ほし パズル

寒い日が続いていますが,めばえでは子どもたちの元気な声と笑い声に溢れ、不思議と寒さを忘れてしまいます。今回は,机上あそびの中の1つでもあるパズルに取り組みました。手本を見ながら手先を使いピースをはめたり活動を通し集中力を高めたりすることをねらいに,個々の発達に応じたパズルに挑戦しました。

                    

今回は,動物や乗り物の型はめや10ピース,16ピースのパズルなど複数の種類のパズルの中から,個々に応じたパズルをしました。動物や乗り物の型はめでは,最初は,たくさんの種類の乗り物があり,どこから取り組もうか悩んだり2つ同時に取ったりする子どももいましたが,支援者と一緒に手本のイラストを1つずつ確認したりピースを左右に回転させたりしながらぴったりとはまる場所を探すことができ,嬉しそうにする子どもたちでした。

また,数字の型はめでは,数字だけではなく“+”や“-”など記号の型はめもありピースの数が多かったのですが,1つずつ形を確かめながらはめ,最後まで諦めることなく集中して取り組むことができました。

             

パズルでは,手本のイラストがないため,どこからしようか迷っている子どももいましたが,支援者と一緒に端の場所を確認すると,その後は,そこから続くイラストを探し次々にはめていくことができました。また,途中集中が途切れる子どもや手先を見ながらピースをはめることが難しい子どもには,壁側を向くように椅子を提供すると,手先を見ながら1つずつ場所を確認し最後まで集中して取り組むことができました。完成した際は「すごいね。」「頑張ったね。」など,達成感を感じることができる声掛けをすると,嬉しそうにする様子があり子どもたちの自信に繋がっていると感じました。

今後も,集中して取り組むことができる環境を整えたり個々に応じた教材を提供したりしながら,様々な活動に取り組んでいきたいと思います。                                   (大坪)

節分メニュー

今日は節分ということで,給食のメニューとして鬼をイメージしたプリンが提供されました。節分では,恵方巻を食べたり豆まきをしたりと様々なイベントがあります。午前の活動中にそれぞれのグループに鬼が登場し,鬼退治を行いました。鬼を目の前に涙を流す子どももいましたが,声を出して退治することができました。

給食の時間になり,鬼プリンを見ると「鬼だ。」,「笑っている。」など食べるのを楽しみにしている子どもたちです。

   

給食を食べ終えた順に好きな顔のプリンを選び,口を大きく開けて食べる姿がみられました。活動中に涙を流した子どもたちでしたが,満面の笑みで鬼プリンを食べることができました。

今後も,様々な季節を感じられる行事を通して,みなさんの健康と幸せをお祈りします。

 

放デイ 成人事業所見学会(ウィズ)

今年度,めばえの放課後デイでは中学生・高校生の保護者の方を対象に常盤会の成人事業所見学会を実施しています。

今回は,7月と9月に実施した「(第1弾)しろやまの風」に引き続き“第2弾”として1月18日に「ウィズ」(自立(生活)訓練・就労移行支援・就労継続支援B型)の見学会を行いました。

実際に就労移行支援の講座を行っている様子や,3階の“スタジオサツマ”ではTシャツ作成などの作業の様子を見学しました。Tシャツが出来上がっていく過程では歓声が沸き,作業や事業内容についての質問もあり,同行していた私たちにとっても非常に実りのある見学会になりました。

保護者の皆さんからも「利用者さんも自主的に仕事や講座に取り組んでおり,安定感を感じた。」「参加することができ本当によかった。」「説明が分かりやすく丁寧でよかった。」「利用者さんの作った素敵な物がたくさんあって嬉しい気持ちになった。」「兄弟にも体験させたい。」といったお声もいただきました。

2月以降の見学会についても現在準備を進めております。今後も,様々な事業所の見学を通して私たちも一緒に子どもさんの将来について考えていきたいと思います。

 

放デイ 施設外活動(正月の遊び)

新年を迎え,先日は鹿児島でも積雪があった地域もありました。

今回の施設外活動は午前中に羽子板や凧を製作し,午後から日置市の城山公園に出かけて遊びました。

制作の際には,色やキャラクターを自分で決めながら自由に取り組んでいました。

午後,公園に着くと,凧を飛ばすために走ったり,自分で作った羽子板で友達と羽根突きをしたりしており,まだまだ日中でも風が吹くと寒い日でしたが息が切れるほどに遊んでいました。

日頃から身体を動かすことが好きな子も多く,広い公園で存分に遊んで楽しむことができたのではないでしょうか。

ほし 宝探し

今回は,お友だちと協力して取り組むことや宝を見つけたことで達成感や喜びを味わうことをねらいとして宝探しを行いました。

二人組のペアになり活動を行います。今回は,宝を隠すペアと見つけるペアを交互に行いました。活動室をパーテーションで区切り,宝を隠す間は数を数えながら待ちました。

1~10まで数えると「もういいかい?」と掛け声が聞こえます。宝を隠しているペアたちは「まーだだよ!」と返事をしながらどこに隠そうか探したり,隠し終わると「もういいよ!」と大きな声で答えてくれました。

その後は,スタートの合図とともに,ペアのお友達と一緒に宝を探します。「どこかなー?」「ここかな!?」とマットの下をめくったりボールプールの中をのぞいたりしました。宝の入った袋を見つけると「あったー!!」「やったー!!」と全身で喜びを表現する子どもたちでした。

宝の袋の中にはメダルが入っていました。最後は,支援者がメダルを隠し,「一つ見つけたら椅子に座る。」というルールを決めて全員で宝を探しました。

 

スタートの合図と共に一斉に宝を探し,「あったよ!」「見つけた!」と嬉しそうに報告してくれました。早く見つけた子どもたちは事前に伝えたルール通りに着席し,見つけたメダルを見せ合いながら待つこともできました。

今後も,達成感や自信に繋がる活動やあそびを実施していきたいと思います。(榎本)

 

そら サーキット

本日は,サーキットあそびを行いました。サーキットとは,複数の遊具を組み合わせて設置し,周回して運動するあそびです。今回は体幹筋力で自分の身体の動きをコントロールしたりバランスの取り方を確認したりすることをねらいに,ウエーブ平均台や跳び石,マットに取り組みました。

めばえで使っている平均台には2種類の凹凸があり,足裏から感覚を得ることができます。体幹筋力が未発達だったり身体の使い方がうまくいかないと,自重に任せて走って渡ってしまいやすいです。そのため,支援者が前に立ちながらペースを作り,バランスをとりながらゆっくりと進めるようにしています。

子どもたちは時折,身体が揺れながらも「うわ~,ワニに食べられる~!」とスリルを味わいながら笑顔で取り組んでいました!

最後のトンネル潜りでは,手や膝をついたり姿勢を低くしたりしてぶつからないようにする必要があります。頭上や背後など見えない部分を意識するのは難しいですが,身体を柔らかく使って上手にくぐることができ,たくさんの拍手をもらっていました。

運動あそびでは,身体を動かして気持ちを発散させたり運動機能の向上に繋げたりする大きな目標があります。その中でバランスボディイメージ,協調動作など目標に応じた遊具に取り組むことで効果を高めていきます。今後も子どもたちの発達へ働き掛けるために楽しい活動を提供していきます。(春田)

にじ 作ってあそぼう(コマ回し)

松の内も明け日ごとに寒さが加わりますが,皆様におかれましては新たな気持ちで日々ご活躍のことと存じます。

今回は,はさみの適切な使用方法を知り指先の巧緻性を高めることをねらいとして,コマ作りを行いました。

初めに,はさみの持ち方や渡し方を確認しました。「小さな穴にはどの指を入れるかな?」等問い掛けながら確認を行うと「お父さん指を入れます。」と返答し適切な持ち方ではさみを使用したりスムーズにはさみを開閉したりすることで,少し厚さのある紙コップも切り進めることができました。

次に,切り込みを入れた紙コップをプロペラ状に広げたり画用紙やペットボトルキャップを貼ったりしました。紙コップを広げる作業では「難しい。」と伝え支援者に手助けを求めようとする姿もありましたが,力の入れ方や広げ方を一緒に確認すると手の動かし方を模倣し自分の力で広げることができました。また,画用紙やキャップを貼り付ける作業では,適した糊の量や持ち方を確認すると,力を込めてスティック糊を握り,糊が画用紙からはみ出ないよう量を調整しながら貼り付けることができました。そして,タイマーを見える位置に設定することで時間を意識しながら取り組み時間内に自分の力でオリジナルのコマを完成させることができました。

最後に,コマ回し大会を行い,誰が1番長く回すことができるか競いました。みんな気合十分で参戦し,回し方のコツを掴むと接戦を繰り広げていました。

 手順が多い製作活動は苦手意識を感じる子どももいますが,イメージしやすいよう手本を提示しながら具体的な声掛けをすることを意識して支援をしています。また,最後に自分で作った物で遊ぶことで達成感や自己肯定感に繋げることも心掛けています。今後も,あそびを通して心身の発達に繋がるよう工夫した支援をしていきます。                                                                                                                                                                                                                 (松元)

放デイ 施設外活動(初詣/地域清掃)

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

例年より少し暖かさを感じた年末年始を過ごした子どもたち。令和6年の通所が1月5日から始まりました。

今回の施設外活動では,犬迫町の“八房神社”へ初詣に行きました。めばえの放課後等デイでは毎年の恒例行事となっています。

参拝をする際にはしっかりと頭を下げたり,手を叩いて両手を合わせたりしている子どもたち。今年はどんな抱負を胸に参拝をしているのでしょうか。

参拝後は,境内の清掃活動も併せて行いました。落ちている枯葉や小さなゴミを拾い,清々しい気持ちで今年のスタートを切ることができたのではないでしょうか。

令和6年辰年。今年は“甲辰(きのえたつ)”と呼ばれており60年に1度の非常に縁起の良い年とされています。一説には何かを始めるにはとても良い年でもあるようなので,子どもたちの今年のチャレンジを私たちも応援しながら一緒に過ごしていきたいと思います。

ほし・そら・にじ 大掃除

年内最後の通所日。本日は,みんなで大掃除に取り組みました。お家で本日の大掃除を確認してきた子もいたようで「綺麗にするぞ!」と意気込んでいました!

掃除の前に雑巾を絞ったり新聞紙を丸めたりする際は,握り方を確認したり思いっきり力を入れたりしながら行い,いざ,掃除に取り掛かります。

「壁を綺麗にしたい。」,「新聞紙で拭きたい。」などの声も聞かれながら,それぞれの場所で一生懸命に取り組んでくれる子どもたち。「綺麗になったかな?」と尋ねると満足そうな笑顔を浮かべる子どももいました!

他にも普段,使っている椅子を拭いたり廊下を雑巾がけしたり…ほうきやちり取りを使って窓のさんを掃いてくれている子もおり,楽しそうに頑張ってくれる子どもたちを見て,支援者も一緒になってめばえを綺麗にしました。

全身を使って掃除を行うため,終わった後は少し疲れた様子の子どもたち。しっかり手を洗って,給食時間も楽しんでいました。

今年もあそびに勉強に,めばえでたくさん頑張った子どもたち。保護者の皆様もたくさんのご協力をいただきましてありがとうございました。

新年は,1月5日からの開所となっております。年末年始も子どもたちやご家族の皆さんが

元気に過ごし,良い新年を迎えることができますように。まためばえで会える日を楽しみにしています!

よいお年をお迎えください。(春田)

放デイ 冬休みの様子

12月22日に終業式があり,クリスマスにお正月,沢山の行事がある冬休みに入りました。23日にはめばえ全体でクリスマス会があり,放課後等デイの部屋にもサンタさんがやって来たようです。

午前はクリスマスツリーの飾りつけ,午後はクッキングでクリスマスケーキ作りを行いました。ホイップクリームやチョコレートなどでデコレーションして美味しそうに食べており,給食とは別腹のようでした。

冬休み中は午後からの時間もあるので,冬休みの宿題を頑張る子,寒空の下でも園庭に出て身体を動かす子,あったかい部屋で塗り絵やブロックで遊んでゆっくり過ごす子など過ごし方は十人十色です。

今日の活動では,お正月に向けて“門松”制作を行いました。

テープで貼ったり,模様を付けたり,ハサミで切ったりと細かい作業もたくさんありましたが職員と1対1でゆっくり丁寧に取り組んでおり,素敵な“ミニ門松”が完成しました。

楽しかった2023年もあとわずか。子どもたちにとってどんな1年だったでしょうか?2024年も明るく楽しく過ごして欲しいと思います。

皆様も良いお年をお過ごしください。