保育園では月に1回全国各地の郷土料理を提供しています。
今月は岩手県の郷土料理「南部焼き」でした。
南部焼きとは、肉や魚などに下味をつけてごまを表面にまぶして焼いた料理や、ごまを入れた漬けだれに浸して焼いた料理のことです。
今回は子どもたちに人気の魚を南部焼きにしました。どのクラスもペロリと完食!ご飯も進んでいるようでした。
各地域の産物を独自の料理法で食べ継がれてきたことを知り、食文化を大切にしていってもらいたいと思います。
水遊び計画の日に限り、天気に恵まれず、延期の日が続きましたが、先日やっと水遊びが出来ました。
家庭でもまだ経験していない子や、数回しか水遊びを経験していない子ども達でしたが、9名全員が泣くことなく水遊びを楽しむことが出来たことをうれしく思いました。
間隔を空けタライを置き、水をパシャパシャとかけたり、ペットボトルジョーロでシャワーをしたりすると、声を出して喜ぶ子ども達でした。頭の上からのシャワーにも泣くことなく、自分の手で顔を拭いていました。
タライの中の玩具にも興味津々で、手を伸ばしても、伸ばしても、水に流されて玩具がつかめないことから最後の方は、入水しようとする姿も見られました。
水遊びで少し冷えた身体が沐浴をするとポカポカになります。給食前は眠気との闘いでした。
7月22日にぶどう組でクッキングをしました。作る前から「先生、今日は何を作るの?」「早く作りたいな」と目を輝かせていました。今回は、夏野菜を使ったキーマカレーを作ることを伝えると「やったー!」と大喜びでした。
栄養士の先生から夏野菜を食べると体を冷やす効果があり、熱中症対策になることなどの話を真剣な表情で聞いていました。クッキングが始まると、玉ねぎの皮を剥いたり、ピーマンのヘタや種を取ったり、包丁を使ってナスを切ってみたりと様々な体験をすることができました。子ども達からは「料理って大変なんだね…」とつぶやく子もいました。
頑張って細かく刻んだ野菜を次はホットプレートを使って炒めました。「ジュー」と音がしてくると「カレーの匂いがする~」「早く食べたい!」と待ちきれない様子でした。
給食時、自分達で頑張って作った夏野菜キーマカレーをそのまま食べる子やパンにのせカレーパンにして食べる子などとっても素敵な笑顔で食べていました。
今後もクッキングを通して、季節ごとの野菜を食べる意味を知り、食材に触れ、料理の楽しさや大変さを感じていけるようにしていきます。