ほし 型はめ

今回は,形の違いに気付くこととピースの向きを意識しながらはめることの2つをねらいに型はめの活動を行いました。動物や乗り物の型はめを提供することで,興味を引き出し活動へ意欲的に参加することができました。

活動では,ピースの裏面を上にして提供することで,絵柄やはめる位置を確認するため,ピースの表面を上に返す動作を促しました。また,型にすっぽりはめることができるようにピースの向きを意識したり絵柄を確認したりと子どもたち自ら気付き行動に移すことができる子どももいました。中には難しく,形と異なる型にはめることもありましたが,支援者と1ピースごとに形や絵柄を確認したり同じ教材を繰り返し活用したりすることで,理解してきたようで最後は1人で取り組むことができるようになりました。

今後も様々な教材を用いて,子どもたちの意欲ややる気に繋がる活動を提供し,たくさんの“できた”に繋げていきたいと思います。   (竹之下)

放デイ イルカウォッチング(施設外活動)

本日は,施設外活動でウォーターフロントパーク周辺の散策を行いました。

これまでも何度か経験した“横断歩道”では,左右を確認したり手をあげたりしながら渡り,鹿児島水族館のイルカ水路へ。

イルカウォッチングが始まると,間近でジャンプするイルカに驚きながらも興味津々で見入っている子どもたち。近付いたり,少し遠くから見たりと子どもたちによって様々でしたが,イルカがジャンプした時には拍手や歓声を上げながら,じっくり観賞することができました。

その後は,自動販売機での購入学習を行い,自分の欲しい物をお金を使って購入する経験を積むことができました。自分で買った物を美味しそうに飲む姿や,友達や職員と何を買ったか見せ合う時間もあり,充実した時間を過ごせたのではないでしょうか?(迫)

桜島を見ながら水族館へ

ウォータフロントで一休み

イルカ水路でイルカウォッチング

(これまでの復習)自動販売機で購入学習

車の中で水分補給

放デイ スライム

今回の活動では,三色の食紅を利用したスライムを使用し色や形,感触の変化を確かめました。材料と食紅を混ぜ合わせスライムを作る際,軽量カップのメモリを見ながら間違えないように洗濯糊や水を入れたり,食具を使って固まるまで混ぜ合わせたりすることで綺麗な赤や青色のスライムを作ることができました。

 

スライムを触る際,自分の好きな色のスライムを握ったりちぎったりしながら不思議な感触を確かめていました。また,二色以上のスライムを混ぜ合わせて新しい色のスライムを作る中で色の変化を確認したり,食具や透明カップを使ってスライムを食材に見立てごっこあそびを行ったりなど,自由な発想でスライムを使った遊びの幅を拡げることで,スライムあそびに取り組んでいます。(久木崎)

 

 

5月25日 絆を深めよう!保育園交流

今回は,同法人の石谷の森保育園と約4年ぶりに対面での保育園交流を行いました。

保育園とめばえお互いのことを知り交流を図ることをねらいとして,石谷の森保育園にて自己紹介やお互いの施設の紹介,じゃんけんあそびに取り組みました。

初めに,お互いの自己紹介・施設の紹介をしました。それぞれ,自分の名前や年齢,好きな遊び,施設の好きなところを紹介し合いました。初めて会う職員やお友達に緊張しながらも,はきはきと紹介をすることができました。

次に,2種類のじゃんけんを使ったあそびをしました。からだじゃんけんでは,初めてする子どももいましたが,職員の話をよく聞いて身体でグー,チョキ,パーを表現することができました。また,段々早くなる職員の掛け声に合わせて,じゃんけんをすることができ楽しく取り組むことができました。

最後に,貨物列車では,めばえでも大人気の活動の為,みんな揃って「したことあるー!」と大盛り上がりで活動に参加することができました。職員のピアノに合わせて決まった方向に歩き,保育園の子どもと積極的にじゃんけんをすることができました。一番先頭になったお友達は,職員の「列車でどこに行きたいですか?」という質問に対し「新幹線が見えるところ!」と答え,気分上々で活動室を歩く姿がありました。

普段一緒に活動することのないメンバーや環境で活動することは子どもたちにとって様々な刺激になります。また,自ら積極的に他児と関わったり反対に恥ずかしくなったりと子どもの新たな一面を見ることは子どもたち1人1人について知る上で職員にとっても学びになります。

今年度は,後3回の実施予定です。今回は1回目ということもあり,少し緊張感のある雰囲気でしたが今後回数を重ね,仲を深めより楽しく活動できるよう働きかけていきます。これからも子どもの成長や経験に繫がるよう様々な環境での活動を提供していきたいです。

(松元)

避難訓練

各地で地震が発生している現在,火災や洪水などさまざまな災害が起こることが考えられます。場面毎によって変わる避難経路,方法の確認や火災に関する基礎知識を身に付け,職員の防災意識向上を図ることを目的としてめばえでは毎月避難訓練を実施しています。5月は火災を想定して行いました。

避難訓練が始まり大きな非常ベルの音が響き渡ると「怖い。」と言って耳をふさいだり,「逃げないと。」と言って活動室から出ようとしたりする子どもがいました。まずは,慌てず職員の指示を聞きながら,出火元から離れた場所に避難できるよう誘導を行います。各クラスまとまって避難できており,避難後も速やかに点呼を行うことで避難が完了したことを全員で把握することができました。また,実際に消防に通報を行い,初期消火や避難の状況について共有をすることで,各職員の役割や子どもたちの安全確保を第一とした行動について再確認することができました。今後も,それぞれの役割や状況に応じた避難方法を理解しながら,普段から実際に災害が起こった時をイメージした訓練を実施していきたいと思います。

(中園)

 

 

そら 感触あそび

今回は、感触を楽しむことや道具を使ってものを掬うことをねらいに行いました。感触あそびとして春雨を触る活動に取り組みました。

最初に乾燥した春雨を提供すると指でつついてみたり折ってみたりと不思議そうに触っていた子どもたち。次に水で戻した春雨を提供すると、感触が変わったことに気付いて驚いて感じたことを声に出し、ぎゅっと握ったり落としてみたりと大興奮な様子でした。

次はトングを使い、容器に移して道具を使う経験をしました。繰り返し容器に移す姿がありとても楽しそうに集中して活動に取り組んでいました。

感触あそびは、様々な素材に触れて感触を確かめることで、指先に刺激を入れたり五感を育んだりすることに繋がります。 また、感触あそびの楽しさを経験することで「もっと色々な物に触りたい!」と思い好奇心を掻き立てることにもつながります。

加えて道具を使うことで指先や手先の発達を促したり手の使い方を知ったりすることができます。ペンを持つ・洋服のボタンを留めるなど指先の発達が必要な動作は、日常生活を送るうえでも重要です。手指の発達は、子どもの自立への第一歩だとも考えられています。

今後も様々な教材を用いて、感触あそびを行い手先の発達に繋がる活動を提供していきます。

(橋口)

令和5年度ペアレント・プログラムについて

めばえでは令和5年6月~7月でペアレント・プログラムを実施します。

「ペアレント・プログラム」とは,保護者の皆さんが,子どもさんの個性に合った関わり方を 学びながら日頃の子育ての困りごとを解消し,楽しい子育てができるように支援する 「子育て応援プログラム」です。一緒に子育てのヒントを探してみませんか?

めばえを利用されている保護者の方に限らず,周辺地域の皆様を広く募集しています!

詳しくは,下記の募集案内をご確認下さい。↓

ペアレントプログラム案内

食育

今年度初めての食育を行いました。(4/11(ほし),4/14(そら),4/20(にじ))。今回は,給食ができるまでの流れを知ることを目的に活動を行いました。

どんな食べ物があって,誰がいつもご飯を作ってくれるのかや「いただきます。」と「ごちそうさま。」にはどんな意味があるのか話を聞き,食べ物や人の絵カードを見せると手を挙げて発表することができました。また,分からないお友達に対して,小さい声で教えてあげている子もいました。

 

  

給食室の見学では「今日の給食は何ですか。」と質問してみたり「ご飯を作ってくれてありがとう。」と学んだことを活かして感謝の気持ちを伝えたり,給食の先生の「全部残さず食べてね。」の声掛けに対して「はい。」と返事をすることができました。その後は,献立や使われている食材の確認を行い,給食を食べました。給食の先生との約束を守り,いつもよりたくさん食べている子が多かったように思います。

  

今年度も,子ども達が楽しく参加できるよう工夫しながら,食育を行っていきます。              (中間)

放デイ 施設外活動(公衆電話)

今回は,めばえ周辺の公衆電話のある場所を確認する,公衆電話の使い方について学ぶことを目的に施設外活動を実施しました。

職員でも公衆電話を使う機会がほとんどなく,手順が曖昧な部分も多くありましたが,写真カードを使って事前に使い方を確認した子どもたちはスムーズに受話器を手に取り,お金を入れていました。初めて公衆電話を使用する子どももいましたが,見た目や誰かが使う姿を見て「電話をする物」という認識を持っている様子でした。

相手からの「名前は何ですか?」や「今何をしているの?」という質問に対し,しっかり受け答えをしたり「あなた誰ですか?」と質問をしたりと使いこなしています。今回の施設外活動で「コンビニなどによくある緑の物は何か」という謎が解け,新しい発見ができた子どももいたのではないかと思います。(中園)

 

 

 

ほし 粘土あそび

今年度が始まり,早一ヶ月が過ぎようとしています。子どもたちは元気に室内で身体を動かしたり絵本を見たりなど様々なあそびに興味津々です。今回は,感触あそびの中の1つでもある粘土あそびに取り組みました。今年度最初の粘土あそびだったため,粘土を丸めたり伸ばしたりしながら感触を感じることをねらいに行いました。

      

最初に,どのような物を作ったらいいか手本を提示したりあそびの際の約束事(床に粘土を落とさない,タイマーが鳴ったら片付けをする)などを確認したりしてからあそびました。支援者が手本で長く伸ばし蛇を作ると興味津々に見つめ「僕も作る。どうやるの?」と伸びる粘土を不思議そうに見つめる様子がありました。支援者が「パーの手にして長く長く伸ばしたらいいよ。」と扱い方を提示しながら作り方を一緒に確認すると,伸ばすことができ嬉しそうにしていました。

      

また,粘土の感触が苦手で触ることが難しい子どもには,サランラップの上に粘土をのせて提供したり支援者が花などの作品を作って提供したりすると興味を示し,指先で触って感触を確かめたり見つめたりなどその子どもなりに活動に参加することができました。タイマーが鳴りあそびが終わることを伝え粘土箱を提供すると,自ら粘土を入れ片付けに取り組むことができたため,今後も見通しのもてる声掛けをしたり事前に約束事を確認したりしながら取り組んでいきたいと思います。

今後も子どもたちの様子を確認しながら提供方法などを工夫し,様々なあそびを経験したり子どもたちの成長,発達へと繋がるよう様々なあそびを取り入れたりしていきたいと思います。          (大坪)