ほし 水あそび(氷)

 

本日は,水遊びをしました。毎日続く暑さを忘れてしまうほど,子どもたちが大好きで夢中になる遊びです。今回は,氷を使って温度や感触の違いを味わいました。

最初に,氷を浮かべた水を触ります。タライに入れた水を見た途端に笑顔になり,ワクワクとした気持ちが伝わってきました。今回の氷は,製氷機で作った2,3cm角のものに加え,プラスチックのカップや牛乳パック等,様々な形や大きさに凍らせたものを用意しました。

水の中の大きな氷に気付き,「何だろう?」という表情で見たり指先で少しずつ触ったりすることができました。初めは,冷たさに驚いているようでしたが,大きな氷を両手で持ち上げたり小さな氷をコップに集めたりと,自分なりに工夫して遊ぶ姿に成長を感じました。

次に,食紅で着色した氷を出すと,好きな色を指差しや言葉で伝えながら,意欲的に取り組むことができました。少しずつ色の名前を覚え,普段から絵本等で見た色を一生懸命伝えています。

 

最後に,氷の中のスーパーボールを取り出します。水に入れて氷を溶かしながら,指先を使って少しずつ取り出していきます。職員と一緒に何度か繰り返し,自分で取れたボールを大切そうに持つ姿が可愛らしかったです。

 

普段の水あそびに,氷や泡,牛乳パックやスチロールトレイなど,少し材料を加えると更に遊びを拡げて取り組めますので,是非ご家庭にある物を使って遊んでみてください。まだまだ暑さは続きますが,毎日元気な子どもたちと夏の遊びをたくさん楽しんでいきます。(坂元)

ほし 風船あそび

本日は,小麦粉や風船の感触を味わうことをねらいとした小麦粉風船と,身体を動かして発散することをねらいとした風船あそびを行いました。

まずは,小麦粉風船です。はじめに,小麦粉の感触を手で確かめて,風船の中に小麦粉を入れていきました。支援者が飲み口を切ったペットボトルを風船に繋げて小麦粉を入れていく手本を提示すると,静かに真剣な表情で見つめる子どもたち。その後,1人ずつ順番に回していき風船の中に小麦粉を入れていきました。支援者が「10数えたら隣の友達に渡してね。」と声掛けして数を数えると,気持ちを切り替えて隣の友達に渡すことができました。

小麦粉風船が完成すると,両手で感触を確かめていきました。指先で強く押したり両手で揉んだりして「うわー。」,「もちもち。」など普段あまり味わうことのない感触に目を輝かす子どもたちでした。

最後に,風船を使って身体を動かしていきました。支援者や友達と風船を投げ合ったり,高さのある籠の中に風船を入れたりしました。子どもたちから「一緒に遊ぼう。」と声を掛ける姿や「これ,貸して。」,「ありがとう。」をジェスチャーや言葉でやり取りしながら遊ぶ姿にとても成長を感じました。

風船は膨らませるだけでなく,他にも色々な遊び方がありますので,子どもたちの遊びの幅が広がるように今後も工夫していきます!(マルデリ)

そら 水遊び(水鉄砲)

以前から,子どもたちは水あそびの活動を楽しみにしている様子でした。本日は,水鉄砲を使った水あそびを行いました。水鉄砲を使った水遊びは2回目です。

最初に,水鉄砲の使い方を確認し的を狙う活動を行いました。使い方を知った子どもたちは,水の飛び方を見て何度も繰り返して使用したり,遠くに水が飛ぶのが嬉しいようでニコニコした笑顔で飛んだことを教えてくれたりしました。また,水が出てくる方を自分の方に向け,水が飛んできたことに驚く姿には思わず笑ってしまいました。

 

的に当てることが上手になってコツを掴んだ様子で,そーっとそーっと職員の後ろに回り,水を飛ばす子どもたち。職員と子どもたちで水鉄砲競争が始まり,子ども同士で「せーの。」と声をかけ水を飛ばし,職員も濡れるほど子どもたちは上手でした。

その後は,たらいの中に入ったり水を掛け合ったりと水あそびを楽しみました。勢いよくたらいの中に飛び込み,満面の笑みを見せてくれる子どもたちが可愛らしかったです。

まだまだ,暑い季節は続きますが,お風呂に水を溜めたり庭にプールを出したりと,ご家庭で行っている夏の遊びを子どもたちと思いっきり楽しんでみてください。(地久里)

 

行事食 お盆

☆献立☆

・枝豆ごはん

・魚の天ぷら

・ビーフン炒め

・かいのこ汁

 

 

本日の給食は,鹿児島のお盆料理として知られる,かいのこ汁を提供しました。かいのこ汁には,大豆,こんにゃく,揚げ,なす,かぼちゃ,にんじん等,色々な具材が入っています。

 

 

 

また,枝豆ごはんの枝豆には,ビタミンが豊富に含まれており,夏バテ予防や疲労回復に効果があるといわれています。

 

 

暑い日が続きますが,栄養たっぷりの給食をたくさん食べて,夏を乗り切ってほしいです!(内村)

にじ 屋台あそび

本日は,夏祭りの屋台をモチーフに,相手に伝える意識をもつことをねらいとして,屋台あそびをしました。また,夏祭りの雰囲気を味わうことができるように,自分でデザインした法被を着ることも,活動の1つとして取り入れました。

朝,教室に入ると,吊り下げられた法被を見て「何,これ?」,「これ,着るの?」などと注目の的になっていました。

「朝の準備が終わったら,好きな色の法被を決めてね。」と声を掛けると,いつも以上に素早く準備に取り組む姿がありました。「終わったよ。」,「赤色がいい。」とすぐに伝える様子もみられました。どの色の法被を着るのかを決めたら,法被に飾り付けをしていきます。様々な形の画用紙を貼ったりペンで好きな絵を描いたりしながら,オリジナルの法被を完成させることができました。

完成した法被を着ると「見て,見て!」,「可愛いでしょ?」と,ワクワクした表情で伝える姿がありました。

次は,いよいよ屋台を回ります。2人~3人のグループに分かれ,グループごとに,屋台を回る順番を確認すると「1番は,金魚すくいだよ。」,「2番は,あっちだね。」など,リーダーを中心に話し合いながら,順番に屋台を回ることができました。また,次に行く屋台を確認する際に,お互いが指差しながら「あっちだね。」,「あそこだよ。」と話し,ねらいとしていた“相手に伝えること”を意識できている様子がみられました。途中,2人組のグループの子どもたちが,手を繋ぎながら移動する姿もあり“お友達と一緒に”を意識している様子をみることもできました。

今回は,金魚すくい,射的ゲーム,お菓子の掴み取りの3つの屋台あそびに取り組みました。金魚すくいでは「赤色の魚とボールを取ってね。」,「7個取ってね。」などの課題を設けました。射的ゲームでは,輪ゴムを割り箸の先に引っ掛けることにも挑戦し,指先の細かな動作や優しく丁寧に物を扱うことを意識できました。また,お菓子の掴み取りでは,皆で作ったお菓子をたくさん掴むために,手を目一杯広げる様子がみられました。1度に掴むことができた個数を一緒に数えたりお友達と協力して箱のお菓子が空っぽになるまで掴んだりすることができました。

3つの屋台あそびを通して,色や数の認知,手指の動きや力加減の調整,他者との協力など,さまざまな経験を積み重ねることができました。

活動の振り返りをする際「楽しかった。」,「射的をまたやりたい。」など,満足気に伝える姿が多くみられました。今後も,室内でも季節感を味わいながら楽しめる遊びを考え,子どもたちと一緒に素敵な夏の思い出を作っていきます。(網谷)

放課後デイ 氷

今回の氷の活動では,冷たい感触を味わったりカーリングのように氷を滑らせて得点を競ったりして楽しみました。
手で触った際,あまりの冷たさに驚く子ども達もいましたが,徐々に慣れてきた様子で,「冷たくて気持ちいい。」と足や顔にも氷を当てて感触や形の変化を味わうことができました。

冷たさに慣れてきた後,次は氷を滑らせて得点を競いました。「負けないぞ。」と意気込む姿もみられ,力加減を意識しながら高得点を目指しました。最初は上手くいかず,場外に飛ばしてしまう子どもがほとんどでしたがコツを掴むと点数が書かれた場所に氷を滑らせることができました。また,自ら得点ボードに点数を書いたり計算したりすることで友達と競うことの楽しさを学ぶことができました。
コロナウィルスの影響や悪天候が続く中,室内で過ごすことが多いと思います。これからも室内で充実して楽しめる活動を計画していきたいと思います。(石坂)

そら 寒天あそび

今回は,感触を味わったり指先の感覚を養ったりするため,寒天あそびをしました。

職員が寒天を取り出すと,身体を乗り出し早く触りたい様子の子どもたち。まず,そっと寒天を触ってみました。「どんな感じがする?」,「冷たいかな?柔らかいかな?」と職員が声を掛けると,「冷たい!」,「ゼリーみたい!」と感触を伝えることができました。

次に,寒天の中に入っているビーズや玩具を取り出す遊びをしました。寒天を割ったり指をグッと寒天に入れてつまんだりと,それぞれの方法で小さな玩具を取り出すことができました。

 

最後に,スプーンでお皿から透明のコップに寒天を移しました。細かくなった寒天は滑り,なかなかすくうことが難しい様子もありましたが,「お皿を持ったら入れやすいよ。」と声を掛けると,お皿からコップへ,コップからお皿へ何度も移し替えたり寒天を入れたコップを陽に透かして色を楽しんだりする子どもたちでした。

寒天は触るとひんやりとしていて,暑い夏にぴったりの遊びです。今回は机上で取り組みましたが,手の平や指先だけでなく肘などで感触を楽しむ子もいました。シートを使用し,足など全身で感触を味わう活動にも取り組もうと思います。(綾織)

にじ シール遊び

本日は,さまざまな大きさのシールを使った活動を行いました。

1~10までの数字と同じ数のシールを貼る課題では,数の理解を深めることを目的に実施しました。下から順番に貼っていくなかで,「いち,に,さん…。」と声に出して数えながら進めていました。同時に,枠からはみ出さないことも意識しながら貼るということは難しいですが,みんな真剣に取り組んでいました。

年長の子どもたちは,ランダムに並んだ数字と同じ数だけ貼る課題に取り組みました。数字と数をしっかりと理解できていて,スムーズに貼ることができました。

他にも,枠内にきれいに貼る課題では,キャラクターの顔の縁取りをしました。いろんな色や柄のシールを選ぶ楽しさもあり,時間いっぱい貼っていました。

 

順番に貼られたシールを見て規則性を意識しながら貼り進める課題では,5色の順番を守りながらシールで枠を埋めていきました。途中で順番がずれてしまいやすく,大人でも難しいところある中,一人で完璧にできる子もいて驚きました。

活動時間も40分と少し長かったですが,最後まで懸命に取り組んでいました。(福山)

ほし 絵カードあそび

ほしグループの子どもたちは,友達や支援者と遊んだり触れ合ったりすることが大好きです。今回は,子どもたちが今以上に楽しく他者とやり取りしながら関わることができるように,言語面の向上をねらいとした“絵カードあそび”をしました。

まず初めに,マグネットを使って色と形の確認をしました。支援者の「何色かな?」,「何の形かな?」の問い掛けをよく聞き,質問に合わせて「あお。」,「まる。」などを言葉で伝えることができました。色や形の名前を伝えることが難しい子もいましたが,支援者が「これは,赤だよ。」などと伝えると,口の動きを真似したり言葉を模倣したりすることができました。また,支援者が1つのマグネットを提示して「これと同じものはどれかな?」と尋ねると,数枚あるマグネットの中から同じマグネットを見つけることもできました。

 

次に,動物や食べ物などの絵カードを使って物の名前の確認をしました。動物の絵カードを見ると動きや鳴き方の真似をしたり食べ物の絵カードを見ると「あーん。」と食べる真似をしたりする子どもたちがとても可愛かったです。また,好きな絵カードを見つけると,支援者にジェスチャーや言葉で「ちょうだい。」と伝えることもできました。

 

最後に,福笑いをしました。支援者が「これは,目だよ。」,「これは,耳だよ。」などと声掛けすると,自分の顔を指差しながら位置の確認をする子どもたち。その後,支援者が事前に用意した手本を提示すると,手本と見比べたり自分の顔のパーツの位置を確認したりしながらペタペタと貼ることができました。完成した表情を見て,嬉しそうに拍手をしたり,友達や支援者に見せたりと,大満足の子どもたちでした。

今後も,遊びや他者との関わりの中で,言葉の意味や気持ちの伝え方の確認をし,他者と関わることの楽しさや充実感に繋げていきます。(マルデリ)

そら クッキング(クッキー)

本日は,クッキングとしてクッキーを作りました。エプロンと三角巾,マスクを着用しクッキングを楽しみにしている子どもたちです。いよいよ,クッキングの始まりです。小麦粉,砂糖,バターなどの材料を確認し,生地を混ぜたり伸ばしたりと順番がくるまでしっかり着座して,待つことができました。「10回ずつ混ぜようね。」と伝えると,周りのお友達も数を一緒に数えてくれたり自分の番になると丁寧に混ぜたりと楽しく参加することができました。

次に生地を伸ばし型抜きの時間です。星や丸などの大きな形をみんな選び優しく型抜きをすることができました。「いい匂い。」,「早く食べたーい。」と出来上がりが待ちきれない様子でした。

完成したクッキーを給食室へ運び,美味しく焼いてくださいという気持ちを込めてみんなで「お願いします。」と元気にお願いすることができました。

待っていたおやつの時間です。出来上がったクッキーを口にすると「サクサクするね。」と自分たちで作ったクッキーは美味しいようで,友達や先生たちに見せたり「美味しいね。」と伝えあったりといつも以上に時間をかけて味わっていました。

ご家庭でも,ぜひ子どもと一緒にクッキーを作ってみてください。(地久里)