放デイ 交流活動

今回は,鹿児島大学の「児童心理研究会」に所属する大学生の方と一緒にめばえで交流を行いました。

始めは,緊張した様子の子ども達も自己紹介やチームに分かれて協力して玉入れに取り組む中で徐々に打ち解けて楽しい時間を過ごしていました。

活動後の余暇時間では,それぞれ大学生のお兄さん・お姉さんと一緒に思い思いの時間を過ごしていました。一緒に折り紙や塗り絵をする中でお互いに方法を教えあったり,風船を使って身体を動かしたりと充実した時間を過ごすことができました。

短い時間でしたが,笑顔溢れる貴重な経験をすることができました。

児童心理研究会の皆さん,ありがとうございました。

にじ 布あそび

今回は,様々な布の感触の違いを知り,手指の巧緻性を高めることをねらいとし,様々な布を使用して傘づくりに取り組みました。

まず初めに,布の感触を知ることができるよう,活動の導入でさらさらした生地やざらざらした生地の布,毛糸等様々なものを触ったり,どのような感触か考え全体で共有したりする時間を設けました。子どもたちは「ざらざらする!」や「こっちはもふもふだけどこっちは固い。」等感じたことを詳しく伝えてくれました。

 

次に,手指の巧緻性を高めることができるよう,布を貼り付ける部分の両面テープを自分で剥がしたり,小さく切った布を提供して枠内に敷き詰めたり模様を作ったりする作業を促しました。子どもたちは,布の感触を確かめながら好みのものを選択し,枠内に綺麗に敷き詰めたり,余白を模様に活用したり等個性あふれた自分オリジナルのものを作り上げることができました。

 

最後に,自信や達成感に繋げることができるよう,完成した作品について頑張ったところや好きなところについて発表する時間を設けました。発表することに緊張していた子どももいましたが全体で称賛したことで最後には笑みを浮かべていました。今後も“楽しい”と感じる活動の中で,子どもたちの発達を促したり得意分野を伸ばしたりすることができるよう,様々な活動を提供していきます。

                                             (中野)

6月 避難訓練

地震や豪雨災害など日本は災害の国といわれています。めばえでは火災,地震,風水害など様々な事態を想定した訓練を毎月行っています。

今月は,がけ崩れや豪雨災害を想定し「大雨特別警報」の発令に伴い避難を実施しました。気象庁より住民がどのような行動を取る必要があるか直感的に理解できるために警戒レベルを設定しており,大雨特別警報はレベル1~5のうち最も危険なレベル5の状況とのことです。

館内放送にて警報の発令や避難場所,避難ルートを一斉に放送します。「大切なお話をします。お友達は静かに聞きましょう。」と伝えると,放送に気付いて「何だ?」と耳を傾けてくれるお友達がたくんさんいて,静かに聞く様子が格好良かったです。

グループごとにバスに乗り込む際も,落ち着いて乗り込む様子がみられました。万が一の際は大雨が降っているため,今日以上の注意が必要です。バス内では人数の点呼を行い,管理者へ報告します。おおよそ5分の間に全員の避難が完了し,出発できる状態になりました。

避難訓練の振り返りでは「今日は大雨の訓練だったよね。」,「バスで逃げた!」と流れを伝えてくれたり支援者の話やイラストカードにじっと目を向けたりする姿があり,めばえ内の廊下にある「防災コーナー」と見てくれている子どもたちもたくさんおり,避難訓練に慣れてきた頼もしい様子に成長を感じました。

保護者の皆様からお預かりしている大切な子ども達や自らの命を守るため,職員からも反省や意見を吸い上げながら改善し,有事に備えて今後も訓練して参ります。

事故防止・防災委員:春田

ほし 絵カード

木々の葉が青々と茂り,夏を感じる季節となりました。

今回は,食べ物や生き物,道具,色等の名前を知ることをねらいとして,絵カードの活動を提供しました。個々の発達段階を把握し,1人1人に合った支援ができるように,個別で取り組みました。

まず,子どもたちの意欲を引き出せるように,どのジャンルから挑戦するか選んでもらいました。動物の絵カードを選んだ子どもたちには「これは何の動物?」と絵カードを提示しながら尋ねると「ウサギ!」や「ピョンピョン!」と答えることができました。中には,ジェスチャー付きで教えてくれる子どもさんもいました。

また,言葉で答えることが難しい場合には,2~4枚の絵カードを提示して「ゾウはどれかな?」等と尋ね,名称と絵カードのマッチングを行いました。「凄いね!」や「よくできたね!」と声掛けを行うと,ハイタッチで喜びを表現してくれました。絵カードの名前を確認した後には「これはどんなときに使う?」等と道具の用途を確認したり「リンゴは何色?」等のクイズを提供したりしました。また,他児との関わりに繋がるよう,写真カードを提示しながら「次のお友達を呼んでみよう!」と声掛けを行うと「〇〇ちゃ~ん!」と名前を呼んだり優しく肩を叩いたりする姿がみられました。だんだんと他児にも慣れ,交友関係が広がってきているので,今後も子ども同士の関わりが増やせるように働き掛けていきます。

今回は,絵カードで様々なものや色,数字の確認を行いましたが,今後も1人1人の興味や関心,発達段階に合わせた活動を提供して,成長に繋げていきたいと思います。ご家庭でも,絵本の読み聞かせや買い物の際に「これはリンゴだね。丸いね。」等と簡単な言葉で短く伝えることで身近なものについて覚えることができるので,ぜひ親子のコミュニケーションに取り入れてみてはどうでしょうか。

(藤谷)

にじ 季節の制作(あじさい)

 今回は,手本に沿って丁寧に作品を作ることをねらいとし,季節の制作活動であじさいを作りました。

 まず初めに,はさみであじさいの台紙となるように画用紙を丸く切りました。はさみの握り方に不安があるお子さんは支援者と持ち方を確認したり,動かし方を確認したりしながら進めました。はさみで切り終えると「できたよ!」と教えてくれました。はさみは使い終わったらキャップをして机に置いておく等,使用時のルールも一緒に確認しながら行います。次に,あじさいに色を付けていきます。今回はバブルアートで色付けを行いました。コップに絵の具と水,洗剤を入れてストローで息を吹いて泡を作ります。支援者の手本を見せ,泡が出てくると「すごい!」「楽しそう!」と目をキラキラさせている子どもたち。洗剤が口に入らないように事前に息を吹くことを伝え,ストローを使って吹く練習も行いました。絵の具を入れる際には「赤と青を混ぜて紫にしたい!」や「水色のあじさいにする!」等思い思いにイメージして色を決めていました。ストローで息を吹き泡が,出てくると「面白い!」「たくさん出てきた!」と更に楽しさを表現してくれました。できた泡を台紙にのせて色付けし,それぞれ可愛らしいあじさいを作ることができました。

今後も,制作活動を通して楽しみながら子どもたちのイメージを膨らませたり,手本に沿って作ったりする経験を積めるように活動を提供していきたいと思います。(榎本)

放デイ しゃぼん玉・こどもの日メニュー

5月4日の活動はしゃぼん玉を行い,天気もよかったので園庭に出て少し歩いて身体を動かしてから活動を始めました。息を吹く力加減を調整することで大きなしゃぼん玉を作ったり,長く息を吹いて小さいしゃぼん玉をたくさん作ったりすることができ,様々な大きさのしゃぼん玉が次々と空に飛んでいく様子を見ることができました。

また,この日の昼食は子どもの日メニューで,オムレツが可愛い鯉のぼりの形になっていました。運ばれてくる昼食を見て笑顔になる子どもたち。笑顔いっぱいの一日でした。

(脇田)

 

放デイ 施設外活動(都市農業散策)

今回は施設外活動として,都市農業センターの散策を行いました。午前中は曇り空で天気が心配されましたが,午後からは春の温かく過ごしやすい気候で子どもたちも散策を楽しんでいました。

散策の中で,たんぽぽなどの季節の草花や都市農業センターで育てられている野菜などを興味津々といった表情で眺めたり,職員と一緒に歩きながら一緒にお話をしたりなど子どもたち一人一人がそれぞれの時間をゆったりと過ごしていました

     

そら食育

4/18(月)にそらグループで食育を行いました。今回は,野菜の名前や形を知ることと五感を刺激し,食事への意欲に繋げることをねらいに活動を行いました。

   

活動する前に野菜の名前や色の確認を行い,その後野菜スタンプをしました。

職員が「〇〇くん上手だね。」と声をかけると自分でぺったんとしたあと「上手。」や「おー。」と綺麗に押せたことを嬉しそうにニコニコしたり,拍手したり,歌を歌いながら活動に参加したりと,それぞれ楽しそうに活動に取り組み,思い思いの絵ができあがりました。

  

 

今年度も,子どもたちが楽しく参加できるよう工夫しながら食育を行い,少しでも食に興味・関心がもてるようにしていきます。

(中間)

ほし 季節の制作

今回は春の季節感を味わうことや指先の巧緻性を高めることをねらいに活動を行いました。

内容としては蝶々に模様を描いたり綿棒スタンプで花を押したりと指先や手首を使う動きを取り入れました。

蝶々を貼り付けた台紙を提供すると「蝶々だ!」と興味津々な子ども達。製作の流れを説明している際も「何色にしようかな?」と悩みながら真剣に支援者の説明に耳を傾けていました。

スタンプやクレヨンを使った制作を行うことで道具の持ち方や力加減の確認をしたり指先の巧緻性を高めたりして指先の発達を促しながら制作に取り組みました。

子どもたちがそれぞれに顔を描いたり模様を描いたりして最後まで集中して取り組み、完成した際には「できた!」と満足気に作品を見せてくれた子ども達。

今後も様々な道具を使い指先の発達を促していきます。

( 橋口 )

そら マットあそび

新年度が始まり10日が過ぎました。子どもたちは元気に身体を動かしたり絵本を読んだりと,様々な活動に興味津々です。

今回は,マットあそびで様々な動きに挑戦しました。

足の曲げ伸ばしを確認しながら全身を動かすことをねらいとしており,まず初めに怪獣歩きに見立てた大股歩きを行いました。膝をしっかりと曲げるよう手添え支援を行うと,嬉しそうに頑張る姿がありました。

次に,かえる跳びを行いました。両手両足を着いて,そこから大きくジャンプします。職員の掛け声や手本に合わせてジャンプに取り組もうとする姿がみられました。また,友達の姿を見て「自分もやってみたい!」と,前に出てくる子もいて,活動への意欲や期待感を感じました。

 

最後は,横になって回転!その名も“ごろごろりん”を行いました。

自力で転がろうとする姿もあり,身体の様々な部分を使いながら全身を動かすことができました。

今後も,運動あそびを通して身体の動かし方を確認したり挑戦したりしながら発達に繋げていきたいと思います。

(川崎)