指示をよく聞き取ろう!なんでもバスケット

今回は,ルールを理解し指示を聞きながら,ゲームの中での自分の動きを考えて行動することをねらいとして,フルールバスケットやなんでもバスケットに取り組みました。

初めに,職員が実際に手本を提示して練習を行い,ルールの確認をしてから,それぞれイチゴ,バナナ,ブドウのカードを首から下げて,それぞれの動きを考えて取り組みました。ルールの理解が難しい子どももいましたが個別にルールの確認を行ったり他児の手本を提示したりしてルールの理解を深めると,全員の「フルーツバスケット」の掛け声の後に鬼がどの果物を指示するのか,集中して聞き取り自分の動きを考えることができました。

次に,子どもがくじを引いてお題を決めるなんでもバスケットに取り組みました。フルーツバスケットのお題も含めた「今日の朝ごはんがパンだった人」や「白色が入っている靴下を履いている人」等,自分で該当しているかどうかを考える為,フルーツバスケットに比べ比較的難しい遊びではありますが,考えることが難しい子どもは職員と一緒に確認する等して1人ひとりがお題に沿った動きをすることができました。

 集中して指示を聞き取り,指示の内容に合わせた動きを考える活動は子どもたちにとって指示の理解力や集中力を高める経験になります。また,他児にぶつからないように周囲の様子を見ながら席を移動したり椅子に座れなかった際は気持ちに折り合いをつけたりする等の経験にも繋がります。今後回数を重ね,指示を理解する力や集中力等を高められるよう働きかけていきます。これからも子どもの成長や経験に繋がるよう様々な活動を提供していきたいです。

(末吉)

放デイ ヨーヨー釣り

今回は,夏ならではの遊びを楽しむ,冷たい物に触れることで涼しさを味わうことを目的にヨーヨー釣りをしました。

たらいに入った沢山のヨーヨーをみて「触りたい!」と興味津々の子どもたち。この日は気温が高かったこともあり,ヨーヨーを顔や足に当てて冷たさを感じていました。その後,こよりを使いヨーヨー釣りに挑戦!引っ掛ける輪ゴムが水中にあると,こよりを水の中に入れ水分を含み弱くなってしまい,やっと引っ掛けることができたと思った瞬間,ちぎれてしまいました。たらいの中に釣れたと思ったヨーヨーが勢いよく落ち,水が飛び散りましたが,その様子も面白かったのか大きな声で笑っています。ヨーヨー釣りに取り組む中で“こよりを水に浸けると壊れやすくなる”“ゆっくりあげることで上手く釣ることができる”といったコツを少しずつつかみ始め目標個数のヨーヨーを釣ることができました。

少し早めに夏祭り気分を味わうことができた子どもたちでした。(中園)

 

 

 

放デイ 6月クッキング(サンドイッチ)

6月のクッキングではサンドイッチづくりを行い,調理工程や道具の使い方を確認することと,協力して作って食べる楽しさを味わうことをねらいとして取り組みました。

まずはトッピングのツナマヨを作りで,マヨネーズをツナの入ったボウルに入れていき,交代ずつ混ぜます。お友達が混ぜている時に「ちゃんと混ざったかな?」と横から覗き込んで変化を一緒に確認する様子もあり,みんなで協力して作る楽しさや達成感も味わえたのではと思います。その次はチョコクリームやイチゴジャム,フルーツの缶詰,ツナマヨなどから好きなトッピングを選び,自分たちでパンに乗せていきました。パンが小さめに切られていたので,こぼさないように慎重に慎重にスプーンの傾け方を確認しながらトッピングを乗せていき,完成すると笑顔で席に戻って「いただきます。」をする子どもたちでした。

クッキングは子どもたちが毎回楽しみにしている活動なので,今後も様々な体験ができるように準備をしていきたいと思います。(脇田)

セレクトメニュー

今日は,子どもたちが好きなメニューを選ぶセレクトメニューの日です。
6月は子どもたちが好きなパスタをテーマに「ミートソース」と「和風ソース」の2種類を提供しました。2種類のソースを目の前にどっちにするか迷う様子の子どもたち。「こっち。」と指差しで選ぶことができました。

    

自分で選択したパスタソースを食べ「美味しい。」と伝え,完食する子やおかわりする子がたくさんいました。また,どのクラスもミートソースが人気のようでした。口いっぱいにソースを付けて食べる姿が可愛らしかったです。
来月はどんなメニューを選ぶことができるのか楽しみな子どもたちです。

   

 

 

にじ 協力サーキット

晴れたり雨が降ったり、天気の移り変わりが多いこの時期。室内や戸外に関係なく,子どもたちは汗ばみながらも日々色々なあそびを楽しんでいます。今回は,2人1組のペアになって友達とペースを合わせることを意識してゴールし,達成感を味わうことをねらいに,室内でサーキットに取り組みました。

「2人でどうやってサーキットするの?」とハテナを思い浮かべる子どもたち。支援者の手本をよく見て,サーキットするときのルールを集中して聞くことができました。今回の協力サーキットは「進む時は2人で手を繋ぐこと。」,「進むときは2人で“せーの!”と合言葉を言ってから進む。」,「必ず2人一緒にゴールできるように友達とペースを合わせる。」の3つのルールでした。ルール確認後,支援者からのペア発表がありました。誰とペアになるのか気になり,そわそわしていた子どもたちでしたが,発表後はお互いに「僕と一緒だね。」,「嬉しい!」と微笑ましい会話が聞こえました。

いよいよ1ペアずつサーキットに挑戦です。「風船運び」,「手押し車」,「手を繋いで平均台渡り」の順番でサーキットに取り組みました。最初の風船運びは「簡単だね!」と笑顔で取り組んでいましたが,手押し車では「○○くんの足,重たーい!」,「難しいね。」と苦戦している様子もありました。足の持ち方を確認し,合言葉を促すと「せーの!」と力を振り絞って平均台の前まで進むことができました。最後の平均台では,怪我をしないようにゆっくり友達の足元にも注意して歩幅を合わせてゴールすることができました。

ゴール後,ペア同士でハイタッチをして喜ぶ姿がありました。今後も,様々な活動を通して友達と協力する大切さを味わうことができるよう支援していきます。

(木下)

ほし 型はめ

今回は,形の違いに気付くこととピースの向きを意識しながらはめることの2つをねらいに型はめの活動を行いました。動物や乗り物の型はめを提供することで,興味を引き出し活動へ意欲的に参加することができました。

活動では,ピースの裏面を上にして提供することで,絵柄やはめる位置を確認するため,ピースの表面を上に返す動作を促しました。また,型にすっぽりはめることができるようにピースの向きを意識したり絵柄を確認したりと子どもたち自ら気付き行動に移すことができる子どももいました。中には難しく,形と異なる型にはめることもありましたが,支援者と1ピースごとに形や絵柄を確認したり同じ教材を繰り返し活用したりすることで,理解してきたようで最後は1人で取り組むことができるようになりました。

今後も様々な教材を用いて,子どもたちの意欲ややる気に繋がる活動を提供し,たくさんの“できた”に繋げていきたいと思います。   (竹之下)

放デイ イルカウォッチング(施設外活動)

本日は,施設外活動でウォーターフロントパーク周辺の散策を行いました。

これまでも何度か経験した“横断歩道”では,左右を確認したり手をあげたりしながら渡り,鹿児島水族館のイルカ水路へ。

イルカウォッチングが始まると,間近でジャンプするイルカに驚きながらも興味津々で見入っている子どもたち。近付いたり,少し遠くから見たりと子どもたちによって様々でしたが,イルカがジャンプした時には拍手や歓声を上げながら,じっくり観賞することができました。

その後は,自動販売機での購入学習を行い,自分の欲しい物をお金を使って購入する経験を積むことができました。自分で買った物を美味しそうに飲む姿や,友達や職員と何を買ったか見せ合う時間もあり,充実した時間を過ごせたのではないでしょうか?(迫)

桜島を見ながら水族館へ

ウォータフロントで一休み

イルカ水路でイルカウォッチング

(これまでの復習)自動販売機で購入学習

車の中で水分補給

放デイ スライム

今回の活動では,三色の食紅を利用したスライムを使用し色や形,感触の変化を確かめました。材料と食紅を混ぜ合わせスライムを作る際,軽量カップのメモリを見ながら間違えないように洗濯糊や水を入れたり,食具を使って固まるまで混ぜ合わせたりすることで綺麗な赤や青色のスライムを作ることができました。

 

スライムを触る際,自分の好きな色のスライムを握ったりちぎったりしながら不思議な感触を確かめていました。また,二色以上のスライムを混ぜ合わせて新しい色のスライムを作る中で色の変化を確認したり,食具や透明カップを使ってスライムを食材に見立てごっこあそびを行ったりなど,自由な発想でスライムを使った遊びの幅を拡げることで,スライムあそびに取り組んでいます。(久木崎)

 

 

5月25日 絆を深めよう!保育園交流

今回は,同法人の石谷の森保育園と約4年ぶりに対面での保育園交流を行いました。

保育園とめばえお互いのことを知り交流を図ることをねらいとして,石谷の森保育園にて自己紹介やお互いの施設の紹介,じゃんけんあそびに取り組みました。

初めに,お互いの自己紹介・施設の紹介をしました。それぞれ,自分の名前や年齢,好きな遊び,施設の好きなところを紹介し合いました。初めて会う職員やお友達に緊張しながらも,はきはきと紹介をすることができました。

次に,2種類のじゃんけんを使ったあそびをしました。からだじゃんけんでは,初めてする子どももいましたが,職員の話をよく聞いて身体でグー,チョキ,パーを表現することができました。また,段々早くなる職員の掛け声に合わせて,じゃんけんをすることができ楽しく取り組むことができました。

最後に,貨物列車では,めばえでも大人気の活動の為,みんな揃って「したことあるー!」と大盛り上がりで活動に参加することができました。職員のピアノに合わせて決まった方向に歩き,保育園の子どもと積極的にじゃんけんをすることができました。一番先頭になったお友達は,職員の「列車でどこに行きたいですか?」という質問に対し「新幹線が見えるところ!」と答え,気分上々で活動室を歩く姿がありました。

普段一緒に活動することのないメンバーや環境で活動することは子どもたちにとって様々な刺激になります。また,自ら積極的に他児と関わったり反対に恥ずかしくなったりと子どもの新たな一面を見ることは子どもたち1人1人について知る上で職員にとっても学びになります。

今年度は,後3回の実施予定です。今回は1回目ということもあり,少し緊張感のある雰囲気でしたが今後回数を重ね,仲を深めより楽しく活動できるよう働きかけていきます。これからも子どもの成長や経験に繫がるよう様々な環境での活動を提供していきたいです。

(松元)

避難訓練

各地で地震が発生している現在,火災や洪水などさまざまな災害が起こることが考えられます。場面毎によって変わる避難経路,方法の確認や火災に関する基礎知識を身に付け,職員の防災意識向上を図ることを目的としてめばえでは毎月避難訓練を実施しています。5月は火災を想定して行いました。

避難訓練が始まり大きな非常ベルの音が響き渡ると「怖い。」と言って耳をふさいだり,「逃げないと。」と言って活動室から出ようとしたりする子どもがいました。まずは,慌てず職員の指示を聞きながら,出火元から離れた場所に避難できるよう誘導を行います。各クラスまとまって避難できており,避難後も速やかに点呼を行うことで避難が完了したことを全員で把握することができました。また,実際に消防に通報を行い,初期消火や避難の状況について共有をすることで,各職員の役割や子どもたちの安全確保を第一とした行動について再確認することができました。今後も,それぞれの役割や状況に応じた避難方法を理解しながら,普段から実際に災害が起こった時をイメージした訓練を実施していきたいと思います。

(中園)