本日は七夕ということで,季節感を味わいながら集中して取り組むことをねらいに星をモチーフにした壁面飾りを作りました。
初めに,季節感を味わうことができるよう「七夕さま」の歌を歌いました。「七夕って何だろう?」と不思議そうな顔で歌を聴く子どもたちでした。「お星さまの飾りを作ろうね。」と声掛けを行うと「お星さま!」と笑顔で伝える姿が見られました。
次に,1枚ずつ花紙を小さく千切ることに取り組みました。「親指と人差し指で紙を持って引っ張ってね。」と手添え支援を行うと,約10分間集中して細かく千切ることができました。花紙を細かく千切った後,今度は「ベタベタしてるね。」と感触を確認しながら糊を使って画用紙に貼ります。「ベタベタ~。」と言葉で伝えながら1枚ずつ丁寧に花紙を貼る様子が見られました。
花紙を画用紙いっぱいに貼ることができた後は,順番に1人ずつハサミを使って星形に切ることに挑戦しました。「優しくぎゅっぎゅだね。」と子ども用のハサミを使って開閉動作の確認を行いました。ハサミを使う機会が少ないですが,一生懸命職員の動きを模倣する子どもたちでした。慎重に線に沿って画用紙を切り,壁面飾りが完成すると「できた!」と満足気な笑顔で伝えることができました。
これから暑い日が続きますが,室内で夏を感じることができるような指先を使った制作にもたくさん取り組んでいきたいと思います。
(木下)