ほし バランスあそび

本日は,バランスあそびをしました。まずは,ウレタンブロックの平均台を渡ります。最初は一歩ずつ慎重に渡っていた子どもたちでしたが,職員より先に進んだり1人で頑張って渡ったりする姿があり成長を感じました。

次に,高さのあるマットの上に登ります。手や足に力を入れて頂上まで登ると,5秒間片足立ちをします。高いうえに柔らかく,姿勢保持の難しいマットの上でしたが,足を上げて懸命に身体を支えることができました。

最後に,バランスボールの上に座ってバランスを取りました。普段から小さなボールの上に乗って前後左右に身体を揺らして遊んでいますが,大きなバランスボールは高さがあるので少し不安そうな表情の子どもたちです。しかし,職員が抱っこして一緒に乗ると,ふわふわとした感覚に笑顔になりました。

体幹を強くし,バランス感覚を養うことで怪我の防止や着座の定着に繋がります。また,全身をたくさん動かすことから指先の運動能力の向上に繋がっていきます。少しずつ涼しくなり,身体を動かすには良い季節となりました。今後も子どもたちが楽しく,意欲的に運動できる活動に取り組んでいきます。(坂元)

そら 生活体験(衣服のたたみ方)

 

本日は,生活体験の中で衣服(ズボン,Tシャツ)の畳み方の確認と練習を行いました。まずは,ズボンの畳み方の練習です。「ズボンの畳み方,知ってる?」と尋ねると中には「知ってるよ。」,「見ててね。」など手順を伝えてないのにも関わらず,自分たちで畳むことができる子どももいました。普段,ご家庭で保護者の方が行ってる姿をみていたりお手伝いをして学んだりと様々だと思います。生活の中でできることが増えるように,手順表をもとに練習を行いました。支援者が「半分こしてね。」などの声掛けと畳む箇所を指差し伝えることで,模倣したり手順表をその都度確認しながら畳んだりと真剣な目をした子どもたちでした。

 

次に,Tシャツの畳み方の練習です。手順が多いTシャツを畳むことは難しいようで苦戦する姿がみられました。それでも,支援者が「次はここを畳んで。」,「反対側も同じように畳んでね。」などの声掛けを行うことで,一通りの手順を知ることができました。また,お友達がしている姿を隣で見て一緒に確認する姿もみられました。

手順表があることで,畳み終わった後に綺麗に畳めているのか再確認できます。ほとんどの子どもたちが手順表を見ながら畳むことができ,畳み終わりも綺麗な仕上がりに驚きました。ぜひ,ご家庭でもズボンやTシャツ以外の手順の少ないタオル類で挑戦してみてください。 (地久里)

にじ しっぽとり

本日はルールのある遊びとして,しっぽ取りを実施しました。

しっぽを取る際には,相手を掴んだり押したりしないという約束のもと行いました。

初めはルールが曖昧で動きが硬かった子も繰り返すうちに楽しさに気付き,しっぽをしっかり目で捉え,積極的に追いかけていました。

年少の子は取られないように一生懸命逃げ,年長の子は取りたい気持ちが強く一生懸命追いかけるといった様子で,成長段階や年齢で動きに違いが出ていました。

取られて泣いてしまった子も「次は泣かない,怒らないで頑張ってみようね。」と声を掛けると,約束を守ってしっぽを取ることに成功しました。「先生,泣かない,怒らないできたよ。」と誇らしげな顔で伝えてくる姿から,自信に繋がった様子が伝わりました。

終了間際には「楽しかった。またやりたい。」という声も聞かれ,達成感に繋がったようです。機会をみてまた実施していきます。(福山)

放課後デイ クッキング(シュークリーム)

今回のクッキングでは,クロワッサンのパンを使ってシュークリームをみんなで作りました。最初はイラストや写真を見て,作り方の手順を確認しました。「クリームを入れて,チョコレートをかけてトッピングを…。」と声に出しながらしっかり手順を確認し,活動を楽しみにしている姿が見られました。

クッキングが始まると,職員と一緒にクリームをクロワッサンの間に慎重に詰めていきました。きれいにクリームが入ると,「とてもおいしそう。」と歓声が上がっていました。そして,チョコレートクリームをクロワッサンにかけ,最後にトッピングをするとおいしそうなシュークリームが完成しました。また,職員の真似をして自分からチョコレートをかける姿が見られるなど,最後まで夢中になってクッキングに取り組むことができました。

自分たちで作ったシュークリームを食べると「おいしい。」や「おかわりください。」と笑顔でたくさん食べる子どもたちでした。自分で作ったこともあり,普段甘いものをあまり口にしない子どもたちも挑戦して食べる姿がありました。これからもクッキングを通して,自分で料理やお菓子作りを行う楽しさや様々な食材への興味に繋がる活動を企画します。(草野)

そら 音楽あそび

今回の音楽あそびでは,楽器の鳴らし方を確認したり音楽や合図に合わせて音を鳴らしたりすることができるように,楽器を使いました。

職員が楽器を持って活動室に入ると,「僕もほしい!」,「これがいいな。」と好きな楽器を選ぶ子どもたち。タンバリン,鈴,果物の形のマラカス,好きな楽器を受け取ると早速振ったり叩いたりと音を鳴らしていました。

楽器の使い方を確認すると,次はリトミックに使用している『さんぽ』,『ドコノコキノコ』の音楽に合わせて楽器を鳴らしました。普段聞いている音楽でも,楽器を鳴らすとまた違った雰囲気になります。初めは戸惑いの表情を見せていた子どもたちでしたが,職員が楽器を鳴らしながら歩いているのを見ると,笑顔で真似ることができました。音楽が止まると自然と鳴らすことをやめた子どもたち。楽器を鳴らしながらも音楽にもしっかり意識を向けることができていました。

手に持った楽器を片付けると,今度は大太鼓を順番で鳴らしました。職員が「1本指の時は小さく叩いてね。5本指の時は大きく叩いてね。」と合図を確認すると,職員の手を見て強さを変えながら叩くことができました。

今回の音楽あそびでは,楽器を同じタイミングでお友達と鳴らすことで,音の重なりやお友達との関わりを楽しむことができました。また,音楽が止まったら鳴らすことを止める,職員の合図に合わせて大太鼓を叩く大きさを変えるなどルールに沿って取り組むことができました。これからもお友達との関わりを大切にしながら,活動に取り組んでいきます。(綾織)

行事食 十五夜

☆献立☆

・芋ごはん

・とんかつ

・マカロニサラダ

・けんちん汁

 

10月1日は十五夜です。十五夜の日には,芋や豆など,秋の収穫に感謝を込めてお供えものをします。日本では,満月に見立てて,お団子をお供えするイメージがありますが,中国では,アヒルの卵の塩漬けが入った月餅というお菓子や,果物をお供えするそうです。

 

本日の給食は,「さつまいも」,「ごぼう」といった秋の味覚を取り入れました。

 

 

また,おやつには,うさぎの形をした蒸しパンを提供しました。

 

大事そうに手に取ったり,「うさぎさんだ!可愛い!」と喜んだりする子どもたちの様子がみられました。

 

 

ご家庭でも,お団子を食べて,お月見を楽しんでみてはいかがでしょうか♪(内村)

にじ 社会体験(地域散策)

今回のにじグループの社会体験は,地域を散策する中で季節の移り変わりを感じたり,交通ルールを確認し安全に渡ったりすることを目的に,めばえの周辺には何があるのか散策しに出かけました。晴天であれば,歩いて散策する予定でしたが,あいにくの天候のためバスに乗って散策してきました。

これまでの生活体験で学んだ傘の取り扱いに気をつけながら,横断歩道を渡りました。雨は強くなくても,傘で視界が狭くなってしまいやすいことを体感しました。渡る前には左右をしっかり確認し,信号が変わる前に渡りきれるように早歩きで渡りました。就学を控えた年長の子どもにとっては良い経験になりました。

その後,バスに乗って見つけた物をボードに振り分けていきました。

窓に張り付くように眺める姿は,一つでも多く見つけてみたいという気持ちの表れでした。

めばえに戻ってからはボードに貼り付けたイラストを基に,にじグループなりの地図を作りました。通った道や順序を思い出しながら「ここら辺かな?」など声を掛け合いながら作っていました。空いたスペースには自分の家や線路,車などを描きとてもカラフルな地図が完成しました。

皆で出かけたことや普段と異なる活動に,大喜びの一日となりました。(福山)

にじ 言葉あそび

今回は,自分の名前から言葉を連想する力を身につけることをねらいとして,言葉すごろくをしました。

言葉すごろくをする前に,平仮名を書く練習として,自分の名前を1文字ずつ紙に書きました。職員の手本を見ながら,正しく平仮名を書くことができました。

次に,自分の名前を使って食べ物や動物などの言葉を連想しました。職員が「“あ”の付く言葉は何があるかな?」と声を掛けると「アイス」,「あめ」などを思いつくことができました。自分の名前以外にもたくさんの言葉を発表することができました。

言葉を連想する練習をした後,グループで言葉すごろくをしました。1回目は,自分の名前の平仮名を使って言葉を連想し,思い付いた平仮名の個数を数えてコマを進めました。2回目以降は,食べ物や好きな遊びなど,自由な言葉ですごろくをしました。言葉を言いながら「くるまだから,3個だね。」と数を指折りで確認し,正しくコマを進めることができました。すごろくには「2つもどる」や「1つすすむ」などのポイントがあり,喜んだり悔しがったりと,様々な表情がみられました。また,他の子どもが思い付いた言葉に対して「いいね!」,「面白い!」など称賛する声もあり,友達同士で楽しく取り組んでいました。長い言葉を思いつこうと悩んだり果物をいくつも発表したりする様子もみられ,言葉を連想する感覚を掴んでいくことができました。

  

子どもは,友達や大人から新しい言葉を聞いて、使える言葉を増やしていきます。言葉や文字に興味や親しみを持ち,使いこなすことができるように今後の活動を工夫していきます。(五反田)

そら 社会体験

そらグループでは,お金の使い方を知ること,買い物の楽しさを知ることをねらいとして,タイヨー松元店のアンパンマン自動販売機で買い物体験をしました。

前日に,事前学習をしました。バスで行くこと,買い物をする場所を絵カードで確認し,自動販売機の模型を使用して買い方を練習しました。

支援者からお金を受け取り,どの飲み物にしようか迷う子どもたち。お金を入れて,ボタンを押して,商品を取る手順を確認することができました。

当日は,朝から「ジュース!」,「タイヨー,行く!」ととても楽しみにしている声が聞かれ,普段より準備も早いように感じました。

タイヨーに向かうバスの中では,再度,行く場所を確認し,バス内や駐車場での過ごし方,一緒に行くお友達や手を繋ぐ支援者などを説明しました。「○○先生!」と絵カードと支援者を見ながら確認する子どもたち。タイヨーに着き,名前が呼ばれると,支援者としっかり手を繋ぎ歩いて自動販売機まで向かうことができました。途中で会ったお客さんやタイヨーの店員さんに「こんにちは!」と元気に挨拶をする姿も見られました。

自動販売機に着くと,いよいよ商品の購入です。財布からお金を取り出し,どれにしようか迷う子,商品を指差す子,すぐに決めてボタンを押す子など反応は様々でした。バスに戻ってきた子どもたちは,「買った!」,「ジュース!」と満足そうな笑顔でした。

 

購入した商品は,おやつの時間に飲みました。支援者から受け取ると,両手で大事そうに持って飲む子どもたちでした。

新型コロナウイルスの影響で行事が次々に中止になる中,保護者の皆様やタイヨー松元店の皆様のご理解のもと,社会体験を実施することができました。ご協力ありがとうございました。(綾織)

ほし ふれあい

今回は,他者と触れ合う楽しさを知ることをねらいとして,ほしグループの子ども達が大好きなふれあいを行いました。

最初に,日頃のリトミック後に行っている「1本橋こちょこちょ」をしました。子どもたちは横になり支援者が歌い始めると,聞き馴染みのあるフレーズに思わず笑顔になります。「階段上って。」のフレーズに合わせて指2本で足から徐々にお腹の方へ上り,「こちょこちょこちょ。」と言いながらお腹や脇をくすぐると笑い声が響きました。「もう1回。」や「お願い。」のジェスチャーで,楽しさとまたやりたい気持ちを伝える子どももいました。

次は,「大根さん」をしました。「ニョキニョキあんよの大根さん。」と歌い始め,足を上下に動かします。「何だろう。何が始まるのかな。」という表情で見つめる子どもたち。子どもを大根に見立て,歌詞に合わせながら料理をする真似をしてお腹や足をくすぐると「またこちょこちょされた~。」と困ったような嬉しいような表情でした。

最後に,タオルを使ったふれあいをしました。タオルを生き物に見立て,細長く巻いて蛇のようにして追い掛けたり子どもたちの顔の前にクラゲのように広げたりして遊びました。支援者が「タオルを追い掛けてみてね。」と声掛けをすると「待て待て~。」と言いたげな表情で追い掛け,捕まえると満面笑みになり満足した様子でした。

スキンシップを取ることで,愛情が深まり安心感や信頼感を生み出し,より一層親密な関係を築くことができます。また,社会性が高まったりストレスを減少させたりするという効果があると言われています。ご自宅でも簡単にできる遊びなので,ぜひ時間がある時に楽しんでみてはいかがでしょうか。 (木下)