快挙、金・銅メダル受賞

第42回鹿児島県障害者競技大会(アビリンピック)が7月21日、鹿児島市の「鹿児島職業能力開発促進センター」で開催されました。

アビリンピックとは、アビリティ(能力)のオリンピックという意味であり、障害のある方々の職業能力の向上を図るとともに、広く障害者に対する社会の理解と認識を高め、障害者の雇用の促進と地位の向上を図ることを目的としています。

サポートハウスからは喫茶サービス(自由)部門に、福島さんと久永さんが参加されました。この競技は、来店されたお客様に対して、他の競技者と連携・協力しながら、お客様の立場に立って、正確にかつスムーズにサービスを提供する技術を競う内容です。

お二人とも日頃から、鹿児島県障害者自立交流センタ―「ハートピア鹿児島」内にあるレストラン&カフェ「プメハナ」で働いていらっしゃいますので、接客サービスはお手のもの。

普段の力を出し切り、久永さんが金メダル、福島さんが銅メダルと素晴らしい成績を収められました。

優勝された久永さんは、今年の11月15日に愛知県で開催される第39回全国アビリンピックに鹿児島県代表として参加されます。まだ時間がありますので、今の接客技術に満足することなく、全国1位を目指して頑張ってください。

よつば 感覚あそび

今回は,色とりどりのスカーフや大きなオーガンジーを取り入れたスカーフあそびを紹介します。
まず始めに支援者がお手本となり,スカーフをヒラヒラさせたり,頭や腰に巻いたりすると,「おもしろそう!」「やってやって!」と,活動に興味を示す姿が多く見られました。


スカーフが顔に触れてくすぐったさそうにしたり,お友達とスカーフで綱引きをしたり,様々な表情を見ることもできました! 
今後も感覚あそびを通して,子どもたちの「楽しい!」「もっとやりたい!」という気持ちや全身の動き,感覚への感受性を養い,日々の生活や日常動作へ繋げていきたいと思います。(徳丸)

つくし 親子あそび

7月19日(金)につくしグループの親子あそびを行いました。
「どうぶつたちに食べ物を届けよう!」をテーマにして活動を行いました。導入で取り入れた「りんごがひとつ」という絵本の中で,おさるさん親子にリンゴを譲ったため,りんごを食べることができなかったライオンさんが出てきます。そこで今回は親子でりんごを作り,届けることにしました。
まずは,親子で小麦粉粘土を用いて,りんご作り!粉の状態から,水や赤色の食紅を入れ,感触や作る過程の変化を楽しみました。お母さんの表情を見ながら,嬉しそうに取り組む姿が印象的でした。

 

 

りんごが完成すると今度は,様々な遊具に挑戦しながら,りんごを届けました。1人で取り組むことが難しい場面では,お母さんと協力しながら,無事りんごを届けることができました!普段から取り組んでいる遊びの手順を踏むことで子ども自身も見通しを持ち,意欲的に取り組むことができました。

 

                

 

活動の振り返りでは,初めてみた子どもさんの成長や実際の活動風景を参観された感想をお聞きしました。普段の様子についても情報交換を行い,実りある親子あそびとなりました!
今度も家族通所や親子あそびを通じて,ご家族との情報交換や子どもさんの成長を一緒に喜ぶ機会を設けていけたらと思います。ぜひご都合がつきましたら,親子あそびにご参加ください♪  (下池)

七夕

長かった梅雨も台風の通過と共に明け、いよいよ夏到来です。

連日のように降り続いた雨ですが、7月7日の七夕には太陽が顔を出し、久々の晴天に

恵まれました。

いこいの丘でも例年利用者さんから笹竹を頂き、皆さんそれぞれの想いを短冊にしたため、

七夕飾りを作成しました。

皆さんの願いは「健康」や「家族の幸せ」が殆どですが、中には「美味しい物が食べたい」と

微笑ましいものもあり、「亡くなったご主人に会いたい」との文章には職員も目頭を熱くしました。

いこいの丘の利用者さんは若くしてご主人を亡くされ、その後女手一つでお子様を育てられた方、

家事と子育ての傍ら何十年も仕事をされた方、又、夕方になると毎日家に来られる近所の方達に、

「ご主人の顔を潰してはいけない」と、文句の一つも言わず焼酎やご馳走を振る舞われた方等

様々ですが、皆さんの忍耐強さと逞しさには本当に頭が下がります。

「主人はイケメンだったよ」とか、「優しかった」、「これ、お父さんが好きだったよ」等、

愛情たっぷりで、本当に昭和の女性は強くて優しい。

鹿児島の七夕は8月7日、それ迄ひと月の間、優しい皆さんの願いが叶うよう今日も短冊が

揺れています。

 

そうめん流し体験

9日と16日の2日に分け,生活介護のベーシックコースとパーソンコースの利用者さん達はそうめん流し体験に行きました。
お店の周りにはたくさんの鯉が泳ぎとても涼しげです。風情のあるお店で夏の味覚を堪能しました。
席に着くと早速,「美味しそう!」,「たくさん取るよ!」と流れるそうめんに目を輝かせながら箸ですくい上げ口に運ぶ様子から,皆さんがこの日をとても心待ちにしていたことや,こうした場所で食べるそうめんの美味しさが伝わってきました。
梅雨も終わり,本格的な夏を迎えました。暑さに負けずに楽しい思い出を,これから皆さんと一緒に作っていきたいと思います。