バレンタインの制作(デイ)

本日はバレンタインです。男性の中にはバレンタインを楽しみにされている人も多くいたようです。今日はバレンタインだから「チョコレートをたくさん貰ったよ。」と元気いっぱいに伝えてくれる人もいました。

折り紙を使ってみんなで大きなハートを作りました。まず,バレンタインの由来やチョコレートの話をしました。最初は折り紙で作った小さなハートの見本を提示しました。それを見て子ども達は,「このハートどうやって作るの?」と活動の展開を楽しみにしている様子でした。

 

支援者の手本を見て,「折り紙にシールで印を付けたところまで一緒に折りましょう。」等の声掛けをすることで一緒にハートを作ることができました。次は,画用紙にペンで大きなハートを描き,みんなで一つの作品を作りました。折り紙でハートができた時は,支援者に「ハートの形ができたよ。」,「簡単にハートになったよ。」などと感想を伝えていました。

さらに,折り紙で折ったハートを大きな画用紙に糊で貼る作業をしました。糊の感触が苦手な方は割り箸などを使い,間接的に糊の感触を楽しむことができるように活動を工夫し,全員が活動に参加することができました。

高学年の人は,文字で支援者の見本を見ながら「HAPPY VALENTINE」と書いてくれました。最近,授業で英語が始まった人は,授業で習ったばかりの英語で「HAPPY  VALENTINE.」と書くことができました。低学年の人は高学年の人が書いている様子を真似をして英語に挑戦していました。低学年の人に教えながら関わる姿が頼もしく見えました。

みんなで協力して作った作品は,それぞれの個性も出ていていい作品が完成しました。完成した作品は,めばえ内の放課後等デイサービスの教室に掲示してあります。

(米山)

 

 

 

そら ちぎり絵

手先の細やかな動きや色,イメージの認知を促すために「ちぎり絵」の活動を行いました。活動の前の説明では,見本を見たり話を聞いたりして「リンゴだ!」「赤色だね!」とそれぞれで活動の流れや完成のイメージを持つことができました。

まずは,白色のリンゴに,花紙をちぎって貼り付けていきます。花紙を貼り付けるには糊を使う必要がありますが,使用したでんぷん糊を指先で伸ばして糊を塗ることができました。

 細かく破った花紙をリンゴの枠の中に収めるために,子ども達は指先に意識を向けて集中して取り組んでいました。

最後に,リンゴの側に「はらぺこあおむし」を作って完成です!「お母さんに見せる!」「お父さんにどうやって作ったか教えてあげよう!」と嬉しそうに出来上がった作品を鞄に入れて持ち帰る子ども達の笑顔が印象的でした。

今年度も2カ月を切り,少し寂しい思いもありますが,これからも元気なそらグループの子ども達と一緒に様々な活動を行っていきます。(迫)

にじ 生活体験(食事マナー)

本日は,日頃の食事を振り返りながら食事マナーについて学びました。

初めは,支援者が良い点や改善点を取り入れながら食事をしている様子を見て,気付いたことを発表しました。良い点としては,「“いただきます”と挨拶をしている。」,「食器を持って食べている。」等があがり,改善点としては,「横を見ずに,前を見て食べる。」,「お箸で遊ばない。」等があがりました。

次に,イラストを見ながら食事の挨拶や姿勢等の食事マナーについて確認しました。支援者の話を聞きながら,大きな声で「いただきます。」,「ごちそうさまでした。」の練習をしたり姿勢を正したりすることができました。

活動後の給食では,学んだことを意識しながらいつも以上にかっこよく食事ができた子どもたちでした。今日学んだことを,めばえやご家庭でも継続して実践していけたら嬉しいです。(工藤)

そら 絵カード

今回の絵カードあそびは,言葉と絵を一致させること,言葉や絵を覚えること,お友達の前で発表する経験をすることをねらいとして行いました。

平均台とマットでサーキットを作り,途中に3~5枚の絵カードを置きました。サーキットを始める前に,職員が取ってきてほしい絵カードを伝えます。平均台とマットを渡り,絵カードを選んでゴールしたら,お友達の前で持ってきたカードを発表します。

説明とお手本が終わると,「はい!」「したい!」「僕できるよ!」と大きく手を挙げる子どもたち。名前を呼び,持ってきてほしいカードを伝えると,真剣な表情でうなずき出発です。何かに集中すると伝えられたことをつい忘れがちになりますが,平均台に集中した子どもたちは絵カードにたどり着くと,職員から伝えられたことをしっかり覚えていました。

「これ!」と絵カードを選んだり職員と1枚ずつカードを確認して選んだりしながら,覚えた絵カードを大事そうに持って帰ってくることができました。

最後はお友達の前で発表です。「何を持ってきましたか?」と尋ねると,少し恥ずかしそうな子どももいましたが,職員と一緒に「しょうぼうしゃ!」「うさぎ。」「パンダ持ってきたよ。」など発表することができました。

今回は1人1,2枚のカードを覚えてもらいました。次回は,覚えるカードを増やしたり選択肢を増やしたりと,子ども1人1人に応じてステップアップしたいと思います。

まだまだ寒い日が続きますが,今後も子どもたちの体調に気を付けながら活動していきます。(綾織)

ほし  社会体験(レストラン)

本日は,障害者福祉サービスウィズのホクレアレストランに社会体験で行ってきました。

子ども達は,数日前から「もうすぐレストランだね!」,「いつお出かけするの?」と尋ねる様子があり,待ち遠しい気持ちが伝わりました。レストランに到着すると,お店の人に元気よく手を振ったり恥ずかしそうにハイタッチをしたりと,コミュニケーションを取る子ども達でした。

料理を待っている間は,普段と違う場所に来たことで少し緊張気味の子ども達でしたが,お子様ランチを店員さんが持ってくると明るい表情になり,お友達や支援者に“見て!”とジェスチャーや言葉で伝え,とても嬉しそうでした!

プレートには,ハンバーグや唐揚げ,スパゲティ,ゼリーなどと子ども達の大好きなメニューがたくさんでした!1つ1つ食べる度に,ニコニコした表情で顔を合わせていました。また,普段は食べることを拒む苦手な食材に自分から挑戦したり,食べこぼさないように意識したりといった様子もみられました。

帰りのバスでは,お腹が満たされたうえに気持ち良く揺られるとぐっすりの子ども達でした。

普段は,ご家族と行く機会が多い外食だと思いますが,社会体験を通して子ども達や支援者と一緒に行くことで,とても良い刺激や思い出になったのではないでしょうか。これからもお友達や支援者と色々なところに行き,たくさんの経験や思い出を共有していきたいです。(二見)

 

 

 

そら ラジオ体操

今年度,そらグループでは,毎朝のリトミックにラジオ体操を取り入れています。

みなさんも,子どもの頃,夏休みなどに取り組んだ経験があるのではないでしょうか。

4月から取り入れ,最初は職員の動きを見ながら一つ一つつの動きを模倣するのに一生懸命だった子どもたち。9カ月が経った今では,職員と横に並んで様々な動きを自分で行うことができるようになりました。

ラジオ体操には,身体全体を動かす動作が多く含まれています。また,手足を別々に動かしたり,筋肉を曲げたり伸ばしたりする動作もあり,身体を動かす上で必要な動きを自然に促すことができます。さらに音楽に合わせて動いたり,体操の流れを覚えたりと,子どもたちにとっては心身への刺激がたくさんあります。これから小学生になる子どもたちは,ラジオ体操の動きや音楽に触れる機会も多くなるのではではないでしょうか。

ラジオ体操で十分に身体がほぐれた子どもたちは,その後の活動でも存分に身体を動かして遊んでいます。ぜひ,ご自宅でもご家族皆さんで取り組んでみてください!(迫)

ほし クッキング

本日は,毎回子どもたちが楽しみにしているクッキングに取り組みました。今回はお好み焼きに挑戦です。最初に「これは何かな?」と材料の確認をすると「お水だ!」や「レタスかな?」と元気に答える子どもたちでした。レタスとキャベツは似ていますが,皆でよく見てキャベツだということを確認しました。続いて溶き卵を見ると,普段見ている卵のイメージと違うことに気付き不思議そうな表情でしたが「白くて丸いのをパカッと割ると?」とヒントを出すと「卵!」と自慢げに答えることができました。

材料の確認を終えると,いよいよ調理に取り掛かります。今回は「混ぜる」工程に挑戦しました。10回ずつ混ぜたら次のお友達に交替するという約束を確認して,1人ずつ順番に取り組みます。早く混ぜたい気持ちを我慢しながら,お友達が頑張る様子をじっと見ている姿に成長を感じました。自分の番が来ると,大きなスプーンを持ち片手でボウルを押さえながら混ぜることに苦戦しながらも,こぼさず上手に混ぜることができました。最後に豚肉を混ぜて出来上がりです。「美味しくなってねー!」とお好み焼きの生地に手を振り,おやつの時間を心待ちにしている子どもたちでした。

 

そして待ちに待ったおやつの時間に,焼き上がったお好み焼きを食べました。自分で作ったという経験が食べる意欲に繋がり,より一層美味しそうに食べる子どもたちでした。

 

実際に食材に触れたり簡単な調理に挑戦したりすることで,自分が食べる物をイメージしやすく食材をより身近に感じられるのではないかと思います。何より「自分が作った」ことの喜びを共有できることは,子どもたちにとって嬉しい経験です。また,食べ物に関する絵本も大好きで,絵本の場面をイメージしながら給食を食べる姿もあります。今後もクッキングや食育,絵本の読み聞かせ等を通して食への意欲や喜びに繋がるような活動に取り組んでいきます。(坂元)

ほし 親子療育

新年が始まり,今年も元気いっぱいな子ども達の姿が見ることができて嬉しく思います。1月22日は,今年初めての親子療育を行いました。お正月の遊びといえば,凧揚げやコマ回し等の沢山の遊びをイメージできるかと思います。そこで今回は,指先の使い方を理解して取り組むことと,親子で協力し合い1つの作品を完成することをねらいとして,作る達成感や親子で一緒に凧を揚げることを経験できるように,普段作る機会のない大きな凧を作ることに挑戦しました。後で園庭に出てみんなで凧揚げをしました。

始めに見通しや期待感が持てるように,支援者が完成した凧を見せると「ねずみさん。」「大きいね。」とわくわくした表情を見せる子ども達でした。

親子で取り組む際のポイントを伝え,凧作りのスタートです。「ストローはどこに貼るのかな?」と保護者と一緒に位置を確認したり「ここを引っ張ってね。」と指先を使うことを意識してテープを摘まんだりして協力する姿がありました。

指差しで貼る位置が上手く伝わらないときは,保護者がペンで貼ってほしい場所に印を付け,視覚的に分かり易くするとスムーズに貼ることができました。また,子ども達の状況に合わせて両面テープは保護者が少しだけはがすことで,子どもがはがし易いように工夫しながら取り組みました。

凧が完成すると,さっそく園庭に出て凧を飛ばしました。風にヒラヒラとなびかせたり,飛ばなくても一生懸命走ったりして飛ばそうとする姿がありました。また,親子で手を繋いで走ったり子どもを抱きかかえながら走ったり,中には「見て!しっぽ!」と言ってお尻に凧紐を付けて走り,自分で遊びの展開を拡げている子どもさんもいて,それぞれの親子で凧揚げを満喫している様子でした。

今回の親子療育にご参加してくださいましたお父様とお母様,本当にありがとうございました。次回の親子療育では,2月の行事を取り入れた感触あそびを行う予定です。ぜひ,次回のご参加もお待ちしています。

これからも寒い日が続きますが,子どもも大人も寒さに負けずたくさん身体を動かして健康な体をつくっていきましょう。(二見)

にじ カルタ

今日は,聞く意識を高めることをねらいとして,カルタを行いました。

まず,たくさんある絵カードを1枚ずつめくり,動物や食べ物,乗り物等の名前を確認しました。スラッシュカードのように,次々とめくられていく絵カードを見て,素早く「いぬ!」,「りんご!」と答えていく子どもたち。イラストの名前の確認が終わると,いよいよカルタに挑戦です。中央の青色のマットにカードを並べると「したことある!」,「たくさん取るよ。」と意気込みを伝えていました。

 

青色のマットの両端に2人ずつ立ち,いよいよ勝負が始まります。職員が「1回だけ言うからよく聞いていてね。」と声掛けを行うと,職員の言葉を聞き逃さないように静かに集中する様子がみられました。職員から「動物」,「お外で使うもの」等のヒントを伝えられると,青色のマットの周りを歩いたり中に入ったりしながら,並べられたカードをよく見て正解を探すことができていました。

職員から伝えられたヒントを聞いて,カードを見つけると「あった!」と大きな声を出しながらカードに手を置く姿がありました。また,一緒に勝負をするお友達よりも先にカードを取ることができた嬉しさを「やったー!」と言葉や笑顔で表現していました。

勝負のなかで,カードを取るタイミングが同じになる場面が何度かありました。その際,職員が「どっちが早かったかな?」と声掛けを行うと「僕が早かった。」,「○○くんの方が早かったと思う。」,「同じだったね。」等,自分達が思ったことを言葉で伝えることができていました。

様々な遊びのなかで,お互いの気持ちを確認したり譲り合ったりすることはとても大切な経験です。それに加えて,今回の活動のなかでみられた「僕が早かった。」という発言のように,自分の気持ちを伝えられることも,とても大事な力の一つです。

これからも,自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちに共感したりできるような体験ができるよう,遊びの内容を工夫していきます。(網谷)

そら フィールドクライミング

身体の動かし方や,手足の協調運動などを目的にフィールドクライミングの活動を行いました。

普段は,サーキットなどの運動あそびで,主に「足」を使って平均台や飛び石などの取り組む子ども達ですが,今回は「両方の手足を地面につける。」ことをルールの1つとして活動を行いました。

まずはトンネルに挑戦しました。トンネルを通るには四つん這いの姿勢でなければトンネルをくぐることはできません。子どもたちは楽しみながらトンネルを通ることで,自然に四つん這いの姿勢をとることができました。

 次に地面に「手」「足」の絵カードが貼ってあるゾーンに入りました。「ここは手。」,「ここは足。」と位置を確認しながら取り組むことができました。片手片足だけ動かしても,なかなか前に進むことができません。手足を一緒に動かす(協調させる)ことで前に進むことができます。普段よりも難しい内容ですが,子どもたちなりに「1・2・1・2・・・。」,「手・足・手・足・・・・。」と声を出しながら取り組む姿勢がとても印象的でした。

最後は巧技台のはしご登りに挑戦です。これは普段の巧技台での活動で慣れている内容だったので,子どもたちはスムーズに梯子を登っていました。

今回は,普段とは少し違った取り組み方での活動でしたが,子どもたちからは「楽しかったね!」と感想が伝わってきました。また次回,少し場の設定やルールを変えながら取り組みたいと思います。(迫)