そら 生活体験(衣服の畳み方)

 

冬の寒さを忘れるぐらい毎日元気に室内や園庭を走り回ったり身体を動かしたりする姿がみられます。今年は,乾燥している日々ですがコロナウイルスだけでなくインフルエンザも流行しているため,十分な感染症対策や換気などを行い過ごしています。

さて,今回は就学に向けて生活体験の中で衣服の畳み方を取り組みました。下衣・上衣,肌着や下着など種類に応じて畳み方が異なるためそれぞれの洋服の畳み方を知ったり身に付けたりすることをねらいにしました。最初は,全体で洋服の畳み方を確認しました。袖はどのように折り畳むのか,どこまで折るのかなど細かく伝えながら進めました。子どもたちも職員の話や洋服を集中して見ながら畳み方を確認することができました。

次に,集中して取り組むことができるよう個別に分かれて職員と一緒に手順の確認をしました。畳み方が分からず途中で固まったり「先生,どうするの。」と聞いたりする子どももいましたが,職員が「半分にしようね。」と畳み方の声掛けをしながら進めたり手添え支援をしたりすると,洋服の持ち位置を職員と一緒に確認しながら畳むことができました。1度自分で畳むことができると,自信へと繋がり2回目は1人で黙々と畳み「できたよ。」と伝える姿もありました。

                       

ズボンを畳む際は,裾の部分が長いため思うように畳むことができず途中で諦めて半分に折り畳んでしまう姿もありましたが,両端を持つように持ち位置を伝えると,両端を持ちながらズボンを半分に折り畳むことができました。最後まで畳むことができると嬉しそうに拍手をしてアピールする姿もありました。

今回の生活体験で身に付けたことを是非ご家庭でも,時間のある時は試してみてください。今後も,生活体験での活動を通して今後の生活で必要なスキルを獲得できるよう取り組んでいきたいと思います。また,子どもたちの成長・発達へと繋がるようサポートしていきたいと思います。     (大坪)