そら ボウリング

今回は,的をよく見てボールを転がすこと,力を加減することをねらいとしてボウリングをしました。 ボウリングの活動はこれまでに何度も取り組んでいるため,子どもたちから「鬼さん倒すんだよね!」と早くしたい気持ちが伝わってきました。

最初に,牛乳パックで作った棒3つ分の長さのレーンでボールを転がす練習をしました。レーンの中にピンを置き,大きなボールを転がしたためピンに当たりやすく,倒れると拍手をしながら喜ぶ子どももいて,達成感に繋がった様子でした。

次に,牛乳パックの棒をもう1本増やしたりボールを小さくしたりして取り組みました。レーンが長くなると,力が最後まで伝わりにくく途中でボールが止まったり当たってもピンが倒れなかったりします。また,小さなボールではレーンとピンの間をすり抜けてしまう子どももいました。職員が「ここを見てね。」,「赤い鬼さんを倒そうね。」と声を掛けると,狙いを定めて,時には棒に当たって跳ね返る力も利用しつつピンを倒すことができました。

最後に,巧技台の上にピンを置き,傾斜板を使って転がしました。押す力が弱いと,ボールはすぐに戻ってきてしまいます。戻ってくるボールに「あれ?」と戸惑いながらも,何度も力いっぱい押し上げる子どもたちでした。

今回は,ボウリングをしましたが,ボール遊びには的当てやキャッチボール,足に挟んだり上に乗ったりお盆やタオルに乗せて運んだりなど様々あります。今後も,ボールを使った活動を通して,楽しみながら身体を動かし,色々な動き方や身体の使い方を獲得できるような工夫をしていきます。(綾織)

デイ 鬼のお面作り

鬼のお面作り(放課後デイ)

今日は節分にちなみ,鬼のお面を作りました。お面は3種類用意し,作りたいお面を選んでもらいました。最近の「鬼」ブームも手伝って,子どもたちはお面作りを楽しみにしていたようです。「私はこれにしたいな。」「これに絵を描くね。」などと,思い思いに表現していました。

髪の毛を塗って,角に模様を描いて,完成です。みんな嬉しそうにできたお面を被っていました。

お面を付けながら「鬼のパンツ」を口ずさみ,めばえでの節分を味わっていました。

今後も季節感を味わえるような活動を取り入れていきます。(渡邉)

 

そら お面作り

もうすぐ節分ということで,今回は鬼のお面作りをしました。見本を提示すると「僕もする。」,「鬼だ。」などと楽しみにしている声をたくさん聞くことができました。髪や角,目,口などパーツを1つずつ確認することで,顔のパーツの確認や貼る場所の確認に繋がりました。

最初に,クレヨンで角や髪になる部分に模様を描いたり目や眉毛の位置を自分なりに確認したりして徐々に鬼のお面に近付けることができました。子どもたち自身も「目。」「まゆげ。」「くち。」などパーツの名前を確認したり「ここ?」と支援者と確認して貼ったりと,とても集中して取り組む姿が見られました。また,細かいパーツだったため,指先で掴んだり貼ったりし制作を通して指先の発達にも繋がりました。

できた鬼のお面を支援者やお友達に「見てー。」,「怖いでしょ。」と様々な言葉を口にし「鬼が来るよー。」と驚かせる子どももいて,楽しい活動になりました。子どもたちが作ったお面を見てみると,鬼のイメージは様々で,個性のある,とてもカラフルなお面がたくさんできました。2月の節分では,どんな表情を見せてくれるのか楽しみです。(地久里)

にじ タワーゲーム

本日は,友達と協力する楽しさを味わうことをねらいに,タワーゲームをしました。子どもたちが,普段,自由あそびで使っているブロックや大きなウレタンブロックを使って,積み上げていくルールです。

 

まずは,タイヤの形をしたブロックを使い,6個ずつ積み上げたタワーを作りました。全員で「いち,に,さん…」と数えながら,話し合って決めた順番で積み上げていきます。途中でタワーがグラグラしていると「今,乗せたら危ないよ。」,「揺れているよ。」などと,お互いに声を掛け合って協力する様子がみられました。

たくさんあったタイヤブロックを全て積み終わると,全員で一斉に「やった~!」と大喜びする姿があり,達成感や喜びを感じられたようでした。

次に,年長の友達だけでグループを作り「みんなで話し合って,好きなタワーを作ってみよう。」と活動を展開しました。先程使ったタイヤブロックを並べながら「ピラミッドにしてみない?」と友達に伝え,良い案が浮かんだようでした。また,周りの友達も「下はたくさん並べて…。」,「先に,大きいタイヤを置いたらいいかもね。」と,全員で意見を出し合って作る様子に成長を感じました。

1度も崩れることなく,上手なピラミッドが出来上がると「写真撮ってー!」と,とても嬉しかった様子が伝わりました。

また,年長より年下の友達は,大きなウレタンブロックを使ってタワー作りに取り組みました。重さのあるブロックでしたが,両手でしっかりと抱えて,上手に積み上げていくことができていました。届かない高さになってくると,職員と協力し,タワーを倒さないように慎重に乗せる様子がみられました。

タワーが完成すると,積み上げることができたブロックの数を一緒に確認しました。大きな声で「いち,に,さん…」と数えていくと「10個もできた!」,「大きいね。」と,盛り上がる様子がみられました。最後に,頑張った友達と一緒に記念撮影をすると,ポーズもばっちり決めていました。

今年度も残り少なくなってきましたが,にじグループの友達と協力したり新しいことに挑戦したりしながら,思い出を増やすことができるよう,活動を充実させていきます。(網谷)

ほし タオルあそび

今回は,他児と関わりながら遊ぶことをねらいとして,タオルあそびをしました。

最初に,2人1組になってタオルを使った綱引きに挑戦しました。「うんとこしょ。どっこいしょ。」と掛け声に合わせながら,タオルを引っ張り合いました。初めは「どうやって遊ぶの?」と不思議そうに支援者の手本を見つめる子どもたちでしたが,手添え支援を行うと腕や手に力を入れて後ろに引っ張る動作を確認できました。

次に,タオルをソリに見立てて遊びました。ソリあそびが大好きな子どもたちは,笑顔でタオルの上に乗り「座ったよ!」と指差しや手を叩いて意思表示をしていました。支援者がタオルを引っ張ると,お友達に手を振ったり引っ張られた揺れを楽しんだりして活動に参加することができました。

最後に,大きなオーガンジーを子どもたち皆で追いかけっこしました。支援者が「よーいどんしたらフワフワを捕まえてね。」と声を掛け,オーガンジーを持ちながら走ると「待ってー!」と言いながら笑顔で追いかける姿が見られました。

普段は,お友達と関わる姿があまり見られない子も一緒に取り組むことができ,子どもたち全体が一体となって笑い声が絶えない時間となりました。今年度も残りわずかですが,お友達とたくさん関わることができるようサポートしていきます。 (木下)

ほし シール剥がし

指先の使い方を確認することをねらいに,シール剥がしをしました。まずはラミネートした台紙から,ビニールテープやマスキングテープを剥がします。今回は子どもたちの好きなキャラクターをテープで隠し,剥がすと顔が見えるようにしました。

テープ部分からはみ出した手や足を見るなり,自信満々で「アンパンマン!」と予想した子どもたち。テープ角の薄い部分を爪で剥がすことは難しいため,端を3mmほど折り曲げて提供しています。一枚ずつ剥がす度にキャラクターの名前を嬉しそうに伝えたり,集中して取り組んだりと,様々な姿がありました。また,剥がしたテープは別の台紙に貼るようにして,取り組んだ結果を目に見えやすくすることで達成感に繋げました。

次に,シール貼りをしました。色とりどりの丸シールを,花や電車のイラストに貼っていきます。最初は好きな場所に貼っていましたが,だんだん枠を意識して貼れるようになりました。「見てー!」と言葉で嬉しそうに伝えたり,手を伸ばして紙を見せたりする姿から,気持ちの伝え方が上手になってきたことに成長を感じました。

 

指先を使うことで集中力の向上や,お箸を使う動作に繋がります。今後も,身体を動かす時間と,座って落ち着く時間のメリハリをつけながら活動を提供していきます。(坂元)

放デイ 書き初め

あけましておめでとうございます。今年も子どもたちの元気な姿を見ることができ,とても嬉しいです。年末年始の休み期間で,家族と過ごしたことや楽しかったことをたくさん聞くことができました。

今回の活動では,新年を迎えて気持ちを新たにする意味を込めて,書き初めを行いました。普段使用することが少ない習字道具を目の前に,子どもたちも興味津々な様子でした。

「丑年」や「晴天」等のお手本を確認しながら勢いよく筆を進め,中には今年一年の目標や抱負を書く姿もみられました。「ほら見て見て。」「上手に書けた。」と完成した作品を嬉しそうに職員や友達に見せていました。

今年も,たくさんの成長に繋がるよう個々の状態に合わせた支援を行い,充実した活動や社会体験を提供していきます。(石坂)

そら 自然散策

園庭や施設周辺の自然に触れ,冬を感じる木の実や落ち葉を見つけることをねらいに自然散策を行いました。普段は,走ったり砂場で遊んだりしている園庭には何が落ちているのかと,わくわくとした気持ちで活動に参加する子どもたちでした。早速,園庭に駆け出し「あったよ。」「どんぐりだ。」などたくさんの声が聞えてきました。お友達同士で「見せて。」「どこ?」など興味津々で話し掛ける子どもたちや「見て見て先生。」「いっぱいあった。」など私たちに駆け寄り見せる子どもたちもいました。

見つけた落ち葉や木の実を見せて発表する子どももいて,小さな木の実を指先で摘まみ「じゃーん。」と嬉しそうに見せる姿がとても可愛らしかったです。みんなが見つけた物を集めてみると,本当にたくさんの落ち葉や木の実,枝,どんぐりがあり「たくさんあったね。」と活動を振り返ることができました。

 

最後に,めばえで育てている花や野菜に水をあげました。「大きくなあれ。大きくなあれ。」と声を掛ける子どもたちもいて,自然に触れたり生き物の大切さを感じたりすることができた活動となりました。 (地久里)

 

 

 

にじ 魚釣りあそび

本日は魚釣りあそびをしました。

まず始めに,自分だけの魚の色塗りを行いました。枠からはみ出さないように,手元をしっかり見て塗ることができています。全部の色を使って,カラフルに仕上げている子もいました。

  

完成したら,2チームに分かれて魚釣り競争を行いました。リーダーを中心に,話し合いやじゃんけんで順番を決めました。「何番がいい?」と優しく希望を聞いていたりトラブルなく落ち着いて進めていたりする姿は,とても頼もしかったです。順番が決まったら競争に移ります。先程作った『自分の魚と好きな魚を1つずつ取ったら次の人に交替する』というルールです。また,『待っている人は体育座りで線から出ないで待つこと』と『応援すること』も付け加えました。

順番が来るとマットから落ちないように踏ん張りながら,磁石の先を見て細かく力や動きを調整していました。釣れると素敵な笑顔から嬉しさが伝わってきます。2匹とも獲れたら,事前に確認したように丁寧にバトンパスすることができていました。

  

同じチームのお友達が,上手く釣れずに時間が掛かってしまっても怒りだしたり責めたりすることなく,最後の人が終わるまで応援を頑張っていました。

最近は,何気ない場面や言動に様々な成長を感じることが多くなり,とても嬉しく思います。今年度も残り3ヶ月ほどですが,仲良く楽しく過ごせるにじ組にしていきます。(福山)

放課後デイサービス 12月 活動(季節の工作)

12月の季節の工作の活動では,1月に向けてだるまの壁面飾りを作りました。

 

子どもたちは,赤い画用紙に,顔と目,口,眉のパーツを福笑いのように貼り付ける工程を職員と一緒に行いました。最初に見本をみせると「だるま」「だるまさんが転んだ」と指をさして教えてくれ,職員と一緒に「目はどこ?」「口はどこ?」と確認をしながらシールを貼り付けていきました。子どもによって眉が困っている形になったり口が怒っている形になったりと,表情が様々なだるま達ができ上がりました。

今後も季節を意識できるような活動を計画していきます。(脇田)