ほし リズムあそび

本日は,音楽に合わせて身体を動かして発散することをねらいとし,リズムあそびをしました。まずは,毎朝行っているリトミックからです。“さんぽ”や“わーお”の音楽が流れると嬉しそうな表情で歩いたり走ったりする子どもたち。4月当初は職員の動きを真剣な表情で見つめながら模倣していた子どもたちも,今では音楽が流れると職員よりも先に身体を動かしたり「次,こうだよ。」と友達や職員に教えたりと日頃の積み重ねによる子どもたちの成長を感じる時間でした。リトミックでたくさん身体を動かした後は,照明が暗くなった活動室でオルゴールの音を聞きながら床に寝転がります。身体を動かした後にリラックスをすることで,動くときは動く,静かにするときは静かにするといった動と静の切り替えの練習になります。

しばらく身体を休めたら,触れ合いあそびやタオルあそびをして少しずつ身体を動かしていきます。触れ合いあそびでは“一本橋こちょこちょ”をしました。くすぐったさから身体を大きく動かしたり大きな声で笑ったりしていました。また,タオルあそびでは,職員が大きなタオルを縦や横に揺らすと「キャー。」と言いながらタオルの下に潜ったり両手で力強く揺らしたりして楽しみました。タオルの風を感じながら気持ち良さそうな表情をする子どもたちがとても可愛かったです。

最後に,太鼓を叩いておしまいです。太鼓を思い切り叩いて発散することができました。また,1つの太鼓をお互いに共有しながら使うこともできました。

今年度も,残り約2ヶ月となりました。始めは,涙いっぱいだった子どもたちも,今では笑顔いっぱいで毎日楽しく過ごすことができており,とても嬉しく思います。残りの日々も,ほしグループみんなでたくさん遊び,元気に過ごしましょう!(マルデリ)

めばえ内交流会

2月6日(土)にめばえ内交流会が行われました。今回は普段のグループではなく,年齢でクラスを分け活動を通して交流を深めました。

年少・年少以下グループでは,季節感を感じたり活動を楽しんだりすることをねらいとし,はじめに鬼の福笑いを行いました。鬼の形をした2つの段ボールを用意し,顔のパーツの名前や位置を確認した後,1人1パーツずつ貼ってみんなで作りました。パーツを貼るごとに鬼の表情が変わっていく様子を見て,両手を叩いて笑ったりお友達や職員と顔を見合わせて微笑んだりする子どもたちでした。

 

次に,完成した鬼の箱を使って玉入れをしました。赤と青のボールを用意し,同じ色の箱に入れていきました。にじグループやそらグループのお兄さんがボールを色分けして入れていく様子を見て,ほしグループの子どもたちも模倣しながら同じ色の箱にボールを入れることができました。

 

ボールを入れ終わりホッとしていると,活動室の外から物音が…。見ると,施設長鬼が立っていました。涙をみせたり不安そうな表情をしたりしながらも,鬼に向かって思いっきりボールを投げることができました。無事に鬼を倒し,お菓子のプレゼントをもらえて大満足の子どもたちでした!

 

 

年中・年少グループでは,狙って投げる動作を意識することをねらいとし,ボウリングを行いました。

活動前にはリトミックで緊張をほぐしました。2~3人で手を繋いで歩いたり動物の動きを模倣したりする中で,少しずついつもの元気な様子が見られました。

ペアを組んだ子と協力して自分で選んだボールを鬼の顔が貼られたピンに向かって転がしました。その場でお互いに順番を確認しあったり譲り合ったりする姿もみられました。一つでも倒れるとみんな嬉しそうな表情を見せていました。普段はおとなしく控えめな子も,年下の子や体の小さな子をリードする姿がみられ,新しい一面や成長を発見することができました。

 

途中でやってきた鬼に対して驚いて固まる様子はありましたが,優しい鬼だとわかると,先ほどのボウリングの要領で退治し,無事に仲直りすることができました。仲直りの印にお菓子をもらい嬉しそうでした。

 

年長グループでは,力加減や方向を意識して投げることをねらいとし,2チームに分かれて的当てに取り組みました。まず,節分についての話をしながら「鬼に向かって投げる豆の名前を知っているかな?」と質問してみると「大豆だよ。」とすぐに答える姿がありました。

大豆を袋に入れてフェルトで包んだ特製のボールを作り,的当てに挑戦です。「順番に並んで,1つずつ投げてね。」と声を掛けると,スムーズに1列に並ぶ様子がみられ,もうすぐ小学生になるお兄さん,お姉さんの雰囲気を感じることができました。

足元のテープを見て,線よりも前に出ないように意識をしながら,的に目掛けてボールを投げることができており,的に当たって鬼が倒れると「やったー!」,「鬼を倒したよ!」と大きな声で喜ぶ様子がみられました。中には「鬼は外,福は内。」と言いながら投げたり「○○くん頑張って!」と友達を応援したりする様子もみられました。

活動の途中で鬼が現れると,驚きながらも鬼から「みんな一緒に遊ぼう。何して遊ぶ?」と尋ねられると「いいよ。」,「じゃんけんしよう!」と,怖がらずに仲良く遊ぶことができていました。1人ずつ鬼とじゃんけんをして,勝つと鬼からのプレゼントがあり,全員が「ありがとうございます。」とお礼を伝えることができました。

他グループの友達と的当て対決をしたり一緒のチームになったりと,同じ年の友達との交流を深めながら,節分の雰囲気を味わうことができる活動になりました。

 

日頃別々のクラスで活動している子どもたちが一緒に活動をしたことで,いつもは活動への参加に消極的な子が率先して参加し周りの子どもたちのお手本となったり,職員との関わりが多い子が職員のそばを離れてお友達の動きを模倣したりと,新しい一面を見ることができて嬉しかったです。今後も,他クラスと交流する機会を増やし,子どもたちの成長に繋げていきます!(福山)

そら ボウリング

今回は,的をよく見てボールを転がすこと,力を加減することをねらいとしてボウリングをしました。 ボウリングの活動はこれまでに何度も取り組んでいるため,子どもたちから「鬼さん倒すんだよね!」と早くしたい気持ちが伝わってきました。

最初に,牛乳パックで作った棒3つ分の長さのレーンでボールを転がす練習をしました。レーンの中にピンを置き,大きなボールを転がしたためピンに当たりやすく,倒れると拍手をしながら喜ぶ子どももいて,達成感に繋がった様子でした。

次に,牛乳パックの棒をもう1本増やしたりボールを小さくしたりして取り組みました。レーンが長くなると,力が最後まで伝わりにくく途中でボールが止まったり当たってもピンが倒れなかったりします。また,小さなボールではレーンとピンの間をすり抜けてしまう子どももいました。職員が「ここを見てね。」,「赤い鬼さんを倒そうね。」と声を掛けると,狙いを定めて,時には棒に当たって跳ね返る力も利用しつつピンを倒すことができました。

最後に,巧技台の上にピンを置き,傾斜板を使って転がしました。押す力が弱いと,ボールはすぐに戻ってきてしまいます。戻ってくるボールに「あれ?」と戸惑いながらも,何度も力いっぱい押し上げる子どもたちでした。

今回は,ボウリングをしましたが,ボール遊びには的当てやキャッチボール,足に挟んだり上に乗ったりお盆やタオルに乗せて運んだりなど様々あります。今後も,ボールを使った活動を通して,楽しみながら身体を動かし,色々な動き方や身体の使い方を獲得できるような工夫をしていきます。(綾織)

デイ 鬼のお面作り

鬼のお面作り(放課後デイ)

今日は節分にちなみ,鬼のお面を作りました。お面は3種類用意し,作りたいお面を選んでもらいました。最近の「鬼」ブームも手伝って,子どもたちはお面作りを楽しみにしていたようです。「私はこれにしたいな。」「これに絵を描くね。」などと,思い思いに表現していました。

髪の毛を塗って,角に模様を描いて,完成です。みんな嬉しそうにできたお面を被っていました。

お面を付けながら「鬼のパンツ」を口ずさみ,めばえでの節分を味わっていました。

今後も季節感を味わえるような活動を取り入れていきます。(渡邉)

 

そら お面作り

もうすぐ節分ということで,今回は鬼のお面作りをしました。見本を提示すると「僕もする。」,「鬼だ。」などと楽しみにしている声をたくさん聞くことができました。髪や角,目,口などパーツを1つずつ確認することで,顔のパーツの確認や貼る場所の確認に繋がりました。

最初に,クレヨンで角や髪になる部分に模様を描いたり目や眉毛の位置を自分なりに確認したりして徐々に鬼のお面に近付けることができました。子どもたち自身も「目。」「まゆげ。」「くち。」などパーツの名前を確認したり「ここ?」と支援者と確認して貼ったりと,とても集中して取り組む姿が見られました。また,細かいパーツだったため,指先で掴んだり貼ったりし制作を通して指先の発達にも繋がりました。

できた鬼のお面を支援者やお友達に「見てー。」,「怖いでしょ。」と様々な言葉を口にし「鬼が来るよー。」と驚かせる子どももいて,楽しい活動になりました。子どもたちが作ったお面を見てみると,鬼のイメージは様々で,個性のある,とてもカラフルなお面がたくさんできました。2月の節分では,どんな表情を見せてくれるのか楽しみです。(地久里)

にじ タワーゲーム

本日は,友達と協力する楽しさを味わうことをねらいに,タワーゲームをしました。子どもたちが,普段,自由あそびで使っているブロックや大きなウレタンブロックを使って,積み上げていくルールです。

 

まずは,タイヤの形をしたブロックを使い,6個ずつ積み上げたタワーを作りました。全員で「いち,に,さん…」と数えながら,話し合って決めた順番で積み上げていきます。途中でタワーがグラグラしていると「今,乗せたら危ないよ。」,「揺れているよ。」などと,お互いに声を掛け合って協力する様子がみられました。

たくさんあったタイヤブロックを全て積み終わると,全員で一斉に「やった~!」と大喜びする姿があり,達成感や喜びを感じられたようでした。

次に,年長の友達だけでグループを作り「みんなで話し合って,好きなタワーを作ってみよう。」と活動を展開しました。先程使ったタイヤブロックを並べながら「ピラミッドにしてみない?」と友達に伝え,良い案が浮かんだようでした。また,周りの友達も「下はたくさん並べて…。」,「先に,大きいタイヤを置いたらいいかもね。」と,全員で意見を出し合って作る様子に成長を感じました。

1度も崩れることなく,上手なピラミッドが出来上がると「写真撮ってー!」と,とても嬉しかった様子が伝わりました。

また,年長より年下の友達は,大きなウレタンブロックを使ってタワー作りに取り組みました。重さのあるブロックでしたが,両手でしっかりと抱えて,上手に積み上げていくことができていました。届かない高さになってくると,職員と協力し,タワーを倒さないように慎重に乗せる様子がみられました。

タワーが完成すると,積み上げることができたブロックの数を一緒に確認しました。大きな声で「いち,に,さん…」と数えていくと「10個もできた!」,「大きいね。」と,盛り上がる様子がみられました。最後に,頑張った友達と一緒に記念撮影をすると,ポーズもばっちり決めていました。

今年度も残り少なくなってきましたが,にじグループの友達と協力したり新しいことに挑戦したりしながら,思い出を増やすことができるよう,活動を充実させていきます。(網谷)

ほし タオルあそび

今回は,他児と関わりながら遊ぶことをねらいとして,タオルあそびをしました。

最初に,2人1組になってタオルを使った綱引きに挑戦しました。「うんとこしょ。どっこいしょ。」と掛け声に合わせながら,タオルを引っ張り合いました。初めは「どうやって遊ぶの?」と不思議そうに支援者の手本を見つめる子どもたちでしたが,手添え支援を行うと腕や手に力を入れて後ろに引っ張る動作を確認できました。

次に,タオルをソリに見立てて遊びました。ソリあそびが大好きな子どもたちは,笑顔でタオルの上に乗り「座ったよ!」と指差しや手を叩いて意思表示をしていました。支援者がタオルを引っ張ると,お友達に手を振ったり引っ張られた揺れを楽しんだりして活動に参加することができました。

最後に,大きなオーガンジーを子どもたち皆で追いかけっこしました。支援者が「よーいどんしたらフワフワを捕まえてね。」と声を掛け,オーガンジーを持ちながら走ると「待ってー!」と言いながら笑顔で追いかける姿が見られました。

普段は,お友達と関わる姿があまり見られない子も一緒に取り組むことができ,子どもたち全体が一体となって笑い声が絶えない時間となりました。今年度も残りわずかですが,お友達とたくさん関わることができるようサポートしていきます。 (木下)

ほし シール剥がし

指先の使い方を確認することをねらいに,シール剥がしをしました。まずはラミネートした台紙から,ビニールテープやマスキングテープを剥がします。今回は子どもたちの好きなキャラクターをテープで隠し,剥がすと顔が見えるようにしました。

テープ部分からはみ出した手や足を見るなり,自信満々で「アンパンマン!」と予想した子どもたち。テープ角の薄い部分を爪で剥がすことは難しいため,端を3mmほど折り曲げて提供しています。一枚ずつ剥がす度にキャラクターの名前を嬉しそうに伝えたり,集中して取り組んだりと,様々な姿がありました。また,剥がしたテープは別の台紙に貼るようにして,取り組んだ結果を目に見えやすくすることで達成感に繋げました。

次に,シール貼りをしました。色とりどりの丸シールを,花や電車のイラストに貼っていきます。最初は好きな場所に貼っていましたが,だんだん枠を意識して貼れるようになりました。「見てー!」と言葉で嬉しそうに伝えたり,手を伸ばして紙を見せたりする姿から,気持ちの伝え方が上手になってきたことに成長を感じました。

 

指先を使うことで集中力の向上や,お箸を使う動作に繋がります。今後も,身体を動かす時間と,座って落ち着く時間のメリハリをつけながら活動を提供していきます。(坂元)

放デイ 書き初め

あけましておめでとうございます。今年も子どもたちの元気な姿を見ることができ,とても嬉しいです。年末年始の休み期間で,家族と過ごしたことや楽しかったことをたくさん聞くことができました。

今回の活動では,新年を迎えて気持ちを新たにする意味を込めて,書き初めを行いました。普段使用することが少ない習字道具を目の前に,子どもたちも興味津々な様子でした。

「丑年」や「晴天」等のお手本を確認しながら勢いよく筆を進め,中には今年一年の目標や抱負を書く姿もみられました。「ほら見て見て。」「上手に書けた。」と完成した作品を嬉しそうに職員や友達に見せていました。

今年も,たくさんの成長に繋がるよう個々の状態に合わせた支援を行い,充実した活動や社会体験を提供していきます。(石坂)

そら 自然散策

園庭や施設周辺の自然に触れ,冬を感じる木の実や落ち葉を見つけることをねらいに自然散策を行いました。普段は,走ったり砂場で遊んだりしている園庭には何が落ちているのかと,わくわくとした気持ちで活動に参加する子どもたちでした。早速,園庭に駆け出し「あったよ。」「どんぐりだ。」などたくさんの声が聞えてきました。お友達同士で「見せて。」「どこ?」など興味津々で話し掛ける子どもたちや「見て見て先生。」「いっぱいあった。」など私たちに駆け寄り見せる子どもたちもいました。

見つけた落ち葉や木の実を見せて発表する子どももいて,小さな木の実を指先で摘まみ「じゃーん。」と嬉しそうに見せる姿がとても可愛らしかったです。みんなが見つけた物を集めてみると,本当にたくさんの落ち葉や木の実,枝,どんぐりがあり「たくさんあったね。」と活動を振り返ることができました。

 

最後に,めばえで育てている花や野菜に水をあげました。「大きくなあれ。大きくなあれ。」と声を掛ける子どもたちもいて,自然に触れたり生き物の大切さを感じたりすることができた活動となりました。 (地久里)