武養運動会

5月25日(日)
 新学期に入り、武岡台養護学校での初めの大きな行事は、小・中・高、合同の大運動でした。9名の利用者が参加され、かけっこ、マスゲーム、団体競技等々、色々な種目に参加されました。利用者の中には、応援団長、リレーの選手に選抜された方もおり、堂々とした姿に感激しました。高校3年生にとっては、学校生活最後の運動会でしたが、天気にも恵まれ良い思い出になったことと思います。
 学園にて夕食後、各自好きなジュースを購入し、皆で乾杯し疲れを癒しました。今年一年どのような成長が見られるのか楽しみです。

陶芸教室

5月20日(火)陶芸教室に参加しました。毎週火曜日に外部講師を招いて行われる陶芸教室では、利用者の皆さんに粘土の感触を楽しみながら置物や皿など様々な作品を作っていただいております。今回は皆でお地蔵様を作りました。皆さん思い思いの感覚で粘土を丸め、叩き、伸ばして色々な形のお地蔵様が出来上がりました。どのような作品になるのか、今から焼き上がりが楽しみです。

鹿児島県障害者スポーツ大会

5月18日(日)
 本日、第8回鹿児島県障害者スポーツ大会が県立鴨池競技場にて開催され、2名の利用者さんが出場されました。最初は緊張している様で動きが硬かったのですが、出場予定の種目に参加していくうちに、会場の雰囲気にも慣れ、表情にも余裕が生まれていた様でした。また、一つひとつの種目に、最後まで集中して取り組む事で、メダルを首に下げる事ができ、「やったー、嬉しい!」と喜んでいる姿が印象的でした。また、日頃の練習の成果を実感する大会となり、大会終了後は少し疲れた様子でしたが、充実した表情を見せて下さいました。

生活体験(フレンチトースト作り)

 毎月実施する生活体験!今回は「フレンチトーストを作りたい」と言う意見が多く聞かれた為、希望に沿って実施しました。
 午前中、皆でお買い物。あらかじめ、必要な材料を確認しておく事で、迷うことなくスムーズに購入する事が出来ました。午後は、いよいよクッキングタイム。カット係りや混ぜ係りと、一人ひとりの役割を決めて作業を開始、最後まで責任を持って取り組む事が出来ました。
 皆で一生懸命頑張ったフレンチトースト作り。焼き上がるとすぐに完食、「おいしかった!」といつも以上の笑顔を見せてくれました。今後も、生活体験を通して「食」に対する興味を広げていけたらと思います。

グラウンドゴルフ大会出場

4月26日(土)
 桜島溶岩グラウンドで開催された県障害施設親善球技大会に明星学園から9人の選手が参加しました。朝、早い出発となりましたが、参加者全員が期待と不安の中、早目に起床され、準備万端のご様子でした。
 朝、フェリーで桜島に到着するなり「ドカ灰」の歓迎を受けましたが、全員がかねてから練習して臨んだグラウンドゴルフに参加され、大会初のホールインワンを明星学園チームの有馬さんが出され、みんなから大喝采を浴びて大喜びでした。
 暑い中での競技でしたが、全員が「チーム明星」として、最後まで個々の練習成果を発揮され、楽しく競技に参加されました。帰りは、フェリーから海を眺めて潮風を受けながら、思い出に残る大会となりました。

春を見つけて (半日悠歩)

雨天の為に延期になっていた1日悠歩を21日に実施しました。健康の森公園までの3.6kmの片道の距離を約50分かけて、春の景色を満喫しながらみんな一列になって歩きました。
 途中、春の季節を感じさせる蓮華草が田んぼに咲いているのを観賞したり、ウグイス等、小鳥のさえずりを聞きながら最高の悠歩になりました。坂道では、他の利用者と手を繋いで手助けするなど、お互い協力し合って全員が笑顔で目的地の健康の森公園まで完歩できました。
 公園に到着すると、うっすらと額に汗を掻いていらっしゃる方もおり、売店で購入されたソフトクリームを美味しくいただき、また、元気を取り戻されたようでした。
 今後も、四季を感じ健康増進や仲間意識を育てるためにも、こういう機会をもっと増やしていきたいと思います。

スケッチ大会

4月17日(木)
 本日は毎週行っている絵画教室で健康の森公園へスケッチに行きました。皆さん日頃の活動の成果を見せようと集中して取り組んでいました。それぞれが幾何学的な絵を描いたり、柔らかい色使いで色を塗ったりと個性のある表現で、公園内の樹木を描いたり、公園から見える桜島を描いたりと、それぞれの利用者さんの見方や視点の違いで全く違う作品ができ上がるのだなと改めて思うことでした。

社会体験活動(メルヘン館)

3月14日、明星学園1グループは社会体験活動でメルヘン館へ行ってきました。
今回、初めて市電・市バスを利用される方の中には戸惑う姿が見られましたが、職員が付き添い説明することにより、無事に乗車出来ました。また、車内では、他のお客さんとの会話や車外の風景を興味津々に眺めて楽しまれていました。
 ①メルヘン館では、童話を用いたトリックアートやアスレチックがあり、皆さんそれぞれの展示物に興味を示しながら楽しむことが出来ました。
 ②昼食は、ファミレスにて、テーブルに着くとすぐにメニューを手にし、迷いながらも自分の好きなメニューを決めて、雰囲気を味わいながら食べられていました。
 ③帰りのバスでは、疲れからか車内で眠っている方も見られましたが、終始笑顔が絶えず、貴重な体験が沢山出来た一日になったことと思います。

社会体験活動(かごしま水族館)

2月の寒い日でしたが、「いおワールドかごしま水族館」へ出かけました。事前に説明したことから駐車場に着くなり、我先にと車から降り入場口に向かわれました。まずは「黒潮大水槽」の前で記念撮影。その後、2班に別れて館内を見学しました。
 薄暗いのが怖いのか手をギュッと握り締める方、奥が気になるのか支援員の手を引っ張っていかれる方、水槽に顔を近づけ見入っている方、水槽に近づこうとされない方…等反応は様々でした。
 帰る前には売店でお土産の買い物をしましたが、色んな物が沢山列べられ、選ぶのにも苦労しましたが、好きな品物を購入出来ました。
 帰りはとても満足した表情を浮かべてられていました。

どんど焼き

 小正月を迎え、今年一年の無病息災を祈願して「どんど焼き」を裏庭で行いました。役目を終えた門松やしめ縄を集めて利用者の方と一緒に小さな櫓を組み、掛け声と同時に櫓に点火し火が燃え出すと、「あったかい」と両手を差し出して暖を取られる方もいらっしゃいました。
 今年も、利用者の皆さんが元気で充実した日々を過ごして頂けるよう、また新しい活動や行事等を計画し、今年の支援目標でもある「真心支援」を職員一同で実践していきたいと思います。