ひなまつりの会

日本の伝統行事を体験し楽しむことを目的として、ひなまつりの会を行いました。

ホールに集まり「うれしいひなまつり」の歌のペープサートを見たり、手作りの小鼓を叩いて楽しみました。

 

 

部屋に戻ったあとは、各グループごとにひなまつりにちなんだ活動(ひなまつりクイズ・ひな壇シールマッチング)を行いました。

 

給食は手巻き寿司でした。栄養士の見本を見ながら、自分たちで巻いて食べました!

 

これからも伝統行事をお子様が楽しく体験できるよう、イベントを取り入れていきたいと思います。

 

そら 感触遊び

そらグループでは、「さまざまな素材に挑戦し、触れてみる」「感触の違いを楽しむ」ことをねらいとして感触遊びの活動を取り入れています。

 

今月はゼリーや小麦粉粘土、炊いたお米の感触を楽しみました。

 

ゼリー遊びでは、「冷たくて気持ちいい!」とひんやりとしたゼリーの感触に、驚きながらも夢中で触っていた子どもたちです。ケーキ型のゼリーを切ってお皿に乗せたり、寒天ゼリーをプラスチックコップに入れてジュースに見立てたりなど、ごっこ遊びの要素を取り入れながら楽しみました。

小麦粉遊びでは、チョコレートのお菓子作りをしました。支援者がお菓子のイラストを提示し、子どもたちはイラストのお菓子を真似しながら、個性豊かなチョコレートを作ることができました。感触遊びに苦手意識がある子も、アンパンマンのチョコレートを見ると興味津々な様子で触れることができました。

お米遊びでは、炊飯器に入ったたくさんのお米を見て「わー!」とワクワクした表情の子どもでした。普段の給食では白飯に興味を示さない子もいますが、トレーに入ったお米がいつもと違うものに見えた様子で、直接手で触れたり、スプーンですくったりしながら積極的に参加していました。最後は味噌やわかめも入れて楽しみました。

感触遊びに苦手意識がある子、積極的に触れることができる子など、子どもたちの特性は様々ですが、身の回りものや子どもたちの興味のあるものを取り入れながら、今後も感触遊びの活動を楽しめたらと思います。

ほし 粗大運動

今月のほしグループでは「楽しみながら身体を動かし、ボディイメージをつくる」をねらいとして粗大運動を行いました。

平均台や滑り台、トランポリン、ウレタンブロックなどで遊んでいた子どもたちです。

平均台は苦手な子どもも多いですが、職員と手を繋いだり、1人で挑戦したりする姿も見られ、バランスをとりながら渡ることができていました。

ウレタンブロックでは、高く積み上げたり、トンネルを作ったりと色々な形のブロックを組み合わせて遊んでいました。

今後も楽しく身体を動かせるような活動を行っていきたいと思います。

 

国立市谷保第四公園

 

公園のゴリラ 時々子ども達が肩車をしてもらっています(笑)

国立市谷保第四公園(通称ゴリラ公園)通称名の通りゴリラがいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インクルーシブ遊具の整備終了のお知らせ

先日工事が終わり、インクルーシブ公園遊具エリアが新しくできたので行ってみました。

 

 

 

 

 

 

昔ながらの回転遊具 (立川市・緑川第二児童遊園)
谷保第四公園の回転遊具 ユニティ・スピンR

 

 

 

 

 

 

 

昔はたくさんの公園にあった回転遊具ですが、残念ながら今はたくさんの公園から撤去されてしまって残っている公園はわずかです。そんな中、この新型の回転遊具の設置は子ども達の発達支援に関わる身としては、とても感動しました。なぜなら、子どもの発達において回転刺激で得られるものはとても重要だからです。加えてこの形は脊髄に緊張が入らず体が真っすぐ保ちづらい子から、側面につかまって体に負荷を掛けながら遊びたいお子さんまで対応でき、真ん中に座るか側面に座るかで回転刺激の強さも調節でき、様々な発達段階のお子さんの様々な遊び方に対応できるように設計されていると思いました。

 

ベルト付きで座位が不安定なお子さんでも安心して乗れます
いろいろな姿勢で乗ったりお友達と一緒に乗ることができます

 

 

 

 

 

 

 

一般的なブランコもあります

新しいブランコは2種類。体をしっかり固定して乗れるタイプとUFOのような形で自由な姿勢で乗れるタイプです。ブランコと言えば、板に鎖がついている物が一般的ですが、これを乗りこなすには、重力に対して体を真っすぐ保てる事、体の傾きを感じられて重心を取りながらブランコ上で姿勢を保てる事、手を離さずに鎖をしっかり握り続けて体を支えられること等、平衡感覚と固有感覚がある程度発達している事が必要です。なので、肢体不自由のお子さんでなくても、感覚が未発達のお子さんには非常に乗りこなすのが難しい乗り物です。こちらの二つのブランコはこれらが未発達のお子さんでも乗ることができ、平衡感覚に働きかける事ができます。にじグループでは、ブランコを楽しめるようになったお子さんがぐんぐん発達していく様子を見る事がとても多いです。一般的なブランコに乗れる身体が出来上がる前から楽しめるブランコが地域にあるのは地域の子どもの発達に大きく寄与することと思います。

 

ベッドジャンパー
相撲ごっこ

 

 

 

 

 

 

お豆腐みたいな見た目のベッドジャンパーも設置されていました。乗ってみるとトランポリンのように高く跳べる感じではありませんが、地面を歩くときに比べて足にググっと来る感じで感覚がしっかり入力されます。ここに立つと自分の足をしっかりと意識することができ足の感覚が感じにくいお子さんにはとても自分の足が意識しやすくなります。にじグループの子どもたちはここを土俵に見立てて相撲ごっこをしていました。

砂遊び クローバーサンドボックス

他にも車椅子の子どもが遊びやすい高さに設置された砂場がありました。砂遊びも触覚や指先の感覚、操作等を育てるのにとても大切な遊びです。

 

 

 

 

 

 

夏にはここで水遊び
築山
トンネル発見

 

 

 

 

 

 

 

インクルーシブエリアの外にも夏に水遊びができるエリアがあったり、築山があったりで、にじグループの子どもたちは様々な遊び方を楽しんでいます。地域にこのような公園があるというのは、子ども達の発達環境としてとても恵まれていると思いました。国立市さん、ありがとうございます。

 

にじ お正月あそび

1月のにじグループでは、目と手の協応などと同時に、季節を感じ楽しく学ぶことをねらいとして凧あげやかるた、福笑い等のお正月遊びを積極的に取り入れました。

 

凧や獅子舞のお面作りでは、見通しが持てるように見本を提示しながら説明し、好きな色や絵柄を選んで制作しました。それぞれオリジナリティーあふれる作品が出来上がりました。

完成後はさっそくお面をつけて遊んだり、午後の活動で公園に行き凧あげをしたりして遊びました。

 

かるたはSSTの集団遊びとして療育に取り入れました。文字が読めなくても楽しめるようにひらがなとイラストが描いてあるかるたを作成しました。

集団遊びは人と一緒に遊ぶ楽しさを知る、ルールを知りルールに沿って遊ぶ練習等を目的としています。かるたを知らなかった子も何度か繰り返すうちにルールを理解し、楽しめるようになっていました。

教室内には、こまやけん玉、だるま落としなど昔遊びのおもちゃも用意し、自由遊びの時間に遊べるようにしました。

最近ではなかなか触れる事のない珍しいおもちゃに子ども達も興味津々でした。

こまをまわすのは大人でも難しいですが、支援者が紐を巻いて渡すと上手にまわすことができるようになった子もいて驚きました。また、子ども同士で褒めあったり、やり方を教えてあげたり等子ども同士の交流もみられ、成長を感じました。

今後も普段の療育の中に季節を感じられる遊びを積極的に取り入れていきながら、楽しく経験できるようにしていけたらと思います。

ほしグループ 食育

今月のほしグループでは「牛乳を美味しく飲む」をねらいとして食育でフルーツ牛乳を作りました。

いちごとバナナを潰して、ミキサーで牛乳と混ぜました。

ミキサーを初めて見る子もいて、夢中でミキサーのボタンを押していました。

ほしグループは牛乳が苦手な子どもが多いですが、今回の食育で初めて牛乳を飲むことができた子どももいました。

今後も子どもたちが苦手なことでも楽しめるような活動を行っていきたいと思います。

 

そら 書初め

新しい年になり、お正月にちなんで書初めを行いました。書いたり塗ったりすることが好きなお子さんが多く、数字や平仮名にも興味津々なお子さんが増えています。今回は腕や手首を調節しながら筆や墨を扱うことの体験、また季節の活動について知ること等を目的として取り組みました。

支援者が手本として平仮名や絵を描き、子どもたちも「名前書く!」「ママのお顔にする」と書きたいものを思い浮かべながら自分なりに表現して遊びました。最初は画用紙に書き、次に半紙で本番書きを行いました。画用紙とは違った半紙の質感や柔らかさがあり、力加減が難しく破れてしまう事もありましたが、その違いも楽しんだ子どもたちです。書き終わった後に手形のスタンプを付けて作品を完成させました。今年も楽しい遊びや活動を通して、みんなで様々なことを経験していきたいと思います。

     

ほし 年賀状投函、保護者交流会・療育参観(食育)

今月のほしグループでは、年賀状投函と保護者交流会・療育参観(食育)をしました。

 

年賀状投函では、「年賀状という文化に触れる」「ポストに投函する楽しさを感じる」をねらいとして、バスで郵便局まで行ってきました。

子どもたちの手形をとった年賀状となりますので1月に届くのを楽しみにしていただければと思います。

 

 

保護者交流会・療育参観(食育)では「職員や保護者同士での交流を深める」「みんなで作って食べる楽しさを知る」をねらいとして、一緒にサンドイッチ作りをしました。

ハムとチーズとマヨネーズを挟んだり、生クリームとフルーツを挟んだりと、色々なサンドイッチを作っていました。

家族と一緒にサンドイッチを食べて、とても嬉しそうな子どもたちでした。

来年も保護者交流会・療育参観ができたらと思います。

 

そら:食育 ~豚汁作り~(療育参観)

療育参観の食育では、豚汁作りを行いました。

 

そらグループでは、「食の楽しさを感じる」「苦手な食材にも触れてみることで興味を持つ」「普段食べている料理ができる過程を知る」ことを目的として、食育の活動を取り入れています。

 

まずは支援者の説明を聞き、包丁を使う際は指を切らないように「猫の手」にすることを確認しました。その後実際に人参や大根などの野菜を切ってみました。今回は安全なデザートナイフを使用し、保護者や支援者と一緒に行いました。

 

次に、こんにゃくやきのこをちぎったり、割いたりしながら食材の感触を楽しみました。普段見たことのある食材を手にして、興味津々な子どもたちでした。

 

最後は、鍋に入った豚汁を職員室まで見に行きました。先ほど触れた食材を見て、わくわくした表情の子どもたち。(今回は衛生面に配慮し、あらかじめ別室で豚汁を調理して提供しました。)

 

活動部屋に戻り、保護者の方と一緒に豚汁を食べました。「美味しい!」と完食したり、野菜が苦手でも豚汁の中に入った人参や里芋をじっくり見てみたりと、食への楽しさを感じたり、興味を示したりしていたお子さんたちでした。

 

 

今後も楽しく食への興味を育めるよう、引き続き食育を取り入れていきたいと思います。

にじ 朝の会

にじグループの朝の会は、①朝の歌・あいさつ②点呼③日付・天気の確認④一日の流れの確認⑤お当番の確認という流れで行っています。また、支援者への注目を促すために、朝の会の前に絵本の読み聞かせやちょっとしたゲームなどを行っています。

    

今回は、子どもたちに人気のミニゲーム、クイズを紹介していきたいと思います。

1.中身当てゲーム

形の異なるブロックやフィギュアが入った袋から、手先の感覚をたよりに目当てのものを探し出すゲームです。「車を探す!」「黄色のブロックにする!」など、目当てのものを決めたら袋に入れ、手で触って探し出します。

このゲームでは、様々な素材のものに触れ、感触や形の違いに気づくこと、そしてそこから全体をイメージすることで想像力や思考力を育むことをねらいとしています。子どもたちが慣れてきたら、似たような形・素材のものを入れて難しくしていきます。

    

2.なーにかな、わかるかな

しましま模様のファイルにイラストや写真を入れ、何が描かれているか当てるクイズです。しましまを少しずつ細くすることができるようになっており、イラストが見える部分が大きくなっていきます。

このクイズでは、ものの特徴を捉える観察力を育むことをねらいとしています。中に入れるものを写真にすると背景にもいろいろな情報があるため難しくなります。にじグループでは子どもたちや支援者の写真を入れた「だれかなクイズ」も人気です。

    

    

3.〇〇やさんにあるもの

「○○屋さんにあるものなんですか。」と支援者が歌い、一枚ずつ画用紙をめくるとイラストが出てきます。イラストがそのお店にあるものかどうか判断して、「あるある」「ないない」のどちらかを答えるゲームです。

このゲームでは身近にあるものに興味をもち名前を知ること、身近なもののカテゴリー分けの概念の獲得と発達をねらいとしています。「ようふくや」「くだものや」「がっきや」等数種類用意しています。

    

これからも子どもたちが楽しみながら様々な力を育んでいけるように、活動を工夫していきたいと思います。