晴れたり雨が降ったりと天気の移り変わりが多い時期になりました。約束事を守りながら身体を動かしたり買い物をしたりすることをねらいに,園外散歩を行いました。今回,にじグループは11人の子どもたちとお茶の里公園へ行きました。
朝の通所後,支援者からの話を聞き,いつもと違う1日の流れを聞いて,お茶の里公園で遊べることに大喜びする子どもたち。めばえを出発する前に,絵カードを用いながら移動するときや公園に到着してからの約束事を確認しました。支援者が「お約束守れる人?」と質問すると,元気いっぱいに「はーい!」と返事することができました。お友だちと2人ずつで手を繋いでバスに乗ると「公園に着いたら何から遊ぶ?」という会話もありました。
お茶の里公園に到着すると,またお友だちと手を繋いで歩道を渡りながら向かい,ブルーシートの上に座って再度約束事を確認しました。公園での約束は「水溜まりの場所へは行かない」,「順番に遊具を使う」,「先生が立っていない遊具では遊ばない」,「タイマーが鳴ったらブルーシートに戻る」でした。適切な例と不適切な例を挙げながら○×クイズを行うと,しっかりと理解して「これはダメだよね。これは良いんだよね。」と子ども同士で話し合う姿がありました。「それではどうぞ。」という支援者の声掛けで一斉に遊具に向かい,しっかりと約束を守りながら思い切り遊ぶことができました。
遊具で遊び身体を動かした後は,自動販売機でのジュースの買い方を確認しました。「お金を入れて好きなジュースのボタンを押し,下から出てきたジュースとお釣りを取る」という流れで,1人ずつ順番に買いました。少し緊張しながらも,自分で選んで買うことができて満面の笑みが溢れていました。
お茶の里公園からめばえに帰るバスでは「今日楽しかったね。また行きたいな。」,「今度はお母さんお父さんと一緒に行きたいな。」と嬉しそうに会話をする子どもたちでした。
感染症対策で行事が中止になりがちですが,今後も安全面や衛生面に配慮しながら色々な体験を実施していきます。
(木下)