今回は,子どもたちがめばえに来て最初に取り組む「朝の準備」について,ご紹介します。お友達や職員と言葉やハイタッチであいさつした後は,靴を片付けます。毎朝,職員と手順を確認しながら取り組んでいる子どもたち。自分でマジックテープを外したり靴箱に入れたりと1人でできる部分が増えています。
次に,荷物を整理します。鞄から連絡帳,歯ブラシを取り出し,決められたかごに入れます。入口から近い位置に机を設置することで,すぐに準備ができるよう工夫しています。


写真カードがあることで,何をどこに出すのか視覚的に分かり易くしています。「朝の準備」には,鞄のファスナーを開け,取り出す荷物を確認し,取り出して所定の場所に片付ける・・・などたくさんの手順があります。「連絡帳持ってきたかな。」「カードを見てね,ここに出すよ。」など1つずつ声を掛けたり職員が道具を予め揃えて,一緒に確認したりすることで,個々のペースを保ちながら最後まで準備できるようにしています。


また,「タオル」「オムツ」「パンツ」と取り出し,排泄の準備をします。毎朝,継続することで,手順に沿って最後まで準備できるようになってきました。
身の周りのことが自分でできることは,大切な発達の基盤です。意欲的に取り組むことができるようになるには,子ども自身が「自分でやってみたい。」という気持ちになるような環境が必要です。今後も意欲が高まるような環境設定を工夫していきます。
さて,暑かった夏も終わり,だんだんと過ごしやすい季節になります。引き続き体調に気をつけながら,楽しい活動にたくさん取り組みたいと思います。(春田)
就労移行支援では、8月22日(木)に施設外活動で、アミュプラザ鹿児島と天文館の山形屋・マルヤガーデンズに行きました。皆さん買い物や食事等を楽しまれていました。とても充実した1日になったのではないでしょうか。ウィズでは、今後もご利用者が主体となって取り組める活動を実施していきたいと思います。(武宮)










