ほし シール剥がし

指先の使い方を確認することをねらいに,シール剥がしをしました。まずはラミネートした台紙から,ビニールテープやマスキングテープを剥がします。今回は子どもたちの好きなキャラクターをテープで隠し,剥がすと顔が見えるようにしました。

テープ部分からはみ出した手や足を見るなり,自信満々で「アンパンマン!」と予想した子どもたち。テープ角の薄い部分を爪で剥がすことは難しいため,端を3mmほど折り曲げて提供しています。一枚ずつ剥がす度にキャラクターの名前を嬉しそうに伝えたり,集中して取り組んだりと,様々な姿がありました。また,剥がしたテープは別の台紙に貼るようにして,取り組んだ結果を目に見えやすくすることで達成感に繋げました。

次に,シール貼りをしました。色とりどりの丸シールを,花や電車のイラストに貼っていきます。最初は好きな場所に貼っていましたが,だんだん枠を意識して貼れるようになりました。「見てー!」と言葉で嬉しそうに伝えたり,手を伸ばして紙を見せたりする姿から,気持ちの伝え方が上手になってきたことに成長を感じました。

 

指先を使うことで集中力の向上や,お箸を使う動作に繋がります。今後も,身体を動かす時間と,座って落ち着く時間のメリハリをつけながら活動を提供していきます。(坂元)