1月のにじグループでは、目と手の協応などと同時に、季節を感じ楽しく学ぶことをねらいとして凧あげやかるた、福笑い等のお正月遊びを積極的に取り入れました。
凧や獅子舞のお面作りでは、見通しが持てるように見本を提示しながら説明し、好きな色や絵柄を選んで制作しました。それぞれオリジナリティーあふれる作品が出来上がりました。
完成後はさっそくお面をつけて遊んだり、午後の活動で公園に行き凧あげをしたりして遊びました。
かるたはSSTの集団遊びとして療育に取り入れました。文字が読めなくても楽しめるようにひらがなとイラストが描いてあるかるたを作成しました。
集団遊びは人と一緒に遊ぶ楽しさを知る、ルールを知りルールに沿って遊ぶ練習等を目的としています。かるたを知らなかった子も何度か繰り返すうちにルールを理解し、楽しめるようになっていました。
教室内には、こまやけん玉、だるま落としなど昔遊びのおもちゃも用意し、自由遊びの時間に遊べるようにしました。
最近ではなかなか触れる事のない珍しいおもちゃに子ども達も興味津々でした。
こまをまわすのは大人でも難しいですが、支援者が紐を巻いて渡すと上手にまわすことができるようになった子もいて驚きました。また、子ども同士で褒めあったり、やり方を教えてあげたり等子ども同士の交流もみられ、成長を感じました。
今後も普段の療育の中に季節を感じられる遊びを積極的に取り入れていきながら、楽しく経験できるようにしていけたらと思います。