ほし 小麦粉粘土遊び

 

 遊びながら様々な感覚を活用することをねらいとし、小麦粉粘土の感触を楽しむことを目的として小麦粉粘土遊びをしました。

 赤・青・緑色の食紅で色付けした小麦粉粘土を子どもたち一人ひとりに渡し、支援者と一緒に車やヘビなど様々な形を作ったり、握ったり、ちぎったりして楽しく遊びました。

 

 透明なカップに赤色の小麦粉粘土を入れ、ケーキに見立てて支援者に食べさせようとしてくれる子や、小麦粉粘土をカップからカップに移し替えて遊んでいる子もいました。

 

 今までは触ることに抵抗があった子も徐々に触ることができるようになってきたり、遊び方の幅が広がってきている子どもの姿がみられています。今後も、子どもたちが楽しめる感触遊びを多く取り入れて活動していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そら 園庭遊び(水遊び)

保有する感覚を活用することをねらいとし、初夏の外の空気に触れ、身体を動かすことを目的として、水を使った遊びを取り入れました。

 水鉄砲は大人気で、的をねらってうったり、遠くへ水が跳ぶ様子を見て楽しんでいました。その他にも、じょうろやマヨネーズなどの容器を使用して遊びました。

たらいに水を入れ、手足をつけるとひんやりした感覚を楽しんでいるようでした。外遊びが大好きなそらグループのお子さんは、木登りをしたり、小さな虫を見つけて、自然に触れながら、園庭を楽しんでいます。

 運動や身体を動かす動作は、筋力や持久力、柔軟性、バランス、スピードなどの要素が組み合わさったものです。これらの組み合わせをスムーズに調整する「コーディネーション能力(脳から身体への伝達速度を早く正確に行うこと)」を鍛えるためには木登りや外遊びは効果的です。

太陽の光を浴びて、たくさん汗をかいて遊び、お部屋でたくさんお茶を飲んだ子どもたちでした。

今後も水風船など、水を使用して遊ぶ活動を取り入れていきたいと思います。

にじ お散歩

にじ

 保有する感覚の総合的な活用をねらいとし、手を繋いで公園まで歩くことを目的として、にじグループでは週に2回ほどお散歩で公園に行くという活動をしています。最初は手を繋いで歩くことが難しかったり、途中で疲れてしまって抱っこを求めたりする子もいましたが、徐々に支援者やお友達と手を繋いで公園に行くことができるようになってきました。

公園に着くと滑り台やボルダリングなど、様々な遊具にチャレンジして遊んでいました。

 

 

別の公園では、シーソーやスプリング遊具で遊びました。シーソーでは、支援者と一緒に乗って上下の動きを楽しんだり、お友達と乗って釣り合っている状態を保って楽しんだりしていました。スプリング遊具は自分で前後に揺らして遊んでいました。

 

公園で遊ぶことが大好きなにじグループの子どもたちは、お散歩の活動をとても楽しみにしてくれています。これから梅雨に入り、雨の日が多くなると思いますが、晴れた日にはたくさん公園に行きたいと思います。

ほし スヌーズレン

 保有する感覚を総合的に活用することと自律神経のバランスを整えることをねらいとし、音や光、ボールの感触などを楽しむことを目的としてスヌーズレンをしました。スヌーズレンとは、周りの環境を探索する能動的な側面とリラックスした静態的側面を併せ持つ活動です。センターのスヌーズレンルームには透明なボールプールとビーズクッション、ファイバーライト、ハンモックがあり、部屋を暗くして様々な色に変化するライトをつけ、オルゴールを流しています。

 

 はじめは暗い部屋に驚く子どももいましたが、キラキラ光るファイバーライトを触ったり揺らしてみたり、いろいろな遊び方を自分で見つけて遊ぶことができていました。ボールプールは透明なボールを通して光の変化が映し出され、ボールに全身の重みを預けたり、ボールが体にまとわりつく感触で安心感が得られます。ハンモックでは身体がゆっくりと揺れることで気持ちが安定し、そのまま気持ちよくお昼寝をした子どもたちもいました。子どもたちみんなこの部屋が大好きになってくれたようでした。

 

そら お散歩

保有する感覚を活用することをねらいとし、季節の移り変わりを感じることを目的として公園までお散歩をしました。みんな支援者やお友達としっかりと手をつなぎ、きれいなお花やありさんを見つけながら上手に歩いていました。

公園に着くとさっそく走り回って追いかけっこをしたり、タンポポの綿毛を探して吹いたり遊具で遊んだりとそれぞれ好きなことをして遊びました。タンポポを探しているお友達に「はい、どうぞ」と言ってタンポポを渡してあげる優しい姿も見られました。

センターの園庭にはないシーソーやブランコといった大きな遊具をお友達と一緒に思いっきり楽しむことができ、大満足な子どもたちでした。

 

にじ こいのぼり作り

 にじグループは、季節を感じながら、手と目の協応をねらいとし、手腕の操作性の向上を目的としてこいのぼり作りを行いました。工程は、 

1.クレヨンで模様を描く。        2.上から絵の具を塗ってはじき絵にする。

  

3.こいのぼりの体に目玉とはじき絵をしたこいのぼりの模様の紙を貼る。

4.こいのぼりの目を描く。

と、4段階に分けて行いました。こいのぼりの模様のはじき絵をする時には、せっかく描いた絵の上に絵の具を塗ることをためらう児童もいましたが、お友達が塗った絵の具をクレヨンがはじいて絵が浮き上がるのを見ると恐る恐る絵の具を塗り、クレヨンが浮き出る様子に見入っていました。にじグループには触覚の過敏さがある児童が多いのですが、指にのりをつけて目や模様の紙を貼る作業を皆意欲的に行うことができていました。翌日、皆が登園してくるとお部屋につるしたこいのぼりを見つけて嬉しそうに見入っていました。

セレクトメニュー

今月からセレクトメニューが始まりました!食育の一環として、好きな料理を自分で選ぶセレクト給食の日を設けています。今回は「焼きそば」と「お好み焼き」です。一人ずつ料理を見比べて、おいしそうなソースの匂いをかいだり、指差しやじっと料理を見つめるなどして食べたい料理を伝えることができました。

 

 給食の時間になると、椅子に座って期待のこもった目で配膳台を見つめる子や、配膳台に料理を見にくる子、配膳を手伝ってくれる子もいました。いつもはあまり食が進まない子も、今日は自分で選んだメニューなのでとてもおいしそうに食べていました

 

そら ボディーペイント

保有する感覚の活用をねらい、絵の具の感触を楽しむことを目的としてボディーペイントをしました。支援者が絵の具を子どもの手に塗ってあげると、模造紙に上手に手をペタッと押し付けてスタンプをすることができていました。中には、自ら手に筆で絵の具を塗って楽しそうにスタンプをしている子もいました。

手に絵の具を塗るのが嫌な子どもはスポンジに絵の具をつけてスタンプをしたり、筆を使って模造紙に模様を描きました。みんなが一生懸命頑張ったおかげで、春らしい満開の桜を作り上げることができました。

そら お掃除

年度末ということで、そらグループでは保有する感覚の活用と協調運動をねらいとし、普段使っているお部屋を楽しくきれいにすることを目的としてお掃除の活動をしました。まずは「今日はお掃除をします!」と子どもたちに説明をしてから、「ラララぞうきん」という手遊びを支援者と一緒に楽しみました。それから、子どもたちにミニほうきとミニちりとりを渡すととても嬉しそうな顔で喜び、さっそくそれらを使ってお部屋のごみを取っていました。

また、支援者と一緒にぞうきんがけ競争をしたり、布巾と霧吹きを使って窓拭きもしてくれました。窓ふきは、左手で霧吹きをしてから右手で窓を拭いており、上手に両手を使って掃除ができていました。

活動が終わる時間になっても「もっともっと」と言って掃除をしたがる姿も見られ、とても楽しくいつも使っているお部屋をきれいにできた子どもたちでした。ピカピカのお部屋で清々しく新年度を迎えることができそうです。

 

 

にじ 水運びリレー

 にじグループは、姿勢と運動・動作の向上をねらいとし、協調運動を行って力の調節やバランスを取りながら、水を運ぶことを目的として、園庭で水運びリレーを行いました。バケツに入った水を自分で紙パックに入れ、こぼさないように「そーっとそーっと」と言いながら、慎重に運んでいました。水が服にかかってしまっても気にせず、みんな夢中になって水運びリレーを楽しみました。これから益々暖かくなってくるので、今後も園庭あそびを増やしていきたいです。