6月に入り、色とりどりの紫陽花が、綺麗に花を咲かせています。
今日は、前回の乳児組の絵本の紹介に引き続き、
幼児組の子ども達が好きな絵本を紹介します。
3歳児(りんご組)
【せんろはつづくまだつづく】 竹下文子・文 / 鈴木まもる・絵
「線路をどんどん繋げて、列車を走らせよう!」と
登場する子ども達の提案から線路がどんどん繋がっていく話です。
作っている途中で高い崖や工事中の所に辿り着きます。
そんなときに「どうする?さあ、みんなならどうする?」という問いかけに
りんご組の子ども達も「どうしたらいいかな?!」「どうするのかな?!」とドキドキ。
最後はどこに辿り着くのかな?と興味津々な子ども達の姿が見られます。
4歳児(みかん組)
【いいから いいから2】 長谷川 義史・作
ある日、温泉旅行に出かけた男の子とおじいちゃん。
泊まったお部屋に…なんと幽霊がでてきたのです。
びっくりする男の子!それに比べて、にっこり笑って
「いいから、いいから~」と冷静で、幽霊に優しいおじいちゃん。
朝が来ると幽霊はいなくなっていましたが…!
「いいから、いいから~」と言う言葉が何度も繰り返し出てきて、
みかん組の子ども達も楽しみながらおじいちゃんと一緒に
「いいから、いいから~」と口ずさむ姿が見られます。
5歳児(ぶどう組)
【かぶと3兄弟ー五十郎・六十郎・七十郎の巻ー】 宮西 達也 / 作・絵
夏の終わり、土の中でもぞもぞと動いているのは3つの小さなたまご。
中から生まれたのは、可愛いカブトムシのあかちゃんです。
いっぱい食べて、いっぱいウンコして、どんどん大きくなって、さなぎになり…
とうとう次の年の夏、土の中から顔をだしたのが
カブトムシの3兄弟、五十郎、六十郎、七十郎です。
地上に出てきた途端、待っていたのはカブトムシ塾の校長先生。
3兄弟は、音楽や習字や忍術の術など、次から次へと教わります。
三人揃ってかっこいいカブトムシになれるかな?
音楽の授業での「かえるの合唱」の替え歌が面白くて、
そこのページが来るとぶどう組の子ども達も歌い始めます。
絵本を通して、生き物の成長過程を知ることができます。
また、線路ができていくワクワク感、おばけが出てくるドキドキ感など
いろんな感情を子ども達は感じることができます。
これからも絵本を通していろんなことを感じたり、
発見したりすることができたらいいなと思います。