そら ごっこ遊び

 

そらグループでは、「発想力」「想像力」「思考力」「コミュニケーション力」「協調性」等、子どもたちにとって必要な社会性を育むことをねらいとして、ごっこ遊びの活動を取り入れています。

今回のごっこ遊びでは、パン屋さんごっこを行いました。

新年度になり、新しいお友達と初めてのごっこ遊びなので、まずは「パン屋さんはどんなことをするのかな」と子どもたち自ら「想像力」を働かせることや、お友達のやっている遊びを真似して、一緒に遊んでみる「協調性」を学ぶことに焦点を当てて取り組みました。

コック帽を身に付け、小麦粉粘土のパン生地をめん棒で伸ばしたり、こねて丸めたりしながら、個性豊かなパンを作ることができた子どもたちです。

完成したパンを支援者が「ちょうだい」と声を掛けると「どうぞ」と渡してくれたり、子どもたち同士でパンをプレゼントしたりなどのやり取りも見られました。

今後もごっこ遊びを取り入れていき、お友だちと遊びを共有しながら表現力やコミュニケーション力を徐々に獲得できるよう、スモールステップで活動に取り入れていけたらと思います。

 

ほし 戸外活動

新年度になり、新しいお友だちや支援者と一緒にスタートしました。

4月のほしグループでは去年と同様に「支援者と一緒に手を繋いで歩く」をねらいとして、戸外活動を積極的に取り入れています。

気温も暖かくなり、景色を楽しみながら歩くことができていた子どもたちです。

支援者だけではなく、お友だちと手を繋いで歩くこともできました。

 

 

公園に着くと、滑り台やブランコなどの遊具で身体をたくさん動かして遊びました。

 

 

また、「いろいろな経験をする」をねらいとして、初めて行く場所もありました。

 

バスでブックオフに行き、好きな絵本を選んでお買い物をしました。

たくさんある絵本の中でお気に入りの1冊を選び、大事に持って帰りました。

センターに帰るとみんな夢中で読んでいました。

 

 

モノレールに乗って、ららぽーと立飛の屋外広場に行きました。

外の景色を見ながら落ち着いてモノレールに乗ることができました。

 

 

今後も外でいろいろな経験をしながら遊んでいきたいと思います。

にじ 春の戸外活動

にじグループでは「自然に触れること」「遊びを通してコミュニケーション能力を育むこと」等をねらいとして戸外活動を取り入れています。

4月になると虫や魚などの生き物が出始め、子どもたちは夢中になって探しています!

川のある公園では小さな魚やエビがいて、上手に網ですくって捕まえていました。水で服が濡れてしまうのが苦手な子も、生き物には興味津々で川の中を覗き込んでいました☺

 

テントウムシやダンゴムシも人気で、虫眼鏡を使ったりしながら探して楽しんでいます♪虫を見つけると「○○くん、テントウムシいたよ!」と教えてあげたり、「捕まえた虫見せて!」とお願いしたりとコミュニケーションをとる姿も見られています。

色々な経験ができるよう、天気の良い日はたくさんお出かけしたいと思います!

くにたちドラムサークル『まるおと』始まります

今年度より、くにたち発達支援センターと地域の方々との交流を目的として、くにたちドラムサークル『まるおと』を立ち上げます。みんなでまるくなって音を楽しむ会なので『まるおと』と名付けました。

ドラムサークルとは、参加者が輪になって即興的に太鼓や打楽器を演奏し、楽しむ活動です。演奏方法に決まりはなく、参加者は心の赴くままに自由に演奏していきます。それをファシリテーターというガイド役が参加者の演奏をサポートして音での交流を促し、その時しか生まれない一期一会の音楽をみんなで作り上げていきます。

赤ちゃんからお年寄りまで、いろいろな方々に楽しんでいただける活動なので、地域の一員としてくにたち発達支援センターを知ってもらい、地域コミュニティ作りに貢献できるにはうってつけの活動です。興味を持たれた方はぜひご参加くださいね。

 

くにたちドラムサークル「まるおと」第1回

ファシリテーター:渡邉彩子

(くにたち発達支援センター児童指導員・日本音楽療法学会認定音楽療法士)

 

日時:令和6年 5月 11日(土)15:30~16:30

場所:くにたち発達支援センター だいちの部屋

対象:どなたでも (※付き添いの必要な方及び小学生以下のお子様は必ず付き添いの方または保護者同伴での参加をお願いします。)

お申し込みはこちらのフォームよりお願いいたします。

https://forms.gle/ersYXoV2RXeoff16A

ほし 親子遠足

今年度のほしグループでは4月から「支援者と一緒に手を繋いで歩く」をねらいとして積極的に戸外活動を取り入れてきました。

初めは支援者に抱っこを求めたり、途中で座り込んでしまったりしていた子どもたちでしたが、今では手を繋いでたくさん歩けるようになりました。

近くの公園から少し遠い公園まで、みんなでいろいろな公園に歩いて行きました。

 

今月のほしグループでは「保護者との交流を深める」「ほしグループで楽しい思い出をつくる」をねらいとして親子遠足で昭和記念公園に行ってきました。

入場してから公園まで少し距離がありましたが、お父さん・お母さんと手を繋いでしっかり歩くことができました。

「こんなに歩けるなんて知りませんでした」と驚いていた保護者の方もいました。

いつもとは違う広くて遊具のたくさんある公園で楽しそうに遊んでいました。

 

 

お昼ご飯はみんなでレジャーシートを敷いてお弁当を食べました。

手作りのお弁当を美味しそうに食べていた子どもたちでした。

 

 

天候にも恵まれ、とても楽しい親子遠足となりました。

 

1年を通して大きく、逞しく成長してくれた子どもたちです。

新年度も子どもたちのペースに合わせた支援を行っていきたいと思います。

そら 食育(うどん作り)

そらグループでは、「普段食べている食事ができる過程を知る」「様々な食材に興味を持つ」「食の楽しさを知る」ことを目的として、栄養士の指導の下、食育活動を取り入れています。

 

今月はうどん作りを行いました。

まずは栄養士からうどんができる過程や必要な材料の説明を聞きました。

 

次にビニールに入ったうどんの生地を順番に踏みました。

待っている子は「おいしくなあれ♪」と手拍子をしながら、踏んでいる子を応援していました。

過敏さから足で踏むことに抵抗のある子もいましたが、手で叩くことを提案すると上手に叩くことが出来ました。

 

その後は生地を細長くしてうどんの形にしました。スケッパーを使って細く切る子、粘土のようにこねてみる子、支援者と引っ張り合いながら感触を楽しむ子と様々な様子でした。(今回は衛生面に配慮して食べる際には栄養士が切った生地のみをお子様に提供しました。)

 

できたうどんはおやつにみんなでいただきました。野菜を花形の飾り切りにしてトッピングすると、普段は苦手な野菜にも挑戦することが出来ました。自分たちで作ったうどんは美味しく感じたようで、おかわりをしてたくさん食べていた子どもたちでした。

今後も食の興味が広がるよう、食育を取り入れていきたいと思います。

ひなまつりの会

日本の伝統行事を体験し楽しむことを目的として、ひなまつりの会を行いました。

ホールに集まり「うれしいひなまつり」の歌のペープサートを見たり、手作りの小鼓を叩いて楽しみました。

 

 

部屋に戻ったあとは、各グループごとにひなまつりにちなんだ活動(ひなまつりクイズ・ひな壇シールマッチング)を行いました。

 

給食は手巻き寿司でした。栄養士の見本を見ながら、自分たちで巻いて食べました!

 

これからも伝統行事をお子様が楽しく体験できるよう、イベントを取り入れていきたいと思います。

 

そら 感触遊び

そらグループでは、「さまざまな素材に挑戦し、触れてみる」「感触の違いを楽しむ」ことをねらいとして感触遊びの活動を取り入れています。

 

今月はゼリーや小麦粉粘土、炊いたお米の感触を楽しみました。

 

ゼリー遊びでは、「冷たくて気持ちいい!」とひんやりとしたゼリーの感触に、驚きながらも夢中で触っていた子どもたちです。ケーキ型のゼリーを切ってお皿に乗せたり、寒天ゼリーをプラスチックコップに入れてジュースに見立てたりなど、ごっこ遊びの要素を取り入れながら楽しみました。

小麦粉遊びでは、チョコレートのお菓子作りをしました。支援者がお菓子のイラストを提示し、子どもたちはイラストのお菓子を真似しながら、個性豊かなチョコレートを作ることができました。感触遊びに苦手意識がある子も、アンパンマンのチョコレートを見ると興味津々な様子で触れることができました。

お米遊びでは、炊飯器に入ったたくさんのお米を見て「わー!」とワクワクした表情の子どもでした。普段の給食では白飯に興味を示さない子もいますが、トレーに入ったお米がいつもと違うものに見えた様子で、直接手で触れたり、スプーンですくったりしながら積極的に参加していました。最後は味噌やわかめも入れて楽しみました。

感触遊びに苦手意識がある子、積極的に触れることができる子など、子どもたちの特性は様々ですが、身の回りものや子どもたちの興味のあるものを取り入れながら、今後も感触遊びの活動を楽しめたらと思います。

ほし 粗大運動

今月のほしグループでは「楽しみながら身体を動かし、ボディイメージをつくる」をねらいとして粗大運動を行いました。

平均台や滑り台、トランポリン、ウレタンブロックなどで遊んでいた子どもたちです。

平均台は苦手な子どもも多いですが、職員と手を繋いだり、1人で挑戦したりする姿も見られ、バランスをとりながら渡ることができていました。

ウレタンブロックでは、高く積み上げたり、トンネルを作ったりと色々な形のブロックを組み合わせて遊んでいました。

今後も楽しく身体を動かせるような活動を行っていきたいと思います。

 

国立市谷保第四公園

 

公園のゴリラ 時々子ども達が肩車をしてもらっています(笑)

国立市谷保第四公園(通称ゴリラ公園)通称名の通りゴリラがいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インクルーシブ遊具の整備終了のお知らせ

先日工事が終わり、インクルーシブ公園遊具エリアが新しくできたので行ってみました。

 

 

 

 

 

 

昔ながらの回転遊具 (立川市・緑川第二児童遊園)

谷保第四公園の回転遊具 ユニティ・スピンR

 

 

 

 

 

 

 

昔はたくさんの公園にあった回転遊具ですが、残念ながら今はたくさんの公園から撤去されてしまって残っている公園はわずかです。そんな中、この新型の回転遊具の設置は子ども達の発達支援に関わる身としては、とても感動しました。なぜなら、子どもの発達において回転刺激で得られるものはとても重要だからです。加えてこの形は脊髄に緊張が入らず体が真っすぐ保ちづらい子から、側面につかまって体に負荷を掛けながら遊びたいお子さんまで対応でき、真ん中に座るか側面に座るかで回転刺激の強さも調節でき、様々な発達段階のお子さんの様々な遊び方に対応できるように設計されていると思いました。

 

ベルト付きで座位が不安定なお子さんでも安心して乗れます

いろいろな姿勢で乗ったりお友達と一緒に乗ることができます

 

 

 

 

 

 

 

一般的なブランコもあります

新しいブランコは2種類。体をしっかり固定して乗れるタイプとUFOのような形で自由な姿勢で乗れるタイプです。ブランコと言えば、板に鎖がついている物が一般的ですが、これを乗りこなすには、重力に対して体を真っすぐ保てる事、体の傾きを感じられて重心を取りながらブランコ上で姿勢を保てる事、手を離さずに鎖をしっかり握り続けて体を支えられること等、平衡感覚と固有感覚がある程度発達している事が必要です。なので、肢体不自由のお子さんでなくても、感覚が未発達のお子さんには非常に乗りこなすのが難しい乗り物です。こちらの二つのブランコはこれらが未発達のお子さんでも乗ることができ、平衡感覚に働きかける事ができます。にじグループでは、ブランコを楽しめるようになったお子さんがぐんぐん発達していく様子を見る事がとても多いです。一般的なブランコに乗れる身体が出来上がる前から楽しめるブランコが地域にあるのは地域の子どもの発達に大きく寄与することと思います。

 

ベッドジャンパー

相撲ごっこ

 

 

 

 

 

 

お豆腐みたいな見た目のベッドジャンパーも設置されていました。乗ってみるとトランポリンのように高く跳べる感じではありませんが、地面を歩くときに比べて足にググっと来る感じで感覚がしっかり入力されます。ここに立つと自分の足をしっかりと意識することができ足の感覚が感じにくいお子さんにはとても自分の足が意識しやすくなります。にじグループの子どもたちはここを土俵に見立てて相撲ごっこをしていました。

砂遊び クローバーサンドボックス

他にも車椅子の子どもが遊びやすい高さに設置された砂場がありました。砂遊びも触覚や指先の感覚、操作等を育てるのにとても大切な遊びです。

 

 

 

 

 

 

夏にはここで水遊び

築山

トンネル発見

 

 

 

 

 

 

 

インクルーシブエリアの外にも夏に水遊びができるエリアがあったり、築山があったりで、にじグループの子どもたちは様々な遊び方を楽しんでいます。地域にこのような公園があるというのは、子ども達の発達環境としてとても恵まれていると思いました。国立市さん、ありがとうございます。