夏休みも後半に入り,まだまだ暑い日が続いています。真っ黒に日焼けして「○○で遊んだ。」と,夏休みの思い出を教えてくれる子どもたちの姿に私たちも元気を貰っています。
本日は「5感を通して食材を知ってもらうこと」を目的として食育が行われました。
まずは,栄養士より子どもたちが大好きなカレーライスに入っている「人参」「玉ねぎ」「じゃが芋」「お肉」についてのお話がありました。「人参だ!」「お肉大好き。」と言った子どもたちの声が聞かれる中で活動が始まりました。
まずは,人参を手に取り,感触を確かめることに取り組みました。
固いような,柔らかいような感触に不思議そうな表情を見せる子どもたち。日頃あまり触ることのない感触に興味津々な様子でした。
次に,匂いを嗅いでみました。少しだけ人参から匂いがした子どもたち。「匂いした!」と匂いを感じた途端に表情が明るくなって教えてくれました。
その後も,玉ねぎ,じゃが芋,お肉についても同様にして触ったり匂いを嗅いだりして食材に触れた子どもたち。活動の最初の方では,人参について聞くと「嫌い」「おいしくない。」と言った声も聞かれましたが,活動後に再度尋ねてみると「オレンジ色。」「いい匂いした。」と人参へのイメージが少し変化したように感じました。
1つ1つの食材について今回のようにじっくり見る機会は多くないと思います。普段「嫌いだから食べたくない。」と言っていた食材も良く見たら綺麗な色をしていたり,いい匂いがすることがあるかもしれません。
今後も,食育を通して子どもたちの食への関心・意欲を高めて行きたいと思います。(迫)