寒い日が続いていますが,めばえでは子どもたちの元気な声と笑い声に溢れ、不思議と寒さを忘れてしまいます。今回は,机上あそびの中の1つでもあるパズルに取り組みました。手本を見ながら手先を使いピースをはめたり活動を通し集中力を高めたりすることをねらいに,個々の発達に応じたパズルに挑戦しました。
今回は,動物や乗り物の型はめや10ピース,16ピースのパズルなど複数の種類のパズルの中から,個々に応じたパズルをしました。動物や乗り物の型はめでは,最初は,たくさんの種類の乗り物があり,どこから取り組もうか悩んだり2つ同時に取ったりする子どももいましたが,支援者と一緒に手本のイラストを1つずつ確認したりピースを左右に回転させたりしながらぴったりとはまる場所を探すことができ,嬉しそうにする子どもたちでした。
また,数字の型はめでは,数字だけではなく“+”や“-”など記号の型はめもありピースの数が多かったのですが,1つずつ形を確かめながらはめ,最後まで諦めることなく集中して取り組むことができました。
パズルでは,手本のイラストがないため,どこからしようか迷っている子どももいましたが,支援者と一緒に端の場所を確認すると,その後は,そこから続くイラストを探し次々にはめていくことができました。また,途中集中が途切れる子どもや手先を見ながらピースをはめることが難しい子どもには,壁側を向くように椅子を提供すると,手先を見ながら1つずつ場所を確認し最後まで集中して取り組むことができました。完成した際は「すごいね。」「頑張ったね。」など,達成感を感じることができる声掛けをすると,嬉しそうにする様子があり子どもたちの自信に繋がっていると感じました。
今後も,集中して取り組むことができる環境を整えたり個々に応じた教材を提供したりしながら,様々な活動に取り組んでいきたいと思います。 (大坪)