そら 的当て

本日もめばえで身体をたくさん動かして元気に遊ぶ子どもたち。今回は,様々なボールの投げ方やルールを確認し的を狙いことをねらいとして,的当てに取り組みました。

始めに,りんごの絵に向かってカラーボールを投げ袋の中に入れる的当てを行いました。袋の中にカラーボールを入れるためには,りんごの絵に投げる際の力加減を調整しなければいけません。1人ずつ5個袋の中に入れることを目標に取り組みました。力加減が優しすぎるとりんごに当たらず,強すぎても跳ね返ってしまい袋の中には入りません。支援者と一緒にボールの持ち方や腕を振る力加減を確認しながら取り組むことで,子どもたちもコツを掴み目標を達成することができました。このあそびは,小学校の体育におけるボール投げ運動の正しいリリースのタイミングを覚える絶好の機会です。

次に,ペットボトルをピンに見立ててボウリングに取り組みました。“お尻を床に付けて優しく転がし,全てのピンを倒すことができたら次の子どもと交代する”というルールで取り組みました。支援者の手本を見てボールの転がし方を確認することができた子どもたちは,早くピンを倒したい気持ちで笑顔が溢れる様子がありました。ピンの位置をしっかりと目視し,ねらいを定めて身長に転がすことで,全てのピンを倒し,達成感を味わうことができました。

気温や天気によって体調を崩しやすい時期ですが,室内でも身体を動かして楽しめる活動を行い,子どもたちの健康を維持していきたいです。

 

ボールを投げる,打つ,蹴る,捕るという神経系の動きは,8歳までしか育たないと言われていますので,見逃してはならない大切なものです。

気温や天気によって体調を崩しやすい時期ですが,室内でも身体を動かして楽しめる活動を行い,子どもたちの健康を維持していきたいです。

(木下)