にじ 引っ越しゲーム

大きさや重さによる動きの違いを感じたり,他者と協力したりすることをねらいに,引っ越しゲームをしました。初めて聞く遊びの名前に「何するの?」とワクワクした表情で聞く子どもたちでした。引っ越しゲームのルールは,丸と三角,四角の合図に合わせて,タオルでボールを運びます。最初に形の確認をすると「丸!」や「三角!」と得意げに答えてくれました。

1回目はカラーボールを運びました。ボールが軽いため,1人が高く持ち上げたり急いで走って移動したりすると転がってしまいます。今回は速さではなく,ボールを落とさないように運ぶことを伝えると「ゆっくり歩く!」と動きを確認することができました。何度かボールが転がってしまいましたが「あーあ。」と言いながらも楽しそうな表情の子どもたちでした。

 

2回目はバランスボールを運びました。大きなボールを見ると「えー?!」と驚きを隠せない子どもたちの声から,ワクワクとした気持ちが伝わってきました。ボールが大きくなったことで,タオルを持つ両手の幅を広げたり,見えづらくなった足元に注意したりする必要があるため,1回目より慎重に進むことができました。

3回目は,オーガンジーの上にカラーボールをのせて運びました。さらに,移動は線の上を歩くというルールも加えました。オーガンジーは,タオルよりも小さく滑りやすいため,落とさないよう手元をよく見るよう声掛けしました。また,線の上だけを進めるよう足元にも注意して見ることを伝えると,より真剣な表情で取り組む子どもたちでした。

 

今回は様々な大きさや重さの違いを感じながら,相手の歩くペースを考えてボールを運びました。それに加えて,聞いた形をとっさに判断して移動する必要があるので,頭と身体を同時に使いながら活動することができました。今後も子どもたちが意欲的に楽しめる遊びに取り組んでいきます。(坂元)

放課後デイサービス 季節体験(江口浜)

今回の季節体験では,東市来にある江口浜に行きました。当日は天気にも恵まれ,海風が心地よかったです。

青くて大きな海に目を輝かせながら,今にも走り出しそうな子ども達でしたが,「歩きましょうね。」と約束すると,みんなで歩調を合わせて歩くことができました。かっこよくボーズも決めてくれています。

砂浜まで行くと,迫ってくる波と追いかけっこをしたり,水を触ってみたりと大はしゃぎでした。磯の香りや海の青さ,冷たい海水を実際に触ることで夏を感じることができたのではないでしょうか。めばえに帰ると,「海見てきたよ!大きかった!」と職員に教えてあげる子ども達でした。(中園)

にじ クッキング(ゼリー)

食材に親しむことや,自分で取り組む達成感を味わうことをねらいに,クッキングを行いました。毎回子どもたちが楽しみにしている活動のひとつで,それぞれ持参したエプロンをワクワクした表情で自慢してくれました。

最初に,ゼリーをのせるためのランチョンマットを作りました。画用紙にそれぞれ好きな絵を描いたり,お気に入りのシールを貼ったりしました。夏らしくお化けを描き「目のところにゼリーを置くんだ。」とゼリーカップの位置まで考えられた作品もありました。

ランチョンマットを作った後は,いよいよゼリー作りです。今回は予め固められたゼリーと果物,ホイップクリームを盛り付けていきます。ゼリーは,1つのバットから職員が簡単に切り目を入れて等分したものをスプーンで掬いました。端に残ったゼリーに苦戦している様子でしたが,向きを変えたりバットに手を添えたりしながら最後まで丁寧に掬うことができました。

2種類のゼリーと,さらにみかんと桃,ホイップクリームがトッピングされ豪華なゼリーが出来上がりました。ラミネートした手作りのランチョンマットにのせるとより華やかに見えました。

作ったゼリーは,給食のおやつとして食べました。食後に楽しみが待っていることで普段より食事の進みも良く,あっという間にデザートの時間になりました。クリームを口に付けながらゼリーを頬張り,幸せそうに「美味しい!」と伝える姿が可愛らしく,職員も嬉しく思いました。

これからも子どもたちが自分で取り組み,楽しさや達成感を味わえるような活動を一緒に経験していきたいと思います。(坂元)

そら 水あそび(氷)

暑い日が続いている中,今日は氷の感触を確かめながら水あそびに取り組みました。たらいの中に水と氷を入れ,手で掴んでみたりポイで掬ってみたりとそれぞれの感触で味わう姿がみられました。子どもたちからは「冷たい。」「きゃー。」と活動を楽しむ声がたくさん聞こえました。

  

氷と一緒に金魚に見立てたペットボトルのキャップを入れて金魚すくいあそびも提供しました。カラフルな金魚を目の前にポイを使わず,思わず手で掴む子どももいました。金魚すくいに夢中になる子どもたちや氷水のたらいに足をつける子どもたちなどそれぞれ,好きな遊びを見つけて水あそびを楽しみました。また,頭から水をかけられ,全身で喜びを表現する姿がとても可愛らしかったです。暑い中での水あそびは楽しいようで「まだしたい。」「もう一回(水)かけて。」とまだまだ物足りない様子の子どもたちでした。

9月も数回水あそびを予定しているため,残りの水あそびも全力で子どもたちと取り組み,満足できる遊びを提供していきたいと思います。(竹之下)

放課後デイサービス 水あそび

本格的な夏に入り,暑い日が続いていますが,子どもたちは水鉄砲や水風船を使いながら水の冷たさを味わっています。水風船は作るのが難しいようでしたが,中学生や高学年のお兄さんたちが,年下の子どもたちにも配ってあげていました。もらった子どもたちも「ありがとう。」と感謝の気持ちを伝えることができています。

ホースで霧を作ったり,水のアーチを作ったりすると虹ができ,「虹ができている。綺麗だね。」と色鮮やかな虹に見惚れながらも,すぐに水あそびに戻る子どもたちでした。暑い中の水あそびは気持ちがいいようで,全身びしょ濡れになりながら友達や職員と全力で水に触れ,一緒に遊ぶ楽しさや水の不思議を学ぶことができました。              (中園)

ほし 型はめ

朝は涼しくなってきましたが,日中はまだ暑い日が続いています。昼間の暑い時は外で遊ぶ機会がありませんが,部屋の中でも楽しむことができるようたくさん身体を動かしたり机上遊びをしたりなど様々なあそびを取り組んでいます。今回は,室内遊びの1つでもある型はめあそびをしました。支援者と一緒に形を確認しながらはめること,様々な形の種類を知ることをねらいに取り組みました。

最初に,シルエットが描かれた紙と丸,三角,四角のマグネットを提供しました。何の形ができるのか楽しみにしながら1つずつ形をはめていきますが,なかなか合わずに諦めそうになる姿もありました。ですが,支援者と一緒に形を確認しながら向きを合わせることではめることができ「電車ができた!」「お家!」などできた形の名前を嬉しそうに伝える姿もありました。

     

 

次にパズルを提供すると,乗り物や動物のパズルなど好きな物を選択し取り組んでいました。手で触って形を確かめたり,同じ物の絵を探したりとそれぞれのやり方で取り組んでいました。また,お友達に「ここだよ。」と指差ししながら教える姿もありみんなで楽しく活動することができました。

今後も,子どもたちの興味を示すことができるようあそびを工夫しながら発達の成長へと繋がるように取り組んでいきたいと思います。(大坪)

     

そら 食育

食事マナーや食具の使い方を知ることを目的に食育の活動を行いました。まず,絵カードを見ながら食事の流れや挨拶などの食事マナーについて栄養士の職員からお話をしてもらいました。今回はイラストを用いた絵カードを見ながら○×クイズ形式で教材の提供を行いました。絵カードを見て「ご飯の前には手を洗わないとばつだね。」や「お皿を持ってたべたらまるだね。」と意欲的に食事マナーを確認する様子が見られました。

全体でのお話が終わると個別に食具の握り方やご飯を食べる時の挨拶を職員と一緒に確認したり練習したりしました。食具の握り方を確認した後,「いただきます。」や「ご馳走様でした。」とかっこよく食事マナーを実践する子どもたちでした。また,指先の使い方を確認しながらお箸やスプーンで食べ物の玩具を掬い,上手に皿から別の皿へ移動することができました。

これからも食育を通じて,子どもたちの「生きる力」に繋げていくことができるようにしていきます。(草野)

ほし 包み紙あそび

今回は,子どもたちが大好きなおやつの包み紙を指先あそびとして,自分で開けることに挑戦しました。アルミの袋とキャンディなどの包み紙,アルミホイルで玩具を包みました。3種類の包み紙を提供すると子どもたちは目をキラキラさせながら手に取る姿がありました。始めは,包み紙を引っ張ってみるなど,子どもたちで試行錯誤しながら開けようと頑張っていました。支援者が両手を使って包み紙を引っ張ったり,爪先で包み紙を開いたりするように手本を示すと,自分たちで開けることができました!中にミニボールや玩具が入っていることに気付くとすぐに取り出して「あった!」「みて!」と支援者に満面の笑みで玩具を掲げる子どもたちでした。

次は,先ほどの包み紙より少し難しいアルミの袋を千切って開けることに挑戦しました。袋を振ってカサカサいう音に耳を澄ませながら中身を確認したり,鼻を近付けて匂いを嗅いでみようとしたりと興味津々の子どもたちです。職員が切り込みを少し入れておくと,自分で切り込みの位置を確認して力いっぱい指先と手首を使いながら千切って開けることができました!袋が開くと「でた!」と言ったり,玩具を取り出したりと達成感でいっぱいの表情が素敵でした。

 

 

最後は,開けた袋や玩具はアンパンマンの箱に入れてみんなできれいにお片付けまでできました!

これからも遊びを通して,できることをたくさん増やし,たくさん褒めることで,子どもたちの“できた”という達成感や自信を高めていきたいと思います。(二見)

にじ 椅子取りゲーム

曲をよく聞きながら歩くことと,勝敗を受け止めて参加することをねらいとして,椅子取りゲームをしました。

まず,曲を聞くことを意識し,全員が座ることができるように,人数分の椅子を用意しました。音楽が止まったことが分かると,ぴたっと動きを止めて椅子に座ることができました。また,椅子が空いていることが分かると「ここの椅子が空いてるよ。」とお友達に教え,思いやりのある行動もみられました。支援者が「前のお友達を追い越さないようにゆっくりと歩いてね。」と声を掛けると,椅子を見て座るタイミングを窺いながら歩くことができました。

次に,勝敗を受け止めて参加することができるように,椅子を1つずつ減らしてゲームをしました。座ることができなかった際は少し落ち込む様子がみられましたが「あともう少しだったね。もう1回できるから座って待っていてね。」と声を掛けると,座ってお友達の活動を待つことができました。お友達の活動を見ながら応援している姿もみられました。音楽が止まりそうになると,急いで椅子に座ろうとする姿がみられ,集中してゲームをすることができました。

その他のゲームでも勝敗によって気持ちが左右されることがありますが,勝敗を受けとめる力も必要になっていきます。勝つことの嬉しさや負けた時の悔しさを感じながらも,勝敗を受けとめられるようになってほしいと思います。(五反田)

そら 寒天あそび

 感触あそびの一つで暑い夏にぴったりの寒天あそびを行いました。寒天あそびには危険回避能力が高まる,物の感触を知ることができる,砂あそびが苦手な子は砂遊びに繋げることができる,簡単に用意ができて口に入れても安全というメリットがあります。今回は寒天に触って感触を味わうことや型抜きをして手先の細かな動作の経験に繋げることを目的に活動に取り組みました。

初めに寒天あそびに取り組む際の約束事を説明し,実際に色の付いたカラフルな寒天を見てもらうと,「オレンジ色だね。」や「緑の寒天ください。」と目を輝かせながら活動を楽しみにしている様子が見られました。寒天に触ると「冷たいね。」,「気持ちいいね。」と支援者に感想を伝え,笑顔を見せて寒天に触る子どもたちでした。また,支援者と一緒に型抜きを使って指先の使い方を確認すると,上手に型を取って遊ぶことができました。活動の終盤には子どもたち自ら寒天を手でぎゅっと握って細かくつぶしたり,様々な色の寒天を混ぜて料理に見立てたりして自然とあそびを展開する様子にとても驚かされました。

 

今回の寒天あそびでは,感触あそびが苦手な子どもも少しずつ寒天に触り,最後まで活動に夢中になって取り組むことができたました。そらグループの皆さん,これからも様々な物の感触を味わいながら楽しくあそびましょうね。(草野)