にじ 年賀状作り

今回の活動では,年賀状作りを行いました。活動の始まりで「年賀状って知ってる?」と問い掛けると「分かんない。」と答える子どもたち。実際の年賀状を見せてみると「それ,お家で見たことあるよ!」と教えてくれました。また,お正月の挨拶は何かと聞くと「“あけましておめでとうございます。”って言うんだよ。」と答えてくれたり,干支について尋ねると「ぼくはイノシシ年だよ。」とお正月や干支についてよく理解できている様子でした。来年はヘビ年ということで今回の年賀状では様々な道具の使い方を身に付けられるようにヘビの飾りを作るところから始めていきます。今回はヘビの形の画用紙にタンポを使って全体の色付けと綿棒を使って模様を付けていきます。   支援者が使い方の手本を見せながら「トントンと押しながらスタンプしてね。」と伝えると上手に模倣することが出来ていました。出き来上がったヘビを両面テープではがきに貼り付けます。はさみで飾りを作り糊で貼りました。はさみの持ち方や切り方等,それぞれの様子に合わせて介入しました。

最後に,鉛筆で文字を書くことに挑戦したり,シールで装飾をして完成しました。完成した年賀状を見ながら「これ持って帰りたい!お母さんにあげよう!」等と達成感を感じたりはがきに込めた思いを誰かに伝えようとする姿が見られとてもほっこりとした気持ちになりました。今後も季節を感じる制作を通して表現する楽しさや達成感が味わえる活動を提供しています。(榎本)

クリスマス会

12月21日,めばえでは初となる親子合同のクリスマス会を開催しました。

「とんとんとんクリスマス」の手あそびでは,歌の中に出てくる“ほし・ベル・トナカイ・そり・サンタさん”にとてもクリスマスの雰囲気を感じることができ,参加された保護者の方も子どもたちも笑顔いっぱいで取り組むことができていました。

テーブルごとに三角の画用紙へ装飾しひとつの大きなクリスマスツリーを作り,制作活動では折り紙を折って貼ったり好きな数字や虫のシールを貼ったりそれぞれが好きな装飾を行いました。出来上がったクリスマスツリーを見て「これ僕(私)が作ったものだ!」ととても喜ぶ子どもたちの姿が見られるなど親子でクリスマスの雰囲気を味わうことができ,とても素敵な作品に出来上がりました。

プレゼントを持ったサンタさんが最後に登場し,一人ずつプレゼントを受け取ると「みてみて!」と保護者や職員にはしゃいだ姿を見せてくれました。

子どもたちや保護者の笑顔をたくさん見ることができとても楽しいクリスマス会になりました。

日が短く寒さも身に染みる時節です。どうかお身体にお気をつけください。

(東)

ほし 季節の制作

今回は指先の巧緻性を高めたり集中力を養ったりすることをねらいに制作を行いました。

活動内容は穴の開いた紙皿に紐を通しクリスマスツリーを完成させるというものでした。

「何を作るの?」や「どうやって作るの?」など質問が飛び交い興味津々の様子の子ども達。完成形の見本を示したり紐を通す順番を確認したりしながら活動を進めていきました。

時々力加減が難しく紙皿が破れてしまうお子さんもいましたが諦めずに最後まで紐を通すことができ,終盤は全員がとても集中し黙々と穴に紐を通していました。

出来上がった際には,笑顔で「できた!」と伝えてくれたり作品を眺めたりと満足気な様子でした。最後にシールで飾り付けをしてとても可愛らしいクリスマスツリーが完成しました。

今後も様々な活動を通して指先の発達を促していきます。

(橋口)

ほし 園外散歩

今回は,約束事を確認しながら取り組み,自然に触れたり自然の物を見つけたりすることをねらいとして園外散歩に取り組みました。

朝,登園してきた子ども達に「今日は散歩に行くよ。」と声を掛けると「どこに散歩に行くの?」と楽しみな様子でした。

出発する前には,子どもたちと車が走っている場所を散歩する事や列になって散歩を行うこと等,注意点を確認しました。実際に散歩している時には「○○さんの後ろを歩こうね。」や「車が来たから止まろうね。」等と声を掛けて約束事を随時,確認しながら取り組むことができました。

散歩をしていると「鳥さんの声が聞こえるよ。」と教えてくれるお子さんがおり,みんなで立ち止まり鳥を探しました。上を見上げたり周りを見渡したりして鳥を探す様子があり自然を感じながら散歩をすることができました。

折り返し地点では,子どもたちがどんぐりを見つけ「ここにいっぱい落ちているよ。」や「持って帰りたいな。」と伝えてくれ,両手いっぱいにどんぐりを集めたりして秋を感じることができました。

暑い季節から涼しい季節となり,散歩に行きたくなるような季節となりました。また,散歩を通して様々な活動に繋げて季節を楽しむきっかけにしていきたいと思います。

(安田)

そら 季節の制作

日暮れがめっきり早くなりました。一日の寒暖差が大きく,服装に迷ったり体調を崩したりしやすい時期です。子どもたちは勿論,ご家族の皆様もお身体をご自愛ください。

先日,そらグループでは季節の制作を行いました。

秋から冬へと移る季節,制作や絵本の読み聞かせを通して季節を感じながら指先を使ってシール貼りや糊付けを行うことをねらいに,今回は“きのこ”の制作に取り組みました。

台紙に糊付けされたきのこに,シールを貼って点々模様をつけていきます。(ペタペタ・・・・ギュッ)

    

赤や茶色のきのこに色とりどりの模様が付けられました。中にはシールに数字が書いてあったり昆虫のもようがあったりと,一人ひとりの思いのこもったきのこが出来上がりました。
制作中は黙々とシールを貼る子もいれば,「もっとシール,ちょうだい。」とお願いしたりお友だちの作品を見たりしながら自分の作品を作っていました。指先を細やかに使うシールの剥がし方・貼り方も,手元をよく見て作業することで上手になってきました。
今後も季節の制作の活動を通して,子どもたちが興味をもつ季節の生き物や草花や年中行事などの制作に取り組んでいきたいと考えています。

                                                       (丸山)

にじ ○×クイズ

今回,いくつかの指示に沿って行動したり思考力を養ったりすることをねらいとして,○×クイズに取り組みました。

初めに,活動内容の説明を行った後ルールの確認をする時間を設けることで,理解して行動することができるよう働き掛けました。子ども達は“問題の内容が正解だと思ったら○,間違っていると思ったら×のところに行く”ことを理解し取り組むことができました。中には,問題の内容を理解しきることが難しいお子さんもいましたが,一緒に問題内容の確認を行うことで,理解を示し正しい選択をすることができていました。

 

活動の工夫として“問題に正解したらご褒美シールをゲットできる”ことを設定しました。そうすることで,問題に間違えても次の問題に取り組むきっかけになったり意欲の持続に繋げたりすることができました。また,出題した問題の正誤だけを伝えるのではなく,正しい答えを子ども達に問い掛けたり関連する事柄を話したりすることで,思考する経験や知識の獲得に繋げました。

 

今回の活動では,複数指示に沿って行動することや自分で思考することをねらいとして取り組みましたが,活動を展開していく中で「次はシールもらえるように頑張ろうね。」等と他児を励ます姿もみられ,協調性の育ちを感じることができました。指示理解や気持ちの切り替え,他者との関わり等,子どもたちの苦手分野はそれぞれ異なりますが,個々に応じた事前準備や対応を考え成長に繋げていきたいと思います。

(松元)

放デイ みかん狩り

今回の施設外活動では,この時期が旬のみかん狩りに行きました。

みかん狩りに向かうバスの中でも「たくさん取るぞ!」とやる気十分の子どもたちでした。

いざ,みかん狩りが始まると坂道が多いのも気にせず,オレンジ色に染まったみかんを見つけハサミを上手に使って取っていました。その場で,取れたてのみかんを頬張り「甘くておいしい!」と新鮮な果物の味を楽しんでいました。家族へのお土産として,大小さまざまなみかんを取り,嬉しそうに持ち帰っていました。

みかん狩りの中で自然と触れ合う貴重な体験をすることができました。鬼塚望岳園の皆さん,ありがとうございました。

 

放デイ:ハロウィン

10月31日に10月の季節のイベントであるハロウィンの活動を行いました。

10月の始めからハロウィンに向けて,マント作り,お菓子入れ作り,飾り作りを行い,準備を少しずつ進めてきました。

迎えたハロウィン当日は,「今日はハロウィン!お菓子も貰えるのかな?」「家から衣装を持ってきたよ。」とみなさんワクワクしている様子でした。

まずはイラスト等を使って,ハロウィンの意味や由来について確認したり,お菓子を貰う時のやりとりの仕方を確認したりしました。お菓子を貰いに行く前に仮装の準備をすると,子ども同士で「似合うね。」「可愛い。」と褒め合う様子が見られました。

お菓子を貰いに行く場面では,事前に確認した通りに「トリックオアトリート!」と言葉で伝えたり,カードやジェスチャーで伝えたりとそれぞれの手段で伝えることができました。貰った後もしっかりと「ありがとう。」とお礼を伝えてくれました。

また,お菓子を渡す役割を担ってくれた子も恥ずかしそうにしながらも相手を見ながら「どうぞ。」と優しく渡してくれました。

今回のハロウィンの活動は,季節の行事を知り,職員や友達との関わりを楽しむことや言葉やジェスチャー等で相手とやりとりをすることをねらいとして行いましたが,みなさん,友達同士でコミュニケーションを取りながら,やりとりを楽しむことができました。

 

今後も活動を通して様々な経験ができるよう取り組んでいきたいと思います。(鳥越)

社会体験(レストラン)

☆本日のメニュー

・ごはん

・唐揚げ

・ハンバーグ

・スパゲティサラダ(キャベツ,きゅうり,トマト付き)

・味噌汁

・ゼリー

社会体験として同,法人の「レストランホクレア」で保護者の方も一緒に食事を摂りました。前日からとても楽しみにしている声が聞かれ,当日は,笑顔でお友だちとバスに乗って移動したり,少し恥ずかしそうにしながら保護者の方と一緒にレストランホクレアに来られたりしました。

 

ホクレアに着いてからは,小さな声でお話することや室内では歩いて移動すること等のお約束を守り,食べる時の挨拶や食具の使い方を確認しながら食べました。いつもと異なる楽しい雰囲気と保護者の方も一緒に食事を食べることで,子どもたちもニコニコ笑顔で「美味しいね。」等お話しながら意欲的にたくさん食べることができていました!また,苦手な野菜にも挑戦し,食べれたことを嬉しそうに報告してくれ,改めて食事を食べる環境や雰囲気が大切であると感じました。

      

今後も,子どもが積極的に食べたいと思えるようなメニューや環境作りなど様々な工夫を行い,少しでも多くの物を食べられるようにしていきたいと思います。  (中間)

 

にじ 楽器あそび

今回は, 様々な楽器に触れて音楽表現を豊かにしたり周囲に合わせて取り組んだりすることや聞き取る力を高めることをねらいとして,楽器あそびに取り組みました。

まず初めに,楽器の音の違いを知ることができるよう,楽器当てクイズに取り組みました。子どもたちは目を閉じ,静かに聞いています。そして音が聞こえると素早く「タンバリンみたいな音がする!」や「鈴かな?」等音から楽器を想像して答えてくれました!

次に,聞き取る力を高めることができるよう,支援者がハンドドラムをたたいた数を聞き取り,聞こえた数だけ楽器を鳴らすよう促しました。集中して音を聞く子どもたち。音を聞き終わると「3回叩いていたから3回鳴らす!」と発言したりしながら同じ数だけ音を鳴らすことができました!

 

更に楽譜に合わせて楽器の演奏に取り組みました。お友達と演奏することは周囲に合わせて取り組む経験に繋がります。

初めは,リズムよくたたくことが難しい様子がありましたが,回数を重ねる度に上達し,最後にはみんなで音を合わせることができましたよ。

 

最後に,自信や達成感に繋げることができるよう,使用した楽器や頑張ったことを振り返りました。

1つの活動の中に,様々な刺激があり,子どもたちはそれを感じ取っています。今後も子どもたちの成長に繋がるよう,多方面から働き掛けていきたいと思います。

                              (中野)