放課後デイサービス 季節体験(公園散策)

 伊集院にある妙円寺中央公園での子どもたちは、木の橋や滑り台等のアスレチックを体験し,大はしゃぎでした。

 

 

 

 

 

 

 最初は怖がっていた高いジャングルジムも,慣れてくると足を置く場所をすぐに決めることができ,どんどん上に登って行きました。また、しっかり順番を守りながら遊具で遊ぶ姿に成長を感じることができました。

 

思い思いに身体を動かした後は,そよ風が吹く木陰で冷たい麦茶を飲みながらゆっくり過ごしました。コロナ禍での季節体験は十分な配慮が必要ですが、アスレチックや散歩で身体を動かし、気分転換できている姿を見ると微笑ましく思えます。今後も密を避けながら、子どもたちの笑顔溢れる活動にさらに工夫を重ねていきます。(中園)

 

放課後等デイサービス 4月 クッキング(おにぎり作り)

4月のクッキングの活動では,おにぎりを作りました。今回の活動のねらいは,自分で作って食べる喜びを知ることです。

最初に作り方の流れを確認し,まずはおにぎりを作る前に好きなふりかけの味を選びました。子どもたちは,たまごとしゃけ,わかめの3種類から言葉や写真カードの指差しでそれぞれ食べたい味を教えてくれました。その後はラップにご飯をくるんで両手でおにぎりの形に丸めていきました。

昼食の時間になると自分たちが作ったおにぎりを食べて嬉しそうにする様子がたくさん見られました。

今後も子どもたちが楽しみながら取り組める活動を計画していきます。(脇田)

 

そら 巧技台

幼児期は神経機能の発達が著しく,児童期以降の運動能力の基礎を形成する大切な時期です。今回は職員と身体の動かし方を確認することや,バランス感覚や筋力といった身体能力の向上をねらいに巧技台の活動を行いました。

まず,職員が巧技台の内容について見本を示すと,集中して話を聞く様子が見られました。そして,職員と身体の動かし方を一つ一つ確認することで,手元や足元をしっかり見てバランスを取りながら巧技台を渡りきることができました。最後に「おしまい。」の声掛けに合わせてタンバリンを叩き,笑顔で活動を終えることができました。

これからも様々な運動あそびを通して身体能力を高め,運動の楽しさや喜び,意欲を高めることができるように,運動あそびを取り入れていきたいと思います。(草野)

ほし 自然散策

 

 

ほし 自然散策

 

4月になり少しずつ暖かくなり春の季節を感じると共に子ども達も徐々に新しい環境にも慣れてのびのびと活動する姿が増えてきました。そのような中で今回は,自然散策を通して自分で歩いて身体をたくさん動かすこと,植物や虫に興味関心をもち,発見を共有することをねらいに,めばえ周辺を散策しました。

普段の園庭とは違う場所に向かうと,子ども達は嬉しそうに飛び跳ねたり笑顔で手を繋いだりする姿がありました。散策の途中で,職員が花や落ち葉を見つけると,しゃがんでじっと見つめていましたが職員が触ると一緒に興味を持って触ることができました。その後は,子どもたちから色んな物に興味を示して触ったり拾ったりとたくさんの自然を発見することができました。たんぽぽの綿毛を飛ばしたり,気に入った形の石や枝を見つけたりとたくさんの春を感じているようでした。

 

また,見つけたカエルにみんな興味津々でした!

発達支援センターの敷地は自然に溢れている場所で子どもたちはとても伸び伸びと過ごすことができています。今後も,めばえの地域性を活かして自然のあそびを取り入れていくことで,身体を動かしたり刺激を受けたりして感性を磨き,よりよい成長に繋げていきます。(二見)

 

そら 絵カードあそび

自閉症や発達障害のある子どもたちは,目に見えないことを言葉だけで伝えても先の見通しを立てることが苦手なので癇癪を起したりパニックになってしまったりすることがあります。そんな特性のある子どもたちに視覚支援とした「絵カード」を使って説明すると,言葉で話しかけるより指示が明確に伝わりやすくなります。今回は一段階進んでアンパンマンや動物の絵カードを使って絵合わせやマッチングを行うことにより視覚的に物の名前や形を理解することに努めました。

まず,支援者がマッチングあそびの説明を行うと,「アンパンマンする。」と声があがりました。活動中に声掛けを行うと,「これかな。」と悩みながらも集中してマッチングに取り組んでいました。最後まで活動に取り組むことができると,「先生できたよ。」と満面の笑みを浮かべながら言葉でしっかり伝えることができました。

これからも集中して活動に取り組むことができるよう,活動内容をさらに工夫していきたいと思います。(草野)

にじ 自然散策

写真と同じものを見つけ,他者と共有することを目的として,自然散策をしました。

まず,駐車場に移動し,約束事を確認しました。お友達と手を繋ぐこと,走らないこと,見つけたらお友達に教えることの3つを約束として確認しました。写真とシールを1人ずつ持ち,お友達としっかりと手を繋いで出発できました。

  

歩きながら花や車を観察し「車がたくさんある!」と興味深々な様子でした。職員が「見つけたものはこれで合っているかお友達に聞いてみてね。」と声を掛けると「あれかな?」,「同じだね。」と友達と話しながら進め,見つけた写真にシールを貼ることができました。写真を見ながら「どこかな?」「こっちにあったよ!」とお友達に教え合う姿もみられ,協力して取り組むことができました。お友達に適切な言葉で気持ちを伝えることは,より良い対人関係を築くことに繋がります。活動を通して異年齢の子どもと関わり,仲も深まったようでした。

  

これからも,お友達への気持ちの伝え方を考えながら話をすることができるように,活動を工夫していきます。(五反田)

にじ サーキット

今回は,体全体を使って遊ぶことを目的として,サーキットをしました。

まず,手の力加減を調整して前進することを目的として,梯子やトンネルのコースを1人ずつ渡りました。1回目は「手を先に置いて,その後に足を進めてね。」と声を掛けると,手足を交互に置き,手足を置く場所をよく見て渡ることができました。2回目以降は「自分の好きなやり方で渡ってみてね。」と声を掛けると,後ろ向きで足からついて渡る子どもがおり,難しい方法で挑戦して渡る姿もみられました。また,トンネルでは頭や肩がトンネルに当たらないように渡る練習をしました。リトミックでのかたつむりの動きを思い出しながら,腕の力を使って肘で上手に前進していました。

梯子では,梯子を掴む手の力加減や手足を順番にバランス良く動かすことが必要です。トンネルをくぐるためには腕の力で踏ん張ることが必要ですが,手の使い方を確認しながら上手に取り組むことができました。

  

次に,足を決められた場所に動かすことを目的に,島渡りのコースを渡りました。職員が「水色の画用紙だけを渡ってね。」,「1つの丸で1つの足だけを付いてね。」と声を掛けたり渡り方の手本を提示したりすると,足元や色に注意しながら跳んだり歩いたりして渡ることができました。片足を付いて1歩ずつゆっくり渡る子どもや,提示した色全てを素早く渡る子どももおり,自分なりの身体の使い方で渡ることができました。2回目以降は色を変えて行い,ルールを意識して足を動かすことができました。

  

これからも楽しく身体を動かしながら,身体の様々な動かし方に気付くことができるように工夫していきます。(五反田)

ほし ボールあそび

ボールをパネルや箱の中を狙って投げることと,カラーボールを箱に入れるあそびを通して片付けの理解に繋げることをねらいとして,ボールあそびをしました。まずは,壁に貼ったおばけのパネルを狙って退治しました。お化けに向かって「えーい!」,「おー!」と言いながら力いっぱいボールを投げることができました。また,パネルに当てやすいようにパネルの大きさを調整したり支援者が子どもの身体を抱き上げてパネルとの距離を近づけたりすると見事に当てることができて,嬉しさいっぱいの子どもたちでした。

次にキャラクターの箱の中にボールを入れる玉入れあそびをしました。支援者が「鬼さんにボールを入れてやっつけてー!」や「アンパンマンのお顔にボールをいっぱいにしてあげてね。」と伝えることで意欲的にボールを箱の中に入れることができました。箱いっぱいになったボールを上から落とすと寝転がりながら大喜びの子どもたちでした。その際に“もう一回。”の気持ちを指差しや言葉で伝えて再びボールを箱に夢中で入れる姿がありました。玉入れの動作をあそびの中で繰り返すことで,片付けの際にも箱の中にボールを入れて自分からお片付けに積極的に取り組むことができました。また,ボールあそびを通して,子どもには目標物に注目しながら投げる,つかむなどの二つの動作を同時にする協調運動が育ちます。

今年度はほしグループで様々なあそびを通して子どもたちのたくさんの成長をみることができて,嬉しく思います。また,来年度も一緒に活動に参加し,色々なことにチャレンジしましょうね!(二見)

そら リレーあそび

 今回は,お友達と関わりながら遊ぶことを目的として,リレーあそびに取り組みました。

 最初に,1人ずつサーキットに取り組み,友達にバトンを繋ぎました。平均台を上って下りて,低いスズランテープをくぐりながらもバトンを離さない子どもたち。「次は○○くん(○○ちゃん)だね。」と声を掛けると,次の友達を探してバトンを渡すことができました。

 次は,2チームに分かれて,ボールを乗せたトレーをバトン代わりに繋ぎました。年度初めはチームの意識が薄かった子どもたちも,複数回のチーム戦の経験を経て自分と同じチームのお友達を見ながら「頑張れ!」と応援できるようになりました。

 「次のお友達は誰かな?」と声を掛けると「○○くんだよ。」とバトンを手渡し,手渡された子も「ありがとう。」と受け取っていて微笑ましかったです。リレーあそびを通して,再度友達の名前を確認しながら関わることができました。

 

そらグループに初めて来たときに比べ,お友達との関わりや体の動かし方も上手になった子どもたち。卒園する子どもたちの修了式が終わり,今年度も残りわずかとなりました。4月からは,就学・就園,他のグループに移行する子どもたちもいます。お友達との関わりを大切にしながら思い出を作っていってほしいです。(綾織)

修了式

 

3月20日(土)に就学児の修了式を行いました。今年度は,新型コロナウイルス感染防止対策のため5~6人ほどの少人数に分かれて開催しました。式では,緊張した表情が時折見られたものの姿勢を正して座ったり大きな声で返事をしたりすることができ,子どもたちの成長が感じられた素敵な時間となりました。

ご家族の皆様には,これまで,めばえへの多大なご理解とご協力をいただき,誠にありがとうございました。今後も,子どもたち一人一人のご成長を,職員一同,心からお祈り申し上げます。(マルデリ)