にじ 施設外学習(交通安全)

横断歩道の渡り方や公道でのルール・マナーについて,実践を通して体験できるよう施設外での活動を行いました。

地域にある横断歩道に到着すると,信号が青になるのを確認し,右を見て,左を見て,もう一度右を見て渡りました。コンクリートで白黒の横断歩道や,時間が経つと点滅する信号機,信号を待っている車などすべてが本物の中,少しだけ緊張した表情で手を真っすぐに挙げながら渡す子どもたちの姿がありました。

    

信号を渡った後も,職員の後に続いて自転車や歩行者に注意しながら道の左側を歩いたり,ペアや後ろを歩く友達にペースを合わせて歩いたりする中で公道でのルールやマナーも経験することができました。やや長い距離を歩きましたが最初から最後まで取り組むことができました。

今回は,4月から小学校へ進む子どもたちも多く参加した活動になりました。小学校生活や日常の生活にも密接に関わってくる交通安全について,少しでも子どもたちの経験に繋がってほしいと思います。(迫)

ほし 生活体験(上着の着方)

12月になり,連日寒い日が続いています。上着を着て通所する子どもさんも増えてきたため,本日は上着の着脱の練習をしました。

まずは,支援者と腕をそでの中に通していきました。支援者が腕を通す部分を広げたり,衣服を反対の手で掴むように声掛けをしたりすると,片方ずつ丁寧に通すことができました。

次に,ファスナーを閉めていきました。ファスナーを付ける最初の部分はなかなか難しいため,支援者が子どもの手を包み込むようにして手添え支援をしながら一緒にすると,その後は自分で上まで閉めようと頑張る子どもたちでした。最後まで閉めると,満面の笑みで支援者を見つめたり,付いているフードを被ってポーズを決めたりなど満足感たっぷりの嬉しそうな子どもたちがとても可愛かったです。

上着を着たら園庭で遊びました。寒さに負けずたくさん身体を動かし発散することのできた子どもたちは,お昼からもたくさん食べてたくさん寝て元気に1日を過ごすことができました。

まだまだ寒い日が続きます。今年は,インフルエンザに加え新型コロナウイルスの流行もあり,例年と比べてより一層体調管理が大切となります。今日学んだ上着の着用をして衣服で体温調整をすることと,日頃から手洗いうがい,マスク着用,アルコール消毒などを徹底し,子どもたちが元気に今年1年を締めくくれるように働き掛けていきます!(マルデリ)

にじ 季節の制作

12月は,クリスマスリース制作を行いました。

事前に紙皿に色を塗る作業では,黄緑と緑の中から好きな色を選び,刷毛をゆっくり動かしながら丁寧に色を付けていきました。手元をみてしっかり塗ることができるようになっていました。

最初は,はさみで画用紙に書かれた線に沿って切る工程です。線を見ながら慎重に切り進めていました。これまでの活動や自由あそびの時間で使う時間を設けてきたことで,はさみの持ち方や扱い方が上達しているなと感じました。

  

切った画用紙を貼り合わせ,顔を描くとサンタクロースの出来上がりです。笑った顔や眠った顔など様々な表情で,個性が出ていて面白いです。

 

次に,作ったサンタクロースを紙皿に貼り合わせたら,スパンコールや金銀の折り紙で飾り付けます。スパンコールは様々な形や色があって種類が豊富なので,一つずつ見比べてボンドの上に気にいったものをのせていきました。

 

最後に,リボンを付けます。自分で穴に通したり結ぶ手順を確認したりしながら取り組みました。年長児は蝶結びに挑戦しました。難しいところは一緒に行い,綺麗に結ぶことができました。

 

これでクリスマスリースの完成です。

可愛いリースが部屋を彩ってくれていて,とても明るい雰囲気の中楽しいクリスマスを迎えられそうです。(福山)

 

そら カードあそび

様々なねらいをもって行っているカードあそびですが,今回は大中小の違いを知ることをねらいとして行いました。普段の遊びや生活の中で“大きい”“小さい”を意識することはあっても,“中くらい”の理解に繋げることは難しいです。

「これとこれ,どっちが大きい?」と大小の比較を確認すると,すぐに「こっち!」と元気な回答が聞かれました。始めは大小の比較を繰り返すことで,子どもたちも自信満々に答えます。次に,中くらいのサイズを見せると「あれ?」というような表情を見せる子どもたち。すでに提示してある大小のカードと照らし合わせながら「どっちが大きいかな?」「一番大きいのはどれかな?」など職員も質問を変えながら一緒に考えます。子どもたちは,「こっちが大きい。」「あっちは小さいね。」など視線を動かしながら一生懸命考えているようでした。

 

次に,大中小の順番に並べたカードを手本に,子どもたちも順番に並べます。途中考え込む様子がみられた際は職員と一緒に考え,子どもたちのペースに合わせながら取り組むことで徐々に理解が深まっていくようでした。

そして,最後には「この中で,中くらいの大きさはどれ?」との質問に「中くらい。」と模倣しながら指差しで答えることができ「そうだよ!すごいね!」とみんなから称賛され,嬉しそうに笑う表情はどこか誇らしげでした。これからも,子どもたちの実態に合わせ工夫した活動を提供していきます。(平川)

放課後デイ ボウリング

本日は,身体の動かし方を確認しながらボウリングの活動に取り組みました。今回は,ボールを投げるだけではなく,足で蹴ってピンを倒すなど,職員が見本を見せて活動の内容を説明しました。職員が「ボウリングしたい人。」と声を掛けると,「はい。」と元気よく返事をして積極的に活動に参加するこどもたちでした。

ボウリングの際は,身体の使い方について,子どもたちに寄り添いながら伝えることで,上手にボールを投げてピンを倒すことができました。中には手だけではなく,足でボールを蹴ってピンをきれいに倒す子どもさんもいて驚きました。

ピンが全部倒れると,「やったー。」と声に出して喜びを伝えたり,職員や子ども同士でハイタッチをしたりしながら満足そうな表情を見せていました。これからも活動を楽しみ,その中で身体の動かし方を確認することで,利用者の皆さんの経験や成長に繋がるように働き掛けていきます。(草野)

ほし 季節の制作

最近,子どもたちが園庭に落ちているどんぐりを見つけると,嬉しそうに握りしめている様子をよく見るため,今回は『どんぐりのでんでん太鼓』を作りました。

まずは,クレヨンでコップにお絵描きをしました。コップやクレヨンを提示して「何色がいいかな?」と問い掛けると,「青!」と言葉で答えたり指差しで伝えたりすることができました。

また,コップは,普段のお絵描きで使用する画用紙とは違って丸みがあるため少し描きにくいですが,手でしっかりと押さえながら描くことができました。思い思いに色を塗ると,支援者や近くのお友達に「見て。」と満足そうな表情でコップを見せる子どもたちでした。

次に,どんぐりの形をした画用紙に目と口を貼りました。以前は身体の部位の位置の理解が難しい様子でしたが,定期的に活動で取り組んだことで,今では手本を見る前に正しい位置に貼ることや手本を模倣しながら貼ることができるようになりました。

どんぐりをコップに貼ったら完成です。コップを振ると,コップに付けた鈴の綺麗な音が鳴り,嬉しそうな表情をする子どもたちでした。

今後も,季節感の味わえるものを取り入れながら楽しい活動を考えていきます!(マルデリ)

めばえ 発表会

コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか,感染症対策を万全に考慮したうえで無事に発表会を開催することができました。今回は,密な状況を防ぐために各グループごとに開催日を分け,子どもが発表する演目のみを保護者が鑑賞するといった形で実施しました。

開場が少人数であったことから,和やかな雰囲気があり子どもたちも保護者の方もリラックスしている様子でした。日々の練習を頑張って取り組んできた子どもたちのなかには自信いっぱいの子,緊張している子と1人1人の普段と違う姿を見ることができて私たち職員も嬉しい思いでした。最後に,頑張ったご褒美のお菓子をもらうと満面の笑みで受け取り,保護者の方に嬉しそうに見せていました。頑張った子どもたちの達成感が伝わりました。

日々の練習を重ねて頑張った子どもたちは,今回の行事を通してまた1つ成長をすることができたのではないかと思います。例年と違った形で発表会を実施しましたが,ご理解とご協力をしてくださった保護者の皆様,本当にありがとうございました。(二見)

  

にじ 楽器あそび

今回は,リズム打ちに慣れ,楽しみながら演奏することをねらいとして,楽器でリズム打ちと演奏をしました。

タンバリン,鈴,カスタネットの楽器があり,それぞれの好きな楽器を選ぶと,早速鳴らして楽しんでいる様子でした。

曲に合わせて演奏する前に,リズムカードを見てリズム打ちの練習をしました。様々なリズムがありましたが,職員が「音符マークは鳴らしてね。グーはお休みだよ。」と声を掛けると,正しく鳴らすことができました。職員が指差し指示をしたカードを目で追い,真剣な表情で演奏する可愛らしい姿もみられました。

   

次に,『おもちゃのチャチャチャ』と『ミッキーマウスマーチ』の曲に合わせて演奏をしました。職員が「どうやったら音が鳴るかな?」と声を掛けると,上下に振ったり楽器を持つ手首を叩いたりして,自分なりの表現で音を鳴らす姿がみられました。歌を覚えている子どもはリズム打ちをしながらも小さく口ずさみ,楽しんでいました。

これからも様々な音楽に触れてリズム打ちをしたり身体を動かしたりしながら,友達と楽しく活動ができるように工夫していきます。(五反田)

にじ 言葉あそび

本日は,言葉を連想する力や言葉・文字への興味を高めるため,言葉あそびを実施しました。

まず始めに,指定された色からイメージする言葉を考えました。黄色といえばバナナやレモン,白といえばご飯や綿菓子,緑といえば葉っぱやカエルといったたくさんの言葉が出てきました。年長児には平仮名が書けるようになってきている子どももいるので,交代で書くことにも挑戦しました。

揃った言葉は,お互いの発見や考えとして発表しました。一人では思いつかなかった言葉もあったようです。

次に,すごろくで止まったマスの言葉を声に出して読むゲームを行いました。

多めに進んだり後ろに戻ったりする場面では,大盛り上がりでした。遊びながら様々な言葉や平仮名にふれることができました。(福山)

ほし おままごと

本日は,言葉で伝えたものと同じものを探すことや友達とものの貸し借りをすることをねらいとして,おままごとをしました。

まずは,支援者が1つずつ食べ物を提示して名前の確認をした後,「ドーナツちょうだい。」,「大根ください。」などと声掛けすると,数ある食べ物の中から探し出して「どうぞ。」と言いながら渡したり“あったよ。”とジェスチャーで嬉しそうに伝えたりする子どもたちでした。

その後,包丁やスプーンなどを使って道具の使い方を確認しました。普段料理をしているご家族の様子を思い出しながら食べ物を切ったり,日頃の食事で積み重ねた食具の使い方を意識しながら食べ物をすくったりすることができました。すくった食べ物を美味しそうに「あーん。」と言いながら食べる真似をする子どもたちが,とても可愛かったです。

また,新年度が始まった4月当初は,不安や恥ずかしさからか支援者と関わることの多かった子どもたちですが,日々一緒に過ごす中でお友達と関わる楽しさを知り,今では「ちょうだい。」,「はい,どうぞ。」と言いながらものの貸し借りをすることが増えてきました。

子どもたちの成長に感動する日々ですが,今以上に子どもたちが輝くことのできるように今後もサポートさせていただきます!(マルデリ)