にじ 感触あそび

今回,感触の違いを感じ言葉で表現したり特徴を捉えたりすることをねらいとして,感触あそびに取り組みました。

 

目の前にはてなボックスを用意すると,何が始まるのだろうとワクワクする子どもたち。

箱の中身が見えない状況の中,手先の感触だけで箱の中身を当てたり考えたりしました。感触の違いを言葉で表現することができるよう,物の形や硬さについて尋ねると「フワフワしてる。」や「細い形だね。」と感じたことを伝えてくれました。また,指先に集中し特徴を捉えることができるよう,物の隅から隅まで触るよう促すことで,凹凸や形の変化に気づくことができました。

 

今回の活動では,気持ちの発信や形を捉える指先の感覚を養うことをねらいとして取り組みましたが,他にも“友達が考えている時に答えを言わないこと”などの約束を守る経験を重ねることや身近な道具の名称やその用途の認識を高めることなど,子どもの成長にとって効果のある要素が多くあります。にじ組ならではの“就学”を意識し,子どもたち一人ひとりの実態に合わせた働き掛けを行い更なる成長に繋げていきたいと思います。

(松元)

合同不審者対応訓練 

 

今回は,西部地区(めばえ,奏の丘,石谷の森保育園)合同による不審者対応訓練を実施しました。不審者がめばえに侵入したことを想定し,不審者への対応並びに危機管理の意識を高め,利用者の安全を最優先とし,西部地区事業所における連携の流れを確認,把握すること,問題点や改善策をみつけ,不審者発見時の対応知識を深めることを目的とした訓練を実施しました。

玄関に不審者が侵入したことを想定し,職員が対応している間に各活動室の子どもたちは一番離れただいちの部屋へ避難しました。避難した際も足音を当てず静かに落ち着いて避難できていました。避難後は,不審者対応に必要なことについて話を聞き「いか・の・お・す・し」の言葉について考えたり言葉を復唱したりしながら,集中して話を聞くことができました。

 いか:いかない,の:乗らない,お:大声を出す,す:すぐににげる,し:知らせる

私たち職員も子どもたちを守るために必要な動きや対応などについて見直す機会になり,今後の訓練などを通し,更に意識を高めていきます。

放デイ 施設外活動(レストラン体験 ホクレア)

今回は施設外活動として,同法人の障害者福祉サービス事業所ウィズのホクレアにて,レストラン体験を行いました。

前日から「明日はお出掛けだね。」「唐揚げ早く食べたいな。」と待ち遠しく感じている様子でした。当日,行き先や約束事を確認してウィズへ出発!車内でも子ども同士で会話をしたり,窓の外を眺めてお店の看板を見たりと楽しんでいる様子が見られました。

ウィズに到着すると恥ずかしそうにしながらも「こんにちは。」「お願いします。」としっかりと挨拶をしてくれました。普段と異なる場所で緊張していた子どもたちでしたが,注文していたメニューが運ばれてくると「唐揚げがいっぱい!」「美味しそう!」と目を輝かせ,緊張が解れた様子でした。会話を楽しみながら食事を摂る子や目の前の食事に集中して食べる子,窓から見える景色を眺めながら食べる子とそれぞれレストランで食べる食事を楽しんでいました。

食事後は,レジでお金を払う体験を行いました。支払う額を確認し,丁寧に店員の方と受け渡しをすることができました。最後に「ありがとうございます。」「美味しかったです。」とお礼を伝えていました。

今後も施設外活動を通して様々な経験ができるよう取り組んでいきたいと思います。(鳥越)

にじ 水あそび(水鉄砲)

暑い日が続いていますが,今回は水鉄砲を使用した水遊びの活動に取り組みました。まずは,水鉄砲の使い方を確認したり的を狙うために狙う的を目で追うことなどを事前に確認したりしました。子どもたちは,興味津々の様子で「早くしたい。」「僕できるよ。」など意欲に溢れた様子です。道具の使い方以外にも,水あそびの際の約束事も確認しました。テラスは歩く,水鉄砲を友達に向けないなど伝えると,約束を意識して活動に参加することができました。

順番に水鉄砲で的を狙う練習を行いました。水鉄砲の使い方に戸惑う様子もみられましたが,友達の様子をみたり「どっちから水出るの?」と尋ねたりと自ら確認する姿もみられました。また,見本で提示した通りしっかり目で的を追い,一発で的を狙い撃ちすることができると,嬉しそうな表情の子どもたちです。

 

コツを掴むことも上手で,次々に的の新聞紙風船を破くことができ,水鉄砲も友達と交代しながら使用することができました。残り数個の的になると「一緒にしよう(的を狙おう)」

と友達と協力する様子もみられ,活動を通して,他者を意識することもできました。

 

最後まで約束を守りながら活動に参加することができ,水あそびを通して季節感を味わったり道具の使い方を覚え,物を共有したりなど様々な経験を重ねることができました。8月も水あそびを予定しているため,熱中症に気を付けながら様々な活動を提供していきたいと思います。(竹之下)

放デイ:季節の制作

今回は,季節の制作として,暑い季節にぴったりのミニ扇子とミニ団扇を作りました。

子どもたちも目を輝かせながら集中して制作に取り組んでいました。

ハサミで画用紙を切る工程では,真剣な表情で線からはみ出さないようにハサミや画用紙を動かしていました。

その後,扇子や団扇に飾り付けをする工程では,どんな絵を描こうかなど想像しながら思い思いの扇子や団扇を作ることができました。

完成した扇子や団扇で自分や職員を扇ぎながら,作った作品を使って暑い一日を楽しんでいました。

そら クッキング(サンドイッチ)

今回は,食材の名前を確認し,好きな食材を選んで作ることをねらいとしてサンドイッチを作りました。

まず初めに,卵・ツナ・イチゴジャムなど食材の名前を確認しました。子どもたちが興味を示していたイチゴジャムを提示すると「酸っぱい」と表情で伝えてくれる子どもや「嫌だ」と苦手なことを伝えてくれる子どももいました。また,食材を見て「黄色」や「赤」と色の確認をする子どももいました。

サンドイッチを作る過程では,食具の持ち方や左手を添えることに意識を向けながら取り組み,3種類の中から好きな食材を選ぶと子どもたちは職員と一緒に楽しそうにパンにのせることができました。重ねる際は「ぎゅっぎゅっぎゅ」の掛け声でサンドイッチを完成させ,人気の食材はツナでした。

完成したサンドイッチは給食で食べ,好きな食材を選び自分で作ったサンドイッチはとてもおいしそうで子どもたちもとっても嬉しそうに食べていました。
今後も活動を通して,食材への興味や食具の使い方を学ぶ機会を提供していきたいと考えています。

(東)

 

そら パラバルーン

毎日暑い日が続く中,子どもたちは元気いっぱいです!

先日,風を感じ音や感触を楽しむことをねらいとしたパラバルーンの活動を行いました。

子どもたちは,パラバルーンが出てきた瞬間「わー!!」と声を上げてパラバルーンの上に乗ったり潜ったり大はしゃぎです。自分で握り揺らしたり上下に振ったりと,自発的に動かすことで発生する音や動きも楽しみました。その後,パラバルーンの中心にカラーボールを投入して「せーの!」でパラバルーンを引っ張り,カラーボールを天井まで弾ませました。「もう一回,もう一回!」と何度もボールを飛ばして楽しみました。

パラバルーンの活動では,子どもたちみんなが身体で感じ表現するため,躍動感あふれる姿が多くみられます!

           

今後も,パラバルーンの活動を通して風や音を味わい,他者とのやりとりに繋げることで,子どもたちの発達に繋げていけたらと考えています。

(川﨑)

そら 感触あそび

 

今回は、握ったり押したりして形状の変化を楽しむことをねらいとして寒天を使った感触あそびを行いました。

いざ感触あそびを始めると,中には、触ることが苦手な子どももいましたが,楽しそうに触っていました。始めは,自由に触る時間を設け,両手で思いっきり握ったり,大きな塊に指で穴を空けたりしました。中には,細かく崩れた寒天を自分の手に掛けて楽しむ子どももいて,各々の楽しみ方で取り組むことができていました。その後,あそびを通して食事動作を確認できるようスプーンとコップを提供すると,スプーンで寒天を細かくしたりコップに移したりして遊ぶことができていました。スプーンがあると寒天の感触が苦手な子どもでも遊ぶことができ,コップが溢れるくらいに注いでいました。

         

ほし スライムあそび

今回は,材料が変化していく工程を確認し感触を楽しむことをねらいとして,スライムあそびを提供しました。

子ども達に事前に作る工程を見てもらい,徐々に固まっていくスライムや伸びているスライムを見ることにより,見通しを持ってスライムを作ることに対する意欲を上げることができました。そこからスライム作りができるように,1人1つプラスチックコップを提供し,スライムの材料を確認しながら作っていきました。まずは,色水を3色用意し「赤色だね」等と声掛けを行いながら色の確認を行い,1人ずつ作りたい色を選びました。

次に,洗濯のりとホウ砂水を入れ「がんばれ。」「混ぜるよ。」と声掛けや一緒にして混ぜることでスライムが完成しました。スライムが出来上がっていくと,子どもたちも嬉しそうな表情でした。

次に感触を楽しむことができるように机やトレーに広げてスライムで遊びました。言葉の表出に繋がるよう「冷たいね。」「ぷにぷにしてるね。」等と声にする子どもたち。一緒に感触を共感しながら楽しみました。

遊び込んでいると,青色と赤色を混ぜて紫色を作り「ぶどうジュースだよ。」と見立てあそびをするお子さんもいました。また,スライムの感触が苦手なお子さんには,作る工程を支援者と確認したりジップ付きの袋に入れたスライムを提供し,感覚刺激を減らす事で最後には指先でつついて感触を味わう姿がみられたりしました。

今回は感触を楽しんだり3つ色を用意して色を確認したり,感触が苦手な子には,ジップ付きの袋に入れて提供する等提供して行きました。

ご家庭では,なかなか機会のない遊びだと思います。様々な経験を重ねることができるよう工夫してあそびを提供していきます。

(安田)

放デイ:手作り玩具

 

制作を通して道具の使い方を知り,指先の巧緻性を養うことや自分が作った玩具で遊ぶ楽しさや達成感を感じることをねらいとして手作り玩具の活動を行いました。

手作り玩具の活動では今まで腕時計やカメラ等様々な物を作ってきましたが,今回はフォトフレームを制作しました。始めに作り方の確認を行うと,自分の写真を見て「僕だ!かっこいい!」とワクワクしている様子でした。

まず両面テープの台紙を剥がす作業を行うと「難しい。」と言いながらも集中してテープを剥がし,画用紙を折っていくことができました。

 

次にフォトフレームの周りをシール等で飾りつける作業を行いました。「どのシールを使いたいですか?」と尋ねると言葉や指差しで使いたいシールを教えてくれました。みなさん,それぞれデザインを考え,めばえで撮った思い出の写真を素敵に飾り付けてくれました。

出来上がったフォトフレームを笑顔で眺めたり,帰りの送迎バスまで手放さなかったりとみなさん喜んでいました。

 

今後も活動を通して様々な工作,制作等に取り組んでいきたいと思います。(鳥越)