そら 小麦粉粘土

触覚を通して心地良さを味わいながら精神を解放させたり安定させたりする効果があると言われている小麦粉粘土あそび。小麦粉に水を入れるだけの簡単な作り方です。少量の油を入れると伸ばし易くなり塩を入れ冷蔵庫で保管すると1~2日程度は保存が可能なようです。口に入れても安心な素材なので2歳頃から遊びの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

以前,粉の状態から材料を混ぜ粘土を手作りしたことのある,そらグループの子どもたちは小麦粉粘土が手渡されると鼻に近付けて「いいにお~い。」「パンみたい!」と和やかな表情になりとても可愛らしかったです。また,指先で千切ったり手に力を入れて伸ばしてみたり多様に遊ぶ姿がありクッキー作りなどで使用する型やラップの芯を提供するとパン屋さんになりきって美味しそうなパンをたくさん作ってくれました。腕や手指の力が必要な型抜きは「できない…。」と少し不安そうでしたが職員が隣で「ぎゅぎゅ。」と手本を見せると「ぎゅ,ぎゅ~!」と模倣して“自分で”とあきらめずに完成させることができました。

食紅を加えると粘土に色が着き自然に色を覚えるきっかけになります。バニラエッセンスなどで香り着けしてもいいかもしれません。片付けの際は新聞紙の事前準備を行うとそのまま処分するだけなので簡単にできます。

幼児期の子どもたちは様々なことをどんどん吸収する力があります。想像力,表現力を培うひとつの遊びとして今後は片栗粉と水を混ぜてできる「ダイラタンシー」やひとあじ違う感覚の「寒天」でも遊んでみたいと思います!(浜脇)

そら 塗り絵

本日は,手先の巧緻性を高めたり色の識別を学んだりすることをねらいとし,塗り絵を行いました。最初にさまざまなイラストが描かれた用紙を提示すると,「アンパンマンがいい!」「プリキュアがしたい!」と言葉やジェスチャーを用いて子どもたち自ら好きなイラストを職員に伝えることができました。その後,好きな色のクーピーを選び手先をしっかりと見ながら色を塗ったり,「目は黒,服は赤!」と場所ごとに色を考えながら塗ったりすることができました。作品が完成すると「綺麗に塗れたよ!」と職員に伝えたり,アイスクリームのイラストを見ながら「あーん。」と食べる真似をしたりと思い思いに楽しむ子どもたちがとても可愛らしかったです!(工藤)

デイ クッキング(マフィン)

本日は利用者のみなさんが楽しみにしていたマフィン作りの活動でした。作る前から「たくさん食べたいな!」「どんな飾り付けにしようかな?」とお友達同士で話をする姿があり,マフィン作りを楽しみにされていたようでした。

 

支援者が手順を伝えながら材料を渡すと,真剣な表情で調理に取り組まれていました。「10回ずつ混ぜようね」「次は○○くんの番だね。はいどうぞ」とお互いに声を掛け合いながら材料を混ぜ,約10人分の生地を作ることができました。「早く食べたいね!」と笑顔の利用者さんたち。焼き上がりを楽しみに待ちました。

「マフィンができましたよ!」と支援者が伝えると,嬉しそうな声が上がりました。最後に生クリームをトッピングして,皆で美味しく食べました。「家でも作ってみたいな」「またみんなで作ろうね」といった嬉しい感想も聞かれました。(前田)

そら 仲間集め

本日は,上位概念(“乗り物”や“野菜”といった抽象的な名前)と下位概念(“とまと”や“にんじん”といった具体的なものの名前)の関係性を知ることをねらいとし,「仲間集め」を行いました。仲間集めとは,ある観点からさまざまなものを分類し仲間同士にグループ分けする活動です。今回は,「〇〇のなかまはどれ?」と職員が分類基準を設定して行いました。初めに丸や三角,四角の絵カードを数枚ずつ提示すると,「これは同じ形だね。」「丸と三角は一緒じゃない!」と答える子どもたち。絵カードをじっくりと見比べながらグループ分けをすることができました。

次に,野菜や乗り物,数字等を提示しグループ分けを行いました。“とまと”と“にんじん”,“さる”と“ねこ”は目に見える形が全く異なるため,“野菜のなかま”“動物のなかま”等のように同じ仲間として捉えることが難しい様子でした。職員が「とまとは野菜かな?動物かな?」と一つずつ確認をしながら取り組むと,「わかった!」と満面の笑みの子どもたちでした!

今回は職員が分類基準を設定しましたが,子どもたち自身で分類基準を決めたり,一度分類したものを別の分類基準で分けなおしたり等さまざまな方法があります。是非,ご家庭でも子どもたちと一緒に考えながら取り組んでみてください!(工藤)

そら 電車ごっこ

本日は友達や職員と関わりを持ちながら活動を行うことができるように,フラフープを使って電車ごっこの活動行いました。電車が大好きな子どもたちは職員が手本を見せると「僕もしたい。」「私もしたい。」ととても意欲的な様子でした。実際に電車ごっこを行うと職員や友達と一緒に関わりを持ちながら笑顔で活動することができました。時折,「シュッシュッ。」と言いながら,笑顔で電車になりきっている子ども達でした。

また,電車ごっこでは他者と歩くスピードを合わせて行うことが求められるため,子ども同士で気持ちを協調する必要があります。電車ごっこは自然と周りのお友達の気持ちや行動を考え,協調していく,思いやるということを学べる遊びでもあります。

今回の活動では子どもたちが自ら歩くスピードを合わせて子ども同士で息を合わせながら活動するが出来ていたことにとても成長を感じました。そらのみなさん,これからもお友達とたくさん遊んで様々な経験をしていきましょうね!(草野)

そら 吹き矢

本日は息の吹き方や息を吹く際の口の形を意識する等,口の筋肉の発達を目的に活動を行いました。息を吹く行動は目には見えにくく意識して行うことは難しいため,まずはティッシュに息を吹きかけて練習してもらいました。息を吹きかけてティッシュを動かすという明確な目的があるため,スムーズに取り組むことができました。息を吹きかけてティッシュが動くことが面白かった様子で夢中になって笑顔で取り組む子どもたちでした。

そして,息の吹き方を確認した後ストローと綿棒を使って吹き矢を実際にしてもらいました。はじ めはうまく飛ばすことが難しかった様子でしたが,職員と一緒にストローをくわえるときの口の形を確認することで少しずつ綿棒を遠くへ飛ばすことができるようになりました。綿棒が飛ぶようになると,「飛んだよ!できた!」と大喜びの子どもたち。真剣に吹き矢に取り組む子どもたちに成長を感じる時間でした。

今回の活動は,ティッシュやストローといった簡単な材料ででき,遊びながら口の筋肉の使い方を確認することができるのでぜひご家庭でも試してみてください。(草野)

そら けんけんぱ

今日は,身体の使い方やバランスの保ち方を知ることをねらいとし,けんけんぱの活動を行いました。最初はマットの上で,両足や片足で跳びながら前進する練習をしました。お友達が取り組んでいるときに「がんばれ!」と応援している姿がとても印象的でした。

次にテープで区切られたコースを1人ずつ挑戦しました。両足から片足,片足から両足に切り替えることが難しい様子でしたが,職員が手本を提示したり手を繋いで一緒に取り組んだりすると「楽しい!」「できた!」と満面の笑みの子どもたちでした!

ご家庭でも簡単に取り組める遊びなので,是非子どもたちと一緒に挑戦してみてください!(工藤)

 

にじ 自然散策

本日は秋の植物や虫をみつけて季節感を味わうために小野公園に行きました。公園に到着すると「早く落ち葉を見つけたい!」「遊具で遊びたいな。」と大興奮の子どもたち。支援者が事前に約束事を伝えるとわくわくしながらも約束事を意識してお友達と手を繋いで歩くことができました。公園の遊歩道を歩くと「見て!きれいな色だよ!」と言って赤色や黄色の落ち葉を支援者に見せてくれました。他にもどんぐりを拾ったり,バッタを捕まえたりする子どもたちもいてたくさんの秋を感じることができました。拾った落ち葉やどんぐりは持って帰り,次回の製作活動の材料として活用したいと思います。みんなで拾ったどんぐりや落ち葉を使って秋らしい作品を作る日が楽しみですね!(二見)

 

放課後デイ 季節体験(コスモス鑑賞)

11月4日に都市農業センターへコスモス鑑賞に行きました。出掛ける前に事前学習を行い,一緒に歩く利用者 職員の確認や歩く際のルールやマナーを学びました。出発前からとても楽しみにしている姿がみられました。

到着すると一面に広がったコスモスを見て,利用者の皆さんは目を輝かせていました。天気にも恵まれて,秋の雰囲気を感じることができました。また,公共の場でしっかりと事前学習で学んだことを意識して歩き,一般のお客様にも進んで挨拶をすることができました。次回の季節体験も楽しみですね!

そら まねっこあそび

身体の使い方を知ることを目的として指あそびや絵本をみながらまねっこあそびを行いました。初めは特に指を動かす“ぐーちょきぱー”の指あそびに取り組みました。右手と左手で指の形が異なるため正しく模倣しようと職員の手をじっとみながら取り組む姿が印象的でした。以前は苦手だった子どもたちもゆっくりしたペースで歌ったり朝の会,帰りの会で継続したりする間にとても上手になりました。手先を動かすことでお箸や鉛筆を使用する際の微細運動の獲得に繋がります。短い時間でできるので親子でのふれあいあそびとしてもおすすめです!

次に絵本をみながらのまねっこあそびでは,子ども達が大好きな「だるまさんと」の真似をしました。動きの中には片足で立ったり前屈したりと難しい動きもありますがリズムを口ずさみながら正しく動くことができており,成長を感じました。

身体を動かすことは気持ちをすっきりさせたり言葉を出したりすることの基礎になります。粗大な運動から微細な運動まで幅広く取り組み,様々な動作の獲得に繋げていきたいと思います。(浜脇)