めばえ 発表会

コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか,感染症対策を万全に考慮したうえで無事に発表会を開催することができました。今回は,密な状況を防ぐために各グループごとに開催日を分け,子どもが発表する演目のみを保護者が鑑賞するといった形で実施しました。

開場が少人数であったことから,和やかな雰囲気があり子どもたちも保護者の方もリラックスしている様子でした。日々の練習を頑張って取り組んできた子どもたちのなかには自信いっぱいの子,緊張している子と1人1人の普段と違う姿を見ることができて私たち職員も嬉しい思いでした。最後に,頑張ったご褒美のお菓子をもらうと満面の笑みで受け取り,保護者の方に嬉しそうに見せていました。頑張った子どもたちの達成感が伝わりました。

日々の練習を重ねて頑張った子どもたちは,今回の行事を通してまた1つ成長をすることができたのではないかと思います。例年と違った形で発表会を実施しましたが,ご理解とご協力をしてくださった保護者の皆様,本当にありがとうございました。(二見)

  

にじ 楽器あそび

今回は,リズム打ちに慣れ,楽しみながら演奏することをねらいとして,楽器でリズム打ちと演奏をしました。

タンバリン,鈴,カスタネットの楽器があり,それぞれの好きな楽器を選ぶと,早速鳴らして楽しんでいる様子でした。

曲に合わせて演奏する前に,リズムカードを見てリズム打ちの練習をしました。様々なリズムがありましたが,職員が「音符マークは鳴らしてね。グーはお休みだよ。」と声を掛けると,正しく鳴らすことができました。職員が指差し指示をしたカードを目で追い,真剣な表情で演奏する可愛らしい姿もみられました。

   

次に,『おもちゃのチャチャチャ』と『ミッキーマウスマーチ』の曲に合わせて演奏をしました。職員が「どうやったら音が鳴るかな?」と声を掛けると,上下に振ったり楽器を持つ手首を叩いたりして,自分なりの表現で音を鳴らす姿がみられました。歌を覚えている子どもはリズム打ちをしながらも小さく口ずさみ,楽しんでいました。

これからも様々な音楽に触れてリズム打ちをしたり身体を動かしたりしながら,友達と楽しく活動ができるように工夫していきます。(五反田)

にじ 言葉あそび

本日は,言葉を連想する力や言葉・文字への興味を高めるため,言葉あそびを実施しました。

まず始めに,指定された色からイメージする言葉を考えました。黄色といえばバナナやレモン,白といえばご飯や綿菓子,緑といえば葉っぱやカエルといったたくさんの言葉が出てきました。年長児には平仮名が書けるようになってきている子どももいるので,交代で書くことにも挑戦しました。

揃った言葉は,お互いの発見や考えとして発表しました。一人では思いつかなかった言葉もあったようです。

次に,すごろくで止まったマスの言葉を声に出して読むゲームを行いました。

多めに進んだり後ろに戻ったりする場面では,大盛り上がりでした。遊びながら様々な言葉や平仮名にふれることができました。(福山)

ほし おままごと

本日は,言葉で伝えたものと同じものを探すことや友達とものの貸し借りをすることをねらいとして,おままごとをしました。

まずは,支援者が1つずつ食べ物を提示して名前の確認をした後,「ドーナツちょうだい。」,「大根ください。」などと声掛けすると,数ある食べ物の中から探し出して「どうぞ。」と言いながら渡したり“あったよ。”とジェスチャーで嬉しそうに伝えたりする子どもたちでした。

その後,包丁やスプーンなどを使って道具の使い方を確認しました。普段料理をしているご家族の様子を思い出しながら食べ物を切ったり,日頃の食事で積み重ねた食具の使い方を意識しながら食べ物をすくったりすることができました。すくった食べ物を美味しそうに「あーん。」と言いながら食べる真似をする子どもたちが,とても可愛かったです。

また,新年度が始まった4月当初は,不安や恥ずかしさからか支援者と関わることの多かった子どもたちですが,日々一緒に過ごす中でお友達と関わる楽しさを知り,今では「ちょうだい。」,「はい,どうぞ。」と言いながらものの貸し借りをすることが増えてきました。

子どもたちの成長に感動する日々ですが,今以上に子どもたちが輝くことのできるように今後もサポートさせていただきます!(マルデリ)

そら 感触あそび

今回は,芝やスポンジ,保冷剤などの素材や片栗粉のトロトロとした感触の2種類に触れる感触あそびに取り組みました。室内では芝や保冷剤,スポンジのマットを提供し手足で感触を楽しむことができるように「冷たいかな。」,「チクチクする?」などの声掛けを行い,感触を言葉で表現してみました。子どもたちも手足でそれぞれの感触に触れてみたり「ふわふわする。」,「冷たい。」など言葉で表現したりし好きな素材を見つけることができました。

次に片栗粉の感触に触れました。片栗粉の固まりに指先で“ツンツン”と触れてみると,どのように変化するのか楽しみにしている子どもたちです。職員が手の平で掬ってみると,指と指の隙間からトロトロと流れてくる片栗粉に驚く姿の子どもたちに思わず「すごいでしょ。」と伝えてみると,すぐさま片栗粉に手を伸ばす子どもたちでした。握った瞬間は固まっているのに,すぐにトロトロと溶ける片栗粉に無我夢中に触る子どもたちの表情がとても素敵でした。

これからも,様々な素材を提供しつつ,触ることが難しい子どもでも興味が持てるような提供の仕方を工夫していきたいと思います。                                                (地久里)

 

 

放課後等デイサービス 10月 活動(ハロウィンの工作)

 

 

10月の活動では,ハロウィンの工作を行いました。活動のねらいは,季節を意識しながら工作を行い,手先の巧緻性を高めることです。

今回はハロウィンのかぼちゃの形の小物入れを作りました。職員が見本を持ってくると,「おばけだ!」と笑顔を見せてくれる子どももいて,顔のパーツを台紙に貼っていく場面では,「もっと怖い顔のおばけを描く」とオリジナルのおばけの顔を描いてくれる子どももいました。飾り付けの場面では,好きなシールや飾りを選び,貼る場所も自分で決めて,それぞれのオリジナルのハロウィンの工作を完成させることができました。

今後も季節感を味わえるような活動を計画し,子どもたちと一緒に季節の変化を楽しんでいきます。(脇田)

 

放課後等デイサービス 園庭での活動

昨日の雨とは打って変わって,今日は気持ちの良い秋晴れでした。「お外で遊べるね!」「砂場で遊びたいな。」と子どもたちも嬉しそう。昼食と歯磨きを済ませ,さっそく園庭へ出かけました。

人気だったのは砂場遊びです。「深いトンネルを掘るぞ。」「一緒にお山を作ろう。」などと,意欲的な声がたくさん聞かれました。子どもたち同士で上手にスコップの貸し借りをしたり,協力して山やトンネル作ったりする様子もあり,子どもたちの成長が感じられました。

次第に秋も深まってきて,落ち葉遊びや虫探しなど,秋の園庭あそびはたくさんの楽しみがあります。風邪や感染症にかからないよう気を付けて,たくさん外で遊びましょう。(渡邉)

にじ ツイスターゲーム

本日は,身体の場所を意識しながら動かすことをねらいとして,ツイスターゲームに取り組みました。

始まりの挨拶をすると「ツイスターゲームって何?」,「したことないよ。早く教えて!」など,初めて聞くゲームの名前にワクワクした様子でした。

 

まずは,自分の身体の場所を確認します。「右手を挙げてね。」,「左足を挙げてみよう。」と声を掛けると,しっかり伝えられたパーツを確認することができました。また,近くに居る友達で,反対の手足を挙げている姿が見えると,すぐに「こっちだよ。」,「反対だよ。」と優しく教える様子もみられました。

身体の場所を確認し,いよいよツイスターゲームに挑戦です。初めは,手足のイラストが付いたマットで取り組みました。「右足は青。」,「左足は赤。」と,職員が伝えた色に,手足を置くことができました。両手両足が枠の中に入り,体勢が決まったら,全員で10秒数えます。足がクロスし,慣れない体勢でしたが,最後まで体勢をキープすることができました。

次に,カラフルな丸が描かれたマットで取り組みました。先程と同じように「右足は赤。」,「左足は緑。」など,伝えられた色に手足を置いていきます。色が伝えられると,同じ色の3つの場所のうち,どこに手や足を置こうか,目で見て考える姿がありました。手や足を置く場所を考える際「ここだと,倒れてしまいそう…」,「ここは,大丈夫かな?」と,色々な体勢を予測します。色々な体勢をイメージし,倒れないように…と意識することが,危険予知にも繋がります。

何度か繰り返しながら取り組むうちに,コツを掴んだ様子もみられ「僕,一回も倒れてないよ。」,「遠くの場所にしても大丈夫だった!」と,達成感に溢れる姿がありました。

また,活動後には「身体がポカポカする。」と,充分に身体を動かすことができたようでした。

今後も,挑戦する気持ちや達成感を味わうことができるような活動を考えていきます。(網谷)

ほし ハロウィンごっこ

季節行事を子どもたちが味わうことができるように,ハロウィンごっこをしました。まずは,ハロウィンの醍醐味でもある仮装をしました。ポリ袋を使ってカラフルなお化けたちに変身する可愛い子どもたちを見て,私たちの気持ちも高まりました。仮装をした子どもたちは,衣装を興味深く触って確認してみたりカメラを向けるときりっとした表情で構えたりしてワクワクしていました。

 

仮装をして他のグループのお部屋に遊びに行き,花紙で作ったキャンディをもらいました。慣れない部屋に入り,恥ずかしそうにしながらも,他グループの子どもたちからキャンディをもらうと笑顔を見せる子どもたちでした。中には,キャンディをもらうときに「ちょうだい。」,「ありがとう。」の言葉やジェスチャーでやり取りを交わす姿があり,成長を感じることができました。また,もらったキャンディは衣装についているポケットに大事そうに入れており,ポケットがキャンディでいっぱいになると嬉しそうでした。

  

今後も,療育や他の時間を通して他クラスと積極的に交流する機会や季節行事を味わえるような機会を作り,お友達に優しくする気持ち,恥ずかしい気持ちなどの様々な刺激を受けて子どもたちの成長に繋げていきます。(二見)

 

ほし 制作(ハロウィン)

10月に入り,街中ではハロウィンの賑やかな飾りが増えてきました。めばえでは,行事の雰囲気を味わえるよう季節ごとに制作をしています。今月は子どもたちに馴染みのある,カボチャとお化け作りに挑戦しました。

最初に,カボチャとお化けの顔を作りました。職員のお手本を見ると,ハッと驚いたような顔をしたり「知ってるよ!」と指差しで伝えたりする姿がありました。それぞれ自分の好きな場所に目と口のパーツを貼っていきます。お手本を見ながら貼ったりオリジナルの顔を作ったりして,たくさんの可愛らしい顔ができました。今回は小さめのパーツが多かったため,両面テープに苦戦する場面もありましたが,端を少し剥がして渡すことで最後まで自分で取り組むことができました。

次に,先ほど作ったカボチャとお化けを貼った画用紙にお絵描きをしました。普段からお絵描きが大好きな子どもたちです。クレヨンを目にしたときのキラリとした表情が印象的でした。小さな点をたくさん描いたり画用紙いっぱいに塗り潰したり,それぞれが夢中になって取り組んでいました。

いつもたくさん動いて元気いっぱいの子どもたちですが,机上で取り組む遊びも集中できる時間が増えており,日々成長を感じます。一生懸命作った作品は,それぞれの個性が光る素敵な1枚になり「おうちに持って帰る。」と言って嬉しそうな様子でした。素敵な作品はしばらく活動室に掲示しますので,機会があればぜひご覧ください。(坂元)