

最後に,おぼんの上にペットボトルやコップを乗せて取り組みました。活動の始めに手を使ってバランスを取ることを確認していたので,「難しそう。」との声が多くあがりました。利用者さん同士で何回も挑戦し,普段よりゆっくりとした速さや背筋を伸ばした姿勢を意識することで進みやすくなるということを発見することができていました。

今回は普段取り組んでいる平均台の中でも3つの展開を行うことで,1人1人身体の動かし方を確認しながら取り組むことができました。今後も1つの活動の中でも取り組み方を分けることで,様々な身体の動きを感じることができるようにしていきたいと思います。(下川)

よつば 寒天あそび

               

今回,よつばグループでは,寒天を使った感覚あそびを行いました!
始めに透明の寒天を触り,ひんやりとした感触ややわらかさを楽しみました。子どもたちも「つめたーい!」「ぷるぷる!」と興味津々でした!その後は「どんな色が好き?」の歌に合わせてひとつひとつの色を一緒に確認しながら,色の付いた寒天で遊びました。手の平全体を使って寒天を混ぜる子どもさんや,ヘラ等の道具を使って,お料理ごっこを楽しむ子どもさん等と,同じ寒天でも遊び方にそれぞれ個性が出ていました。また,寒天を直接触ることに,不安や苦手さを感じている子どもさんには,紙コップやヘラ等の道具を用いて安心して参加できるように働き掛けました。
感覚あそびでは,目で見て,手で触り,匂いを嗅ぐ等,遊びの中で五感を刺激し,多くの経験に繋げていきたいと思います。