ソーシャルスキルトレーニング(1グループ)

1グループでは、今年度から新しくソーシャルスキルトレーニング(SST)の活動を取り入れています。社会生活や人間関係を営むために必要とされる技能を身に付けてもらうことを目的とし、毎週月曜日の午後の活動で実施しています。写真は「はいどうぞ」「ありがとう」と表情やジェスチャーでの表現を練習しているところです。言葉のやり取りについて確認を行ったり、様々なゲーム等を通して、皆さん楽しく交流されています。今後も楽しくソーシャルスキルを学んでいただけるよう、実践的な練習を多く取り入れていきたいと思います。

よつば 感覚あそび

今回は,「スライムあそび」の様子を紹介します。まず始めに「スライムって何だろう?」と問いかけ,実際に見せてみました。「何これ?」「おもしろそう!」と子どもたちは目をキラキラさせていました。

 

ペッタンと平たくしたり,ビヨーンと長く伸ばしたりしてスライムの感触を味わうことができました。触ることに少し不安を感じている子どもさんもいましたが,スライムをラップに包むことで,安心して手で掴むことができました!

「食紅を使って色を付けてみよう!」と支援者が声を掛けると,「きいろ!」「あか!」と好きな色を選び,活動を楽しむ姿がたくさん見られました。

そら ぷよぷよボール

梅雨に入り,雨の日が多い7月ですが,そらグループの子どもたちは雨にも負けず,元気いっぱいです。お家で遊んだことや,幼稚園,保育園での出来事など,子どもたちから楽しげなエピソードをたくさん聞くことができ,私たちも元気をもらっています。

 

本日は,ぷよぷよボールを使った活動を行いました。一般的には園芸等で用いられることが多く,ジェルポリマーとも言われており,100円均一のお店でも購入できます。今回は色を赤・青・緑の3色用意しました。

活動が始まる前から興味津々の子どもたち。ぷよぷよボールが次々とたらいに入っていく様子に,つい身を乗り出して覗き込んでいました。

いよいよ,実際に手で触ってみます。感想を尋ねると,「ツルツル」,「コロコロ」,「プヨプヨ」と触った感覚の表現は様々ですが,それぞれの言葉で伝えていました。初めての感触に少し不思議そうな表情を見せ,はじめのうちは片手や指先でそっと触っていた子どもたちでしたが,最後には両手をたらいに入れて手の平全体で感触を味わっていました。

少し冷たいような,ツルツルしているような感覚が苦手な子どもも,手の平に乗せたり,指先で触ったりしているうちに徐々に慣れていきました。それぞれのペースで挑戦し,それができたことで,更に大切な経験を積むことができたのではないかと思います。

 

次に一歩進んでスプーンを使ったゲームに挑戦しました。トレイから紙コップへ,スプーンを使って移動させます。力を入れすぎるとすくうことができず,すくった後もゆっくり運ばないとスプーンからこぼれ落ちていきます。

普段の食事場面よりも細かな力加減が求められるゲームでしたが,「こうかな?」,「こっちだね!」と子どもたちなりの考えや工夫を凝らして,たくさんのぷよぷよボールを移動させることができました。

最後に,自分で集めたぷよぷよボールをビニール袋に入れました。袋越しに感触を味わってみます。活動の最初に直接触った時の感触と違うことに気付いた子どもたち。袋の上から触ったり,光にかざしてキラキラしている様子を見たりしていました。

7月も後半に入り,梅雨が明けると子どもたちが大好きな夏がやってきます。水あそびや屋外での活動など,身体を動かすことが大好きなそらグループの子どもたちにとって,待ちに待った夏になるのではないでしょうか。私たちも子どもたちのエネルギーに負けないよう一緒に楽しみながら,今後の活動を計画していきたいと思います。(迫)

 

スイカでフルーツポンチ

近年の梅雨は異常な降雨をもたらし、今年も農作物にかなりの被害が出ているようです。

農家の皆様、被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げます。

いこいの丘の利用者さん(A氏)も毎日畑作業に勤しんでいらっしゃいますが、「毎日の

大雨で、今日も畑に出られなかった」と嘆いておられます。幸い被害は無かったようで

何よりでした。

A氏は作物の育て方がお上手で、他の利用者さんにもよくコツを教えてあげられており、

今年の天候不順な中でも大玉のスイカを作り上げて、いこいの丘に提供してくださいました。

早速3時のおやつに皆さんに頂こうと、レッツクッキング!

昨年も頂き、皮の部分にギザギザのデザインカットを施した器にし、フルーツをミックス

して清涼一服、「汗が引いて、ホントに美味しい!」と好評でした。

さて、今年はどんなデザインの器にしましょうか?

高齢者の方は特に食欲が落ちがちな季節、見た目の可愛らしさも食欲アップに繋がる為、

今年はまぁ~るいスイカを、持ち手が付いたバスケット風に仕立てる事にしました。

肝心なカットは生産提供して下さったA氏にお願いし(この方は作物を育てるだけでなく、

お料理もとっても御上手なんです)、包丁とペティナイフを駆使し、スイカが割れないように

慎重にカットしていきます。

持ち手が真ん中に来るよう左右のバランスを取り、縁が斜めにならないよう幾度かに分けて

包丁を入れ、斯して皆さんの見守る中、綺麗な『バスケットofウォーターメロン』の出来上がり!

流石昔取った杵柄!正確で細かい作業もお得意です。

果肉をくり抜きフルーツをアレンジすると、天然甘味のスイカの果汁がとても爽やかで、お口の

中もスッキリ!

皆さんの「可愛く出来たね、ウ~ン、うんまか!」が今日のクッキングの全てを物語って

いました。Aさん今年もありがとうございました。

みかん組お弁当の日

みかん組のお弁当の日がありました。

お散歩の後に園庭で食べる予定でしたが、お天気は雨。

とっても楽しみにしていたのに残念でした。

室内でボール送りゲームや転がしドッジボール、貨物列車や体操とレクレーションをしました。

その後は、傘を差して園内のお散歩をしました。

お友だちと傘を差してお散歩できることはないので、楽しんでいました。

また、雨を体いっぱい感じることができました。

お弁当はリズム室で頂きました。

「うわー」「おいしそう」と様々な会話が聞こえてきました。

あいにくの雨でしたが、この時期ならではの体験ができ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。