放課後デイ 球技

本日は,子ども同士で20回キャッチボールを行うことを目標に球技の活動を行いました。

最初は「できるかな。」と不安な様子がみられましたが,支援者がルールを説明した後,「頑張ってみる。」と意欲的に活動に取り組もうとする子どもたちでした。

活動が始まると「こっちにちょうだい。」,「投げるよ。」など子ども同士必死に声を掛け合って頑張っていました。また,自らしっかりボールをみて,力加減を調節しながら目標の20回を達成することができました。

最後にみんなでハイタッチをして活動を終えると,とても笑顔で誇らしげな表情の子どもたちでした。これからも協力して活動に取り組み,できた喜びを感じることができるように活動を考えていきます。(草野)

にじ ボウリング

新しい年を迎え,「明けましておめでとうございます!」と元気に挨拶をする子どもたち。久しぶりに会った職員や友達に,年末年始の出来事を嬉しそうに話していました。今年も1年,子どもたちがより成長できるようにサポートしていきます。ご理解とご協力をお願いします。

今回は,3グループに分かれてグループ対抗でボウリングを行いました。教室の様々な場所に置いてあるピンを倒せるように,ねらいを定めてボールを投げました。投げる前にピンの位置をよく確認して勢いよくボールを投げる姿や遠くのピンを倒すことに挑戦する姿を見ることができました。また,同じグループの他児がボールを投げるときには,「〇〇くん頑張れ!」などと大きな声援を送り,グループの仲間と喜びを分かち合う子どもたちでした。

今年度も残り3か月となりましたが,これからもにじグループ全員で楽しい思い出を共有していけたらと思います♪(工藤)

にじ 年賀状作り

今日は,今年最後の通所日です。今年を締めくくる活動では,新年の挨拶として送る“年賀状”を作りました。

活動が始まり「年賀状って知ってる?」と問い掛けてみると,「知ってるよ。」,「知らない。」と様々な返事をする子どもたち。見本の年賀状を見せながら「あけましておめでとうの挨拶に使うお手紙を作ります。」と伝えると,「作ってみたい。」,「見たことある。早くしたい!」とやる気満々な様子でした。

さっそく,年賀状作りに取り組んでいきます。まずは,ねずみの形に型抜きされた台紙を使用してスタンプを押していきます。水色,ピンク色,金色の中から好きな色を選び,ポンポンポンと押して,ねずみの形を作ることができました。スタンプを押す最中には「僕も水色が良いから,お友達が終わるまで待ってる。」と話す姿や,スタンプの色付きが薄いと自ら押す力を強くする様子もみられ,子どもたちの成長を感じることができました。

次に“あけましておめでとう”と書かれた丸シールを貼ったり顔写真を貼ったりしました。見本の年賀状を見ながら「ここであってる?」,「“あ”のシールの次は“け”だね。」等,自分で確認して貼り付けることができました。

最後に,お正月をモチーフにしたイラストの中から好きな物を3つ選び飾り付けました。貼り付ける際は,紙を押さえながら糊付けをすることができていました。また,今回使用したスティック糊は,糊を付けるために指先に力を入れて側面を押しながら動かす必要があります。イラスト紙の小さい範囲からはみ出さないように,しっかりと手元を見ながら糊付けに取り組んでいました。

全ての飾り付けが終わると「できたー!」,「見て!」と嬉しそうな表情で完成したことを教えていました。子どもたちが好きな色やイラストを選び,一生懸命取り組み完成した年賀状は,どれも素敵なものばかりでした。

 

来年も子どもたちのたくさんの成長が見られるように,楽しい活動を計画していきたいと思います。(網谷)

臨床心理士と語ろう会

 

 11月26日(木)に臨床心理士との語ろう会が行われました。案内をお配りしたところ,6名の保護者にご参加いただきました。子どもへの関わり方で困っていること,心配なこと等について,保護者の皆様から様々な質問があり,貴重な意見交換の場となりました。また,「子どもができることを親が手伝っていないか。」,「子どもの強みと弱みは何か。」等,ご家庭での子どもさんの様子を振り返る良い機会にもなりました。

 子どもの成長に合わせた生活目標を考え,一つずつその過程を見守り,達成していくことが大切です。子どもへの向き合い方で不安に感じたり,悩んだりした時に,保護者の皆様と一緒に考えられる場所となれるよう努めてきたいと思います。(平敷)

ほし そら クリスマス会

子どもたちにとっての大イベントであるクリスマスの季節がやってきました。子どもたちの「もうお手紙書いたよ。」や「サンタさんは寝る時に来るんだよ。」等のワクワクした声を聞くことが私たちも楽しみです。

今回は,そらグループとほしグループ合同でクリスマス会をしました。最初は紙芝居を見ました。紙芝居の中で,サンタさんとトナカイくんが喧嘩をして居なくなり,プレゼントを届けられなくなってしまいます。そこで,子どもたちがサンタさんとトナカイくんを探しに行くことになりました。

ここからは2部屋に分かれ,サンタチームとトナカイチームでそれぞれ探しに行きます。今回は,色や形の確認と照合をねらいとして絵カード探しをしました。「これは何?」と尋ねると「ハート!」と答えたり,手で形を作ったりして伝える子どもたちです。活動室の壁に貼られた絵カードを手に取り,同じ形を探すことができました。探した絵カードを少しずつ裏返していくと…サンタさんとトナカイくんの絵が出来上がりました。子どもたちは「サンタだ!」と指差しながら嬉しそうな表情です。

再度全員で集まり,各部屋で探した絵の見せ合いっこです。子どもたちのおかげで,サンタさんとトナカイくんは無事に仲直りすることができました。

最後はみんなでジングルベルを歌いました。楽器の音に合わせて身体を揺らしたり大きな声で歌ったりすることができました。

普段から季節ごとの行事や歌にとても興味がある子どもたちです。今後も様々な経験ができるよう季節ならではの活動に取り組んでいきます。(坂元)

 

放課後デイ クッキング(クリスマスケーキ)

子どもたちが待ちに待ったクリスマスがやってきました。この日は皆さん「メリークリスマス。」と朝から嬉しそうな様子。めばえでもケーキ作りを予定しており「ケーキ楽しみだね。」と,友達同士で話をする姿がありました。

支援者と一緒にケーキの作り方を確認し,早速ケーキ作りにチャレンジ。ホイップクリームやチョコレートをつけて,徐々に豪華になっていきます。

「お菓子の家みたいにしようよ!」と提案した子どもさんがいて,皆でお菓子の家を作ることに。ビスケットをレンガに見立てて,可愛らしいケーキになりました。

給食後にケーキを食べ,とても嬉しそうな子どもたち。自分たちで作ったケーキは美味しかったようで「みんなで作ると美味しいね。」,「まだ食べたいね。」と言った声も聞かれ,楽しい食事となりました。

今後も作って食べる楽しさを味わうことができるよう,楽しいクッキングを企画していきます。(渡邉)

にじ 制作

クリスマスが間近に迫った今回の制作活動では,折り紙と画用紙でクリスマスツリーを作りました。見本を見るとすぐに「クリスマスツリーだ!」と笑顔で反応する様子がありました。

はじめに,はさみを使ってクリスマスツリーの形に切ることから挑戦します。普段は直線や緩やかな曲線を切ることが多いため,クリスマスツリーのギザギザとした形は難しいものでした。しかし,ゆっくり丁寧に線に沿って切る集中力が素晴らしく,クリスマスツリーの形に見えるように切り取ることができました。

次に,白い雪やクリスマスツリーの飾りになる画用紙と折り紙を小さく千切ります。大きく千切るとクリスマスツリーを隠してしまうので,糊の蓋よりも小さく千切ることが目標です。支援者としては,難しいかなとも思っていたので手伝うつもりだったのですが,これも糊の蓋を見ながら大きさを比べ,大きいと更に小さく千切るということを自分達の力でやりきっていました。

最後に,クリスマスツリーと飾り付け,周りの雪を糊で貼り付けていきました。好きな色を好きな場所に貼ることで,それぞれが違った雰囲気の素敵な作品が完成しました。制作中は集中していて真剣な表情が多かった子ども達も,完成したクリスマスツリーを見て満面の笑みでした。制作の過程で多くの成長を見ることができたので,はさみや糊を使う制作にどんどん挑戦していきたいと思います。(玉利)

 

そら ちぎり絵

本日は,ちぎり絵の活動を行いました。

今年もあとわずか,来年は子(ねずみ)年ということで,干支にちなんだ年賀状を作りました。

指先を使って灰色の画用紙を細かく千切っていきます。親指と人差し指を使うことを事前に伝えていたことで,動きを確認しながら取り組むことができました。

紙を指で千切る際,指先に力を入れて,左右の腕を逆方向にひねる必要があります。一見すると簡単そうな動作ですが,1つ1つの動作を連続して行うためには遊びの中で腕や手の力を伸ばして行く必要があります。

細かく千切った画用紙を,台紙に書かれている子(ねずみ)の耳の部分に合わせて貼ります。

はみ出さないように,慎重に画用紙の大きさを調整して貼ることができました。

その後も,画用紙を重ねて貼ったり,色紙で色を付けたりして自分なりの年賀状が完成しました。

最後に自分の作った年賀状を持ちながら写真を撮ってとても満足そうな子どもたちでした。

いよいよ今年も終わり,新しい年がやってきます。来年も,元気いっぱいのそらグループの子ども達と一緒に楽しく活動を行っていきたいと思います。

 

本年も大変お世話になりました。皆さま良いお年をお迎えください。(迫)

 

ほし ウレタンブロック

本日は,重い物を運んだり持ち上げたりして,全身に力を入れることをねらいとしてたウレタンブロック遊びをしました。今回は,子ども達の期待感や意欲がより一層高まるように,クリスマスの内容に設定して取り組みました。流れとしては,子ども達がサンタになりウレタンブロックを1つずつ運び,決められた場所にブロックを積み上げていきました。説明をすると,目をキラキラさせながら「やりたい!」と言ったり拍手したりと,やる気に満ち溢れる子ども達でした。

 

ゆっくり渡ることを意識することができるように,平均台やマットを敷いた足場の不安定な道を準備し,その上をブロックを持って運んでいきました。「よいしょ,よいしょ。」と力んだ表情をしながら渡ったり,足元を注意深く確認しながら渡ったりと,みんな最後まで諦めずに目的地まで頑張って運ぶことができ,とても頼もしさを感じました。

また,積み上げる時は両手の力を加減しながら,ゆっくりとブロックを重ねることができました。その際に,子ども達の発達段階に応じて,ブロックの運ぶ数や積み上げる高さを調整することで,全員が最後まで楽しく取り組みやすいように工夫をしました。

運んで積み上げる取り組みを2,3往復して最後のブロックを積み上げると,嬉しそうに拍手したり,支援者に向かってVサインをしたりと達成感に溢れた様子がありました。

今回,重たい物を持ち上げたり運んだりして,お腹や腕に力を入れる経験ができるようにウレタンブロックを使いました。ウレタンブロックやマット等の重たい物を持った際に,転倒しても柔らかい素材でできているので安心して取り組むことができます。

最近では,運動あそびで片付けをする際に「これ持って行く。」,「持てるよ!」と支援者がマットや遊具を片付けると,積極的に重たい物を運んで手伝おうとする子ども達の頼もしい姿があります。腕や脚の力が付き,身体の動かし方が上手になっていくと共に,自尊心も芽生えてきます。普段の生活の中で子ども達の意欲や自信に繋がるように,これからもたくさんの遊びに挑戦できる活動を計画していきます。(二見)

効果後デイ 巧技台・平均台

身体の動かし方を知り,バランス感覚を養うことを目的に巧技台・平均台に取り組みました。

活動開始時には「ちょっと怖いな。」,「できないかも。」という声がありましたが,他の利用者さんの様子を見たり,職員と一緒に取り組んだりすることで,「できた!」と言う嬉しい声に変わりました。また,他の人に横で手本をみせながら「こうすると良いですよ。」と伝える姿もみられました。

手を横に広げて平均台を渡ったり,小さな歩幅で渡ったりと,様々な姿勢でバランスを保つ姿がみられます。回数を重ねるごとにバランスの保ち方を学び,身体の動かし方が上達している姿があるため,今後は現在より高くしたり傾斜をつけたりしながら,挑戦していきます。(下川)