敬老食事会

早いものでもう9月、敬老の日を迎える事になりました。

今年もいこいの丘では数名の方が鹿児島市から長寿のお祝いを頂かれ、皆さん「長生きは

するもんじゃ」と、例年の敬老の日以上に喜ばれていました。

いこいの丘でも皆さんのご長寿をお祝いするため、恒例の食事会を催しました。9月とは

いえ、真夏並みの暑さの中、いざ、出発です!

健康も長生きも先ずは食べることから、今年は少々夏バテされた方もいらっしゃいましたが、

食事対策ですぐに回復され、改めて食べる事の大切さを認識させられました。

利用者さんの多くは独居生活で、外食はいこいの丘の施設外活動以外チャンスが無い方が

殆どで、いつも「今度はどこに連れて行ってくれるの?」と、とても楽しみにされています。

今回の食事会も皆さんの好みの和食、色とりどりに飾られた花籠の御膳で、見た目にも

食欲をそそられるお料理でした。「わぁ、美味しそう!」「豪華だなぁ!」と皆さんの

顔がほころび、「これはなんだろう?」「綺麗に作るもんだなぁ」と感心されながら

箸が進みました。

施設に戻ってから束の間のお昼寝で英気を養い、ハラハラドキドキのテーブルゲームやカラオケと、

手作りケーキで3時のティータイム。

そして「今年は新しい利用者さんも増えました。来年もみんなでお祝いしましょう!」と約束して

皆さん笑顔で帰路につかれました。

 

そうめん流し

夏恒例の「そうめん流し」を行ないました。

数日前、今年も利用者さんに竹を分けていただき、その竹を切り出し、割るところをみんなで

見学に行きました。長さ10mもあろうかと思える若い青竹を、提供者のAさんが手慣れた様子で

半分に裂き、男性職員が竿竹売りのように担いで、皆さんに「頑張れ!上手上手!」と励まされ

ながら施設に持ち帰り、これでメインの道具が揃いました。

当日は多くの利用者さんが参加され、活動室が狭く感じられるほどの賑わいです。

女性利用者さんにはおかず作りを手伝っていただく中、皆さん今か今かと心待ちにされて

いました。

おにぎり、お稲荷さん、卵焼きにデザートと何でもお願いした通りに仕上げて下さり、

本当に主婦力の高さにいつも助けられます。

全ての料理が仕上がり、いよいよ「そうめん流し」の始まりです!

竹の中を流れるそうめんは、見ているだけで涼を感じることが出来、そのせいか皆さんも

おかずにそうめんにと箸が止まることなく、いつも以上の食欲を見せて下さいました。

 

 

 

夏祭り

そうめん流しでお腹を満たし午後は定番の「夏祭り」、見た目も美しく逞しいフラガールと

ファイヤーダンサーの登場で幕を開けました。

目の覚めるような金髪に南国メイクのフラガールと、槍を手に勇ましいポリネシアンに

皆さん一瞬度胆を抜かれたようですが、すぐに大爆笑!足がもつれそうなおぼつかない

フラダンスや、迫真のファイヤーダンスに拍手を送って下さいました。利用者さんも

ノリノリで照れくささなんて何処へやら、かつらを被って満面の笑みで記念撮影、何かが

弾けたようです。

そして盛り上がったショーの後は、童心に返り縁日気分の輪投げと金魚すくい。

子供の頃、ポイがすぐに破けてなかなかすくえなかった金魚ですが、皆さんコツを心得ており、

大漁目指して真剣勝負!

最後にそれぞれの景品をゲットされ、笑顔で帰途につかれました。

フラガールとファイヤーダンサーもお疲れ様でした。

花火大会

日本中から夏祭りの賑わいが聞こえるようになりました。

一昔前はあちらこちらで花火の音も聞こえていましたが、最近はめっきり少なく

なりました。いこいの丘では皆で花火大会に参加するのは難しいので、自分たちで

花火を打ち上げちゃいました。と言っても壁面の花火ですが・・・

みんなで昔観た花火を思い出しながら、「こんな色があったよね」、「大きいのが

綺麗だった」と三尺玉クラスの物を打ち上げました。

本物の花火は一瞬で消えてしまいますが、いこいの丘の花火はずっと夜空に輝いて

いつまでも眺めていることが出来ます。

皆さんも暫し足を止めてその美しさに見入っておられ、あのお腹に響くような音と

歓声も聞こえてくるようです。

七夕

長かった梅雨も台風の通過と共に明け、いよいよ夏到来です。

連日のように降り続いた雨ですが、7月7日の七夕には太陽が顔を出し、久々の晴天に

恵まれました。

いこいの丘でも例年利用者さんから笹竹を頂き、皆さんそれぞれの想いを短冊にしたため、

七夕飾りを作成しました。

皆さんの願いは「健康」や「家族の幸せ」が殆どですが、中には「美味しい物が食べたい」と

微笑ましいものもあり、「亡くなったご主人に会いたい」との文章には職員も目頭を熱くしました。

いこいの丘の利用者さんは若くしてご主人を亡くされ、その後女手一つでお子様を育てられた方、

家事と子育ての傍ら何十年も仕事をされた方、又、夕方になると毎日家に来られる近所の方達に、

「ご主人の顔を潰してはいけない」と、文句の一つも言わず焼酎やご馳走を振る舞われた方等

様々ですが、皆さんの忍耐強さと逞しさには本当に頭が下がります。

「主人はイケメンだったよ」とか、「優しかった」、「これ、お父さんが好きだったよ」等、

愛情たっぷりで、本当に昭和の女性は強くて優しい。

鹿児島の七夕は8月7日、それ迄ひと月の間、優しい皆さんの願いが叶うよう今日も短冊が

揺れています。

 

スイカでフルーツポンチ

近年の梅雨は異常な降雨をもたらし、今年も農作物にかなりの被害が出ているようです。

農家の皆様、被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げます。

いこいの丘の利用者さん(A氏)も毎日畑作業に勤しんでいらっしゃいますが、「毎日の

大雨で、今日も畑に出られなかった」と嘆いておられます。幸い被害は無かったようで

何よりでした。

A氏は作物の育て方がお上手で、他の利用者さんにもよくコツを教えてあげられており、

今年の天候不順な中でも大玉のスイカを作り上げて、いこいの丘に提供してくださいました。

早速3時のおやつに皆さんに頂こうと、レッツクッキング!

昨年も頂き、皮の部分にギザギザのデザインカットを施した器にし、フルーツをミックス

して清涼一服、「汗が引いて、ホントに美味しい!」と好評でした。

さて、今年はどんなデザインの器にしましょうか?

高齢者の方は特に食欲が落ちがちな季節、見た目の可愛らしさも食欲アップに繋がる為、

今年はまぁ~るいスイカを、持ち手が付いたバスケット風に仕立てる事にしました。

肝心なカットは生産提供して下さったA氏にお願いし(この方は作物を育てるだけでなく、

お料理もとっても御上手なんです)、包丁とペティナイフを駆使し、スイカが割れないように

慎重にカットしていきます。

持ち手が真ん中に来るよう左右のバランスを取り、縁が斜めにならないよう幾度かに分けて

包丁を入れ、斯して皆さんの見守る中、綺麗な『バスケットofウォーターメロン』の出来上がり!

流石昔取った杵柄!正確で細かい作業もお得意です。

果肉をくり抜きフルーツをアレンジすると、天然甘味のスイカの果汁がとても爽やかで、お口の

中もスッキリ!

皆さんの「可愛く出来たね、ウ~ン、うんまか!」が今日のクッキングの全てを物語って

いました。Aさん今年もありがとうございました。

防災研修センター

6月26日、梅雨真っ只中、姶良の「鹿児島県防災研修センター」に行って来ました。

いこいの丘の利用者さんは総じて晴れ男、晴れ女の方々ですが、今回ばかりは雨雲を

吹き飛ばすことが出来ず、晴れていれば絶景の錦江湾も桜島も、雨に煙って真っ白・・残念

でした。

「防災研修センター」は3年前に一度訪れていますが、人の記憶は薄れるもの、今回改めて

防災について学んできました。

先ず、災害が起きた時生き延びる為の必需品と利用法、家族や知人に連絡を取るのに

欠かせない物、地震に備えた家具の設置方法、火災の際の消火器の使用ポイント。そして

万が一身動きが取れなくなった時のSOSの出し方等々、身を守るために大切なポイントが

幾つもあり、利用者の皆さんも「いつ我が身に起こるかもしれない」と真剣に聞いておられ

ました。

今回案内をして下さった「馬場さん」は前回も担当して下さっており、説明がとてもお上手で

利用者さんからも好評だった為、今回も特別にリクエストさせていただきました。又、いこいの

丘の事を覚えていて下さり、前回にも増して熱のこもった説明はとても勉強になり、感謝、感謝

です!

昼食は和食をチョイスし、デザートまでほぼ皆さん完食されました。独居の方が多く、なかなか外食の

機会に恵まれない為、気心の知れた仲間とのチョット贅沢なランチをいつも楽しみにされているよう

です。

帰りには利用者さんのご希望で「蒲生八幡神社」に立ち寄り、日本一の大楠を観て参りました。

噂に違わぬ巨木で、宮崎駿のアニメの世界に出てくるような神秘的な佇まいに、近年はパワー

スポットにもなっているようで、皆さんもパワーを頂けたようです。

そのパワーの勢いで、今年の夏も元気に乗り切りましょう!

紫陽花

梅雨に入り、ジメジメ鬱陶しい日々が続きますが、それに相反するように、慈眼寺の

紫陽花ロード(いこいの丘の利用者さんが昨年命名、私達だけに通じる呼び名です)が

日々色を増し、今が盛りと咲き誇っています。

時期に合わせるように5月の末頃から一斉に蕾が顔を出し、日を追う毎に絵具を撒き散ら

したようにブルーに染まってきました。

利用者さんも送迎の車中、両側の花々を観て感嘆の声を上げられています。いつもアッと

いう間に通り過ぎてしまう為、「是非ゆっくり手に取って見てみたい」との事で、晴れ間を

縫って「梅雨の花見」に行って参りました。

 

車の中からでは判りませんでしたが、実際傍で見てみると利用者さんたちの顔と同じくらいの

大輪の花が其処かしこにあり、手に取ってみるとずっしりとしたとした重みに、思わず顔を寄せて

記念撮影。とても鮮やかですね!

活動でも小さな紙を切り貼りした紫陽花の花の他に、花菖蒲も添えて壁を彩りました。

 

そんな折、一人の利用者さんがご自宅の庭に咲いた紫陽花を持って来て下さり、赤紫の

花びらがブルーに変わっていく事を教えて下さいました。文字通り「七変化」を観察する

ことが出来ます。気鬱になりがちな季節ですが、暫くは内でも外でも楽しむことができ

そうですね。

アルバム作り

いこいの丘ではほぼ毎月施設外活動を行なっており、毎回皆さんから好評をいただいて

おります。

行った先々での素敵な笑顔やシーンを思い出していただくために、大切なのが写真です。

しかし、写真も一纏めにしておかないとどこかに仕舞い忘れてしまう、そこで皆さんと

アルバム作りに取り掛かりました。

今ではスマホやパソコンに保存している方が多くなり、紙媒体のアルバムは過去の

遺物かもしれません。

でも、いこいの丘の利用者さん世代にとって、写真集イコールあの分厚いアルバムなのです。

一枚一枚ページをめくる時の懐かしくて穏やかな楽しみや、誰かと一緒にその時々の思い出話に

花を咲かせ、そこから色々な記憶を辿り、忘れていたことも思い出す。写真には脳の活性化や

精神の安定、華やぎをもたらす役目もあるように思えます。

今回皆さんに作っていただいたアルバムは高価な物ではありませんが、自分で好きな色を選び、

思い思いに表紙にデコレーションしたり、その日を思い出して時系列で写真を差し込んでいった

りと、日頃細かい作業は「疲れる」と言われる事も多いのですが、この日は集中してオリジナル

アルバム完成され、喜んで持ち帰られました。

先ずは直近の「桜島巡り」からですが、これから2冊3冊となるよう、沢山思い出を増やして

行きましょう!

桜島巡り

5月15日、前日までのぐずついた空模様が嘘のように回復し、太陽が眩しい初夏の

陽気、絶好のお出かけ日和になりました。

いつもより少し早めに皆さんのお宅に伺い、いざ桜島フェリーターミナルへ!

そうです、今日は待ちに待った桜島島内巡り。前回の訪島から3年、皆さんからの

リクエストも多く、再び計画いたしました。

天気晴朗、なれど(風が強く湾の中でも)波高し。フェリーが白波立つ中進んで行くと、

桜島の姿が次第に大きく迫ってきます。

利用者さんにとって桜島は心の拠り所なのでしょうか、日々の送迎の途中でも「今日は噴火

している」とか「今日は綺麗に見える、静かだ」等と毎日様子を気にかけています。

生まれた時からその御膝下で育った方達には、降灰もあまり気にならないのでしょうね、

恨み言等聞かれません。そんな桜島大好きな方達を、噴火と降灰がお出迎えしてくれました。

展望台やジオパークで桜島のエネルギーを再確認し、埋没鳥居でパワーを頂いたようです。

「林芙美子の碑」への立ち寄りを希望される利用者さんがいらっしゃり、何か青春時代の

思い出でもあるのでしょうか?立ち寄って「芙美子碑」と記念撮影が出来、大変喜ばれて

おられました。

念願の桜島を訪れ、とても満足されたようで食事も美味しかったですね!

そして「ありがとう!一生の思い出になった!」とお礼のお言葉もいただきました。

皆さんお疲れ様でした。