そら 書初め

新しい年になり、お正月にちなんで書初めを行いました。書いたり塗ったりすることが好きなお子さんが多く、数字や平仮名にも興味津々なお子さんが増えています。今回は腕や手首を調節しながら筆や墨を扱うことの体験、また季節の活動について知ること等を目的として取り組みました。

支援者が手本として平仮名や絵を描き、子どもたちも「名前書く!」「ママのお顔にする」と書きたいものを思い浮かべながら自分なりに表現して遊びました。最初は画用紙に書き、次に半紙で本番書きを行いました。画用紙とは違った半紙の質感や柔らかさがあり、力加減が難しく破れてしまう事もありましたが、その違いも楽しんだ子どもたちです。書き終わった後に手形のスタンプを付けて作品を完成させました。今年も楽しい遊びや活動を通して、みんなで様々なことを経験していきたいと思います。

     

ほし 年賀状投函、保護者交流会・療育参観(食育)

今月のほしグループでは、年賀状投函と保護者交流会・療育参観(食育)をしました。

 

年賀状投函では、「年賀状という文化に触れる」「ポストに投函する楽しさを感じる」をねらいとして、バスで郵便局まで行ってきました。

子どもたちの手形をとった年賀状となりますので1月に届くのを楽しみにしていただければと思います。

 

 

保護者交流会・療育参観(食育)では「職員や保護者同士での交流を深める」「みんなで作って食べる楽しさを知る」をねらいとして、一緒にサンドイッチ作りをしました。

ハムとチーズとマヨネーズを挟んだり、生クリームとフルーツを挟んだりと、色々なサンドイッチを作っていました。

家族と一緒にサンドイッチを食べて、とても嬉しそうな子どもたちでした。

来年も保護者交流会・療育参観ができたらと思います。

 

そら:食育 ~豚汁作り~(療育参観)

療育参観の食育では、豚汁作りを行いました。

 

そらグループでは、「食の楽しさを感じる」「苦手な食材にも触れてみることで興味を持つ」「普段食べている料理ができる過程を知る」ことを目的として、食育の活動を取り入れています。

 

まずは支援者の説明を聞き、包丁を使う際は指を切らないように「猫の手」にすることを確認しました。その後実際に人参や大根などの野菜を切ってみました。今回は安全なデザートナイフを使用し、保護者や支援者と一緒に行いました。

 

次に、こんにゃくやきのこをちぎったり、割いたりしながら食材の感触を楽しみました。普段見たことのある食材を手にして、興味津々な子どもたちでした。

 

最後は、鍋に入った豚汁を職員室まで見に行きました。先ほど触れた食材を見て、わくわくした表情の子どもたち。(今回は衛生面に配慮し、あらかじめ別室で豚汁を調理して提供しました。)

 

活動部屋に戻り、保護者の方と一緒に豚汁を食べました。「美味しい!」と完食したり、野菜が苦手でも豚汁の中に入った人参や里芋をじっくり見てみたりと、食への楽しさを感じたり、興味を示したりしていたお子さんたちでした。

 

 

今後も楽しく食への興味を育めるよう、引き続き食育を取り入れていきたいと思います。

にじ 朝の会

にじグループの朝の会は、①朝の歌・あいさつ②点呼③日付・天気の確認④一日の流れの確認⑤お当番の確認という流れで行っています。また、支援者への注目を促すために、朝の会の前に絵本の読み聞かせやちょっとしたゲームなどを行っています。

    

今回は、子どもたちに人気のミニゲーム、クイズを紹介していきたいと思います。

1.中身当てゲーム

形の異なるブロックやフィギュアが入った袋から、手先の感覚をたよりに目当てのものを探し出すゲームです。「車を探す!」「黄色のブロックにする!」など、目当てのものを決めたら袋に入れ、手で触って探し出します。

このゲームでは、様々な素材のものに触れ、感触や形の違いに気づくこと、そしてそこから全体をイメージすることで想像力や思考力を育むことをねらいとしています。子どもたちが慣れてきたら、似たような形・素材のものを入れて難しくしていきます。

    

2.なーにかな、わかるかな

しましま模様のファイルにイラストや写真を入れ、何が描かれているか当てるクイズです。しましまを少しずつ細くすることができるようになっており、イラストが見える部分が大きくなっていきます。

このクイズでは、ものの特徴を捉える観察力を育むことをねらいとしています。中に入れるものを写真にすると背景にもいろいろな情報があるため難しくなります。にじグループでは子どもたちや支援者の写真を入れた「だれかなクイズ」も人気です。

    

    

3.〇〇やさんにあるもの

「○○屋さんにあるものなんですか。」と支援者が歌い、一枚ずつ画用紙をめくるとイラストが出てきます。イラストがそのお店にあるものかどうか判断して、「あるある」「ないない」のどちらかを答えるゲームです。

このゲームでは身近にあるものに興味をもち名前を知ること、身近なもののカテゴリー分けの概念の獲得と発達をねらいとしています。「ようふくや」「くだものや」「がっきや」等数種類用意しています。

    

これからも子どもたちが楽しみながら様々な力を育んでいけるように、活動を工夫していきたいと思います。

にじ お買い物体験

公共施設の利用と買い物を通して社会的スキルを身に着けることをねらいとし、近くのスーパーまで実際にお金を持ってお買い物体験に行ってきました。午前の活動はその準備と練習として、お金を入れるカバン製作とお買い物ごっこをしました。みんなシールを貼ったり名前を書いたりして上手に作ったカバンを持ってメモを見ながら指定された商品のカードを探し、レジでお会計を練習しました。「おねがいします」や「ありがとうございます」の挨拶や、お金を渡すタイミングなどみんな上手にできていました。中には店員さんになりきって「いらっしゃいませ!」とお会計をしてくれるお子さんもいました。

午後はお待ちかねのお買い物体験です。みんな行く前からノリノリで、午前に作ったカバンとお金と写真のメモを持って歩いてスーパーまで行きました。お店に入ると少し緊張しながらも写真のメモの商品を一生懸命探し、中には店員さんに「これどこですか?」と聞いたりしてみんな商品を見つけることができました。お会計も支援者と一緒にお金を渡し、「ありがとうございました」ときちんとご挨拶ができていました。

センターに戻ると自分たちで買った水を自分たちで買った紙コップとストローを使って飲んだり、買ってきたお絵描き帳で絵を描いたりと、最後までお買い物体験を満喫できた子どもたちでした。

ほし 羽村動物公園

今月のほしグループでは、「普段見ることのない動物の鳴き声やにおい、大きさなどを実際に見たり、触ったりして動物のことを知る」をねらいとして羽村動物公園に行きました。

長時間のバスでの移動でしたが、外を見たり、絵本を見たりして座っていることができた子どもたちです。

 

動物園に着くとまずはモルモットに触りました。

飼育員さんの話を聞いてモルモットのお尻をそっと撫でてあげることができました。

 

 

サル山のお猿さんには餌を投げて、食べる様子を興味津々に見ていました。

 

 

お昼ご飯はお弁当を持って、支援者も一緒に食べました。

みんな美味しそうなお弁当を嬉しそうに食べていました。

 

 

他にもキリンやシマウマ、ペンギン、シカなど様々な動物を見ることができました。

ペンギンが大人気でしばらくペンギンを観察していた子どもたちでした。

また、みんなで色々な経験ができたらと思います。

 

 

そら ゲーム遊び(療育参観)

療育参観日のゲーム遊びでは、宝探しゲームを行いました。

 

そらグループでは「お友達と遊ぶことの楽しさを知る」「遊びを通して、ルールや勝ち負けを理解する」ことをねらいとして、ゲーム遊びの活動を取り入れています。

 

今回の宝探しゲームは、砂利水の中からカラフルな石やビーズなどの宝石をみんなで探しました。

 

水の中に手を入れてみたり、スコップを使ったりしながら、宝石のような石やビーズに目を輝かせながら探していた子どもたち。保護者の方にも一緒に参加していただき、宝石を見つけた時の嬉しさを共有しながら楽しみました。

 

最後に、見つけた宝石の発表を行い、自分のカップに沢山入った宝石を見て、達成感に満ち溢れていた子どもたちでした。

 

療育参観後は、保護者交流会を行いました。コロナウイルス感染症の影響で保護者との交流ができていませんでしたが、今後もセンターでの子どもたちの様子を見ていただき、保護者の方同士での共有の機会として取り入れていけたらと思います。

 

ハロウィンの会

ハロウィンイベントを行いました。

イベント当日までに各クラスで衣装の製作を行いました。自分で作った衣装を身に着けて嬉しそうな子どもたちです。

午前はにじグループの子どもたちが各部屋をまわってお菓子をもらいに行きました。「トリックオアトリート!」と大きな声で支援者に伝え、受け取ることができていました。

 

午後は、全体でハロウィンの会を行いました。

クラリネット奏者の方がボランティアに来てくださり、「金平糖の踊り」の演奏を聴きました。子どもたちはレインボースティックを振ってリズムに乗りながら、真剣なまなざしで聴いていました。

 

その後はそらグループ・ほしグループがお菓子をもらいに行きました。

今年度はにじグループの子どもたちが各部屋でお菓子を渡す役割をしました。

そら、ほしの子どもたちは嬉しそうにお菓子を受け取り、にじグループの子どもたちは堂々と役割をこなして自信のある表情でした。

 

みんなで美味しくお菓子を食べ、ハロウィンを満喫した子どもたちでした。

今後も季節のイベントをを取り入れていきます。

 

にじ 集団の中で自分の役割を持つという経験

にじグループでの生活や活動では、お友達との関係や、公共の場での振る舞いにおいて、より多くの社会性やコミュニケーションが求められる場面を意識的に提供することを行っています。その中で自分の役割をもって果たすという経験をする為の場として、日常的に行っているお当番活動や、音楽活動において楽器や役割を分担する活動、SST(ソーシャルスキルトレーニング)の活動を設定しています。最近では児童自らが自分から役割を見つけてやろうとすることも増えてきており、そのような意欲を尊重した関わりを常に心がけています。

7月には、施設長からのお願いという事で、各自センターで使うものをスーパーに探しに行き、買ってくるという活動を行いました。スーパーに売っているお菓子に気が付きつつも、自分が買う物を歩いて探したり、店員さんに聞いたりして探し、買ってくることができました。お店の中では走らない、静かにする、ペアのお友達や先生と離れないというルールも自分の役割を果たすために必要な事であるという意識が自然と生まれている様子が見て取れました。

8月にセンターの夏祭りを経験し、楽しかったお祭りを今度は自分たちで企画してやってみようという活動を行いました。お店の内容を決め、担当を決め、役割や順番を決めて準備し、次の週ににじグループのお祭りを行いました。お店によってお客さんが来ない時間があったり、店員さんが2人のお店は順番や分担を行ったりと臨機応変な対応を求められる場面が発生しましたが、誰一人お店から離れて立ち歩いたりすることなく協力して一生懸命自分の役割を果たそうとしていました。

 

今後は全体の行事において、にじグループの児童が役割を持って運営に関わる場面が出てきます。一つ一つ経験を積み重ねて一生懸命取り組んでくれるものと期待しています。

そら 戸外活動

暑さもやわらぎ、過ごしやすい季節になりました。

そらグループでは「交通ルールを学ぶ」「遊具を通して身体の使い方を知る」「自然に触れる」ことを目的として公園で遊ぶ機会を設けています。

支援者や児童同士で手を繋ぎ歩いて公園へ向かったり、

園バスに乗って少し離れた公園に行くこともあります。

子どもたちも大好きな活動で、予定を確認して嬉しそうにしています。

子どもたちが様々な公園で遊ぶ経験ができるよう、引き続き戸外活動を取り入れていきます。