そら 季節の制作

本日は七夕ということで,季節感を味わいながら集中して取り組むことをねらいに星をモチーフにした壁面飾りを作りました。

初めに,季節感を味わうことができるよう「七夕さま」の歌を歌いました。「七夕って何だろう?」と不思議そうな顔で歌を聴く子どもたちでした。「お星さまの飾りを作ろうね。」と声掛けを行うと「お星さま!」と笑顔で伝える姿が見られました。

次に,1枚ずつ花紙を小さく千切ることに取り組みました。「親指と人差し指で紙を持って引っ張ってね。」と手添え支援を行うと,約10分間集中して細かく千切ることができました。花紙を細かく千切った後,今度は「ベタベタしてるね。」と感触を確認しながら糊を使って画用紙に貼ります。「ベタベタ~。」と言葉で伝えながら1枚ずつ丁寧に花紙を貼る様子が見られました。

花紙を画用紙いっぱいに貼ることができた後は,順番に1人ずつハサミを使って星形に切ることに挑戦しました。「優しくぎゅっぎゅだね。」と子ども用のハサミを使って開閉動作の確認を行いました。ハサミを使う機会が少ないですが,一生懸命職員の動きを模倣する子どもたちでした。慎重に線に沿って画用紙を切り,壁面飾りが完成すると「できた!」と満足気な笑顔で伝えることができました。

 

これから暑い日が続きますが,室内で夏を感じることができるような指先を使った制作にもたくさん取り組んでいきたいと思います。

(木下)

放課後デイサービス 買い物体験

 今回は,小野公園駐車場内にある自動販売機で買い物体験を行いました。当日は雨予報で天気の心配もありましたが,なんとか持ちこたえてくれました。

    公園に着くと自分のお財布を持ち準備万端の子どもたちでしたが,自動販売機の前に立つと何を買うか迷っている様子でした。買いたい物を決めて,いざお金を入れる時,10円玉,50円玉,100円玉からどの小銭を選んだらいいのか職員と一緒に考えました。ピッタリの金額を入れなくても,お釣りをとる経験に繋がったのではないでしょうか。

好きな飲み物を買った子どもたちは「美味しい?」と互いに聞きながら,ゆっくり味わったり,ものすごい速さで飲み終わったりとそれぞれでしたが,今回の買い物体験を通して,お金の使い方や買い物の仕方を学ぶことができました。                                  

(中園)

そら 片栗粉あそび

本日は片栗粉に水を混ぜて感触を味わったり感触あそびを通して気持ちの発散に繋げたりすることを目的に活動を行いました。

最初に水を入れる前の片栗粉に触ってもらい感触を確かめると,「さらさらだね。」と職員に感想を伝える姿がありました。その後,片栗粉に水を混ぜてとろとろになっていく様子を子どもたちに見てもらうと「すごーい。」と歓声が上がるとともに,手を伸ばして早く触りたい気持ちを抑えきれない様子が見られました。水を加えた片栗粉は力を入れて握ると固まり,力を緩めるととろとろに溶けていきます。その感触に最初は驚く子どもたちでしたが,実際に触ってみると「すごいね。」「うわー。」と感情を声に出しながら楽しそうに取り組むことができました。また,手だけではなく腕や足にも片栗粉を付けて,全身で感触を味わいながら15分程集中して活動に取り組むことができ,気持ちの発散にも繋がったと思います。

今後も子どもたちが夢中になって取り組むことのできるあそびを考え,様々な経験や気持ちの発散に繋がるような活動を行っていきます。(草野)

そら   ぶら下がり

今日は,棒の握り方を確認し腕に力を入れたり数秒ぶら下がったりことをねらいに活動を行いました。活動では,順番に取り組み,その都度握り方や力の入れ方を確認すると,棒をギュッと力強く握り,真剣な表情の子どもたちでした。

まずは,棒をしっかり握り腕に力を入れることを目標に取り組みました。手本通りに握ることができたり難しいながら棒を離さないように一生懸命,手先に力を入れたりと最後まで諦めない姿にたくましさを感じました。

 

次に,足を地面から離したり手足に力を入れたりしてぶら下がることを目標に取り組みました。事前に「10秒は頑張ってみようね。」と声を掛けると,すぐさま棒に手を伸ばし,意欲的な姿がみられました。足から地面が離れてから数を数えると,周りのお友達も一緒に数えたり一生懸命取り組んでいるお友達を応援したりすることができました。“目標を達成したい“と真剣な表情の子どもたちで以前のぶら下がりの活動と比べると,ぶら下がる時間が伸びたり人前で取り組めたりと一段と成長した姿をみることができました。今後も,運動あそびを通して,身体を動かす楽しさに繋げていきたいと思います。    (竹之下)

 

にじ 水運びリレー

手元や進行方向に注意を向けて集中することをねらいに,水運びリレーをしました。マットを並べるといつものサーキットですが,今回は水の入ったコップを持ちながらの挑戦です。職員がお手本を見せると「僕できるよ!」と得意げな声や「黄色だけを進むんじゃない?」と期待を膨らませる声が聞こえてきました。

まず最初に,跳び石の上を渡ります。大きさや形の異なる3つの石の上を,足を滑らせないようゆっくりと進むことができました。

次に,マットで作った細い道を進みます。身体が当たらないよう左右に気を付けながら,かつ水がこぼれないように手の向きも確認しながら,様々なことに気を付けて集中する力が必要です。足元とコップの中身を交互に見て,真剣な眼差しで取り組む子どもたちでした。

最後に,2色のパネルの上を歩きます。黄色と水色が準備されており,職員が直前に伝えた色の上だけを踏むことができるというルールです。「どっちになるかな?」と少し緊張した面持ちで職員の話を聞く子どもたち。足元に気を配ると途中で少しこぼしてしまう場面もありましたが,諦めずに最後まで取り組む姿がとても素敵でした。また,水をこぼしてしまったお友達を見て,タオルで拭こうとする子どもたちの思いやりのある姿にも成長を感じることができました。

1人で運んだ後は,お友達のコップに水を移してバトンタッチしました。移す側はもちろん,水をもらう側も「頑張ってね…。」と言っているかのような雰囲気で,慎重に水のリレーをすることができました。

足元や身体の左右,手元の水など,一度に様々な場所へ注意を向ける遊びでしたが,最後まで集中して意欲的に取り組むことができました。今後も,楽しく身体を動かしたりお友達と協力したりする活動に取り組んでいきます。(坂元)

デイ クッキング

今日はデイの子どもたちが楽しみにしていたクッキングでした。朝から「今日はサンドイッチでしょ!早く作りたいな。」と嬉しそうな子どもたち。写真付きのレシピをじっと見つめていました。

待ちに待ったクッキングの時間になり,職員と作り方を確認します。パンを手に取り,好きなジャムや具を選んで,挟み,完成です。「美味しそうだな。」「早く食べたいな。」という気持ちが笑顔に溢れていました。今回は甘いサンドイッチが多かったので,給食後におやつとして食べました。

自分で作ったサンドイッチはとてもおいしかったようで,あっと言う間になくなりました。

早くも次回のクッキングを楽しみにしているようで「次は何を作るの?」と前向きな発言も聞かれました。自分で作って食べる達成感を味わえるよう,次回も楽しいクッキングを企画していきます。(渡邉)

そら マットあそび

梅雨の時期は室内での机上あそび等が多くなりがちですが,今回は身体を動かして発散することや手足の曲げ方を確認することをねらいとしたマットあそびに取り組み,写真のように様々なマットを用いたサーキット形式で行いました。

初めに支援者が感触マットや音マットの上を歩き,最後に凹凸のあるマットを転がる手本を提示しました。身体を動かす遊びにとても興味津々な子どもたち。「順番が来るまでお椅子に座ってね。」という約束をして取り組みました。感触マットでは「プチプチ,ふわふわ,チクチクだね。」と声掛けを行うと言葉を模倣しながら感触を味わっていました。次に等間隔に置かれた音マットの上を歩きます。音が出る仕組みにワクワクした子どもたちや,中にはジャンプをして進む子どももいました。

 

最後は,凹凸のあるマットで横になり転がって進みます。真っ直ぐ転がって進むことが難しく,マット上から落ちることもありましたが,お友達からの「がんばーれ。」と言葉や拍手による応援を受け取り,真っ直ぐ転がり無事にゴールすることができました。

外あそびの機会が少ない梅雨の時期でも,たくさん身体を動かして楽しい気持ちや頑張る気持ちを表現し受け止めることができるよう,これからも室内で取り組める運動あそびを展開していきます。

(木下)

放課後デイサービス 制作(紫陽花作り)

梅雨に入り外での活動が行えない日が続いていますが,様々な工夫をしてこども達が楽しめる活動を提供しています。そのような中で今回は,梅雨時期が見頃の花である紫陽花を作りました。紫陽花の形に合わせて好きな色の花がみをちぎる,貼るといった指先動作,どこにのりを塗ったらいいのかという工具の扱い方を職員と一緒に考えながら制作に取り組んでいました。

手にのりがついてしまい,顔をしかめることもありましたが,完成した紫陽花をみると「かわいい!」とハイタッチしながら達成感を味わうことができました。活動室には,こども達が作った大きな紫陽花が満開を迎えています。

(中園)

 

 

ほし 生活体験(片付け)

今年は例年よりも早い梅雨入りだったので,5月は外で遊ぶ機会が少なくなりましたが,室内でも元気に身体を動かす子どもたちです。室内遊びでは,子どもたちの好きなアンパンマンブロックやお花形ブロック等を高く組み立てたり冠を作ったりする姿が見られます。今回は,遊んだ後の玩具の片付けを練習しました。優しく箱の中に入れること,綺麗になったことを支援者と一緒に共感することをねらいにしました。

  

集中できるように,今回は廊下で2~3人ずつに分かれて取り組みました。子どもたちに箱を提供すると,複数個取って箱の中に入れたり他児が入れる様子を見たりする姿がありました。競争形式にすることで子どもたちも遊び感覚で入れることができ,最後まで集中して取り組むことができました。マットが綺麗になると「もうないね。」と職員に伝える姿もあり,綺麗になったことを大いに褒めて喜びを共感することで嬉しそうにする子どもたちでした。

       

生活体験では,玩具の片付けだけではなく着替えや食事,トイレなどの身の回りのこと等,様々な経験を通して少しずつ自立できるように取り組んでいます。今後も様々な経験を通して1人でできた時の達成感や満足感を得て,自信へと繋がるように取り組んでいきます。(大坪)

 

クッキング(フルーチェ)

材料や手順を確認し,フルーチェ作りを行いました。作り方が簡単でしたが,1つずつイラストを用いて手順の確認を行うと「したい,したい。」,「おいしそう。」など意欲の溢れる声がたくさん聞かれました。

まず,牛乳やフルーチェの素をボウルに入れ,その後,順番にスプーンでかき混ぜました。「10回ずつ混ぜようね。」と事前に伝えることで,周りのお友達は職員と一緒に数を数えながら順番を待つことができた。また,かき混ぜながら「いい匂いするね。」,「いちごだ。」など時折,匂いをかぎながらかき混ぜる子どもたちの姿もみられました。

 

みんなでかき混ぜ完成したフルーチェを自分で皿に移し替えることにも取り組みました。お友達の分もしっかり考えながら「これぐらい。」など職員に確認する姿もみられ,優しい子どもたちの一面もみられました。みんなで分け合い,給食の時間にデザートとしていただき,自分たちで作ったフルーチェは一段と美味しそうに食べる子どもたちでした。ぜひ,ご家庭でも親子で作ってみてはいかがでしょうか。    (竹之下)