そら 感触あそび

今回は,芝やスポンジ,保冷剤などの素材や片栗粉のトロトロとした感触の2種類に触れる感触あそびに取り組みました。室内では芝や保冷剤,スポンジのマットを提供し手足で感触を楽しむことができるように「冷たいかな。」,「チクチクする?」などの声掛けを行い,感触を言葉で表現してみました。子どもたちも手足でそれぞれの感触に触れてみたり「ふわふわする。」,「冷たい。」など言葉で表現したりし好きな素材を見つけることができました。

次に片栗粉の感触に触れました。片栗粉の固まりに指先で“ツンツン”と触れてみると,どのように変化するのか楽しみにしている子どもたちです。職員が手の平で掬ってみると,指と指の隙間からトロトロと流れてくる片栗粉に驚く姿の子どもたちに思わず「すごいでしょ。」と伝えてみると,すぐさま片栗粉に手を伸ばす子どもたちでした。握った瞬間は固まっているのに,すぐにトロトロと溶ける片栗粉に無我夢中に触る子どもたちの表情がとても素敵でした。

これからも,様々な素材を提供しつつ,触ることが難しい子どもでも興味が持てるような提供の仕方を工夫していきたいと思います。                                                (地久里)

 

 

放課後等デイサービス 10月 活動(ハロウィンの工作)

 

 

10月の活動では,ハロウィンの工作を行いました。活動のねらいは,季節を意識しながら工作を行い,手先の巧緻性を高めることです。

今回はハロウィンのかぼちゃの形の小物入れを作りました。職員が見本を持ってくると,「おばけだ!」と笑顔を見せてくれる子どももいて,顔のパーツを台紙に貼っていく場面では,「もっと怖い顔のおばけを描く」とオリジナルのおばけの顔を描いてくれる子どももいました。飾り付けの場面では,好きなシールや飾りを選び,貼る場所も自分で決めて,それぞれのオリジナルのハロウィンの工作を完成させることができました。

今後も季節感を味わえるような活動を計画し,子どもたちと一緒に季節の変化を楽しんでいきます。(脇田)

 

放課後等デイサービス 園庭での活動

昨日の雨とは打って変わって,今日は気持ちの良い秋晴れでした。「お外で遊べるね!」「砂場で遊びたいな。」と子どもたちも嬉しそう。昼食と歯磨きを済ませ,さっそく園庭へ出かけました。

人気だったのは砂場遊びです。「深いトンネルを掘るぞ。」「一緒にお山を作ろう。」などと,意欲的な声がたくさん聞かれました。子どもたち同士で上手にスコップの貸し借りをしたり,協力して山やトンネル作ったりする様子もあり,子どもたちの成長が感じられました。

次第に秋も深まってきて,落ち葉遊びや虫探しなど,秋の園庭あそびはたくさんの楽しみがあります。風邪や感染症にかからないよう気を付けて,たくさん外で遊びましょう。(渡邉)

にじ ツイスターゲーム

本日は,身体の場所を意識しながら動かすことをねらいとして,ツイスターゲームに取り組みました。

始まりの挨拶をすると「ツイスターゲームって何?」,「したことないよ。早く教えて!」など,初めて聞くゲームの名前にワクワクした様子でした。

 

まずは,自分の身体の場所を確認します。「右手を挙げてね。」,「左足を挙げてみよう。」と声を掛けると,しっかり伝えられたパーツを確認することができました。また,近くに居る友達で,反対の手足を挙げている姿が見えると,すぐに「こっちだよ。」,「反対だよ。」と優しく教える様子もみられました。

身体の場所を確認し,いよいよツイスターゲームに挑戦です。初めは,手足のイラストが付いたマットで取り組みました。「右足は青。」,「左足は赤。」と,職員が伝えた色に,手足を置くことができました。両手両足が枠の中に入り,体勢が決まったら,全員で10秒数えます。足がクロスし,慣れない体勢でしたが,最後まで体勢をキープすることができました。

次に,カラフルな丸が描かれたマットで取り組みました。先程と同じように「右足は赤。」,「左足は緑。」など,伝えられた色に手足を置いていきます。色が伝えられると,同じ色の3つの場所のうち,どこに手や足を置こうか,目で見て考える姿がありました。手や足を置く場所を考える際「ここだと,倒れてしまいそう…」,「ここは,大丈夫かな?」と,色々な体勢を予測します。色々な体勢をイメージし,倒れないように…と意識することが,危険予知にも繋がります。

何度か繰り返しながら取り組むうちに,コツを掴んだ様子もみられ「僕,一回も倒れてないよ。」,「遠くの場所にしても大丈夫だった!」と,達成感に溢れる姿がありました。

また,活動後には「身体がポカポカする。」と,充分に身体を動かすことができたようでした。

今後も,挑戦する気持ちや達成感を味わうことができるような活動を考えていきます。(網谷)

ほし ハロウィンごっこ

季節行事を子どもたちが味わうことができるように,ハロウィンごっこをしました。まずは,ハロウィンの醍醐味でもある仮装をしました。ポリ袋を使ってカラフルなお化けたちに変身する可愛い子どもたちを見て,私たちの気持ちも高まりました。仮装をした子どもたちは,衣装を興味深く触って確認してみたりカメラを向けるときりっとした表情で構えたりしてワクワクしていました。

 

仮装をして他のグループのお部屋に遊びに行き,花紙で作ったキャンディをもらいました。慣れない部屋に入り,恥ずかしそうにしながらも,他グループの子どもたちからキャンディをもらうと笑顔を見せる子どもたちでした。中には,キャンディをもらうときに「ちょうだい。」,「ありがとう。」の言葉やジェスチャーでやり取りを交わす姿があり,成長を感じることができました。また,もらったキャンディは衣装についているポケットに大事そうに入れており,ポケットがキャンディでいっぱいになると嬉しそうでした。

  

今後も,療育や他の時間を通して他クラスと積極的に交流する機会や季節行事を味わえるような機会を作り,お友達に優しくする気持ち,恥ずかしい気持ちなどの様々な刺激を受けて子どもたちの成長に繋げていきます。(二見)

 

ほし 制作(ハロウィン)

10月に入り,街中ではハロウィンの賑やかな飾りが増えてきました。めばえでは,行事の雰囲気を味わえるよう季節ごとに制作をしています。今月は子どもたちに馴染みのある,カボチャとお化け作りに挑戦しました。

最初に,カボチャとお化けの顔を作りました。職員のお手本を見ると,ハッと驚いたような顔をしたり「知ってるよ!」と指差しで伝えたりする姿がありました。それぞれ自分の好きな場所に目と口のパーツを貼っていきます。お手本を見ながら貼ったりオリジナルの顔を作ったりして,たくさんの可愛らしい顔ができました。今回は小さめのパーツが多かったため,両面テープに苦戦する場面もありましたが,端を少し剥がして渡すことで最後まで自分で取り組むことができました。

次に,先ほど作ったカボチャとお化けを貼った画用紙にお絵描きをしました。普段からお絵描きが大好きな子どもたちです。クレヨンを目にしたときのキラリとした表情が印象的でした。小さな点をたくさん描いたり画用紙いっぱいに塗り潰したり,それぞれが夢中になって取り組んでいました。

いつもたくさん動いて元気いっぱいの子どもたちですが,机上で取り組む遊びも集中できる時間が増えており,日々成長を感じます。一生懸命作った作品は,それぞれの個性が光る素敵な1枚になり「おうちに持って帰る。」と言って嬉しそうな様子でした。素敵な作品はしばらく活動室に掲示しますので,機会があればぜひご覧ください。(坂元)

ほし バランスあそび

本日は,バランスあそびをしました。まずは,ウレタンブロックの平均台を渡ります。最初は一歩ずつ慎重に渡っていた子どもたちでしたが,職員より先に進んだり1人で頑張って渡ったりする姿があり成長を感じました。

次に,高さのあるマットの上に登ります。手や足に力を入れて頂上まで登ると,5秒間片足立ちをします。高いうえに柔らかく,姿勢保持の難しいマットの上でしたが,足を上げて懸命に身体を支えることができました。

最後に,バランスボールの上に座ってバランスを取りました。普段から小さなボールの上に乗って前後左右に身体を揺らして遊んでいますが,大きなバランスボールは高さがあるので少し不安そうな表情の子どもたちです。しかし,職員が抱っこして一緒に乗ると,ふわふわとした感覚に笑顔になりました。

体幹を強くし,バランス感覚を養うことで怪我の防止や着座の定着に繋がります。また,全身をたくさん動かすことから指先の運動能力の向上に繋がっていきます。少しずつ涼しくなり,身体を動かすには良い季節となりました。今後も子どもたちが楽しく,意欲的に運動できる活動に取り組んでいきます。(坂元)

そら 生活体験(衣服のたたみ方)

 

本日は,生活体験の中で衣服(ズボン,Tシャツ)の畳み方の確認と練習を行いました。まずは,ズボンの畳み方の練習です。「ズボンの畳み方,知ってる?」と尋ねると中には「知ってるよ。」,「見ててね。」など手順を伝えてないのにも関わらず,自分たちで畳むことができる子どももいました。普段,ご家庭で保護者の方が行ってる姿をみていたりお手伝いをして学んだりと様々だと思います。生活の中でできることが増えるように,手順表をもとに練習を行いました。支援者が「半分こしてね。」などの声掛けと畳む箇所を指差し伝えることで,模倣したり手順表をその都度確認しながら畳んだりと真剣な目をした子どもたちでした。

 

次に,Tシャツの畳み方の練習です。手順が多いTシャツを畳むことは難しいようで苦戦する姿がみられました。それでも,支援者が「次はここを畳んで。」,「反対側も同じように畳んでね。」などの声掛けを行うことで,一通りの手順を知ることができました。また,お友達がしている姿を隣で見て一緒に確認する姿もみられました。

手順表があることで,畳み終わった後に綺麗に畳めているのか再確認できます。ほとんどの子どもたちが手順表を見ながら畳むことができ,畳み終わりも綺麗な仕上がりに驚きました。ぜひ,ご家庭でもズボンやTシャツ以外の手順の少ないタオル類で挑戦してみてください。 (地久里)

にじ しっぽとり

本日はルールのある遊びとして,しっぽ取りを実施しました。

しっぽを取る際には,相手を掴んだり押したりしないという約束のもと行いました。

初めはルールが曖昧で動きが硬かった子も繰り返すうちに楽しさに気付き,しっぽをしっかり目で捉え,積極的に追いかけていました。

年少の子は取られないように一生懸命逃げ,年長の子は取りたい気持ちが強く一生懸命追いかけるといった様子で,成長段階や年齢で動きに違いが出ていました。

取られて泣いてしまった子も「次は泣かない,怒らないで頑張ってみようね。」と声を掛けると,約束を守ってしっぽを取ることに成功しました。「先生,泣かない,怒らないできたよ。」と誇らしげな顔で伝えてくる姿から,自信に繋がった様子が伝わりました。

終了間際には「楽しかった。またやりたい。」という声も聞かれ,達成感に繋がったようです。機会をみてまた実施していきます。(福山)

放課後デイ クッキング(シュークリーム)

今回のクッキングでは,クロワッサンのパンを使ってシュークリームをみんなで作りました。最初はイラストや写真を見て,作り方の手順を確認しました。「クリームを入れて,チョコレートをかけてトッピングを…。」と声に出しながらしっかり手順を確認し,活動を楽しみにしている姿が見られました。

クッキングが始まると,職員と一緒にクリームをクロワッサンの間に慎重に詰めていきました。きれいにクリームが入ると,「とてもおいしそう。」と歓声が上がっていました。そして,チョコレートクリームをクロワッサンにかけ,最後にトッピングをするとおいしそうなシュークリームが完成しました。また,職員の真似をして自分からチョコレートをかける姿が見られるなど,最後まで夢中になってクッキングに取り組むことができました。

自分たちで作ったシュークリームを食べると「おいしい。」や「おかわりください。」と笑顔でたくさん食べる子どもたちでした。自分で作ったこともあり,普段甘いものをあまり口にしない子どもたちも挑戦して食べる姿がありました。これからもクッキングを通して,自分で料理やお菓子作りを行う楽しさや様々な食材への興味に繋がる活動を企画します。(草野)