就職についての座談会の開催

就職に対する気になることを解決していくことや、就職した方との親睦を深めることを目的として、3月5日(水)に就職についての座談会を開催しました。当日は就職された方が8名、就労移行と生活訓練のご利用者の皆さん20名が参加され、にぎやかな座談会になりました。

座談会では、まず初めに就職された8名の方に職場名とどのような職種で仕事をしているか自己紹介を行っていただきました。その後は、就労移行と生活訓練のご利用者の皆さんに事前に考えてきた就職に関する質疑応答を行いました。

「勤務時間や休憩時間は何時から何時までですか?」「残業とかはありますか?」「職場の人たちと休憩時間に話をしますか?」「どうやって通勤していますか?」といった様々な質問が行われ、質問に対しても就職されたご利用者の方々が丁寧に説明をしてくださいました。説明を聞いて、ノートにメモを取るご利用者の姿も見られました。

質疑応答の後は、就職されたご利用者とウィズのご利用者との歓談の場を設けました。お菓子を囲みながら仕事の話や趣味の話、カードゲームを行っておられ、質疑応答の時よりもリラックスした雰囲気で、それぞれのグループで話が盛り上がっていました。

就職についての座談会終了後、「ご利用者の方からいろいろな話が聞けて良かったです。」「就職した人たちとお話ができて楽しかったです。」との感想が聞かれました。就職に向けて活動に取り組む中で、「就職のイメージ」を高めることはとても重要になります。企業様への見学や実習も1つの方法ですが、今回開催した就職についての座談会も、ご利用者の方々が就職のイメージを高める良い機会になったのではないかと思います。「来年度の座談会も楽しみです!」「自分もいつか就職したらウィズの人たちに説明したい!」との声も聞かれたため、今後も開催できるよう、計画を行っていきたいと思います。

 

そら 的当て

3月後半を迎え日に日に暖かさが感じられる頃となりました。桜の花もちらほら咲き始め,野原には菜の花やモクレン等,草木に色とりどりの花が咲いています。今年はスギの花粉が多いとのこと,花粉症の子どもたちはもちろん,ご家族の皆様もお体をご自愛ください。
そらグループでは的に向かってボールを転がしたり投げたりして気持ちの発散に繋げることをねらいとし的当てを行いました。
2メートルほど離れた位置からビニールボールを転がして的となるペットボトルを倒します。足を開いて立ち,両手で持ったボールを股下から転がします。前方をよく見て,ペットボトルを狙って「えいっ。」とボールを転がしました。

  
始めは力加減が難しく的まで届かなかったり,両手を離すタイミングが合わず左右に逸れたりすることもありました。ボールを股下に持ってくると,目線が下がり前方を見ることができないこともありました。「前を見て。」「赤だよ(赤いペットボトルを狙って)。」と声を掛けると,ペットボトルに視線を向け「そぉーれ。」の掛け声でボールを転がすことができるようになりました。中には距離を近付けたり,何度もボールを投げ続けたり,手に持ったボールでペットボトルをなぎ倒したりして,ストライクをとることもありました。ストライク(スペア)をとると満面の笑みでガッツポーズやハイタッチをして喜ぶ様子がみられました。

今後も的当てなどの運動あそびを通して,子どもたちが楽しく全身を動かす活動に取り組んでいきたいと考えています。( 丸山 )

ぶどう組とお散歩! (みかんぐみ)

3月になりぶどう組と過ごす時間も残りわずかになりました。4月から散歩や運動会練習,お店屋さんごっこ等と一緒にたくさんの活動をしてきました。最近では,「ぶどう組みたいになりたい」「○○が出来るようになりたい」とぶどう組に憧れを持つみかん組の子どもたち。

今回は,ぶどう組と最後の散歩に行きました。ぶどう組と手をつなぎ,お話を楽しみながら散歩をしました。公園につくとタイヤ飛びをぶどう組の真似をしながら挑戦していました。飛ぶことに苦戦していると「手を前につくと飛べるよ」「足を開くと良いよ」と教えてもらい,飛べるようになるととてもうれしそうに何度も挑戦する子どもたちでした。帰ってきてからはぶどう組の優しく教える姿を真似て,異年齢児に積極的にお手伝いをしたり声を掛けたりと進級に向け意識が高まっていく姿が見られました。

所持品の片付け(さくらんぼ組)

進級に向けて様々なことにチャレンジしています。

①食事エプロンを自分自身で身に付けること。

(ボタン式のスタイでも上手に身につける姿が見られます)

②着替え袋を畳んで自ら鞄の中に片付けること。

(鞄のチャックを開けてから直して,またチャックを閉める姿が見られます)

③ループタオルの角と角を合わせながら畳むこと。

(指先を使い丁寧に畳む姿が見られます)

その他にも午睡後オムツの中での排尿はなくなり便座に座っての排尿ができるようになったり,友達のマークを覚えて連絡帳を配ったりすることもできるようになりました。この1年を通して毎日の生活の中でこつこつと培った経験が確実に身についているさくらんぼ組の子ども達です。もも組に進級し,更に出来ることが増え,お兄さんお姉さんへと成長して行く姿が楽しみです。

 

 

 

中央地区 不審者対応訓練

先日、法人本部と合同の中央地区不審者対応訓練を実施しました。鹿児島中央警察署職員をお招きし、ご指導いただきました。

実際に不審者が建物内へ侵入してきたことを想定し、初期対応、110番通報、不審者との対峙等、各役割に分かれて訓練を実施しました。子どもたちも避難ルートの近くで1箇所に集まり、職員の話をしっかりと聞き、待つことができていました!

 

警察署職員による講評・指導では、初期対応時に注意しておくべきことや相手との距離感、もしもの場合に備えて日頃から避難ルートを確保できるよう意識を持っておくことの大切さについてのお話がありました。また、さすまたを実際に使用しながら実践的なご指導をいただきました。

引き続き、子どもたちの安全を確保できる環境づくりの強化を図っていきます。