放課後デイサービス 社会体験(交通安全教室)

今回の社会体験では,交通安全教室ということで実践を通して交通ルールや横断歩道の渡り方を学びました。事前学習では,横断歩道の渡り方をイラストや写真を用いて確認しました。信号の色クイズでは「青!赤!」と大きな声で答え意欲的に取り組む子どもたちでした。

 

午後には実際に近くのボタン式横断歩道を渡りました。車が多く行き交うためか「怖い。」と言って職員の手をぎゅっと握る子もいましたが,信号を待つ際は車道から1メートル以上離れて待つことや青になったら渡るのではなく左右を見て車が止まってから渡るということを職員と一緒に確認しながら取り組むことができました。

交通ルールは何度も繰り返し伝えることで身につくものです。今後も,散歩等の活動の中で交通ルールを確認していきたいと思います。(中園)

 

放課後デイサービス 季節体験(コスモス観賞)

10月の季節体験では,都市農業センターに行きました。天気も良く,満開のコスモスに囲まれながらの季節体験となりました。

色とりどりのコスモスに目を輝かせながら歩いていると,とんぼや蝶々などたくさんの生き物に出会いました。「これ何て名前?」と職員に尋ねながら,実際に花に触れたり,土のにおいを感じたりと五感を存分に使いながら秋を感じていました。自然に囲まれた環境下で子どもたちの探求心に火が付いたのか,車に戻ろうとすると「まだ観たい。」と職員の手を引くこともありましたが,「次のお友達と交代ね。」と伝えることで車に戻り,コスモスや出会った虫について互いに教え合い,関わりを深める様子も見られました。

 

それぞれが事前学習で確認した約束を守ることでスムーズに季節体験を行うことができました。季節の花や虫に触れ,名前を確認することで自然をより身近に感じ,秋という季節を堪能できたのではないかと思います。(中園)

そら 生活体験(食具の使い方)

食具の使い方を確認することや指先の巧緻性を高めることを目的に活動を行いました。まず食具の使い方について見本を見ながら指を入れる場所や握り方を確認しました。子どもたち自ら「お父さん指がここで,お母さん指がここ。」と声に出しながら食具の使い方を確認することができました。

食具の使い方を確認した後はエジソン箸やスプーンなどの食具を使い,大豆を皿から皿へ移す練習をしました。最初は大豆をエジソン箸で挟むことが難しく,悔しそうな表情が見られましたが,コツを掴むとスムーズに大豆を挟んで皿から皿へと移すことができました。大豆を上手に移すことができると,「全部できたよ。」と笑顔で伝える子どもたちでした。これからも生活体験の活動を通して,楽しみながら生活の動作を確認していくことができるように活動内容を検討していきたいと思います。(草野)

そら 水運びリレー

今回は初めて水運びリレーに取り組みました。「なにするの?」と初めての活動にわくわくしている子ども達でした。直線や曲線などを水の入ったコップを手に持ち,線からはみ出さないように進む真剣な表情の子どもたち。手元や足元を確認しながら,初めての活動でも,とても意欲的な子どもたちでした。

次は,玩具をコースにたくさん並べ,玩具を踏まないように水運びを行いました。足場が狭かったですが,玩具を踏まないようにゆっくり進む姿もみられ,それぞれ考えながら活動に取り組んでいる様子がみられました。また,足元を見過ぎてしまい,水を溢してしまった子どももいましたが,諦めずに最後までゴールすることができました。

最後に,リレー形式で行いました。先で待っているお友達のところまで,水を溢さないようにゆっくりゆっくりと進むことができ,お友達が持っているコップに水を移し替えバトンを繋げることができました。これからも,お友達と協力して取り組める活動を提供し,できることや好きなことなどを増やしていきたいと思います。

(竹之下)

放課後デイサービス クッキング(たこ焼き)

今回のクッキングでは,チーズやソーセージが入っているたこ焼きを作りました。事前学習では,絵カードを使って材料や手順を確認し,実際に材料を見たり,触ったりすることで素材と触れ合いました。また,実際に1からたこ焼きを作ることで調理する楽しさを知り,食への興味関心を拡げるきっかけになったと思います。

      

クッキングが始まると,「私から混ぜたい!」とやる気満々の子どもたちで,隣の友達が混ぜているとボールを持ってあげるなど,互いに協力しながら取り組むことができました。材料を混ぜ終えた後はさっそくたこ焼き器で焼いていきます。部屋中に匂いが漂ってくると「いい匂いがする。」と焼いている様子を眺めながらも椅子に座ってしっかり待っていました。みんなで協力し素材に触れながら作ったたこ焼きは,いつも食べるたこ焼きと比べよりおいしく感じたのではないでしょうか。(中園)

            

そら ボールあそび

夏の終わりと秋の始めで体調を崩しやすい時期ですが,本日はボールあそびを行い,身体を動かしました。今回は,バウンドしたボールをキャッチして反射神経を鍛えることをねらいにして2人ずつで取り組みました。

始めに,支援者の話を椅子に座って聞きます。手本を提示しながら「ボールをギュッギュしてね。」と伝えると,ボールを抱える動きを模倣する子どもたち。実際に1人ずつ支援者がバウンドしたボールをキャッチして感覚を確認しました。

キャッチする感覚やコツを掴むことができたら,次はお友達とバウンドキャッチボールに挑戦しました。「行くよ。せーの。」と掛け声に合わせて,お友達に向かってボールを投げます。ボールをしっかりと目で追い,バウンドした方向へ向かってキャッチすることができると,満面の笑みで「キャッチできたよ!」と支援者だけでなくお友達にも伝えていました。また,バウンドだけでなく「優しくするね。」と,お友達を気遣い転がしてキャッチボールを楽しむ子どももいました。

キャッチボールを行うことで,反射神経を鍛えるだけでなく他者とのコミュニケーションにも繋がります。相手と目線を合わせながら遊びを共有することは,子どもの発達において大切なことだと思います。ご自宅でも手軽にできる遊びなのでぜひお試しください!

(木下)

にじ 引っ越しゲーム

大きさや重さによる動きの違いを感じたり,他者と協力したりすることをねらいに,引っ越しゲームをしました。初めて聞く遊びの名前に「何するの?」とワクワクした表情で聞く子どもたちでした。引っ越しゲームのルールは,丸と三角,四角の合図に合わせて,タオルでボールを運びます。最初に形の確認をすると「丸!」や「三角!」と得意げに答えてくれました。

1回目はカラーボールを運びました。ボールが軽いため,1人が高く持ち上げたり急いで走って移動したりすると転がってしまいます。今回は速さではなく,ボールを落とさないように運ぶことを伝えると「ゆっくり歩く!」と動きを確認することができました。何度かボールが転がってしまいましたが「あーあ。」と言いながらも楽しそうな表情の子どもたちでした。

 

2回目はバランスボールを運びました。大きなボールを見ると「えー?!」と驚きを隠せない子どもたちの声から,ワクワクとした気持ちが伝わってきました。ボールが大きくなったことで,タオルを持つ両手の幅を広げたり,見えづらくなった足元に注意したりする必要があるため,1回目より慎重に進むことができました。

3回目は,オーガンジーの上にカラーボールをのせて運びました。さらに,移動は線の上を歩くというルールも加えました。オーガンジーは,タオルよりも小さく滑りやすいため,落とさないよう手元をよく見るよう声掛けしました。また,線の上だけを進めるよう足元にも注意して見ることを伝えると,より真剣な表情で取り組む子どもたちでした。

 

今回は様々な大きさや重さの違いを感じながら,相手の歩くペースを考えてボールを運びました。それに加えて,聞いた形をとっさに判断して移動する必要があるので,頭と身体を同時に使いながら活動することができました。今後も子どもたちが意欲的に楽しめる遊びに取り組んでいきます。(坂元)

放課後デイサービス 季節体験(江口浜)

今回の季節体験では,東市来にある江口浜に行きました。当日は天気にも恵まれ,海風が心地よかったです。

青くて大きな海に目を輝かせながら,今にも走り出しそうな子ども達でしたが,「歩きましょうね。」と約束すると,みんなで歩調を合わせて歩くことができました。かっこよくボーズも決めてくれています。

砂浜まで行くと,迫ってくる波と追いかけっこをしたり,水を触ってみたりと大はしゃぎでした。磯の香りや海の青さ,冷たい海水を実際に触ることで夏を感じることができたのではないでしょうか。めばえに帰ると,「海見てきたよ!大きかった!」と職員に教えてあげる子ども達でした。(中園)

にじ クッキング(ゼリー)

食材に親しむことや,自分で取り組む達成感を味わうことをねらいに,クッキングを行いました。毎回子どもたちが楽しみにしている活動のひとつで,それぞれ持参したエプロンをワクワクした表情で自慢してくれました。

最初に,ゼリーをのせるためのランチョンマットを作りました。画用紙にそれぞれ好きな絵を描いたり,お気に入りのシールを貼ったりしました。夏らしくお化けを描き「目のところにゼリーを置くんだ。」とゼリーカップの位置まで考えられた作品もありました。

ランチョンマットを作った後は,いよいよゼリー作りです。今回は予め固められたゼリーと果物,ホイップクリームを盛り付けていきます。ゼリーは,1つのバットから職員が簡単に切り目を入れて等分したものをスプーンで掬いました。端に残ったゼリーに苦戦している様子でしたが,向きを変えたりバットに手を添えたりしながら最後まで丁寧に掬うことができました。

2種類のゼリーと,さらにみかんと桃,ホイップクリームがトッピングされ豪華なゼリーが出来上がりました。ラミネートした手作りのランチョンマットにのせるとより華やかに見えました。

作ったゼリーは,給食のおやつとして食べました。食後に楽しみが待っていることで普段より食事の進みも良く,あっという間にデザートの時間になりました。クリームを口に付けながらゼリーを頬張り,幸せそうに「美味しい!」と伝える姿が可愛らしく,職員も嬉しく思いました。

これからも子どもたちが自分で取り組み,楽しさや達成感を味わえるような活動を一緒に経験していきたいと思います。(坂元)

そら 水あそび(氷)

暑い日が続いている中,今日は氷の感触を確かめながら水あそびに取り組みました。たらいの中に水と氷を入れ,手で掴んでみたりポイで掬ってみたりとそれぞれの感触で味わう姿がみられました。子どもたちからは「冷たい。」「きゃー。」と活動を楽しむ声がたくさん聞こえました。

  

氷と一緒に金魚に見立てたペットボトルのキャップを入れて金魚すくいあそびも提供しました。カラフルな金魚を目の前にポイを使わず,思わず手で掴む子どももいました。金魚すくいに夢中になる子どもたちや氷水のたらいに足をつける子どもたちなどそれぞれ,好きな遊びを見つけて水あそびを楽しみました。また,頭から水をかけられ,全身で喜びを表現する姿がとても可愛らしかったです。暑い中での水あそびは楽しいようで「まだしたい。」「もう一回(水)かけて。」とまだまだ物足りない様子の子どもたちでした。

9月も数回水あそびを予定しているため,残りの水あそびも全力で子どもたちと取り組み,満足できる遊びを提供していきたいと思います。(竹之下)