3月20日(土)に就学児の修了式を行いました。今年度は,新型コロナウイルス感染防止対策のため5~6人ほどの少人数に分かれて開催しました。式では,緊張した表情が時折見られたものの姿勢を正して座ったり大きな声で返事をしたりすることができ,子どもたちの成長が感じられた素敵な時間となりました。
ご家族の皆様には,これまで,めばえへの多大なご理解とご協力をいただき,誠にありがとうございました。今後も,子どもたち一人一人のご成長を,職員一同,心からお祈り申し上げます。(マルデリ)





3月20日(土)に就学児の修了式を行いました。今年度は,新型コロナウイルス感染防止対策のため5~6人ほどの少人数に分かれて開催しました。式では,緊張した表情が時折見られたものの姿勢を正して座ったり大きな声で返事をしたりすることができ,子どもたちの成長が感じられた素敵な時間となりました。
ご家族の皆様には,これまで,めばえへの多大なご理解とご協力をいただき,誠にありがとうございました。今後も,子どもたち一人一人のご成長を,職員一同,心からお祈り申し上げます。(マルデリ)





都市農業センターへお花見に出かけました。当日は天気に恵まれて,うららかな春の日差しが心地よかったです。ほとんどの桜はまだ咲いていませんでしたが,菜の花が満開でした。

一面の黄色い絨毯に子どもたちも大喜び。「きれいだね。」「お花のにおいがするね。」と嬉しそうでした。


園内を散策し,全身で春を味わいました。ぽかぽかとした春の陽気。花のかおり,さわやかな風…,園内を散策する子どもたちも自然と笑顔になります。菜の花のほかにも,タンポポや咲き始めた桜など,春を感じられる植物がたくさんありました。今後も季節を味わう行事を企画し,活動の幅を拡げていきます。(渡邉)
本日は,両手や全身に力を入れることをねらいとし,ぶら下がりあそびをしました。まずは,両手を使って棒にぶら下がりました。支援者が赤色のテープが貼ってある位置を握るように伝えると,目で位置をしっかりと確かめていました。支援者が棒を持ち上げると,手が離れそうになりながらも力強く握ったり全身に力を入れて身体を上方向に持ち上げたりし,1~5秒ほどぶら下がることができました。中には15秒ほどぶら下がることができた子もいて,とても満足そうな表情をしていました。


次に,両手と両足を使ってお猿さんのようにぶら下がります。初めてする動きに戸惑い「嫌。」や「しない。」と言っていた子も,友達がぶら下がっている姿を見ると「やっぱりしたい!」と意気込み,挑戦することができました。また,支援者が伝えた動き以外にも,棒の上に身体を乗せてぶら下がるなど子どもたちでアレンジすることもできていました。


今年度も,残りわずかです。この1年間,一緒に過ごした友達と最後まで楽しい思い出をたくさん作っていきましょう♪(マルデリ)
本日は点つなぎ・なぞり書きをしました。
年中以下の子どもたちは点つなぎ,年長の子どもたちはなぞり書きに取り組みました。
点つなぎでは,同じ色のクレヨンで丸から丸へと線を引いていきました。ゴールの位置をしっかり確認し,真っ直ぐ線を引くことを意識しながら取り組みました。

クレヨンを正しく持ち,適度な力で線が書けるようになっています。自分のクレヨンの箱の中に使いたい色が見つからなかった際は,自分たちで「貸して。」,「どうぞ。」とやり取りしながら取り組む姿や,他児の緑と黄緑,青と水色などの微妙な色の違いに気付き,「ここは緑だよ。」と優しく教えている姿もみられました。

縦,横,斜めに線を引く練習をしたら,書かれた数字の順に線を繋ぎ,三角や四角などの図形を描く体験をしました。最後に,描いた四角の枠の中に自由に絵を描いて仕上げました。とても楽しかったようで,描き終えると「お家に持って帰る。」と嬉しそうな様子でした。

年長の子どもたちは,来月には小学校への入学を控え,どの子も「勉強を頑張りたい。」とやる気や期待感に満ち溢れていることもあり,今回は平仮名と数字を書く練習をしました。利き手で鉛筆を正しく持ち,逆の手でプリントが動かないように押さえるという姿勢も自然とできるようになっています。

一文字ずつ丁寧に書き,上手く書けないところは何度も消しては書いてを繰り返し,満足できるまで真剣に取り組む姿はまるで小学生のようでした。
たくさんの課題に挑戦しましたが,一つ終わる毎に“次は何だろう”と最後まで楽しみながら,集中して取り組んでいました。(福山)
今回は,掌でしっかりと握り,腕に力を入れて引っ張ることをねらいとして綱引きを行いました。まずは,綱の持ち方から確認です。掌でしっかりとギュッと握ることができるよう「手をしっかりパー,綱を持ったらグーだよ。」と,職員が手本を提示しながら子どもたちに伝え,模倣を促します。
次に,実際に綱を握り,重いウレタンブロックを入れた籠を引っ張ります。綱を握る場所がわかるよう,またギュっと力を入れやすいよう,綱に結び目を作ることで子どもたちも容易に握ることができていました。

しっかり綱を握ることができるようになっても,腕や足が突っ張り後ろに倒れて尻もちをついたり,前のめりの姿勢になったり,腕だけの力で引っ張ろうとすることでなかなか籠が動いてくれません。

そこで職員が「発表会の時の大きなかぶを思い出してね。うんとこしょ,どっこいしょ,だよ。」と声を掛けると,すぐにイメージができたようで腰を下ろして足を踏ん張り,引っ張り始めました。

さらに,お友だちとの綱引きが始まると“負けないぞ!”とばかりに自然と腰を下ろし,力いっぱい綱を引っ張り合うことができていました。(平川)
2月12日,13日,17日に,社会体験(レストラン)がありました。挨拶や食事マナー等,公共の場でのルールを学び,実践することができるよう,各グループで,食事に関する活動をしました。
ほしグループは,食事のときの約束事や挨拶の確認,そらグループは,食事マナーと食具の使い方の確認,にじグループは,お金の受け渡しの練習をしました。絵カードを使ったり,職員と一緒に確認をしたりしながら,真剣に活動に取り組んでいました。


また,活動後は,だいちの部屋で給食を食べました。普段と違った雰囲気に、わくわくしている様子の子どもたち。「スプーンの持ち方はこうだったよね。」「お野菜も食べられるから見ててね!」と,活動で学んだことを再度確認しながら,意欲的に食べる姿が見られました。


今年は,実際のレストランに行って食事をすることが難しかったため,めばえ内での実施となりました。今後も,感染症の対策に努めながら,子どもたちが楽しめる食に関するイベントを設けていきます。(内村)
早いものでもうすぐ3月。春に小学校入学を控えている子どもたちは,卒園まで残り1か月を切ろうとしています。
今回は,粘土あそびを通して友達との協力や,やりとりを促すことを目的に活動を行いました。年長さんと,年中以下の子どもたちで2人組になって椅子に座ると,配られたのは粘土板が1枚だけ。「2人で1つの山を作ってください。」と職員が声をかけて活動が始まりました。

「どうやって作る?」「どんな山にしたい?」と年長の子どもたちが率先して年下の子どもたちに声をかけていました。年下の子どもたちもお兄さんたちの言葉を聞いて積極的に答えて参加しています。
その後,「2人で話して何か1つ作ってください。」「時計を見て,終わりの時間が近づいたら片付けを始めてください。」とだけ伝え,その後は子どもたちの自主性に任せて様子を見てみました。少し早めに片付けを始めるペア,「あと〇分だから急ごう!」と話をして進めるペアなど方法は様々でしたが,時間前には片付けることができました。

にじグループは今年度,人の気持ちを考えることや,相手の意見を聞くことに積極的に取り組んできました。昨年の4月には「僕は○○がいい!」「○○したい!」と言うことが多かった子どもたちも,今では「○○する?」「○○くんはどうしたい?」など,自分の意見を持ちながらも相手の意見に耳を傾ける発言が増えました。今回の活動では,開始と同時にそのような声がすぐに聞こえるようになっていることに成長を感じました。
そんな年長さんの姿を見て,今では年中以下の子どもたちも真似をしながら「○○してもいい?」と相手の意見に耳を傾けることが次第に習慣化しつつあります。

今回,活動をしている子どもたちの後ろ姿を見ていて,互いにゆずりあいながら話をしている様子に成長を感じながらも,残り少ないめばえでの生活に寂しさも同時に感じました。今年度もあと少しですが,これからも子どもたちが主体的に参加できる活動を考えていきます。(迫)
野菜の色や形,名前を確認することをねらいに,今回は野菜スタンプに挑戦しました。
支援者と一緒にスモックを着た子どもたちは「今から何するのかな?」とウキウキした表情で活動の流れについて話を聞くことができました。「今日は野菜でお絵描きするよ。これ何の野菜か分かるかな?」とレンコン,ブロッコリー,オクラの3種類の野菜を提示すると「レンコン!」や「ブロッコリー。」と元気に答える子どもたちでした。実際に野菜を触りながら「ブロッコリーは緑だね。フサフサしているね。」など色や形を確認することができました。
次に,野菜に絵の具を付けて模造紙にお絵描きをしました。普段はクレヨンや筆でお絵描きをしますが,今回は野菜でお絵描きをするため「どんな感じになるんだろう?」と不思議そうに見つめる子どもたち。支援者と一緒に野菜を手に持ち,お絵描きをすると「わあ!」と野菜の形に喜ぶ姿が見られました。「お花みたいに綺麗だね。」と声を掛けると「これで描いたんだよ!」と指差しで伝えたり「ペッタン!」と言いながら勢いよくスタンプを押したりして活動を楽しむことができました。

野菜を食べることに抵抗がある子どももいますが,今回の野菜スタンプでは笑顔いっぱいで野菜に触れることができました。これからも,給食時以外でも野菜に興味を持ってもらえるような活動を取り入れていきます。 (木下)
めばえの周辺を清掃することや清掃用具の使い方を知ることをねらいに地域清掃を行いました。とても暖かい春のような陽気の中で,伸び伸びと活動することができました。
今回は,小さな箒や大きな塵取りを準備することで,様々な掃除用具の使い方を職員と一緒に確認し,地域清掃に取り組みました。職員が寄り添いながら箒の持ち方や掃き方を伝えると,「葉っぱがいっぱい取れました。」と伝え,一生懸命地面を掃いて意欲的に清掃に取り組む子どもたちでした。また,大きな塵取りを使ってたくさんの木の枝や葉っぱを集め,「たくさん集めたよ。」と笑みを浮かべて楽しみながら清掃に取り組む様子も見られました。地域清掃を行っている最中,「どんぐりがあったよ。」と自然を感じる一幕もありました。


地域清掃は,月に1回行っています。これからも地域清掃を通して外で掃除をする経験を積んだり,掃除用具の使い方を学んだりすることができるように活動していきます。(草野)
今回は,段ボールでぶんぶんこまを作り,お友達とあそびを共有することをねらいとして活動を行いました。始めに,段ボールの大きな円盤を提示すると「おっきいー。」「ぼくもほしい。」と待ちきれない様子の子どもたち。「これに折り紙を貼ったり,クレヨンで好きな絵を描いたりして,こまを作ろうね。」と手本を提示しながら説明をすると「ちょうだい!」「ぼくも,かきたい!」と意欲満点です。

それぞれ円盤が手渡されると,一気に制作に取り掛かります。クレヨンの色を吟味して絵を描く子や,苦手だったのりの感触にも慣れ,たくさんの折り紙を貼り合わせる子など個性いっぱいのこまがたくさん完成しました。

こまが完成し,活動のねらいでもあるお楽しみはこれからです!それぞれのこまを持ち寄り,職員が「しっかり持っててね。」と声を掛けます。子どもたちは静かにじーっと見つめ,こまがくるくる回りだすと「わ!」と驚いたような表情です。それを見ていた子どもたちから「ぼくもしたい!」「ぼくも!」と,一斉に声があがりました。

その後は,職員と一緒に何度か練習するとすぐにコツをつかみ,子どもたち同士で引っ張り合い,自然とあそびを共有することができていました。今後も,子どもたちの意欲や主体性を引き出せるような活動を提供していきます。(平川)