転ばないように重心を保つ力や身体を基の位置に戻すバランス感覚を養うことが期待されているジャンプ運動。筋肉の柔らかさがあるとジャンプをして着地したときに姿勢が崩れてしまったり尻もちをついてしまったりします。骨や筋肉が発達してきて自分の身体を支えられるようになり,体勢を保持できる感覚が身に付いてくるとできるようになってくるそうです。リズムに合わせて跳びはねたりトランポリンを跳んだり簡単そうに見えても全身の筋肉を使う難しい動きです。
本日は跳び箱とマットを使いジャンプの感覚を確認しました。台から落ちないようにバランスをとりながら先にあるマットまでの距離も見極めます。
支援者が「う~ん!」と声を掛けることで膝を曲げることができ,跳ぶ力を調整できていました。繰り返し取り組むことでジャンプの動きを確認した後は,1段の跳び箱台から幅跳びのように跳ぶ運動を行い,フープの高さを少しずつ上げることで上にジャンプする動きも取り入れました。
フープに足がかかっても「もう少し!」「もう1回。」と諦めずに取り組む子どもの姿や成長が見られ,成長を感じると共に,適切な課題を設定することで「できた」という達成感や「楽しかった,またしたい。」という満足感に繋がることを改めて実感しました。今後も,遊びの中で楽しく課題に取り組むことができるような活動を提供していきます。