年始式

あけましておめでとうございます。
常盤会では毎年1月4日に年始式を行っています。今年は初めてハートピアかごしまの多目的ホールにて開催しました。各事業所の代表職員による新年の抱負の発表や、永年勤続者・資格取得者の表彰もあり、一人ひとりが新しい年に向けての想い胸に、今後のモチベーションを高める機会となりました。
常盤会は今年50周年を迎えます。これもひとえにご利用者様とそのご家族をはじめ、地域の方々及びその他関係者の皆様のおかげです。今後も末永く愛される法人となれるよう、現場のイノベーションを推進し、信念を持って日々の支援、業務に努めてまいります。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

新入職員研修

 3月5・6・7日の3日間、サポート明星で平成27年度新規採用者の新入職員研修が行われました。
 1日目は理事長より常盤会について、法人の成り立ちや今後の方向性を交えた講話がありました。また、大橋事業局長、森山事務局次長より、福祉の現場で働く者として必要な障害者理解と個人情報保護・プライバシーの取り扱い、苦情・相談・要望への対応についての講義が行われました。
 2日目以降は、株式会社ビジネスコンサルタントの荒澤様にお越し頂き、「ビジネスマナー」についての研修をして頂きました。研修では社会人・組織人としての基本的な姿勢、マナーを学習のほか、グループワーク等が行われ、同期としての一体感を高めることが出来ました。
 新入職員は、4月よりそれぞれの事業所へ配属されます。初心を忘れることなく、福祉従事者としてのプライドと向上心を持って、地域の福祉のために進み続ける法人であるよう努めてまいります。

第6回 法人職員研修

 1月15日にサポート明星、16日にしろやまの風で、今年度最後の第6回法人職員研修が行われました。
 今回は昨年9月に引き続き、岡山大学法科大学院教授、常盤会サービス改善統括顧問でもある西田和弘教授にお越し頂き、「障害者の権利擁護と虐待防止」について、ご講義頂きました。
 使用者・養護者・福祉従事者による過去の虐待事例、虐待の事実が認められた事例は相談・通報件数の14.1%で誤報も多いこと、虐待の種別・類型、虐待発生のメカニズム、『障害者基本法』『障害者総合支援法』のポイント、やむをえず身体拘束を行う場合の「切迫性」「非代替性」「一時性」の三要件等について、学びました。
 虐待を発生させないためには、早期発見、小さな権利侵害でも見過ごさないこと、スキルの向上が必要です。福祉施設従事者としてのプロ意識、ハートを持って、適切な支援にあたります。

年始式

 明けましておめでとうございます。
 本日、法人職員が一堂に会し、年始式が行われました。
 まず理事長から、諸外国の経済立て直し策を見ても第一に福祉に係る費用が削減されやすいこと、民間企業の参入が増え、民間の割合が社会福祉法人より多い福祉分野もあること、社会福祉法人は地域貢献・サービスの質・情報公開(発信)が求められること、法人の合併・連携を進める動きについて、報酬改定と地域移行について、当法人の課題について等の年頭所感がありました。
 次に、10事業所から代表者の熱意のこもった新年の抱負の発表があり、永年勤続者や資格取得者等への表彰と記念品授与が行われました。
 気持ちを新たに新年のスタートを切り、乳幼児から高齢者までを視野に入れ、地域に愛され地域に貢献できる「開かれた法人」を目指して、誠心誠意の福祉サービスに努めてまいります。
 本年もどうぞ宜しくお願い致します。

第5回 法人職員研修

 12月5日にしろやまの風で、6日にサポート明星で、今年度第5回目の法人職員研修が行われました。
 今回は社会福祉法人 永寿福祉会 油谷佳典 事業部長にお越し頂き、「福祉施設における身体拘束・虐待防止について」~よい支援を広げるための職『場』環境を考える~のテーマでご講義頂きました。
 法人理念や私たちの働く職場の特徴、よい支援とは、他の施設で実際にあった現場での問題について、他者の成長や育成につながる支援等についてレジュメに意見をまとめ、隣の人と話し合いをしました。セルフエスティームの向上や円滑なコミュニケーションによるフィードバック、対話による葛藤の解決等がよい支援を創造する組織づくりのヒントであると学びました。
 常に法人理念に立ち帰り、無意識での行動の善悪を考え、緊張感もありながら話しやすい空気づくりを目指して、職場の活性化を図っていきます。

おはら祭・夜まつり

 11月2日、昨年に引き続き、今年も「第63回おはら祭」に参加いたしました。今年のおはら祭は、鹿児島市制125周年・新生鹿児島市10周年を記念して開催されました。
 今年は、グループホーム利用者、10事業所の職員約160名が夜まつりの部、19:20~21:00まで「おはら節」「鹿児島ハンヤ節」「渋谷音頭」の曲に合わせて踊りました。事業所毎、北部・南部での合同練習、振興会事務局主催の振付講習で鍛えた甲斐もあり、当日は楽しく踊ることができました。
 おはら祭に参加したことで連帯感が一層深まったように感じられます。来年も地域活動の一環として、練習を積み参加したいと思います。

第4回 法人職員研修

 9月26日にサポート明星で、27日にしろやまの風で、第4回法人職員研修が行われました。
 岡山大学法科大学院教授、常盤会サービス改善統括顧問でもある西田和弘教授に「コンプライアンス」についてご講義頂きました。
 福祉職員は公的なサービスの担い手であり社会的責任が一般企業よりも重くなること、コンプライアンスとは最低限のサービス保証のためにやらなければならない土台であること、福祉サービスの特殊性、情報の有用性、紙媒体・電子媒体の情報管理の注意について、第三者への情報提供(オプトアウト)の条件等について学びました。
 個人の安易な法令違反が常盤会組織全体に影響を及ぼします。自分勝手な判断をせず、正しい情報の使い分けができるよう気をつけます。

第3回 法人職員研修

 8月29日に北部・中部・南部合同で、サポート明星において、第3回法人研修が行われました。
 鹿児島県保健福祉部障害福祉課、下村課長にお越し頂いて、「障害のある人もない人も共に生きる鹿児島づくり条例」についての説明を受けました。
 障害者の現状や障害を理由とする差別事例などの条例制定の背景について、「障害を理由とする不利益な取り扱い」と「合理的配慮の不提供」の2種類の差別、差別解消の取組、条例の目的や特徴、障害者虐待防止法、通報義務や罰則規定、虐待通報・届出の状況等について学びました。
 この県条例は今年10月から施行予定です。条例の趣旨を踏まえ、障害のある人も暮らしやすい環境づくりを目指します。福祉職員として、常盤会としてのプライドを持ち、専門的な支援ができるよう日々研鑽に励みます。

「奏の丘」「めばえ」落成式

 7月26日に、8月から新しくオープンする生活介護事業所「奏の丘」児童発達支援センター「めばえ」の落成式を行いました。
 天気にも恵まれ、行政や協会、市内知的障害施設長、建築会社、設計事務所など、関係者44名にお越し頂きました。施設案内を行った後、開式し、理事長祝辞、工事経過報告、感謝状贈呈、県・市・県知的障害者福祉協会からの来賓祝辞と来賓紹介、祝の歌、建昌福祉会理事長伊東安男様の乾杯と進行していきました。
 最後は、南恵会理事長、吉留康貴様の手締めをもって閉式となりました。 
 長かった工事も終わり、いよいよ8月1日から「奏の丘」「めばえ」のサービスを開始致します。皆様のおかげで盛大な式を挙げることができ、良いスタートが切れると思います。職員一同、誠心誠意のサービスを行いますので、どうぞよろしくお願い致します。

第1回法人内研修

 5月12日にサポート明星で、13日にしろやまの風で北部・南部法人内研修(交通安全講習会)が行われました。平成26年度最初の法人内研修でした。
 12日は西警察署、13日は南警察署よりお越し頂きました。
 12日の研修では、食品会社社員が不注意で交通事故を起こしてしまった事例についてのDVDを見ました。その後、警部補の方からお話があり、交通事故には「社会的責任・道義的責任」と「法的責任」の2種類の責任があること、企業の損失には金銭的だけではなくイメージ的な損失もあること、昨年度、今年度の鹿児島県の人身事故・物損事故の件数や経緯について、事故防止のポイントとして交通ルールを守り、予測予見運転をすること、同乗罪・提供罪が適用され無免許運転が厳罰化されること等を教わりました。
 毎日の送迎や訪問系サービスの提供、通勤等、職員が乗用車を運転する機会は数多くあります。法令順守を徹底し、安全運転を心がけるようにします。