生活訓練:調理実習

生活訓練では、毎月講座の中で調理実習を行っています。何を作りたいか、どんなものを食べたいかメンバーの皆さんで話し合っていただき、今月は、鹿児島の郷土料理である、がねの天ぷらとうどんを調理することになりました。材料を細かく切って揚げたり、麺をゆでたりと、普段あまり料理をされない方にとっては、難しい作業も職員やメンバーと一緒に行うことで、楽しみながら調理することができました。自分で作ったご飯は一層おいしかったようです。自炊は自立した生活を送る為に必要な、生活スキルの一つです。ウィズで学んだことを実生活でも活かして、より豊かな生活を送っていただければと思います。

にじ 季節の制作

12月は,クリスマスリース制作を行いました。

事前に紙皿に色を塗る作業では,黄緑と緑の中から好きな色を選び,刷毛をゆっくり動かしながら丁寧に色を付けていきました。手元をみてしっかり塗ることができるようになっていました。

最初は,はさみで画用紙に書かれた線に沿って切る工程です。線を見ながら慎重に切り進めていました。これまでの活動や自由あそびの時間で使う時間を設けてきたことで,はさみの持ち方や扱い方が上達しているなと感じました。

  

切った画用紙を貼り合わせ,顔を描くとサンタクロースの出来上がりです。笑った顔や眠った顔など様々な表情で,個性が出ていて面白いです。

 

次に,作ったサンタクロースを紙皿に貼り合わせたら,スパンコールや金銀の折り紙で飾り付けます。スパンコールは様々な形や色があって種類が豊富なので,一つずつ見比べてボンドの上に気にいったものをのせていきました。

 

最後に,リボンを付けます。自分で穴に通したり結ぶ手順を確認したりしながら取り組みました。年長児は蝶結びに挑戦しました。難しいところは一緒に行い,綺麗に結ぶことができました。

 

これでクリスマスリースの完成です。

可愛いリースが部屋を彩ってくれていて,とても明るい雰囲気の中楽しいクリスマスを迎えられそうです。(福山)

 

そら カードあそび

様々なねらいをもって行っているカードあそびですが,今回は大中小の違いを知ることをねらいとして行いました。普段の遊びや生活の中で“大きい”“小さい”を意識することはあっても,“中くらい”の理解に繋げることは難しいです。

「これとこれ,どっちが大きい?」と大小の比較を確認すると,すぐに「こっち!」と元気な回答が聞かれました。始めは大小の比較を繰り返すことで,子どもたちも自信満々に答えます。次に,中くらいのサイズを見せると「あれ?」というような表情を見せる子どもたち。すでに提示してある大小のカードと照らし合わせながら「どっちが大きいかな?」「一番大きいのはどれかな?」など職員も質問を変えながら一緒に考えます。子どもたちは,「こっちが大きい。」「あっちは小さいね。」など視線を動かしながら一生懸命考えているようでした。

 

次に,大中小の順番に並べたカードを手本に,子どもたちも順番に並べます。途中考え込む様子がみられた際は職員と一緒に考え,子どもたちのペースに合わせながら取り組むことで徐々に理解が深まっていくようでした。

そして,最後には「この中で,中くらいの大きさはどれ?」との質問に「中くらい。」と模倣しながら指差しで答えることができ「そうだよ!すごいね!」とみんなから称賛され,嬉しそうに笑う表情はどこか誇らしげでした。これからも,子どもたちの実態に合わせ工夫した活動を提供していきます。(平川)

よつば フィンガーペインティング

 

 

       

 

よつばで初めてのフィンガーペインティング遊びを行いました。ジップロックの中に赤・青・黄色・オレンジ・黄緑の5色の絵の具を垂らし指でこすりながら伸ばし、混ぜて感触を楽しみました。袋の上から恐る恐る絵の具を触ると「わー!きれい!、先生見て!」と驚いた様子の子どもたちでした。今後も活動の中に感触遊びを取り入れていきながら、楽しく過ごせるような環境作りをしていきたいと思います。(後藤)

よつば 風船あそび

 

風船あそびのねらいは「仲間と協力する力を育てる」ことです。風船をよつばの部屋にたくさんぶら下げ、職員が「赤い色の風船にタッチして!」と伝えるとお子さんたちは赤色の風船を頑張って触っていました。

最後は自由に風船を触る遊びを行い、「えい!えい!」と声を出しながら楽しく遊ぶ姿が見られました。(後藤)