そら 体操あそび

1日の寒暖差が大きい季節ですが,元気いっぱいの子どもたちと体操あそびを行いました。

今回は,リトミックを行った後にマットで動物の模倣などを実施しました。

音楽や掛け声に合わせたり支援者の動きを模倣したりして身体を動かすことをねらいとしており,

音に合わせて歩く,走る,腕を上げるなど掛け声や手本提示を行うと手本に合わせて動いたり周りを確認しながら後から参加したりと様々な姿がみられました。また,この場にいて同じ時間を過ごす経験を重ねることができ,良い経験になったと思います。

その後のマット運動では,動物の模倣や回転など様々な動きに挑戦しました。

自分の力で回転したり,どうしたら大きく足を広げることができるかを考えたりしながら活動に取り組み最後まで取り組むことができ,たくさん身体を動かし大満足な様子の子どもたちでした!

今後も全身を使った様々な体操あそびを取り入れながら,子ども達の成長や発達を促していきます。

 

 ( 橋口 )

放デイ 季節の制作

3月に入り少し暖かくなってきたかと思いきや,今日は少し肌寒い1日でした。

明日3月3日は,ひなまつりということで,ひな人形の制作を行いました。

お内裏様とお雛様の着物にシールを貼ったり色を塗ったりして子どもたちオリジナルのひな人形が完成しました。

職員からは特に指定はありませんでしたが,子どもたちが作ったひな人形はどれも「笑った顔」や「ほほえんだ顔」など,とても穏やかな表情をしていました。

一般的には女の子の健康や成長を祝う行事とされているひなまつりですが,めばえでは子どもたちみんなの健康や成長をお祝いする機会にしたいと思います。

 

放デイ 季節の制作

2月23日は,施設外活動で都市農業センターの散策を予定していましたが,外はあいにくの雨模様・・・。活動を菜の花制作に変更して行いました。

台紙を貼り付けて茎や葉の位置を自分で決めたり,絵の具とスポンジを使って花の部分を作ったりしながらオリジナルの菜の花を完成させることができました。

完成した菜の花は部屋に飾ってしばらくみんなで観賞して過ごしました。

施設外活動が雨で中止というトラブルもありましたが「まぁ,そんな日もあるさ。」と

またの機会を楽しみにしてもらえたらと思います。

にじ ハラハラジェンガ

日に日に厳しい寒さも和らぎ,春の陽気を感じられるようになってきましたね。

今回は,集中力や指先の巧緻性を高めることをねらいとして,ジェンガあそびに取り組みました。

まず,ジェンガに使われる色やルールを確認しました。指先の巧緻性を高めることができるように,親指と人差し指のみでジェンガをとることを約束し,親指と人差し指の使い方も併せて確認しました。また,ジェンガは一般的に“倒した人が負け”というルールで進みますが,今回は子ども同士で協力する経験に繋がるように“時間内に全員が1回ずつ挑戦できたら子どもたちの勝ち”というルールを設け「エイエイオー!」の掛け声をしました。

1回目は,5分間の時間制限を設けて,タイマーを見ながら取り組むよう促しました。普段ならじっくり自分のペースで考えながら取り組めるジェンガですが,タイマーを提示したり次の他児とハイタッチをして交代したりすることで,時間や仲間を意識して取り組むことができました。ジェンガを抜く時には慎重になりますが,置く時の力加減が難しい様子があったため,縦横交互に積み重ねるルールを確認したり手本を提示したりしながら置く時の丁寧さも意識できるよう働き掛けました。また,待つ時間も集中して取り組むことができるよう,事前に順番を確認し見通しがもてるようにしながら「みんなできるから大丈夫だよ。」等の声掛けを行い,安心感をもって順番を待つよう促しました。

2回目は,7分間の時間制限を設けるとともに,色の指定も行いました。子どもたちが大好きなくじ引き形式で色を決めることで,意欲的に取り組めるよう働き掛けました。自分の好きな色ではなくても「まあいっか。」と気持ちを切り替えることができたり“濃い茶色”と“薄い茶色”等の色の違いも確認したりすることができました。回を重ねるごとに,どこを抜くと倒れてしまうのか一緒に考えようとする子どもの姿が増えたりジェンガが倒れた時には「ドンマイ!」や「大丈夫?」等と励まし合ったりして,他児と一緒に取り組む楽しさや充実感に繋がっているのではないかと感じました。

今回は,時間や色の指定を行い取り組みましたが,にじグループでは他にも“赤色のジェンガを引いたらお友達の好きなところを発表する”等といった色ごとにお題を決めて他児との関わりを楽しむジェンガや引き抜くジェンガの数をサイコロで決めるルール等を提供しています。人数に応じて,子ども同士の話し合いで順番を決める経験も重ねています。今後も,ルールやあそび方を工夫しながら楽しく集中力や指先の巧緻性,コミュニケーション力が高められるような活動を提供していきます。

(藤谷)

ほし パズル

寒い日が続いていますが,めばえでは子どもたちの元気な声と笑い声に溢れ、不思議と寒さを忘れてしまいます。今回は,机上あそびの中の1つでもあるパズルに取り組みました。手本を見ながら手先を使いピースをはめたり活動を通し集中力を高めたりすることをねらいに,個々の発達に応じたパズルに挑戦しました。

                    

今回は,動物や乗り物の型はめや10ピース,16ピースのパズルなど複数の種類のパズルの中から,個々に応じたパズルをしました。動物や乗り物の型はめでは,最初は,たくさんの種類の乗り物があり,どこから取り組もうか悩んだり2つ同時に取ったりする子どももいましたが,支援者と一緒に手本のイラストを1つずつ確認したりピースを左右に回転させたりしながらぴったりとはまる場所を探すことができ,嬉しそうにする子どもたちでした。

また,数字の型はめでは,数字だけではなく“+”や“-”など記号の型はめもありピースの数が多かったのですが,1つずつ形を確かめながらはめ,最後まで諦めることなく集中して取り組むことができました。

             

パズルでは,手本のイラストがないため,どこからしようか迷っている子どももいましたが,支援者と一緒に端の場所を確認すると,その後は,そこから続くイラストを探し次々にはめていくことができました。また,途中集中が途切れる子どもや手先を見ながらピースをはめることが難しい子どもには,壁側を向くように椅子を提供すると,手先を見ながら1つずつ場所を確認し最後まで集中して取り組むことができました。完成した際は「すごいね。」「頑張ったね。」など,達成感を感じることができる声掛けをすると,嬉しそうにする様子があり子どもたちの自信に繋がっていると感じました。

今後も,集中して取り組むことができる環境を整えたり個々に応じた教材を提供したりしながら,様々な活動に取り組んでいきたいと思います。                                   (大坪)

節分メニュー

今日は節分ということで,給食のメニューとして鬼をイメージしたプリンが提供されました。節分では,恵方巻を食べたり豆まきをしたりと様々なイベントがあります。午前の活動中にそれぞれのグループに鬼が登場し,鬼退治を行いました。鬼を目の前に涙を流す子どももいましたが,声を出して退治することができました。

給食の時間になり,鬼プリンを見ると「鬼だ。」,「笑っている。」など食べるのを楽しみにしている子どもたちです。

   

給食を食べ終えた順に好きな顔のプリンを選び,口を大きく開けて食べる姿がみられました。活動中に涙を流した子どもたちでしたが,満面の笑みで鬼プリンを食べることができました。

今後も,様々な季節を感じられる行事を通して,みなさんの健康と幸せをお祈りします。

 

放デイ 成人事業所見学会(ウィズ)

今年度,めばえの放課後デイでは中学生・高校生の保護者の方を対象に常盤会の成人事業所見学会を実施しています。

今回は,7月と9月に実施した「(第1弾)しろやまの風」に引き続き“第2弾”として1月18日に「ウィズ」(自立(生活)訓練・就労移行支援・就労継続支援B型)の見学会を行いました。

実際に就労移行支援の講座を行っている様子や,3階の“スタジオサツマ”ではTシャツ作成などの作業の様子を見学しました。Tシャツが出来上がっていく過程では歓声が沸き,作業や事業内容についての質問もあり,同行していた私たちにとっても非常に実りのある見学会になりました。

保護者の皆さんからも「利用者さんも自主的に仕事や講座に取り組んでおり,安定感を感じた。」「参加することができ本当によかった。」「説明が分かりやすく丁寧でよかった。」「利用者さんの作った素敵な物がたくさんあって嬉しい気持ちになった。」「兄弟にも体験させたい。」といったお声もいただきました。

2月以降の見学会についても現在準備を進めております。今後も,様々な事業所の見学を通して私たちも一緒に子どもさんの将来について考えていきたいと思います。

 

放デイ 施設外活動(正月の遊び)

新年を迎え,先日は鹿児島でも積雪があった地域もありました。

今回の施設外活動は午前中に羽子板や凧を製作し,午後から日置市の城山公園に出かけて遊びました。

制作の際には,色やキャラクターを自分で決めながら自由に取り組んでいました。

午後,公園に着くと,凧を飛ばすために走ったり,自分で作った羽子板で友達と羽根突きをしたりしており,まだまだ日中でも風が吹くと寒い日でしたが息が切れるほどに遊んでいました。

日頃から身体を動かすことが好きな子も多く,広い公園で存分に遊んで楽しむことができたのではないでしょうか。

ほし 宝探し

今回は,お友だちと協力して取り組むことや宝を見つけたことで達成感や喜びを味わうことをねらいとして宝探しを行いました。

二人組のペアになり活動を行います。今回は,宝を隠すペアと見つけるペアを交互に行いました。活動室をパーテーションで区切り,宝を隠す間は数を数えながら待ちました。

1~10まで数えると「もういいかい?」と掛け声が聞こえます。宝を隠しているペアたちは「まーだだよ!」と返事をしながらどこに隠そうか探したり,隠し終わると「もういいよ!」と大きな声で答えてくれました。

その後は,スタートの合図とともに,ペアのお友達と一緒に宝を探します。「どこかなー?」「ここかな!?」とマットの下をめくったりボールプールの中をのぞいたりしました。宝の入った袋を見つけると「あったー!!」「やったー!!」と全身で喜びを表現する子どもたちでした。

宝の袋の中にはメダルが入っていました。最後は,支援者がメダルを隠し,「一つ見つけたら椅子に座る。」というルールを決めて全員で宝を探しました。

 

スタートの合図と共に一斉に宝を探し,「あったよ!」「見つけた!」と嬉しそうに報告してくれました。早く見つけた子どもたちは事前に伝えたルール通りに着席し,見つけたメダルを見せ合いながら待つこともできました。

今後も,達成感や自信に繋がる活動やあそびを実施していきたいと思います。(榎本)

 

そら サーキット

本日は,サーキットあそびを行いました。サーキットとは,複数の遊具を組み合わせて設置し,周回して運動するあそびです。今回は体幹筋力で自分の身体の動きをコントロールしたりバランスの取り方を確認したりすることをねらいに,ウエーブ平均台や跳び石,マットに取り組みました。

めばえで使っている平均台には2種類の凹凸があり,足裏から感覚を得ることができます。体幹筋力が未発達だったり身体の使い方がうまくいかないと,自重に任せて走って渡ってしまいやすいです。そのため,支援者が前に立ちながらペースを作り,バランスをとりながらゆっくりと進めるようにしています。

子どもたちは時折,身体が揺れながらも「うわ~,ワニに食べられる~!」とスリルを味わいながら笑顔で取り組んでいました!

最後のトンネル潜りでは,手や膝をついたり姿勢を低くしたりしてぶつからないようにする必要があります。頭上や背後など見えない部分を意識するのは難しいですが,身体を柔らかく使って上手にくぐることができ,たくさんの拍手をもらっていました。

運動あそびでは,身体を動かして気持ちを発散させたり運動機能の向上に繋げたりする大きな目標があります。その中でバランスボディイメージ,協調動作など目標に応じた遊具に取り組むことで効果を高めていきます。今後も子どもたちの発達へ働き掛けるために楽しい活動を提供していきます。(春田)