にじ 水運びリレー

手元や進行方向に注意を向けて集中することをねらいに,水運びリレーをしました。マットを並べるといつものサーキットですが,今回は水の入ったコップを持ちながらの挑戦です。職員がお手本を見せると「僕できるよ!」と得意げな声や「黄色だけを進むんじゃない?」と期待を膨らませる声が聞こえてきました。

まず最初に,跳び石の上を渡ります。大きさや形の異なる3つの石の上を,足を滑らせないようゆっくりと進むことができました。

次に,マットで作った細い道を進みます。身体が当たらないよう左右に気を付けながら,かつ水がこぼれないように手の向きも確認しながら,様々なことに気を付けて集中する力が必要です。足元とコップの中身を交互に見て,真剣な眼差しで取り組む子どもたちでした。

最後に,2色のパネルの上を歩きます。黄色と水色が準備されており,職員が直前に伝えた色の上だけを踏むことができるというルールです。「どっちになるかな?」と少し緊張した面持ちで職員の話を聞く子どもたち。足元に気を配ると途中で少しこぼしてしまう場面もありましたが,諦めずに最後まで取り組む姿がとても素敵でした。また,水をこぼしてしまったお友達を見て,タオルで拭こうとする子どもたちの思いやりのある姿にも成長を感じることができました。

1人で運んだ後は,お友達のコップに水を移してバトンタッチしました。移す側はもちろん,水をもらう側も「頑張ってね…。」と言っているかのような雰囲気で,慎重に水のリレーをすることができました。

足元や身体の左右,手元の水など,一度に様々な場所へ注意を向ける遊びでしたが,最後まで集中して意欲的に取り組むことができました。今後も,楽しく身体を動かしたりお友達と協力したりする活動に取り組んでいきます。(坂元)

デイ クッキング

今日はデイの子どもたちが楽しみにしていたクッキングでした。朝から「今日はサンドイッチでしょ!早く作りたいな。」と嬉しそうな子どもたち。写真付きのレシピをじっと見つめていました。

待ちに待ったクッキングの時間になり,職員と作り方を確認します。パンを手に取り,好きなジャムや具を選んで,挟み,完成です。「美味しそうだな。」「早く食べたいな。」という気持ちが笑顔に溢れていました。今回は甘いサンドイッチが多かったので,給食後におやつとして食べました。

自分で作ったサンドイッチはとてもおいしかったようで,あっと言う間になくなりました。

早くも次回のクッキングを楽しみにしているようで「次は何を作るの?」と前向きな発言も聞かれました。自分で作って食べる達成感を味わえるよう,次回も楽しいクッキングを企画していきます。(渡邉)

そら マットあそび

梅雨の時期は室内での机上あそび等が多くなりがちですが,今回は身体を動かして発散することや手足の曲げ方を確認することをねらいとしたマットあそびに取り組み,写真のように様々なマットを用いたサーキット形式で行いました。

初めに支援者が感触マットや音マットの上を歩き,最後に凹凸のあるマットを転がる手本を提示しました。身体を動かす遊びにとても興味津々な子どもたち。「順番が来るまでお椅子に座ってね。」という約束をして取り組みました。感触マットでは「プチプチ,ふわふわ,チクチクだね。」と声掛けを行うと言葉を模倣しながら感触を味わっていました。次に等間隔に置かれた音マットの上を歩きます。音が出る仕組みにワクワクした子どもたちや,中にはジャンプをして進む子どももいました。

 

最後は,凹凸のあるマットで横になり転がって進みます。真っ直ぐ転がって進むことが難しく,マット上から落ちることもありましたが,お友達からの「がんばーれ。」と言葉や拍手による応援を受け取り,真っ直ぐ転がり無事にゴールすることができました。

外あそびの機会が少ない梅雨の時期でも,たくさん身体を動かして楽しい気持ちや頑張る気持ちを表現し受け止めることができるよう,これからも室内で取り組める運動あそびを展開していきます。

(木下)

放課後デイサービス 制作(紫陽花作り)

梅雨に入り外での活動が行えない日が続いていますが,様々な工夫をしてこども達が楽しめる活動を提供しています。そのような中で今回は,梅雨時期が見頃の花である紫陽花を作りました。紫陽花の形に合わせて好きな色の花がみをちぎる,貼るといった指先動作,どこにのりを塗ったらいいのかという工具の扱い方を職員と一緒に考えながら制作に取り組んでいました。

手にのりがついてしまい,顔をしかめることもありましたが,完成した紫陽花をみると「かわいい!」とハイタッチしながら達成感を味わうことができました。活動室には,こども達が作った大きな紫陽花が満開を迎えています。

(中園)

 

 

ほし 生活体験(片付け)

今年は例年よりも早い梅雨入りだったので,5月は外で遊ぶ機会が少なくなりましたが,室内でも元気に身体を動かす子どもたちです。室内遊びでは,子どもたちの好きなアンパンマンブロックやお花形ブロック等を高く組み立てたり冠を作ったりする姿が見られます。今回は,遊んだ後の玩具の片付けを練習しました。優しく箱の中に入れること,綺麗になったことを支援者と一緒に共感することをねらいにしました。

  

集中できるように,今回は廊下で2~3人ずつに分かれて取り組みました。子どもたちに箱を提供すると,複数個取って箱の中に入れたり他児が入れる様子を見たりする姿がありました。競争形式にすることで子どもたちも遊び感覚で入れることができ,最後まで集中して取り組むことができました。マットが綺麗になると「もうないね。」と職員に伝える姿もあり,綺麗になったことを大いに褒めて喜びを共感することで嬉しそうにする子どもたちでした。

       

生活体験では,玩具の片付けだけではなく着替えや食事,トイレなどの身の回りのこと等,様々な経験を通して少しずつ自立できるように取り組んでいます。今後も様々な経験を通して1人でできた時の達成感や満足感を得て,自信へと繋がるように取り組んでいきます。(大坪)

 

クッキング(フルーチェ)

材料や手順を確認し,フルーチェ作りを行いました。作り方が簡単でしたが,1つずつイラストを用いて手順の確認を行うと「したい,したい。」,「おいしそう。」など意欲の溢れる声がたくさん聞かれました。

まず,牛乳やフルーチェの素をボウルに入れ,その後,順番にスプーンでかき混ぜました。「10回ずつ混ぜようね。」と事前に伝えることで,周りのお友達は職員と一緒に数を数えながら順番を待つことができた。また,かき混ぜながら「いい匂いするね。」,「いちごだ。」など時折,匂いをかぎながらかき混ぜる子どもたちの姿もみられました。

 

みんなでかき混ぜ完成したフルーチェを自分で皿に移し替えることにも取り組みました。お友達の分もしっかり考えながら「これぐらい。」など職員に確認する姿もみられ,優しい子どもたちの一面もみられました。みんなで分け合い,給食の時間にデザートとしていただき,自分たちで作ったフルーチェは一段と美味しそうに食べる子どもたちでした。ぜひ,ご家庭でも親子で作ってみてはいかがでしょうか。    (竹之下)

 

放課後デイサービス 季節体験(公園散策)

 伊集院にある妙円寺中央公園での子どもたちは、木の橋や滑り台等のアスレチックを体験し,大はしゃぎでした。

 

 

 

 

 

 

 最初は怖がっていた高いジャングルジムも,慣れてくると足を置く場所をすぐに決めることができ,どんどん上に登って行きました。また、しっかり順番を守りながら遊具で遊ぶ姿に成長を感じることができました。

 

思い思いに身体を動かした後は,そよ風が吹く木陰で冷たい麦茶を飲みながらゆっくり過ごしました。コロナ禍での季節体験は十分な配慮が必要ですが、アスレチックや散歩で身体を動かし、気分転換できている姿を見ると微笑ましく思えます。今後も密を避けながら、子どもたちの笑顔溢れる活動にさらに工夫を重ねていきます。(中園)

 

放課後等デイサービス 4月 クッキング(おにぎり作り)

4月のクッキングの活動では,おにぎりを作りました。今回の活動のねらいは,自分で作って食べる喜びを知ることです。

最初に作り方の流れを確認し,まずはおにぎりを作る前に好きなふりかけの味を選びました。子どもたちは,たまごとしゃけ,わかめの3種類から言葉や写真カードの指差しでそれぞれ食べたい味を教えてくれました。その後はラップにご飯をくるんで両手でおにぎりの形に丸めていきました。

昼食の時間になると自分たちが作ったおにぎりを食べて嬉しそうにする様子がたくさん見られました。

今後も子どもたちが楽しみながら取り組める活動を計画していきます。(脇田)

 

そら 巧技台

幼児期は神経機能の発達が著しく,児童期以降の運動能力の基礎を形成する大切な時期です。今回は職員と身体の動かし方を確認することや,バランス感覚や筋力といった身体能力の向上をねらいに巧技台の活動を行いました。

まず,職員が巧技台の内容について見本を示すと,集中して話を聞く様子が見られました。そして,職員と身体の動かし方を一つ一つ確認することで,手元や足元をしっかり見てバランスを取りながら巧技台を渡りきることができました。最後に「おしまい。」の声掛けに合わせてタンバリンを叩き,笑顔で活動を終えることができました。

これからも様々な運動あそびを通して身体能力を高め,運動の楽しさや喜び,意欲を高めることができるように,運動あそびを取り入れていきたいと思います。(草野)

ほし 自然散策

 

 

ほし 自然散策

 

4月になり少しずつ暖かくなり春の季節を感じると共に子ども達も徐々に新しい環境にも慣れてのびのびと活動する姿が増えてきました。そのような中で今回は,自然散策を通して自分で歩いて身体をたくさん動かすこと,植物や虫に興味関心をもち,発見を共有することをねらいに,めばえ周辺を散策しました。

普段の園庭とは違う場所に向かうと,子ども達は嬉しそうに飛び跳ねたり笑顔で手を繋いだりする姿がありました。散策の途中で,職員が花や落ち葉を見つけると,しゃがんでじっと見つめていましたが職員が触ると一緒に興味を持って触ることができました。その後は,子どもたちから色んな物に興味を示して触ったり拾ったりとたくさんの自然を発見することができました。たんぽぽの綿毛を飛ばしたり,気に入った形の石や枝を見つけたりとたくさんの春を感じているようでした。

 

また,見つけたカエルにみんな興味津々でした!

発達支援センターの敷地は自然に溢れている場所で子どもたちはとても伸び伸びと過ごすことができています。今後も,めばえの地域性を活かして自然のあそびを取り入れていくことで,身体を動かしたり刺激を受けたりして感性を磨き,よりよい成長に繋げていきます。(二見)