暑さでなかなか戸外に出られない日が続いています。畑に実った夏野菜を見ながら,今日も子どもたちは大好きなままごと遊びを楽しんでいます。そんな料理に興味がある子どもたちの思いをさらに掻き立てようと,一緒に片栗粉粘土をしました。
最初,片栗粉に触れると,「ふわふわしていて雪みたいだね。」と粉の質感を感じていました。「水を入れたらどうなるかな?」と,少しずつ水を入れていくと,「なんか硬くなった…」「どろどろのシチューみたい。」「牛乳できたよ!」と,水の量で変わる質感の変化に驚き,片栗粉粘土の状態によって感想が変わっていきました。その後はグループ毎に異なる色の食紅を入れて,「赤色になった!」「混ざってオレンジジュースになってきたね!」「こっちはぶどうになったよ!」と,色の変化を食べ物に例えながら,友達との会話を楽しんでいました。
活動が終わり,帰りの会の中でも片栗粉粘土のことが話題になりました。日光に当てて乾かし,粉末状に戻った片栗粉粘土に,再び子どもたちの目が輝きました。「おうちにかたくりこあるかなぁ。」と,探す気満々な様子でした。
今日の活動は,子どもたちの発想の豊かさや柔軟な捉え方や見方,例え方に驚かされた1日でした。





