家族通所(奏マーケット)

奏の丘で行われた「奏マーケット」に,ご家族の皆さんと参加しました。ご家族の方に来所いただく家族通所の日はいつにも増してわくわくな様子の子どもたち。「お買い物するの!」「お父さん,お母さん来た!」と待ちきれない様子で,たくさん気持ちを伝える姿がありました。施設内にはパンや植物,雑貨などのお店やゲームのブース,遊びのブースなどが準備されており,ご家族とお買い物をしたり自分で行きたい場所を選んだりすることで,貴重な楽しい経験ができたのではないかと思います。

 

また,今年も舞台発表の機会をいただき,余暇時間を利用して練習した演目を,グループ毎に披露しました。大勢のお客さんを前に緊張しながらも,音楽に合わせてにこにこ笑顔で発表することができ,子どもたちの成長を感じました。

あいにくのお天気にも関わらず,ご参加いただいたご家族の皆さん,本当にありがとうございました。毎日の療育も大切にしながら,今回のような体験活動やイベントも併せて企画していきます。6月の家族通所は「親子レクリエーション」を予定しております。子どもさん,ご家族同士,職員も交えてたくさん関わることができ楽しい時間を考えていますので,多数のご参加をお待ちしております。(浜脇)

放課後デイ こいのぼり作り

2つのグループに分かれて,こいのぼりを作りました。1つのグループは,はじき絵を行い,うろこの形をした画用紙にクレヨンで好きな絵や模様を描き,その上から水で少し薄めた絵の具を塗っていきました。塗り終えると,こいのぼりの形に切った模造紙に貼っていき,カラフルで大きなこいのぼりを作ることができました。はじき絵以外にも指や手の平で模様を描く子どもたちもおり,自分たちで好きな色を選んで絵の具の感触を味わうことができました。完成した作品を見て,「大きいね。」,「お部屋に飾ろう!」と満足気な様子でした。

もう1つのグループでは,半分に折った紙皿にクレヨンで色を塗ったりシールを貼ったりする等して可愛らしいこいのぼりができあがりました。「見て!すごいでしょ。」と笑顔で作品を見せてくれる利用者さんたちでした。

今後も身近な教材を使って季節に応じた様々な製作活動を行っていき,利用者さんたちの可能性を引き出していけるようにしていきたいです。(石坂)

社会体験(マリンポート鹿児島)

 

5月3日(土)に社会体験にてマリンポート鹿児島に行ってきました!

午前は,事前学習として行き先と約束事の確認を行いました。約束事について話をすると「駐車場を走ったら危ないね。」「車にぶつかっちゃうね。」としっかりと確認することができました。

そして,お昼ご飯を食べて,マリンポートへ出発!マリンポートに到着すると,外国から大きい観光船も来ていて,みんな「大きい!」と驚いていました(^^♪ 広場に着くと,自由に走ったり,ボールで遊んだり,寝転んだりと伸び伸びと過ごし,そして,蝶々を見つけると追いかけたり,四葉のクローバーがないか探したりと自然に触れながら楽しむことができました。その後,散歩をしていると海を眺めるところへ到着。海を見て,「綺麗!大きい!」と目を輝かせていました。また,「カバー!」「イルカー!」と叫び,好きな動物を探す利用者さんもいました。そして,最後にシャボン玉で遊び,桜島をバックにシャボン玉が空に舞い上がっていくのを眺めがながら,穏やかな時間を過ごすことができました。

今回の社会体験では,約束事を意識しながらも全力で自然に触れながら楽しむことができました。次回の社会体験も楽しみにしてください(^^)/

第13回 鹿児島県障害者スポーツ大会

5月12日に白波スタジアム(鴨池陸上競技場)で、鹿児島県障害者スポーツ大会が開催されました。見事、予選を勝ち抜いた利用者の方が参加しました。晴天でとても日差しが強い中、皆さん汗を流しながら一生懸命競技に参加されていました。終わった後は、満足されたのか笑顔で息を切らしながら「頑張ったよ」と感想を教えてくださいました。

じゃんけん列車(児発):友達と遊びを共有する。

じゃんけんの仕組みを絵を見て確認しました。手の動きや仕組みの理解度に応じて,じゃんけんの絵カードを使用します。

  

 

今回は3つの約束事を決めて活動しました。① 走るとぶつかったり転んだりして危ないので歩くこと ② 遅出しはせずに「ぽん!」の合図に合わせてじゃんけんすること ③ 負けても怒ったり泣いたりせずに笑顔で参加すること
③は特に難しいですが「何回もゲームをするからね。たくさんじゃんけんできるよ。」と伝えると安心した様子でした。
音楽が鳴っている間は元気よく歩きます!

 

  

 

音楽が止まると掛け声に合わせてじゃんけんです。

 

  

 

負けた悔しさから涙を流す場面もありました。「やりたくない。」と意思表示があったときは,気持ちを受け止めた上で,無理強いはせずに,見学できる場所をつくります。繰り返しゲームを行っていると,見学していた子ども達も「やっぱりもう一回しようかな。」と途中から参加する様子もありました。
興奮して走り出しそうになったときには「約束事は何だったかな?」と声掛けをすると,壁に貼ってある約束事を見て,確認をしていました。
最後に長い列車ができました!

 

  

 

活動の終わりに,振り返りをしました。「楽しかった!またやりたいな!」という感想が多いなか「約束を守れなかった。途中で走っちゃった。」と自分の行動を振り返ることができる様子もありました。
これからも子ども達が見通しを持ち,理解しやすい環境のなかで,ルールのある遊びの経験を重ねられるように支援していきたいと思います。